蘭島海岸へと流れ込む蘭島川と、その蘭島川に架かる国道5号線の蘭島橋
少し前の6月のことなのですが、蘭島にいってきて、海水浴場の開設前だったので、まだとても静かだった海岸沿いを少し歩いてきました。
蘭島といえば、小樽市民には砂浜が綺麗な海水浴場としておなじみですが、西の端には砂浜の中をゆったりと海へと流れ込んでいく川があります。
この川が蘭島川です。
ここは河口付近ですね。
そのすぐ先は畚部(フゴッペ)岬になりなます。
蘭島川は北海道が管理する二級河川で、小さな川の多い小樽の中では大きな川のひとつです。ちなみに、小樽で二級河川は、その他に主なところで塩谷川、勝納川、朝里川などがあります(小樽に一級河川はありません)。
ここから上流を見てみると、すぐ先に橋が架かっています。
通る道路は国道5号線で、架かる橋は蘭島橋です。
蘭島地区を通る国道5号線は蘭島川を渡るんですが、そこに架かる国道5号線の橋が蘭島橋なんですね。
ここから直接蘭島橋には行けなかったので、ぐるりと回って国道5号線に出て、蘭島橋に行ってみます。
蘭島橋です。国道を車で走っていると、あまり橋という感じはしないかもしれません。
昭和60年12月完成というプレートがありました。
先にはお隣余市町へと通じる畚部(フゴッペ)トンネルが見えます。
こちらが蘭島橋から見た下流側で、海まですぐです。
この辺りで国道は海岸に近づいているんですよね。
こちらは橋から見た蘭島川の上流側です。
こういうゆったりとした感じの川の風景は、小樽では珍しいかもしれませんね。
ということで、蘭島海岸に流れる蘭島川と、その蘭島川に架かる国道5号線の蘭島橋の様子でした。
※小樽もまだまだ暑い日が続いるものの、お盆も過ぎ、市内の海水浴場は順次開設期間を終了していますが、蘭島海水浴場も8月20日(日)で開設期間を終了しています。
※連載中のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」の2023年7月号(Vol.92)にて、「蘭島を歩く〜蘭島駅から海岸周辺へ〜」という記事を書かせてもらいましたが、誌面に掲載できなかった話題や写真などがまだあるのでブログで紹介してます。小樽チャンネルマガジンの補足記事といった感じですね。
※今回書いているその他の補足記事。
・小樽の無人駅「蘭島駅」の様子
・蘭島の海岸へ向かう道の途中の小さな橋「旭涛橋」
・蘭島海岸に建つ石碑「鰊塚」
・蘭島の住宅街の西側に架かる小さな橋「曙橋」
【関連記事】
・蘭島駅の横を流れる蘭島川とモチヤ沢橋
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コメント
小梅様。数回にわたる「蘭島便り」。蘭島にはほとんど足を踏み入れたことがないので、とても勉強になりました。蘭島駅の跨線橋内部の様子と階段は、南樽駅の旧跨線橋とそれに続く階段と、非常によく似た雰囲気があるんですね。蘭島だけではなく塩屋、桃内にも足を運んだ経験があまりなく、小樽の郊外を実見してみたくなりました。
投稿: 小樽望郷 | 2023年8月22日 (火) 15時23分
小樽望郷さん、こんにちは。
確かに、市民でも海水浴以外では行ったことがほとんどない、という方が多いでしょうね。
蘭島に塩谷、桃内など、かつて住んでいた方には懐かしんでもらい、あまり知らない他地域の方には、こんなところがあるんだと、知っていたければいいな〜と思いながら、記事を書いています。
蘭島駅の跨線橋、渋くて、確かに南小樽駅のを思い出しますね。
投稿: 小梅太郎 | 2023年8月23日 (水) 15時12分