蘭島の住宅街の西側に架かる小さな橋「曙橋」
夏の前のことなんですが(2023年6月22日)、蘭島に行って少し歩いてきたました。
蘭島地区は海岸沿いから山側へと広く伸びているのですが、住宅街になっているのは主にJRの線路から海側で、住所としては蘭島1丁目になります(蘭島は1〜3丁目まであります)。
現在、蘭島駅の山側(南側)を流れている蘭島川は、かつては蘭島地区のその住宅街を流れていたんですよね(河川改修により蘭島駅の山側へ)。
なので、住宅街の海岸へと向かう各通りには、川を渡る小さな橋が、それぞれに架かっているんですよね。で、その下には改修前の蘭島川の流れが今も残っています。
先日、そんな橋の一つ「旭涛橋」について投稿したのですが、この日はもう一つ橋を渡ってきました。
それは、旭涛橋に対して、住宅街の西側に架かる「曙橋」です。
竣工年は写真を取り忘れたのですが(平成24年3月竣工)、小さいながらも綺麗な橋ですね。
下を流れる蘭島川の流れも確認できますね(この日の旭涛橋からは、草木でほとんど流れが見えなかったんですよね)。
かつてはやはり、生活は川と共にあったのでしょうね。
ということで、蘭島の住宅街に架かる「曙橋」の様子でした。
※参考
・小樽市津波ハザードマップ「蘭島・忍路地区」
・蘭島餅屋沢遺跡(蘭島川水系河川改修工事用地内埋蔵文化財発掘調査概報 昭和59年度/小樽市教育委員会)
・小樽市 橋梁法定点検診断結果(小樽市橋梁長寿命化修繕計画 法定点検・診断結果 | 小樽市内)
【追記】(2023.9.14)
曙橋のある通りの電柱を見てみると「あけぼの」の表示が。
電柱のプレートの表示には、その土地の昔ながらの地名などが記されていることがあって、街歩きの際には気がついたらチェックしたりするんですよね。
実際のところは未確認ですが、「あけぼの」の表示があるということで、以前からこのあたりは「あけぼの」と呼ばれているのかもしれませんね。
※曙橋の位置です。
※小樽もまだまだ暑い日が続いるものの、お盆も過ぎ、市内の海水浴場は順次開設期間を終了していて、蘭島海水浴場も8月20日(日)で開設期間を終了しています。参考:海水浴場オープン情報(令和5年度) | 小樽市
※連載中のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」の2023年7月号(Vol.92)にて、「蘭島を歩く〜蘭島駅から海岸周辺へ〜」という記事を書かせてもらいましたが、誌面に掲載できなかった話題や写真などがまだあるのでブログで紹介してます。小樽チャンネルマガジンの補足記事といった感じですね。
※今回書いているその他の補足記事。
・小樽の無人駅「蘭島駅」の様子
・蘭島の海岸へ向かう道の途中の小さな橋「旭涛橋」
・蘭島海岸に建つ石碑「鰊塚」
【関連記事】
・蘭島駅の横を流れる蘭島川とモチヤ沢橋
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コメント
一連の蘭島の記事もたいへん楽しく拝読しています。一地域の風景を小梅太郎様が居住者目線で記録されたものは、私もたいへん興味があります。旭涛橋、鰊塚、北海道海水浴場開設発祥之地の碑などのご報告をありがとうございました。橋の命名方法は私も関心があり、「旭涛橋」というかっこいい名前が何によるのか、流れの見えない川から不思議に思います。
投稿: 伊藤調の夫 | 2023年8月22日 (火) 10時38分
伊藤調の夫さん、こんにちは。
なかなか蘭島などは、いく機会が少ないのですが、小樽の風景として、いった際にはちょっとしたスポットはもちろん、生活の中で目にしているであろうふとした風景なんかも、書き留めるようにしています。
橋の名前って、結構気になりますよね。由来は分からないことも多いですが、確かに旭涛橋ってかっこいいいですよね。
投稿: 小梅太郎 | 2023年8月23日 (水) 15時05分