日本遺産「炭鉄港カード」第3弾配布中〜小樽関連1種類は堺町通り観光案内所で配布
日本遺産「炭鉄港」の構成文化財を紹介する炭鉄港カードというのがあるのですが、この第3弾の無料配布が2023年7月26日(水)~10月29日(日)の期間で行われています。
第1弾が2020年度に全23種が配布され、第2弾が2022年に全30種、そして第3弾の今回は「在りし日の炭鉄港地域」をテーマに13市町全13種類のカードが配布されています。
カードは各2,000枚(1人1枚まで。なくなり次第終了)で、カード内容や配布場所などは、炭鉄港ポータルサイトに掲載されています。
※炭鉄港カード - 炭鉄港ポータルサイト
今回は第3弾ということで、これまで私はなんとか小樽市関連のカードだけを入手しているのですが、今回の小樽関連は次の1種類となっています。
No.63 北炭ローダー
カード配付場所:小樽堺町通り商店街観光案内所
以下、「北炭ローダー基礎」について炭鉄港ポータルサイトからの引用です。
鉄道で運んだ石炭を船に積み込むためのベルトコンベア―の機械を据え付けていた基礎部分である。1939(昭和14)年、手宮に建設され、石炭積み出しがピークを迎えた昭和30~40年代にかけて大きな役割を果たした。小樽築港地区の石炭積み出し施設が1970(昭和45)年に操業停止した後も稼働を続けたが、1980(昭和55)年から休止、1985(昭和60)年、手宮線の廃止とともに撤去され、現在では台座のみが残る。小樽港に唯一現存する石炭積み出しの痕跡である。
北炭ローダー基礎 - 炭鉄港ポータルサイト
ということで、現在はDCM(旧ホーマック)手宮店の裏手の海で、その台座のみを見ることができますが、ちなみに、その台座部分については、炭鉄港カードNo.37で同じく「北炭ローダー基礎」としてカード化になってましたね。
今回も、期間内に全種類のカードを集めて応募すると、「コンプリートカード」を応募者全員にプレゼント、さらに抽選で10名に炭鉄港グッズをプレゼントという、コンプリートキャンペーンが行われています。なかなか各市町を回ってカードを集めるのは大変ですが、挑戦できそうな方は集めてみてはいかがでしょうか、
※詳しくはこちら:コンプリートキャンペーン実施!!(PDF)
日本遺産「炭鉄港」については、空知の「石炭」、室蘭の「鉄鋼」、小樽の「港湾」と、それらを繋ぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた北の産業革命をストーリーにしたもので、2019年5月20日に日本遺産に認定されてます。
※参照:ストーリーの概要と構成文化財(炭鉄港(たんてつこう)) | 小樽市
ということで、炭鉄港カード第3弾が配布中ですが、こういうカードが、日本遺産「炭鉄港」の認知度の向上や、小樽の歴史を再認識するきっかけになるといいですね。
※参照ニュース:2023年7月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
【関連記事】
・日本遺産「炭鉄港カード」の小樽関連は3種類〜小樽港北防波堤・旧手宮鉄道施設・廣井勇
・日本遺産「炭鉄港カード」第2弾配布中〜小樽関連は4種類
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