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2023年7月 3日 (月)

ニュースより/花園銀座商店街の老舗「むとう呉服店」が廃業

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花園銀座商店街を上ってJR高架を過ぎたところの老舗の「むとう呉服店」が、2023年6月30日で廃業というニュースがありました。

2023年6月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

こういったお店は、個人的に利用する機会がないので、お店の様子とかは全く分からないのですが、小樽の老舗で新聞にも閉店について掲載されたので、ブログでも取り上げますね。

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ニュースによると、むとう呉服店は長く小樽の和装文化を支えてきた老舗で、なんと創業95周年だったそうです。

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小樽といえば、かつては料亭やキャバレー、クラブが多く、そこで働くママや芸者、ホステスらが着物を買い求めていたということで、なるほどですね。

むとう呉服店も1970年代ころまでは売り上げは好調だったということですが、そういったお店もなくなっていき、次第に着物離れが進み、それに加え、コロナ禍で茶道などの和装を着て行く催しが相次いで中止になったほか、結婚式や葬儀も簡素化が進み、和装需要がさらに激減しているそうです。

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かつて小樽に呉服店は花園銀座商店街だけで10店ほど、小樽全体で50店ほどあったそうですが、今はわずか数店になっているそうです。

ということで、小樽の老舗がまたひとつ閉店してしまいました。着物を着る機会はどんどんなくなってきて(私も着物を着ることはないんですよね)、呉服店もわずかになっているということで、和装文化の継承といった面でも気になりますね。

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閉店した店・閉館した施設」カテゴリの記事

コメント

小梅様。むとう呉服店も廃業されてしまったのですね。角磯ハブタイ屋と並んで、銀座街の呉服店が一挙に消えてしまいましたね。朧げな記憶ですが、むとう呉服店の並びに村田呉服店もあった筈ですが。ご指摘の通り、和服文化の継承は喫緊の課題ですね。確かに私も一年を通して洋服ですが、なぜか無性に着物を着て歩きたくなる時があります。実家に出入りしていたもう一軒の呉服屋さんに、着物を仕立てて貰いましたが、実家の箪笥の中にしまわれたままです。傷んでいないと良いのですが・・・。

投稿: 小樽望郷 | 2023年7月 3日 (月) 07時51分

小樽望郷さん、こんばんは。
そうですね、角磯ハブタイ屋も閉まってしまいましたし、すいません、村田呉服店は分からないのですが、かつて花園銀座商店街だけで呉服店は10店ほどあったということですから、激減ですね。
着物を仕立てられているんですね。着る機会があるといいですね。

投稿: 小梅太郎 | 2023年7月 4日 (火) 02時46分

嫌と言う位に店前を通ったはずなのに若き日着物など興味もなかったせいか記憶の欠片もありません。悲しく寂しいお知らせですがこれもまた小樽の現状知る大切な情報なので喜怒哀楽超えた部分でご苦労に思いはぜながら記事の発信長く長く続けて下さい。

投稿: 夢の彼方へ | 2023年7月 7日 (金) 21時41分

夢の彼方へさん、こんばんは。
私も和服を着る機会はなくて、このお店も知りませんでした。
こういう話題は寂しく悲しいものですが、確かにこれも小樽の今の姿なので、できる範囲でこういった話題は取り上げていきたいと思っています。

投稿: 小梅太郎 | 2023年7月 8日 (土) 03時13分

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