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2023年8月19日 (土)

蘭島の海岸へ向かう道の途中の小さな橋「旭涛橋」

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このブログでは、街歩きでふと目にした小さな橋なんかについても書き留めていたりしてるんですが、今回はちょっと前に蘭島に行った際に目にした小さな橋「旭涛橋」の様子です(写真は2023年6月22日撮影)。

この日は、蘭島駅から海岸に向かったのですが、歩くとすぐに国道5号線に出ます。で、国道沿いにあるセブンイレブン前の信号のある横断歩道を渡り、そのまま正面の海岸へと向かう道を歩きました。

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ちなみに、この日は休みで入ることができなかったのですが、横断歩道を渡ってすぐ左に「甘味処とぺんぺ」というかき氷のお店があるんですよね。週末のみの営業のようで、夏の暑い時期に食べてみたいですが、なかなか機会が…

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さて、そこから海に向かって歩き出すと、すぐに小さな橋があります。

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この橋が「旭涛橋(きょくとうばし)」です。

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かろうじて橋の名前が確認できます(「濤」の表記ですかね)。

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見にくいですが、昭和37年(1962年)7月竣工でしょうか。

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この時は草木でほとんど流れが見えませんでしたが、下には小さな川が流れていて、これは河川改修前の蘭島川になるんですね(現在の本流は駅の南側を流れてます)。

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かつて蘭島川はこちらの住宅街を流れていたようで、川を渡る小さな橋が、それぞれの通りにあるんですね。

今回はそれらの各橋までは確認しなかったのですが、まずはこの旭涛橋について書き留めておきました。
※【追記】勘違いで、今回はもう1箇所、西側の「曙橋」も確認してきてました。

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ちなみに、蘭島地区は海岸沿いから山側へと広く伸びているのですが、住宅街になっているのは主にJRの線路から海側で、住所としては蘭島1丁目になります(蘭島は1〜3丁目まであります)。

蘭島のこのあたりは、起伏のない平地なので、普段坂道ばかりを歩いている身としては、なんだかそれはそれで新鮮だったりしますね。

※参考
・小樽市津波ハザードマップ「蘭島・忍路地区」
・蘭島餅屋沢遺跡(蘭島川水系河川改修工事用地内埋蔵文化財発掘調査概報 昭和59年度/小樽市教育委員会)
小樽市 橋梁法定点検診断結果(PDF)(「小樽市橋梁長寿命化修繕計画 法定点検・診断結果 | 小樽市」内)
小樽の最西端『蘭島』の歴史 ~昭和・平成編~|イエステーション 北章宅建
蘭島川 - Wikipedia

※連載中のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」の2023年7月号(Vol.92)にて、「蘭島を歩く〜蘭島駅から海岸周辺へ〜」という記事を書かせてもらいました。その際に、誌面に掲載できなかった話題や写真などがまだあるのでブログで紹介してます。小樽チャンネルマガジンの補足記事といった感じですね。

※今回書いているその他の補足記事。
小樽の無人駅「蘭島駅」の様子

【関連記事】
※以前にも旭涛橋に触れている記事がありました。
蘭島駅の横を流れる蘭島川とモチヤ沢橋

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