「海図で見る小樽港と運河の変遷」パネル展が小樽市総合博物館本館エントランスホールで開催してます(9月11日〜25日)
小樽市総合博物館本館エントランスホール(入ってすぐのところ)で、第一管区海上保安本部(小樽)主催による「海図で見る小樽港と運河の変遷」パネル展が開催されています。
開催期間は9月11日(月)〜25日(月)までで、火曜が定休日になります。開館時間は9:30〜17:00となっています(エントランスホールのみは無料で見学できます) 。
海上保安庁では、日本における海図を作成する機関(兵部省海軍部水路局)が設立された「9月12日」を「水路記念日」としているとのことなんですね。
そして、9月12日の水路記念日にあわせた企画展示を例年開催しているとのことで、今年は1923年(大正12年)に小樽運河が完成してから100年となることから、これを記念して小樽運河100年プロジェクトの一環として、このパネル展「海図で見る小樽港と運河の変遷」を開催することになったそうです。
展示では、明治から現在までの8枚海図から、小樽運河や小樽港の変遷をパネルでたどっていますが、まだなかった防波堤や運河、埠頭が順にできてきて、これはなかなか興味深いですね。
ちなみに“「海図」とは、船を進めるときに使う、海の深さをあらわす「水深」や位置確認の目印となる灯台等を記した地図”とのことです(展示パネルより)。
その他、展示では海図作成の関わる業務の紹介もパネルでしています。
ということで、小樽市総合博物館本館エントランスホールで開催されている、「海図で見る小樽港と運河の変遷」パネル展についてでした。
なお、博物館本館では、9月16日(土)より2階企画展示室で、企画展「収蔵資料展ーコレクターが遺した鉄道史」が開催されるので、一緒に見学するのもいいかもしれませんね。
※なお、企画展を見学するには入館料が必要です。
一般400円、高校生・市在住の70歳以上の方200円、中学生以下無料。
※その他、運河館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※本館の休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)
※参考
・2023年9月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・小樽市総合博物館本館…水路記念日パネル展『海図で見る小樽港と運河の変遷』(9/11~25) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
【関連記事】
・終了してしまったのですが「海図(小樽港)誕生150周年記念パネル展」が小樽市総合博物館本館で開催してたんです~2022小樽市制100周年記念協賛事業~
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コメント
小梅様。海図でみる小樽港の変遷とは、とても面白そうな企画展ですよね。私は中学一年の時に、稲穂小学校のグラウンド前に合った「青葉模型店」!(懐かしい方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか)で、たまたま目にしたサンタマリア号の大型プラモデルを購入し、1週間かけて作り上げたことが切っ掛けで、海の歴史などに少し興味を持つことができまして、今は安価なボトルシップなどを買ったりしています。専門的に海図を読むことはできませんが、自分流に眺めるのが好きです。先月末、妻と一緒に神戸に出向き、メリケンパークにある海洋博物館を堪能しました。船の模型など沢山あり、ショップでは廃棄された海図を再利用したノートなどが販売されています。海と山のある神戸も好きな土地の一つです。
投稿: 小樽望郷 | 2023年9月16日 (土) 08時50分
小樽望郷さん、こんにちは。
これ、なかなか面白いイベントですよね。
私は海図の詳しいことは分からないのですが、小樽港と運河の変遷を図面で確認するのは、とても興味深いですね。
なるほど、子供の頃のプラモデルがきっかけで!!
今もボトルシップなどを購入されているんですね。
神戸の海洋博物館は、もちろん行ったことはないですが、面白そうですね。
投稿: 小梅太郎 | 2023年9月17日 (日) 17時04分