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2023年10月15日 (日)

産業会館前の浅草横断歩道橋が完全に撤去されました

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産業会館前の国道5号線に架かる「浅草横断歩道橋」が完全に撤去されました(冒頭の写真は撤去工事後の10月13日の様子)。

撤去の話題については、工事の日程の告知を含めて、ブログでも取り上げてきましたが、ついに解体撤去されて、その風景はがらりと変わりました。

撤去工事は小樽開発建設部によって、2023年10月10日(火)〜10月12日(木)の3日間、時間は各日23:00〜翌6:00までで、道路を一部夜間通行止めにして行われました。

工事は10月10日(火)深夜に札幌側階段撤去、11日(水)深夜に余市側階段撤去、そして、12日(木)深夜に主桁撤去という手順で行われました。

札幌側の階段が撤去(10日深夜工事後の11日の様子)

まず、こちらが10日深夜に行われた後の11日の様子です。

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札幌側の階段が撤去されました。

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余市側の階段が撤去(11日深夜工事後の12日の様子)

そして、11日深夜からの工事後の12日の様子です。

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余市側の階段が撤去され、歩道部分が一本だけ残るという、これは珍しいこの時だけしか見られない光景ですね。

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全て撤去(12日深夜工事後の13日の様子)

そして、12日深夜からの工事によって、10月13日(金)には全て撤去されました。

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なにもありません。風景が変わりましたね。

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浅草横断歩道橋撤去前後の風景

浅草横断歩道橋撤去前後の写真を掲載しますね。

こちらが撤去前。
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そして、撤去後。
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撤去前
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撤去後
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撤去前
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撤去後
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撤去前
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撤去後
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今後、ここに横断歩道が設置されます。11月上旬〜中旬には新設横断歩道が利用可能になる予定とのことです。

おわりに

歩道橋は上からの眺めは日常とは違う新鮮な風景を眺めることができたりと、小樽の街歩きをする際に注目しているポイントのひとつなんですが、市内の歩道橋の多くは老朽化が進んでいて、中でも特に老朽化が目に止まっていたのが、この浅草横断歩道橋でした。

浅草横断歩道橋は1979年8月に供用を開始したそうですが、階段の所々に穴が開いて下が見えていたり、それを補修した後があったり、ロードヒーティング故障のため通行止めになったりもして、最近は特に塗装の剥がれがひどかったんですよね。

で、老朽化で危険、上るのが大変、などといった理由で住民から撤去を求める声が上がっていて、小樽市がその旨を設置者の北海道開発局小樽開発建設部小樽道路事務所に伝え、同事務所が今回の撤去に踏み切ったとのことです。

市内の歩道橋の多くは老朽化が進んでいるので、今後は修復というよりは、撤去されていく方が多いかもしれませんね。

※参照:国道5号小樽市浅草横断歩道橋撤去に伴う夜間通行止めについて (PDF)

国土交通省北海道開発局 小樽開発建設部 -Otaru Development and Construction Department,Hokkaido Regional Development Bureau, MLIT-

※歩道橋の撤去というと、最近は2021年秋に富岡歩道橋が撤去されています。
富岡歩道橋は完全撤去されて横断歩道ができてます
富岡歩道橋が撤去工事のために9月1日から通行できなくなります

【関連記事】
産業会館前の浅草横断歩道橋が老朽化によりいよいよ撤去〜工事は10月10日〜10月12日で夜間通行止めに
ニュースより/浅草横断歩道橋が老朽化のために撤去!?
産業会館前の浅草横断歩道橋の階段が片側1箇所、ロードヒーティング故障のため通行止めになってました
浅草横断歩道橋から

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小樽のなくなった建物」カテゴリの記事

コメント

小梅様。本当に風景ががらりと変わってしまいましたですね!

考えてみると、この浅草横断歩道橋を最後に使ったのは、もう20年近く前の事ですし、小樽在住時も、年に数回使うか使わないかの頻度でした。

辛うじてこの歩道橋が無かった時代の事を覚えてますが、確かにお写真のように、余市方向そして札幌方向の景色は、開放的で見通しのきく直線道路でした。

札幌から高速円山号に乗り、中央小公園の交差点を過ぎると、視界に浅草横断歩道橋が入って来ますが、それが小樽に戻ったんだな、という事を何気なく、しかし確実に実感させてくれました。

付設から44年。沢山の市民の姿を見つめ、彼らの色んな話し声を聴き、移りゆく街の姿を見守り続けて来た浅草横断歩道橋。心から感謝の気持ち、そして「本当に有り難う!お疲れ様でしたね!私たちはあなたの事を記憶に留めているので安心して下さい!」という言葉を捧げます。

投稿: 小樽望郷 | 2023年10月15日 (日) 07時06分

小梅さん、どうもです。

ついに高雄ビル前の歩道橋撤去により、
ボク世代からだと一味違う景色になりましたね。

1978年頃までが、今の景色だったようですが、
ボクはどちらかと云えば、歩道橋があった景色しか覚えていません。

最後に、撤去前の歩道橋を使ったのは、先月の29日でしたが、
小梅さんの記事でも触れているように、
塗装剥がれ以上に穴あきが目立っていました。

撤去が正解なのは切ないですが、
小梅さんのブログを通して、
こんな歩道橋があったな…と思い出させる一面と感じます。

投稿: 菊池 勝 | 2023年10月15日 (日) 12時22分

小樽望郷さん、こんばんは。
変わりましたね。
浅草横断歩道橋ができる前のことを覚えてらっしゃるんですね。
その頃の風景に戻ったともいえますね。
産業会館の交差点に架かるこの浅草横断歩道橋は、結構印象深くて、記憶に残る風景になってましたね。
最後は老朽化の進んだ姿になりましたが、確かに長い間、交通の安全を守ってくれて感謝、そして、お疲れさまでした、ですね。


菊池 勝さん、どうもです。
浅草横断歩道橋が撤去され風景が変わりましたね。
私も実は、歩道橋のある風景の方が印象深くて、なかった頃の風景は記憶にないんですよね。
最後は塗装が剥がれ、穴も空いて、老朽化の目立つ姿になってしまいましたね。
けど、街の風景として、こういう歩道橋があったと、せめてブログに書き残すことができて、よかったと思ってます。

投稿: 小梅太郎 | 2023年10月16日 (月) 03時41分

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