朝里の国道5号線沿いのパーキングエリアに建つ札樽国道開通記念碑
国道5号線で朝里市街地を過ぎて、交差点「柾里」からもうちょっと銭函・札幌方面に向かった左手にパーキングエリアがあるのですが、そこに石碑が建っています。
「札樽国道開通記念碑」です。
たまたまここに、この札樽国道開通記念碑があるのを知って見に行ってきました。※写真は昨年(2022年)10月撮影なのでご了承を。
碑文によると、なかなかここに道路を通すのは大変だったようで、昭和6年から9年にかけて、すでにあった小樽・銭函間の改修工事を進め、昭和8年には難関の張碓トンネルも完成して、翌9年に小樽・札幌間が全線開通します。
昭和26年に北海道開発局が設置され、昭和30年には砂利道から舗装道路となります。
この碑は昭和9年(1934年)に小樽・札幌間の工事完成を記念して、張碓トンネル小樽側坑口に建立されたものの、その後交通量の増大に対応するため、平成10年から着手した四車拡幅事業を機に、先人の苦労をしのび交通安全を祈念して、この地に移設されたとのことなんですね。
碑文の最後は“平成十二年九月吉日 北海道開発局小樽開発建設部”と記されています。
なかなか、このパーキングエリアを利用することがなかったのですが、ここにこのような石碑が建っていたんですね。
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