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2023年11月 3日 (金)

天狗山へ向かう千秋通りの坂の途中の「もがみ公園」と奥の小さな滝の紅葉(10月31日の様子)【小樽の紅葉2023】

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小樽も秋が深まって、紅葉の季節ももう終盤でしょうか。落ち葉が目立ったきましたね。

さて、そんな中、先日10月31日(火)に天狗山へ向かう千秋通りの坂の途中にある「もがみ公園」に、紅葉の様子を見に行ってきました(公園名はひらがなで表記されてます)。

もがみ公園は千秋通りの坂を上っていき、もうすぐ天狗山という坂の上の方の左にあります。

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公園は3段になっていて、1番上の段にひらがな表記の門があります。

真ん中の段に遊具があり、1番下の段は広場になっています。
(真ん中の段)
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(1番下の段)
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1番上の段の門から中に入っていくと、足元は落ち葉の絨毯になっていました。

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奥には鮮やかな紅葉が見えます。

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(入り口の門の方を振り返って見たところ)
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そして、もがみ公園には紅葉の時期にはほぼ毎年きているのですが、門から入ったその奥に、千秋通りや公園入口からは見えないんですが、人知れず小さな滝があるんですよね。

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奥までいくと右手が少し広くなっていて、その先に小さな滝があるんです。

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特別なものではないのですが、こんなところに滝!?といった感じで、この時期は紅葉に囲まれて、静かでいい雰囲気なんですよね。

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なので、ここは毎年のようにブログに登場しています。

そして、その度に毎年ブログで紹介しているのですが、ここもがみ公園はかつて「二楽園」と呼ばれていたんですよね(そして、以下にいつもの引用です)。

この公園は、元々はこの付近一帯の大地主さんが個人的に造った公園とのことです。
で、この公園のすぐ上には神社があって、その神社で楽しみ、そしてこの公園で楽しむという、2つの楽しみがあるということで「二楽園」と称したそうです。
その後、昭和33年に小樽市に寄付され、この一帯の最上町民の希望により、最上公園と改称したそうです。
※参考:緑・最上両町史(続編)
もがみ公園と小さな滝〜ここはかつての二楽園: 小梅太郎の「小樽日記」

その昭和33年にかなり改修されたそうで、滝については、いつからあるのかは分かりませんでしたが、その頃には既にあったようです。

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そうそう、天狗山へ向かってまっすぐと続く千秋通りと呼ばれる急な坂道は、道路脇にナナカマドがあって、秋には坂道を縁取るように赤く紅葉するのですが、何年か前に木が剪定されていて、ややボリュームにも欠け、ちょっと目立たなくなっていますね。

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(坂道の先に見える黄葉は小樽公園の白樺林ですね)
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ということで、天狗山へ向かう千秋通りの坂の途中にあるもがみ公園と、人知れず奥にある小さな滝の紅葉の様子でした。

※今回、動画も撮ってきたの掲載しますね。

※紅葉の記事については、カテゴリー「小樽の紅葉」にまとめてます。

【関連記事】
※昨年のもがみ公園の紅葉の記事です。
千秋通りの坂の途中の「もがみ公園」と小さな滝の紅葉(10月31日の様子)【小樽の紅葉2022】

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小樽の紅葉」カテゴリの記事

コメント

小梅様。千秋通りの秋の光景、有難うございました。もがみ公園も、小さな滝も、そして何より千秋通りとその先に広がる景色も、往時とあまり変わっていないことに、なぜか「安堵」した自分がいます。

大学時代のクリスマスに帰省した折に、中央バスに乗ってグラススタジオに買い物に行ったとき、何気なく千秋通りの方をみやると、冬晴れの透明な青空の下に、雪を抱いた街並みが広がり、そして小樽港の向こうには、これも雪化粧をした暑寒別岳その他の山並みがくっきりと見え、上手く表現できないほどの美しさにみとれたことを、今でもはっきりと記憶しています。

坂と海、そしてこの両者に挟まれた空間に広がる街並み。小樽の知られざる美しさを彩る名演出家ですね!

投稿: 小樽望郷 | 2023年11月 4日 (土) 11時12分

小樽望郷さん、こんばんは。
あっ、確かに千秋通りからの眺め、そして、もがみ公園と小さな滝の様子などは、昔とあまり変わってないのでしょうね。
千秋通りのまっすぐ続く坂道の先に続く小樽の街、港、そしてさらにその先に暑寒別岳などの山々が見えたりした時の風景は、なんとも美しいですよね。
小樽ならではの風景ですね。

投稿: 小梅太郎 | 2023年11月 5日 (日) 00時58分

港に運河同様小樽のもう1つの象徴天狗山の麓直ぐにあるにもかかわらずここ知らない方大勢居ます。徒歩で天狗山行く方早々いませんからバス,車で大して気にも留めず過ぎてしまうのでしょう。千秋通りにせよ二楽園にせよ雑然感が消え良く整備されてる印象です。特に道営住宅は建替えられてるし公園前道路は昔昔はコールタール状舗装で左右端は土むき出しでしたから。小さな滝別名愛でる滝は草木増えましたね。直ぐ横には簡易屋根と石材大テーブルの休憩所もありましたが。飽きもせず遥か昔に友人らとギター弾いたり話し込んだもんでした。写真には子供ら全く写ってませんね。昔の連呼になりますが昔は人の居ない状態撮影する方が困難でしたよ(笑)長くなりすみません。千秋通りきれいに舗装されたせいか下までの抜け感倍増良い写真です!

投稿: 夢の彼方へ | 2023年11月 5日 (日) 21時03分

夢の彼方へさん、こんばんは。
そうですね。歩いて天狗山へ行く方は、近隣の方以外はほぼいないでしょうからね。もがみ公園も奥の小さな滝も、千秋通りからの眺めも、なかなか一般には知られていないですね。
なるほど、昔に比べて整備されていますか。確かに、もがみ公園なども園内はとても綺麗です。
小さな滝は、愛でる滝とも呼ばれていて、近くに休憩所があったんですね。
昔はたくさんの人が集まる公園だったのですね。寂しい話ですが、ここには毎年訪れているものの、いつもほとんど人影は見られないんです。

投稿: 小梅太郎 | 2023年11月 6日 (月) 03時27分

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