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2023年7月

2023年7月31日 (月)

第57回おたる潮まつり最終日〜神輿・ディズニードローンショー・道新納涼花火大会・祭り最後を飾る潮太鼓打演の様子

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小樽の夏が熱く盛り上がる「第57回おたる潮まつり」が、2023年7月28日(金)〜30日(日)の3日間の日程で開催されました。

最終日の30日も盛りだくさんの1日で、やはり皆さん楽しにみしていたのは、夜の花火大会だったと思うのですが、さらに今年は事前告知があって大きな話題になった、東京ディズニーリゾート40周年を記念したスペシャルドローンショーが実施されたんですよね。

このドローンショー目当ての方も多かったと思うので、この日の夜の会場は、なんだかいつもに増して大混雑でした。

実は今回、小樽市民対象に、花火(ドローンショー)の観覧場所として、第3号ふ頭奥の岸壁を申し込み抽選で250組(500名)限定で特別開放して、私も応募したんですが…外れてしまいました(残念)。

観覧場所につていは、今回は場所の制限なんかもあったようで、いったいどこで観覧すればいいのかちょっと戸惑ったのですが、ひとまず、早めに行って会場の一角に場所を確保しました(開始間際には会場内入場制限もあったようです)。

結果的に、花火やドローンショーは無事見れたものの、会場内の照明や構造物などのために、写真としてはいいものが撮れなかったのでご了承を。

で、最終日は結局、夕方の神輿パレードがメイン会場に入ってからの中央ステージ前での神輿宮入り、東京ディズニーリゾート40周年記念ドローンショー、道新納涼花火大会、そして、祭りの最後を飾るステージでの潮太鼓打演まで楽しんできたので、その様子をお伝えしますね。

神輿パレード最後の宮入りの様子

最終日の目玉のひとつでもある神輿パレードは、14:00に花園銀座商店街を出発し、市内を練り歩いてメイン会場へと向かい、最終的にメイン会場に入って16:30頃から神輿宮入りとなるのですが、私は最後の会場入りした後から見ることができました。

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昨年は中止だった神輿宮入りの開催は4年ぶりだったので、楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか。周囲には見物客が大勢集まってましたよ。

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集結した神輿は5基。これが一斉に宮入りする光景はものすごい迫力で、担ぎ手さんたちの熱気が見物客にも伝わってきて、会場全体がその熱気に包まれます。

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担ぎ手のみなさん、お疲れさまでした。久しぶりに楽しませていただきました。

東京ディズニーリゾート40周年記念ドローンショー

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今年の第57回おたる潮まつり開催前に発表があって、メディアでも大きく取り上げられて話題になった東京ディズニーリゾート40周年記念ドローンショーは、楽しみにしていた方が多かったのではないでしょうかね。

昨年は「ポケモン GO」スペシャルドローンショーが開催されて、それに続くドローンショーの開催となりました。嬉しいですね。

ショーは19:40から15分間の開催となりましたが、とにかく会場は開始前から大混雑で、歩くのもままならない状況になって、立ち見の方もたくさんいました。

ドローンショーが始まると、観客から歓声が上がりましたよ。

約700機のドローンがディズニーキャラクターを描いていくということで、これらがドローンで描かれているんですから、すごいですよね。

少しだけその様子を。

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いや〜、これは楽しい!!いいものを見せてもらいました。

【公式】スペシャルドローンショー | 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド” | 東京ディズニーリゾート

道新納涼花火大会

そして、おたる潮まつり最終日のお馴染み、そしてお楽しみの道新納涼花火大会です。

20:00から約50分間、3,000発が打ち上げられたそうです。

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いや〜、やっぱり花火はいいですね。いつものことながら、綺麗で見応えありました!

祭りの最後を飾る潮太鼓打演

ドローンショーと花火大会が終わると、潮まつりもフィナーレです。

中央ステージで閉祭式があり、観客誰でも参加できる、さよなら潮音頭が行われ、ステージ上には次から次へと観客が上がって踊ります。

(観客が自由にステージに上がって踊る「さよなら潮音頭」)
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そして、最後の最後に潮太鼓打演が行われます。

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潮まつりには欠かせないこの潮太鼓。潮ふれこみ、潮ねりこみ、ステージ上でと、3日間に渡ってまつりを盛り上げてきたこの潮太鼓が祭りを締めくくるのですが、これが本当に迫力があるんですよね。

それを知っている多くの観客が、最後まで潮太鼓の打演を楽しんで、そして、最後の最後まで、会場は大盛り上がりでした。

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そして、潮太鼓打演の終了と共に、第57回おたる潮まつりも閉幕です。

おわりに

今年のおたる潮まつりは、4年ぶりにフル開催でした。

コロナ禍で2020年は潮まつり初の中止、2021年はウェブによる1日のみの縮小開催、昨年は通常開催となったものの潮ふれこみ、潮ねりこみは距離を短縮し、潮ねりこみコンテスト・潮ねりこみのとび入りDE踊り隊・神輿宮入り・うちわコンテストなどは中止でした。

今年はそれらも例年通りに復活しました。加えて東京ディズニーリゾート40周年記念ドローンショーの開催ということもあって、とにかく会場は大混雑で、最終日の夜は屋台で何かを買うにも、トイレに行くのも、さらには会場内を移動するだけでも一苦労でした。

特に大きなトラブルはなかったようですが、ちょっと心配になるくらいの混雑ぶりでした。

関係者のみなさん、どうもありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

また、来年もよろしくお願いいたします。

あ〜、第57回おたる潮まつりが終わってしまいましたね。

いつものことなんですが、潮まつりが終わると、なんだかちょっと寂しくなるんですよね。季節としては7月下旬なので、夏はまだ続くのですが、なんだか小樽の夏が一足先に終わってしまったような…

また、来年ですね。

おたる潮まつり公式サイト
【公式】スペシャルドローンショー | 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド” | 東京ディズニーリゾート

※参考:2023年7月7日付北海道新聞朝刊第3社会欄

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2023年7月30日 (日)

第57回おたる潮まつり〜小樽の街が踊りで溢れる2日目「潮ねりこみ」の様子(7月29日)

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小樽の夏が熱く盛り上がる「第57回おたる潮まつり」が、2023年7月28日(金)〜30日(日)の3日間の日程で開催してます。

2日目の7月29日(土)は、祭りのメインともいえる「潮ねりこみ」ですね。「ドンドコザブ〜ンだドンザブン〜♪」です。

今年のおたる潮まつりは、4年ぶりにフル開催なんですよね。

コロナ禍で2020年は潮まつり初の中止、2021年はウェブによる1日のみの縮小開催、昨年は通常開催となったものの例えば潮ねりこみに関しては、出発場所を例年の花園グリーンロードからサンモール一番街へと変更してコースを短縮し、潮ねりこみコンテストや自由に参加できて飛び入り参加も大歓迎の「とびいりDE踊り隊」も中止となりました。

今年はそれらも全て例年通りに復活していますので、皆さん楽しみにしていたのではないでしょうか。

潮ねりこみは「ドンドコザブ〜ンだドンザブン〜♪」の潮音頭と、もう一曲の潮踊り唄に合わせて、梯団と呼ばれる、学校・町内会・官庁・企業等によるグループ単位で、小樽の中心街を踊りながら練り歩きます。

事前の報道では、今年は74梯団、約4500人が参加しているそうです。

潮ねりこみのコースは、例年通り花園グリーンロードを出発して、花園銀座三丁目商店会、花園銀座商店街、サンモール一番街、稲穂大通商店会(第一大通り)、中央通りに出たら運河方面に下りていき、運河の中央橋を渡って、小樽港第3号ふ頭基部のメイン会場の中央ステージへと練り歩きます。

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開催時間は午後1時頃から午後9時頃までなので、この日は一日中、小樽の中心街が文字通り踊りであふれるんです。

ただ、この日は気温が高く本当に暑い1日で、なんと午前中から最高気温が32.6℃(10:19)を記録し、その後それ以上は上がらなかったものの、結局、夕方まで30℃を超える真夏日となったんですよね。

風が少しはあったものの、ちょっと踊るみなさんには厳しい暑さだったかもしれませんが、小樽の街は大いに盛り上がってました。

ということで、私も例年通りにコースを沿うように見てきたので、写真中心にその様子を掲載しますね。

祭りのメインともいえる2日目「潮ねりこみ」の様子

スタート地点の花園グリーンロードでは、出発をもつ梯団のみなさんの熱気で、すでに盛り上がってます。Otaru_20230729-150946

花園グリーンロードを出発して花園銀座三丁目商店会です。
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花園銀座商店街へ。
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サンモール一番街へ。
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ここはアーケードで日陰になるので、見学の皆さんが脇に陣取って声援を送る様子がお馴染みですね。Otaru_20230729-151752

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サンモール一番街から出て稲穂大通商店会(第一大通り)へ。
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ここから道路幅が広くなります。

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ここも道路脇に腰掛けて見物したり、声援を送る方が多いんですよね。
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復活した「とびいりDE踊り隊」もいました。
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中央通り出たら右に曲がり、ここから中央通りを運河の先の中央ステージまで下っていきます。

中央通りの先には、小さく中央ステージが見えます。
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中央通りを下っていき、臨港線を渡ります。

運河の中央橋から振り返って中央通りを見たところ。
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中央橋を渡って運河を超えると、小樽港第3号ふ頭基部のメイン会場に到着です。Otaru_20230729-154239

メイン会場に入ると、もうすぐ中央ステージです。

中央ステージへと上がり、ここがゴールとなります。
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私は夕方に会場を後にしましたが、まだまだこの後も、夜まで踊りが続いたんですよね。

各梯団の皆さん、お疲れさまです。楽しませてもらいました!!

ということで、小樽の街が踊りで溢れた、第57回おたる潮まつり「潮ねりこみ」の様子でした。

小樽が夏が熱く盛り上がってますよ〜!!

ドンドコザブ〜ンだドンザブン〜♪

おたる潮まつり公式サイト

※参考:2023年7月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

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第57回おたる潮まつりがいよいよ始まりました!!〜初日7月28日の潮ふれこみの様子
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2023年7月29日 (土)

第57回おたる潮まつりがいよいよ始まりました!!〜初日7月28日の潮ふれこみの様子

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いよいよ始まりました。
小樽の夏が熱く盛り上がる「第57回おたる潮まつり」が、2023年7月28日(金)〜30日(日)の3日間の日程で開催です。

今年のおたる潮まつりは、4年ぶりにフル開催なんですよね。

コロナ禍で2020年は潮まつり初の中止、2021年はウェブによる1日のみの縮小開催、昨年は通常開催となったものの初日の潮ふれこみ、2日目の潮ねりこみは距離を短縮し、潮わたり・潮ねりこみコンテスト・潮ねりこみのとび入りDE踊り隊・神輿宮入り・うちわコンテストなどは中止でした。

なので、今年の開催を楽しみにしている方は多いと思います。

今年のキャッチコピーに“時は満ちた!躍動の夏”です。

第57回おたる潮まつり初日の潮ふれこみ

初日となる7月28日(金)は、いつものように、潮まつりの始まりを市内に知らせる「潮ふれこみ」が、18:00からスタートしました。

昨年は距離を短縮して、梁川通りの中央通り側を出発地点に、すぐに都通り商店街へと向かっていったのですが、今年は例年通りに、梁川通りの奥の都会館前を出発地点としています。

先導するのは、例年通りに子供たちによる可愛い若潮太鼓と小樽潮太鼓の威勢のいい太鼓です。

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潮太鼓は、本当に盛り上がるんですよね。

そして、その後から役員梯団と各社中梯団が、ドンドコザブ〜ンだドンザブン〜♪の潮音頭や潮踊り唄に合わせて踊りながら続きます。

(梁川通り)
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先頭は小樽コンシェルジュのお二人。潮まつりの間は、潮コンシェルジュとして活躍します。

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(都通り)
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やはり、潮まつりの踊りはいいですね。

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(稲穂大通り)
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(中央通り)
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潮ふれこみは、第3号ふ頭基部の中央ステージへと向かいます。
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その後、中央ステージでは開祭式・御神水奉納・点灯式が行われて、本格的に第57回おたる潮まつりの開催を告げます。

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私もその後、多くの人で賑わう会場内をウロウロしながら、潮まつり初日を楽しんできました。

今年は第3号ふ頭左手奥にキッチンカーエリアができてました。
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その他、会場内は初日からとても賑わってました。

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今年は運河の散策路にも“小樽運河マーケット”と称して露店が並びました。
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夜も気温は高かった…
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ということで、いよいよ始まりました第57回おたる潮まつり、初日の潮ふれこみの様子でした。

2日目は祭りのメインイベントでもある、小樽の街が踊りで溢れる「潮ねりこみ」です。

初日はいい天気で暑い1日でしたが、2日目もかなり気温が上がりそうなので、踊り手の皆さんはもちろん、見物の方も暑さに気をつけて楽しみましょう!!

ドンドコザブ〜ンだドンザブン〜♪

おたる潮まつり公式サイト

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2023年7月28日 (金)

松ヶ枝の「天狗山 金毘羅大本院」の紫陽花が綺麗に咲いているということで見に行ってきました

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小樽も暑い日が続いていますが、そんな中、あちこちで紫陽花が涼しげに咲いています。

小樽で紫陽花といえば、祝津のにしん御殿小樽貴賓館(旧青山別邸)の「あじさい園」が有名です、それと現在、住吉神社で開催中の今年6回目の花手水のメインが紫陽花ですね(開催期間は7月23日〜8月1日)。

さて、そんな市内に咲く紫陽花ですが、先日、小樽の総合人材サービス会社ホープワンの小樽の魅力を発信するTwitterアカウント「ホープ・ワン おたる」(@Otaru_Hope_One)で、松ヶ枝にある「天狗山 金毘羅大本院」の紫陽花の様子が投稿されていました。

そういえば、だいぶ前に金毘羅大本院の紫陽花を見に行ったことがあったのですが、その投稿を見て、久しぶりに見に行ってきました(写真は7月23日撮影)。

天狗山の麓ともいえる、松ヶ枝町の自然あふれる緑の中に、“こんぴらさん”と親しみを込めて呼ばれる、高野山真言宗の寺院「天狗山 金毘羅大本院」があります。

松ヶ枝町の住宅街を天狗山に向かって上っていくと(実際に天狗山までは行けません)、途中、金毘羅大本院への上り口となる石柱が建っていて、ここからしばらく自然あふれる坂道を上っていくと、山門が見えてきます。本当に山の中です。

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山門から参道脇に、紫陽花が綺麗に咲いてますね。

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この日も暑かったのですが、涼しげで、癒されます。

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あまり人の手の入っていない感じがいいですね。

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紫陽花の参道を過ぎると、境内に出ます。

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(振り返って見たところ)
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お寺の建物ですね。
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少し離れた道にも紫陽花が。

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結構、あちこちに咲いていますね。

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松ヶ枝のかなり奥なので、なかなかいく機会はないかもしれませんが、静かでとてもいい雰囲気でした。

ということで、金毘羅大本院の紫陽花の様子でした。

※こちらが「ホープ・ワン おたる」の投稿です。

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天狗山の麓のこんぴらさんこと「天狗山 金毘羅大本院」のお堂に入ってみました
今年で最後、松ヶ枝町にある金毘羅さんの火渡りを見てきました
【動画】今年で最後となった小樽の「天狗山 金毘羅(こんぴら)大本院」の火渡りの様子
松ヶ枝町の山の中の金毘羅大本院と紫陽花

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2023年7月27日 (木)

いよいよ始まる「第57回おたる潮まつり」(7月28日〜30日)〜祭りを待つ街の様子をちょっとだけ

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小樽の夏が熱く盛り上がる「第57回おたる潮まつり」が、いよいよ7月28日(金)〜30日(日)の3日間の日程で開催されます。

今年のおたる潮まつりは、4年ぶりにフル開催となるので、楽しみにしている方も多いと思います。

潮まつり直前の街は、おなじみのピンクの提灯が飾られ、潮音頭の「ドンドコザブ〜ンだドンザブン〜♪」が流れ、祭りのポスターもあちこちに貼られています。

そんな、祭りのその日を待つ、街の様子をちょっとだけ(写真は7月26日撮影)。

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ぶん公も浴衣姿になってました。

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期間中は天気も良さそうです(というか、気温が高くなりそうで熱中症に注意ですね)、私もできるだけ潮まつりを楽しもうと思っています。

いや〜、いよいよ始まりますね。

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7月23日から小樽はぎりぎり真夏日にはなってないけど暑い暑い暑いです

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全国的に気温が上がって、厳しい暑さに見舞われているようですが、こちら小樽もここ数日暑い日が続いています。

とはいえ、実はぎりぎり30℃以上の真夏日にはなってないんですよね。

例えば、ここ数日の最高気温を見てみると。
7月23日(日)29.1℃
7月24日(月)28.2℃
7月25日(火)29.9℃
7月26日(水)29.0℃
といった感じです。
※参照:気象庁|過去の気象データ検索(小樽(後志地方) 2023年7月)

今シーズンは7月に3回ほど真夏日を記録しているのですが、まあ、29℃前後ですから、記録上真夏日ではないにしても、小樽民にしたら暑くて暑くて、もう大変です(ニュースを見ていると、道外のみなさんにとっては過ごしやすい気温かもしれませんが…)。

それに、街を歩いていると、体感的には30℃を超えているんではないかという暑さで、街の温度計を見ると…

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実際に32℃になっていました。暑いわけです。体感的には真夏日です。

天気予報を見ると、しばらくは、こんな感じの30℃前後の気温が続くようです。

まあ、夏ですからね。

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今週末は、小樽の夏が盛り上がる第57回おたる潮まつりが、7月28日(金)〜30日(日)の3日間の日程で開催されます。

暑い中での開催となりそうですが、熱く盛り上がりそうですね。みなさん、熱中症に気をつけて楽しみましょう。

小樽(オタル)のアメダス実況 - 日本気象協会 tenki.jp
小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

【関連記事】
7月6日の小樽は最高気温30.5℃で今年(2023年)初の真夏日

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2023年7月26日 (水)

奥沢の小さなカフェ「coco kitchen(ココ キッチン)」のソフトクリームを食べてきました

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天神十字街から松ヶ枝方面へ抜ける坂道を少し上ると、左に天満宮の鳥居があって、道路を挟んだその向かいに小さなカフェがあります。

coco kitchen(ココ キッチン)」です。

通り沿いにはソフトクリームのオブジェが飾られていて、のぼりも立ち、その少し奥に可愛い店舗があります。住所は奥沢4丁目になります。

向かいの天満宮には、桜の季節や8月の例大祭で訪れることがあって、その際にここのソフトクリームの看板が気になっていたんですよね。

で、先日ようやく行ってきました。

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本当に可愛い店舗ですね。ご自宅前なのかな。奥にはドッグランもあるんですね。

実は行った時が、ちょうど3周年記念ということで、coco kitchenは2020年7月23日オープンなんですね。おめでとうございます。

今回は、気になっていたソフトクリーム(通常300円、この時は3周年記念でなんと200円でした!!)をいただきました。

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しっかりとコクのある、けど食べやすいソフトクリームで、もちろん美味しかったです!!

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行った時間はテイクアウトのみということで、店先で食べさせてもらいました。

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今回はあまり考えないで目的のソフトクリームをいただいて、他のメニューをよく見るのを忘れてしまったのですが、カフェとしてパフェやプリン等のスイーツを揃えているそうです。

ということで、奥沢にある小さなカフェ「coco kitchen」で、ソフトクリームを食べてきました。天満宮へ行く時にはセットで立ち寄りたいです。

【店舗情報】(お店情報は2023年7月時点でのものです)
営業時間:13:00〜18:00
定休日:水・木曜日
※駐車場はお店前に止めさせていただきました(詰めて2台可)、未確認ですが、坂を少し降りたところにも駐車場を確保しているそうです。
※Instagram:@tomococomomo
ココから皆様へ楽しいメッセージ♡

※食べログ情報:ココ キッチン

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天神の天満宮で紫陽花が咲いているというので見に行ってきました

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2023年7月25日 (火)

天神の天満宮で紫陽花が咲いているというので見に行ってきました

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夏を迎えた小樽では、あちこちに紫陽花が綺麗に咲いていますね。

小樽で紫陽花といえば、祝津のにしん御殿小樽貴賓館(旧青山別邸)の「あじさい園」が有名で、今年は見に行ってませんが、今が見頃のようです。それに住吉神社で現在開催している、第6回花手水のメインが紫陽花ですね(開催期間は7月23日〜8月1日)。

実際、紫陽花は本当にあちこちに咲いていますが、先日、小樽市公式Instagram「小樽暮らし」(@otaru_kurasi)で、天神にある天満宮の紫陽花の様子が投稿されていました。

天神十字街から松ヶ枝方面へ抜ける坂道を少し上った左にある天満宮は、春には坂になっている参道脇に桜が咲き、8月には例大祭があってまさに地域の神社のお祭りといった風情で賑わい、このブログでも紹介することがあります。

天満宮の花といえば、春の桜のすぐ後にはチューリップがたくさん咲いてと、境内にはいつも花が綺麗に咲いています。

こちらは今年5月4日の天満宮のチューリップです。
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ただ、天満宮に紫陽花が咲いているとは、知りませんでした。

ということで、行ってきました。

道路脇の鳥居から、坂になっている参道を上って、奥の社殿へと向かいます(以下、写真は7月23日撮影)。

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普段はとても静かな神社ですね。

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お〜、なるほど、社殿の周辺に紫陽花が咲いてますね。

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いいですね〜

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びっしりというわけではないのですが、結構広い範囲で咲いているんですね。

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なんといいますか、自然に自由に咲いている感じがしているのもいいですね。

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社殿は、詳細は未確認ですが、とても歴史が感じられて趣があります。

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紫陽花の他にも、参道手前のとても手入れされた花壇では、いろんな花が咲いていました。

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ここに先ほどのチューリップも咲いていたんですよね。

私は花は詳しくはないですが、やっぱり花は癒されますね。

ということで、天満宮の紫陽花の様子でした。

※参考:天満宮 - 北海道神社庁のホームページ

【関連記事】
【小樽桜巡り2023】JR南小樽駅・奥沢記念公園・天満宮の桜(4月29日の様子)
天神町にある天満宮の例大祭が開催されていたのでちょっとだけ(2022年度)

※参考
住吉神社の今年6回目の花手水が始まっています〜夏は連続開催で第3弾は紫陽花(7月23日〜8月1日)(ブログ記事)
にしん御殿 小樽貴賓館/旧青山別邸(ブログ記事)
小樽貴賓館|北海道小樽市の観光名所
※2023年7月19日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(にしん御殿小樽貴賓館・旧青山別邸あじさいが見頃)

※最後に「小樽暮らし」のInstagramの天満宮の投稿です。






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2023年7月24日 (月)

住吉神社の今年6回目の花手水が始まっています〜夏は連続開催で第3弾は紫陽花(7月23日〜8月1日)

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今年6回目で7月は連続開催で第3弾となる、住吉神社の花手水が開催されています。

第6回目の開催期間は、2023年7月23日(日)〜8月1日(火)までとなっています。

2020年の初開催以来、すっかりお馴染みになった住吉神社の花手水。いつも素敵な花の飾り付けをしてくれているのは、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)です。

7月22日までは胡蝶蘭が飾られていましたが、続く今回のメインの花は紫陽花でした。

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もこもこっとした紫陽花でいっぱいの花手水は、夏らしくもあって、色合いが涼しげですね。

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その他には、パンダ、蘭、トルコキキョウ、テマリソウ、苔、ルリタマアザミ、キリフキソウ、スモークツリー、グリーンスケールといった花たちが飾られているそうです(小樽フラワーのSNSより)。

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いや〜、いいですね〜、紫陽花。

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7月に入って第1弾のひまわり、第2弾の胡蝶蘭、そして、今回の第3弾の紫陽花と連続して開催してくれている住吉神社の花手水ですが、8月の予定が住吉神社のサイトに掲載されています。第7回、8回になります。
第7回:2023年8月2日(水)〜8月11日(金)
第8回:2023年8月14日(月)〜8月23日(水)

8月は、まずは今回に続いて連続で開催され、さらにもう1回、開催されるんですね。
小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

こちらは、いつものように住吉神社の社殿前から振り返って見た風景です。相変わらずいい眺めです。Otaru_20230723-151822

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ということで、今年6回目となる住吉神社の花手水が、7月23日(日)〜8月1日(火)の日程で開催されています(最終日の8月1日は、午後からメンテナンスタイムに入るとのことです)。

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小樽も本格的な夏を迎えてますが、紫陽花の花手水がとても涼しげで素敵なので、見に行ってみてはいかがでしょうか。

※Instagram:Otaru Flower(@otaruflower)
※Twitter:小樽フラワー(@OtaruFlower)
※Facebook:小樽フラワー

※こちらは小樽フラワーのFacebookページより。

【関連記事】
※今年の住吉神社花手水の記事。
住吉神社の今年5回目の花手水が始まっています〜7月は連続開催で第2弾は胡蝶蘭(7月13日〜7月22日)
住吉神社の今年4回目となる7月の花手水が始まっています〜ひまわりの黄色とオレンジメインで元気が出ます(7月1日〜7月11日)
住吉神社の今年3回目の花手水が始まってます〜カーネーションをメインにとてもカラフル(6月17日〜6月27日)
住吉神社の今年2回目の花手水が始まってます〜真っ赤なカーネーションを中心に(5月16日〜5月27日)
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2023年第1回目は桜との共演(4月28日〜5月7日)

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2023年7月23日 (日)

小樽の夏恒例の野外ライブイベント「2023おたる☆浅草橋オールディーズナイトvol.20」が7月22・23日の2日間で開催

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今年で20回目を迎える、小樽の夏恒例の野外ライブイベント「2023おたる☆浅草橋オールディーズナイトvol.20」が、7月22日(土)・23日(日)の2日間の日程で開催されています。

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で、会場なのですが、今年は小樽港第3号ふ頭の旅客船ターミナル駐車場で開催されています。

あまり聞いたことのない場所かもしれませんが、第3号ふ頭のこれまでは普段は入ることのなかった左側の先に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)が2023年3月に完成していて、クルーズ船寄港の際に稼働しているのですが、その建物の前にターミナル用の駐車場があるんですよね。

そこが今回の会場になっていて、建物をバックにステージが組まれて、その前に客席が設置されていました。

(この先に会場)
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ちなみに、昨年までは近くのおたるマリン広場での開催でしたが、現在、おたるマリン広場は観光・商業施設「小樽国際インフォメーションセンター」(仮称)の新築工事が始まっているんですよね(さらに浅草橋オールディーズナイトといえば、当初は運河の浅草橋で開催されていました)。

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会場では今年も食べ物、飲み物を提供しています。

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浅草橋オールディーズナイトは入場無料のお馴染みのライブイベントで、今年は29組が出演予定でロック、ポップス。歌謡曲などと、様々なジャンルの懐かしい名曲が港に響いてます。

なんだか、新しいこの会場、いいですね。
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観客の皆さんも楽しんでいました。

2日目の7月23日(日)も11:00〜21:00の時間で開催されます。やっぱり野外ライブっていいですね。しかも海のすぐ近くです。

※参考
・2023年7月21日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
7/22・23夏がはじまる!浅草橋オールディーズナイトvol.20(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※昨年の様子です。
「2022おたる☆浅草橋オールディーズナイトvol.19」が7月16日・17日の2日間で開催

ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター
ニュースより/小樽港第3号ふ頭に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができて2023年4月から稼働してます

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2023年7月22日 (土)

ニュースより/浅草横断歩道橋が老朽化のために撤去!?

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小樽の街歩きをする際に、ちょっと変わった視点として注目しているポイントのひとつが歩道橋です。

階段を上るのは大変なので、できれば避けたい気もする歩道橋ですが、上から眺める風景というのは、遠くまで見渡せたりと、日常とは違うなかなか新鮮な眺めなんですよね。

市内あちこちの歩道橋を渡った際の記事は、「歩道橋から」というカテゴリーにまとめていて、先日は連載を持たせてもらっているフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)でも、2023年4月〜6月号の3回に渡って歩道橋特集を書かせてもらいました。

ただ、市内の歩道橋の多くは老朽化が進んでいるのが目につきますよね。

中でも特に老朽化が目に止まるのが、産業会館前の国道5号線に架かる「浅草横断歩道橋」で、階段の所々に穴が開いて下が見えていたり、それを補修した後があったり、さらに、今年の冬には片側1箇所の階段が、ロードヒーティング故障のため通行止めになっていました。

(2023年6月22日撮影)
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(2023年5月19日撮影)
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(2022年7月23日撮影)
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いや、本当に最近は特に塗装の剥がれがひどいんですよね。

そんな浅草横断歩道橋ですが、どうやら撤去されるようです。

この話題は、少し前からTwitterでも上っていたのですが、小樽市HP内の建設部発注見通し内の一覧に「浅草横断歩道橋連絡橋撤去工事」の記載があるんですね(それをチェックされてるのがすごいです)。
※参照:令和5年度 小樽市工事発注見通し( 7月 1日現在)

さらに、2023年7月5日(水)の読売新聞朝刊に、この浅草横断歩道橋撤去についての記事が掲載されて、状況の詳細が一般にも知られることになりました。

新聞記事によると、やはり老朽化して危険、上るのが大変、などといった理由で住民から撤去を求める声が上がっていたとのことなんですね。

そこで小樽市がその旨を設置者の北海道開発局小樽道路事務所に伝え、同事務所が撤去に踏み切ったとのことです。

(以下の写真は2023年5月19日撮影)
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新聞記事によると、8月以降に工事が行われる見通しということで、交通量の多い国道5号線に架かる歩道橋の撤去工事となると、結構大変そうですね。

この浅草横断歩道橋は、1979年8月に供用を開始しているそうで、もう40年以上が経過して、現在のようの状況になったんですね。見るからに危険そうで、ここまでくると撤去もやむを得ない、といった印象ではありますね。

実はこの新聞記事の掲載にあたって、小樽チャンネルマガジンでの歩道橋特集を読んだという読売新聞の担当の方から簡単なインタビューを受けまして、恥ずかしながら記事には私のコメントが掲載されているというおまけもついてました(普段とは違う断定口調にまとめられていたのが、ちょっと気になりましたが ^^;)。

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そうそう、歩道橋の撤去というと、最近ですと2021年秋に富岡歩道橋が撤去されていますね。
富岡歩道橋は完全撤去されて横断歩道ができてます
富岡歩道橋が撤去工事のために9月1日から通行できなくなります

市内の多くの歩道橋は老朽化が進んでいるので、今後は修復というよりは、順次撤去されていくのかな。

ということで、まもなく浅草橋横断歩道橋の撤去工事が始まるようです。

歩道橋の上からの風景もそろそろ見納めですね。

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(歩道橋の上から小樽駅方面の眺め)
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(札幌方面の眺め)
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※参照:2023年7月5日付読売新聞朝刊

【関連記事】
産業会館前の浅草横断歩道橋の階段が片側1箇所、ロードヒーティング故障のため通行止めになってました
浅草横断歩道橋から
小樽チャンネルマガジン2023年6月号(Vol.91)〜今号は小樽を歩く【特別編】小樽の歩道橋を歩く【後編】

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2023年7月21日 (金)

住ノ江の火の見櫓〜「小樽住ノ江の火の見櫓をまもる会」が保存のために活動中

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住之江会館前の緩やかな坂道沿いに、火の見櫓(やぐら)が建っています。

この住ノ江の火の見櫓は、老朽化が進んで倒壊の恐れも心配され、費用負担の面からも保存・維持は困難とのことで、昨年(2022年)冬に一旦解体の方針が決まったというニュースがあったんですよね。

で、この状況を受けて、2022年3月に有志による「小樽住ノ江の火の見櫓をまもる会」が設立されました。

そして、小樽住ノ江の火の見櫓をまもる会が同年6月に無償で譲り受けて管理することになり、解体は免れ保存されることになったんですよね。で、現在は保存のために様々な活動を行っています。

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地域の目印にもなっているこの火の見櫓は、鋼鉄製で高さ14mあります。1927年(昭和2年)建設で、施工は地元の中嶋鉄工所。1986年(昭和61年)に住之江会館の建て替えに伴い、山側の現在の場所となったそうです。

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歴史的にも火の見櫓自体が現在では珍しく、さらにこの住ノ江の火の見櫓は戦前に完成し、戦時中の金属供出を免れた鋼鉄製という点でも珍しく、見張り台に残る半鐘も貴重とのことなんですね。

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会が状態を調査したところ、やはり老朽化が進んでいて、一刻も早く補修が必要とのことで、補修工事費は約250万が必要で、現在、助成金や寄付を募っているところとのことです。

また、国の登録有形文化財を目指す活動も行っていて、実際に登録有形文化財となった火の見櫓は、全国に数基あるそうです。

昨年からは、住民、市民への周知活動にも取り組み、パンフレットを作成し、ツイッター(@suminoe_yagura)での情報発信もしているので、状況はそちらで確認できます。

実際に見に行ってみると、周囲や火の見櫓に絡まる草も綺麗になり、サビ取りもしたそうで、現在は、案内板もとりつけられてますね。

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左横の銘板は昭和61年の移設の時のもので、さらに上には施工者を記したものもあるそうです。

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そうそう、実は先日の住吉神社の例大祭の際には、ライトアップを実施して、オリジナルグッズの販売も行ったんですよね。グッズはトートバック、Tシャツ、ボールペンがあったそうです。

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住吉神社の例大祭の露店は、神社横から火の見櫓のすぐ近くまでの道路沿いにも並ぶので、目に止まった方も多かったのではないでしょうかね。

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ということで、住ノ江の火の見櫓の保存のために「小樽住ノ江の火の見櫓をまもる会」が活動中です。まずは早くに補修工事ができるといいですね。

※Twitter:小樽住ノ江火の見櫓(@suminoe_yagura)

※参考:2022年7月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(昨年の記事です)

【関連記事】
小樽の歴史的建造物や文化財の保存、活用に取り組む3団体が連絡協議会〜塩谷桃内まちづくり推進委員会、小樽住ノ江の火の見櫓をまもる会、朝里遺産の会
ニュースより/住ノ江の火の見やぐらが保存されることに
ニュースより/解体方針の住ノ江の火の見やぐらを住民有志が保存に向けて動きだす
ニュースより/住ノ江の火の見やぐらが老朽化で解体へ!?
住ノ江町の坂と火の見やぐら

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2023年7月20日 (木)

ニュースより【続報】/小樽市総合博物館展示の電気機関車2両に有害なPCB〜早くも解体着手

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先日、小樽市総合博物館本館で屋外展示されている電気機関車ED75 501」と「ED76 509」の2両に、有害な高濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)が含まれるため解体される方針、というニュースがあってこのブログでも取り上げました。

※その記事はこちら「ニュースより/小樽市総合博物館展示の電気機関車2両「ED75 501」と「ED76 509」に有害なPCB〜8月にも解体方針

その続報が2023年7月17日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、それによると、小樽市は7月19日(水)にもこの2両の解体、PCB除去作業に着手するとのことです。

って、早いですね。最初のニュースの際には“8月にも解体作業を始める方針”という報道でしたが、早くも作業が始まったということなんですね。

今回のニュースによると、ED76の周辺には、すでに安全確保のため防護柵や幕を設置し終えていて、作業の安全確保などのために周辺の展示物が一部見学できなくなっているとのことです。また、ED75については8月上旬に作業を始めるそうです。

そして、作業は10月上旬にも終える予定なんですね。

前回の記事と重複しますが補足しておきますと、電気機関車「ED75 501」と「ED76 509」の2両の変圧器などに、有害な高濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)が含まれることが判明し、処理するためのスペースの確保も難しく、また、屋外展示で金属の腐食が進み該当する部品だけを取り出す作業も難しいとのことで、解体することになったんですよね。

屋外に出て右側ずっと奥に展示されているED75は、1963年から製造された電気機関車で、その中で「ED75 501」は道内鉄道の電化に伴い試験用に1966年に1両だけ製造された特別仕様車とのことです。1986年に引退していて、2010年にはJR北海道の準鉄道記念物に指定されています。

ED75 501 写真は7月8日撮影
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そして、先に防護柵や幕を設置し終えている「ED76 509」は、屋外に出てすぐ左に展示されている車両で、ED75の改良型となるED76は、道内電化後の主力電気機関車として1994年まで現役で使われたそうです。

(ED76 509)
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最初の解体方針のニュースを目にして、7月に入って実際に見に行ったものの、今回の作業着手のニュースがあってからはまだ見にいってないんですよね。

なので現状の様子は未確認なのですが、まもなく実際の解体作業もはじまるのでしょうね。

なお、PCBを含む部品を取り外した後、残せる部品は資料として保存し、再び展示できるかは検討していくとのことです。

※参照:2023年7月17日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

電気機関車のPCB処理について | 小樽市
Facebook(小樽市総合博物館)
※小樽市総合博物館:開館時間・休館日・入館料 | 小樽市

【関連記事】
ニュースより/小樽市総合博物館展示の電気機関車2両「ED75 501」と「ED76 509」に有害なPCB〜8月にも解体方針

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2023年7月19日 (水)

住吉神社例大祭の百貫神輿の様子をちょっとだけ(2023年)【動画あり】

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先日、7月14日(金)〜16日(日)の3日間の日程で、小樽総鎮守・住吉神社の例大祭(通称“小樽まつり”)が開催されました。

私も7月15日(土)に行って、その様子をこのブログでお伝えしました。
※その様子はこちらで:住吉神社の例大祭(小樽まつり)が7月14日〜16日の3日間で開催(2023年度)

例年のことなんですが、15日(金)本祭の夜には、道内最大級といわれる百貫神輿の渡御が行われるので、それも見たくて行ってきました。

実はこの日、朝から強い雨が降り続いて、雨の中の神輿かと心配されたのですが、その少し前に雨が上がりました。せっかくの神輿ですからよかったですね。

ちなみに2020年、21年はコロナ禍で各神社の例大祭は露店やお神輿は中止となり、昨年ようやく感染対策に規模を縮小するなどしながらも露店が並びお神輿も出て、小樽にお祭りの賑わいが戻り、そして今年、各神社でほぼ例年通りに例大祭が行われています。

で、住吉神社の百貫神輿なのですが、実は昨年は百貫神輿渡御が諸事情により見送りとなり、四神神輿渡御に変更になったんですよね。なので、百貫神輿渡御は4年ぶりになるんですね。

百貫神輿渡御は午後6時45分に社殿前を出発し、見物客で溢れる参道を進み、大鳥居を出て国道5号線を渡って近隣を練り歩くのですが、私は国道を渡るまでを見てきました。

では、その様子について、以下に写真を掲載していきますね。

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まず、社殿前から境内の階段を降りてくるんですよね。

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この神輿渡御を楽しみにしている方も多いようで、この時ばかりは参道は見物客で大混雑となり、お祭りは大変な盛り上がりを見せます。

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大鳥居前で一旦止まります。

(住吉歩道橋から。上から失礼します)
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そして、国道5号線を横断します(今回の見学はここまでです)。

ここまで、一部、動画も撮ったので掲載しますね。

いや〜、やっぱりお祭りのお神輿はいいですね。気分が高揚してきます。

ということで、住吉神社例大祭の貫神輿渡御の様子でした。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

【関連記事】
住吉神社の例大祭(小樽まつり)が7月14日〜16日の3日間で開催(2023年度)
※昨年の神輿渡御の様子です
住吉神社例大祭の3年ぶりの神輿渡御の様子をちょっとだけ(2022年)【動画あり】

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2023年7月18日 (火)

小樽市総合博物館運河館ミニ展示『写真で見る「運河100年」』開催〜12月までテーマ別に月替わりで展示〜7月は『「運河」前夜の小樽港』

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今年で完成100年を迎える小樽運河ですが、小樽市総合博物館運河館ではその小樽運河の移り変わりを博物館所蔵の写真などで伝えるミニ展示『写真で見る「運河100年」~誕生・栄光そして衰亡を経て~』を開催しています。

これ、ちょっと気になる展示だったので、先日、見に行ってきました。運河館の開館時間は9:30~17:00で、運河館は基本無休です。

展示場所は運河館の入り口ロビーにあるポスター掲示用のボードに展示していて、ちなみにこのミニ展示だけであれば、無料で見学できます(その先の展示スペースに入るには、入館料が必要です。一般300円です)。

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このミニ展示『写真で見る「運河100年」』ですが、7月から9月を除いて運河完成日の12月27日まで、テーマ別に月替わりで展示を入れ替えていくんだそうです(9月は例年開催されているブックアート企画になります)。

この展示については、2023年7月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄でも紹介されていたのですが、記事によると、展示では運河100年の歩みを、建設前、完成前後、はしけが活躍した最盛期、貨物量が減った衰退期、観光地としての再生、の5つに区分するそうです。

毎月テーマに合わせて12枚の写真で展示・紹介していくとのことで、12月27日まで5回、計60枚の写真で小樽運河の誕生前から現在の姿までを紹介していくことになるんですね。

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で、第1回目となる7月は運河建設前ということで、『「運河」前夜の小樽港』と題して、明治以降の小樽港とその海岸線の変化を中心に紹介しています。展示は7月31日(月)までの予定です。

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小樽運河のできる前の様子ということですが、すでに当時の小樽の繁栄を伺うことのできる写真を見ていると、今とは全然違う地形や、反対に今でも分かる地形や建物などが見られ、ついつい見入ってしまいました。

大正12年(1923年)に完成した小樽運河は、今年で完成100年を迎えますが、その歴史の変遷を写真で辿ることができる、ミニ展示ではあるのですが興味深い展示ですね。

興味のある方は、せっかくですから今月7月から連続して見に行ってみてはいかがでしょうか。

Facebook(小樽市総合博物館)
開館時間・休館日・入館料 | 小樽市

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2023年7月17日 (月)

旧手宮線をトロッコで走るおなじみ「レールカーニバルinおたる」が2023年のこの夏も開催中!!(7月15日〜17日)

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旧手宮線をトロッコで走るおなじみのイベント「レールカーニバルinおたる」が、2023年の夏も7月15日(土)〜17日(月・祝)の3日間の日程で開催されています。

開催時間は10:00〜17:00(最終受付16:40)で、いつものように、旧手宮線の中央通り~道道小樽港稲穂線までの区間を足こぎトロッコで走ります。

主催はNPO法人北海道鉄道文化保存会/『レールカーニバルinおたる』実行委員会です。

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料金は小学生以上500円(小学生未満無料)となっていて、乗車には事前の予約が必要です(当日空きがあれば乗車できるそうですが、かなり人気があるようですよ)。
※予約先については、観光協会の記事で紹介されている他、チラシにも書かれています。
2023レールカーニバルinおたる(7/15~17)開催中 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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(受付は中央通り側にあります)
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手宮線は1880年(明治13年)11月に官営幌内鉄道の一部として、手宮〜札幌間に北海道で初めて開通した鉄道で、1985年(昭和60年)に全線廃止になっています。

廃線ながら現在も線路の残る旧手宮線は散策路としても整備され、日本遺産「炭鉄港」の構成文化財でもあるんですよね。

その歴史ある貴重な旧手宮線をトロッコで走るというこの「レールカーニバルinおたる」は、今やすっかり人気のイベントとなっていて、主にGW、夏、秋と年に3回開催されています。

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この投稿を書いている時点で、残すは最終日の7月17日(月・祝)のみですが、天気がよいといいですね。

※参考:2023レールカーニバルinおたる(7/15~17)開催中 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※今年の「レールカーニバルinおたる」の記事です。
旧手宮線をトロッコで走るおなじみ「レールカーニバルinおたる」がゴールデンウィークに開催中!!(2023年5月3日~5月7日)

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2023年7月16日 (日)

住吉神社の例大祭(小樽まつり)が7月14日〜16日の3日間で開催(2023年度)

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小樽市民に親しみを込めて“小樽まつり”とも呼ばれる、住吉神社の例大祭が、7月14日(金)〜16日(日)の3日間の日程で開催されています。

小樽は今はお祭りの季節なのですが、その中でも、水天宮、龍宮神社、そして、この住吉神社の例大祭は小樽の三大祭りと呼ばれたりもしていて、その最後を飾るのか、小樽総鎮守・住吉神社の例大祭で、毎年多くの方がお祭りに訪れてとても賑わうんですよね。

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ただ、2020年、21年はコロナ禍で各神社の例大祭はお神輿や露店は中止となり、昨年からようやく感染対策に規模を縮小するなどしながらも小樽にお祭りの賑わいが戻り、そして、今年は各神社でほぼ例年通りに例大祭が行われています。

で、住吉神社の例大祭に、私も15日(土)の本祭の夕方に行ってきたので、その様子をちょっとだけお伝えしたいと思うのですが、実は初日は雨は降らなかったものの、15日(土)は朝から強い雨が降り続いたんです。

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この日は午後6時45分から道内最大級といわれる百貫神輿の渡御が予定されていて、天気が心配されたのですが、なんとその少し前に雨が上がったんですよね。

いや〜、せっかくのお祭り、せっかくのお神輿ですから、雨が上がって本当によかったですね。そして、雨が上がったとこもあり、夕方にはたくさん人出でお祭りは賑わっていました。

では、その様子をお伝えしますね。

まず、国号5号線沿いの大鳥居前には、お馴染みの奉納提灯が飾られてます。

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露店は国道5号線沿いの大鳥居から、鎮守の森に囲まれた参道の両脇に並び、これがまた、いかにも神社の夏祭りといった風情で、とてもいい雰囲気なんです。

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最初の階段を上ったところに社務所があって、その前に今回も小樽あんかけ焼そばが出てました。

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露店はここまでですね。
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(社殿です)
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境内の参道の露店以外に、露店は例年、参道と並行する市道にも並び、さらにそこから横に入っていく道路沿いにの先までずっと並ぶんですよね。

(参道と並行する市道の露店。この写真はちょっと早い時間に撮影)
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(さらに横に入っていく道路沿いの露店)
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こちらも相変わらずとても賑わっていましたが、今回、境内と市道含め150店前後出店しているそうです。

そうそう、現在、住吉神社では花手水を開催中で、お祭りの3日間は夜間ライトアップが行われるということだったのですが、あれ?ライトがついてない?

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明かりがなくても綺麗でしたが、どうしたでしょうかね。

※関連記事:住吉神社の今年5回目の花手水が始まっています〜7月は連続開催で第2弾は胡蝶蘭(7月13日〜7月22日)

さて、実はここまでの様子は、百貫神輿が社殿前を出発して、境内を渡って行った後に撮影したものなんですが、その百貫神輿渡御も見てきました。

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百貫神輿が境内の階段を降りて進んでいく姿は本当に迫力があるんですよね。

これを楽しみにしている方も多いと思います。

この時ばかりは、見物客でさらに参道は大混雑になるんですよね。

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やっぱり祭りのお神輿はいいですね。

ということで、住吉神社の例大祭(小樽まつり)の様子でしたが、みなさん、雨が上がるのを待ったいたのでしょうね、ほんとたくさんの方がお祭りを楽しんでいました。

最終日の16日(日)は天気は大丈夫そうなので、さらにたくさんの人出で賑わいそうですね。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

【関連記事】
※昨年の様子です
住吉神社の例大祭(小樽まつり)が7月14日〜16日の3日間で開催〜3年ぶりの露店と神輿で賑わいが戻ってきました(2022年度)
住吉神社例大祭の3年ぶりの神輿渡御の様子をちょっとだけ(2022年)【動画あり】

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2023年7月15日 (土)

歴史的建造物の小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中(2023年度は9月24日まで)

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今年も小樽市公会堂に隣接して建つ、小樽市指定歴史的建造物でもある小樽市能楽堂旧岡崎家能舞台)が夏季公開中です。

公開期間は2023年6月4日(日)~9月24日(日)で、時間は9:00〜17:30となっています(夜間催事のある日は催事終了時間まで)。

能楽堂の見学は、公開期間中は基本無料です(有料や申込みが必要な催事もあります)。
※催事については、こちらを参考にどうぞ:2023年6月4日(日)~9月24日(日) 小樽市能楽堂夏季公開|お知らせ|小樽市民会館

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夏季限定の一般公開は、近年はこの時期恒例になっていて、コロナ禍で2年中止になった後に昨年再開したんですよね。

小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)は、こちらも小樽市指定歴史的建造物の小樽市公会堂と隣接してはいるのですが、外からは公会堂は見えるものの、能楽堂は見ることができません。

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公会堂に入ると、すぐ左に下への階段があるので、そこを下りて行くと、その先に能舞台があります。

手前の一室には能面などが展示されています。
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そして、その先に能舞台があります。

撮影OKでした。ただし、能舞台には上がれません。

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旧岡崎家能舞台は、小樽の商人・岡崎謙が大正15年(1926年)に入船町の自宅中庭に建てたもので、後に舞台部分を切り離して市に寄贈、昭和36年(1961年)に小樽公園内の公会堂隣接の現在地に移築されています。

旧小樽区公会堂(現小樽市公会堂)は、もともとは現在の市民会館の場所に建っていて、昭和35年(1960年)に市民会館の建設に伴い、現在地に移築され、昭和36年の公会堂の移築拡張工事完成時に伴い、能舞台がここに移されたんですね。

※参照:施設案内|小樽市公会堂/能舞台について

旧小樽区公会堂(現小樽市公会堂)
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旧岡崎家能舞台
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以前伺った話では、この能舞台を移築する際に、後ろの控え室(楽屋)がない状態で移築されていて、その点で正式な能楽堂とは呼べないそうで、そういう意味で“能舞台”ということになるそうです。

以下は、小樽HP内の建物概要からの引用です。

荒物雑貨商として財をなした岡崎謙が、大正15年、入船町の自宅中庭に建てたもので、後に市に寄贈され、昭和36年、公会堂隣接の現在地に移されました。
檜の舞台をはじめ、要所には佐渡産神代杉(じんだいすぎ)が用いられ、格式にのっとった能舞台で東北以北唯一のものといわれています。
鏡板の老松、唐獅子、若竹は狩野派17代秉信(もちのぶ)が描いたものです。
大正15年1月舞台開きを皮切りに、芸道研さんのため中央から再三家元を招いて能楽を開催したといわれます。
小樽市指定歴史的建造物 第12号 旧小樽区公会堂・旧岡崎家能舞台 | 小樽市

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ということで、歴史ある小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が公開中ですので、興味のある方は、見にいってみてはいかがでしょうか。

2023年6月4日(日)~9月24日(日) 小樽市能楽堂夏季公開|お知らせ|小樽市民会館

※催事について(ポスター):2023年6月4日(日)~9月24日(日) 小樽市能楽堂夏季公開|お知らせ|小樽市民会館

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※チラシには書かれてませんでしたが、音楽イベント「音楽による解体新書〜能と古事記〜」が小樽市能楽堂で7月25日(火)に開催されます(前売り2000円・当日2500円、定員100名)。
※詳しくはこちら:音楽による解体新書〜能と古事記〜at.小樽市能楽堂 – HOME
※参考
・2023年7月11日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
古典音楽とオリジナル曲~能と古事記~小樽市能楽堂7/25(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※昨年の記事です。
歴史的建造物の小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中(9月4日まで)
※過去の公会堂に関する記事から。
小樽市公会堂(旧小樽区公会堂)と紅葉

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2023年7月13日 (木)

住吉神社の今年5回目の花手水が始まっています〜7月は連続開催で第2弾は胡蝶蘭(7月13日〜7月22日)

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住吉神社の例大祭(通称“小樽まつり”)が7月14日(金)〜16日(日)の日程で開催されますが、それに先立って7月13日(木)から、住吉神社では今年5回目で、7月第2弾となる花手水が始まっています。

第5回目の開催期間は、2023年7月13日(木)〜7月22日(土)までとなっています。

住吉神社の花手水は、先日7月1日〜11日の日程で開催されたばかりですが、7月は3回の開催が予定されています。これまでも夏は連続で開催してくれているんですよね。

2020年から始まり、すっかりお馴染みの住吉神社の花手水ですが、いつも素敵な花の飾り付けをしてくれているのは、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)です。

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今回の花は、優雅に豪華に胡蝶蘭が浮かべられています。

昨年も住吉神社の例大祭時に開催されていた花手水のメインは胡蝶蘭でしたね(※昨年の様子はこちら:住吉神社の今年4回目の花手水〜夏は連続開催で7月第2弾は胡蝶蘭(7月13日〜22日))。

胡蝶蘭は、さすが気品があって素敵ですね。

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その他はテマリソウ、ガーベラ、ジニア、紫陽花とのことです。

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私が見に行った今回の花手水が始まった7月13日は、お祭り前日ということもあって、参道脇では露店の準備が行われてました。Otaru_20230713-143743

こちらは社務所前から上の社殿側を見たところ。
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社殿前からの眺め。
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そうそう、今年も7月14日(金)〜16日(日)のお祭りの3日間は、夜間ライトアップが行われるそうですよ。

天気が心配ですが、なんとかもってくれるといいですね。

7月は花手水が3回実施される予定で、今回が2回目になるのですが、3回目もすでに住吉神社のサイトに日程が出ています。今年としてはトータル6回目になります。
第6回:2023年7月23日(日)〜8月1日(火)
小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

ということで、今年5回目となる住吉神社の花手水が7月13日(木)〜7月22日(土)までの期間で開催されています。

住吉神社のお祭りと一緒に楽しむのもいいですし、その後も7月22日(土)まで開催されていますので、近くにお出かけの際は、見に行ってみてはいかがでしょうか。

※Instagram:Otaru Flower(@otaruflower)
※Twitter:小樽フラワー(@OtaruFlower)
※Facebook:小樽フラワー

※こちらは小樽フラワーのTwitterより。

【関連記事】
※今年の住吉神社花手水の記事。
住吉神社の今年4回目となる7月の花手水が始まっています〜ひまわりの黄色とオレンジメインで元気が出ます(7月1日〜7月11日)
住吉神社の今年3回目の花手水が始まってます〜カーネーションをメインにとてもカラフル(6月17日〜6月27日)
住吉神社の今年2回目の花手水が始まってます〜真っ赤なカーネーションを中心に(5月16日〜5月27日)
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2023年第1回目は桜との共演(4月28日〜5月7日)

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2023年7月12日 (水)

勝納町の隠れ家的な古民家カフェ「cafe ku-pe(カフェ クーペ)」に行ってランチをいただいてきました

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少し前ですが、勝納町のとある通りの突き当たりにある、まさに隠れ家的な古民家カフェcafe ku-pe(カフェ クーペ)」に行ってきました。

なんともお店の佇まいが可愛いというか趣があって素敵で、行ってみたかったんです。

お店は2020年5月24日にオープンしていて、時々SNSで目にして気になっていたんですよね。

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ここ、本当に場所が分かりにくいんですが、場所を探しながら向かって、お店を見つけた時はなんだかとっても嬉しくて、それ込みでのクーペの楽しみ方かもしれませんね。

最後にGoogleマップを掲載しますが、国道5号線を小樽築港駅へ向かい、札樽自動車道の高架下をくぐるとその先左に小樽市消防署の建物があるのですが、その手前の道を入って住宅の中の道を線路側まで降りていきます。

すると、線路と平行する道路の端っこの線路際にお店があります。直前まで看板なども見えないため、本当に道があっているのか不安にもなりそうですが、突き当たりにあるんですね、この可愛い店舗が。

築約70年の古民家をセルフリノベーションしてカフェにしたそうです。

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あっ、冬は雪のために冬季休業しているそうです。

カフェ クーペでランチ

今回はランチを食べに行ったのですが、ランチは要予約です(カフェ利用は予約不要)。

店内はカウンター2席、4人がけテーブル1つ、2人がけテーブル3つあり、古民家の落ち着いた雰囲気がとても居心地のよい空間です。

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クーペのランチは、まず「月めぐりごはん」というのがあって、月のサイクルは新月→上弦→満月→下弦と大きく分けられ、その月のリズムに合わせてメニューを変えるという、ちょっとユニークなメニューです。

メインは肉か魚を選ぶのですが、今回は肉が豚ロースソテー梅ジャムソースということでそちらを。

で、この月めぐりごはん(1650円)にドリンクとスイーツをつけた「ご褒美ランチセット」(2300円)というのがあるので、今回はこのセットで。ちなみにスイーツもメニューから選べるんですが、今回は“店主がワクワクるんるんで作った”という「るんるんスイーツ」をたのみました。

この日は二人で行ったのですが、もう一つはランチメニューにある鹿肉のカカオ赤ワイン煮込(1870円)をたのみました。こちらも飲み物はセット価格になります。

まず、こちらがメインが豚ロースソテー梅ジャムソースの月めぐりごはん。
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いや〜、小鉢がたくさんあって、色々楽しめますね。

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ボリュームある豚ロースソテーは柔らかくて、さっぱり梅ジャムでご飯が進みます。

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こちらが鹿肉のカカオ赤ワイン煮込。
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右側の蓋をとると。
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蝦夷鹿のスネ肉を赤ワインでじっくり煮込んだというとこで、鹿肉がほろほろで、う〜ん、これは美味しい!!

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月めぐりごはんのご褒美ランチセットでたのんだ、この日のるんるんスイーツは、平飼い卵のアメリカンチェリーアイスとパウンドケーキでした。

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飲み物はこちらもこだわりのあるというコーヒーを。器が可愛いですね。Otaru_20230623-132603

飲むとお店のマークが。
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いや〜、美味しかったです。

周囲はとても静かですが、時折電車が通り過ぎて行きます。そのガタンゴトンという音もBGMですね。

お値段は決して安くはないですが、ゆったりとした空間と時間、そして美味しい料理と、大満足のランチでした。

店内の様子〜2階はレンタルスペース

今回、料理に加えて店内の撮影もOKとのことでしたので、1階の様子と、現在はレンタルスペースとして使用しているという2階の様子も見させてもらい、写真も撮らせてもらったので、掲載しますね。

まずは1階です。

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落ち着いた雰囲気がいいですね。

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あっ、テーブルの脚がミシン!?
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店内では玄関側横で、雑貨の販売もしています。

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トイレも渋い。
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2階へ。
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階段の上から。
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そして、こちらがレンタルスペースと使用している2階です。

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2階も素敵ですね。

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窓からは線路が見えます。
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おわりに

ということで、勝納町にある隠れ家的な古民家カフェ「cafe ku-pe(カフェ クーペ)」で、ランチを堪能してきました。

午後にカフェ利用で訪れるのもよさそうですよね。居心地の良さについつい長居をしてしまいそうですね。

cafe ku-pe - 小樽の古民家カフェ 月の巡りご飯カフェ
カフェ クーペ(@cafe_ku_pe) • Instagram

【店舗情報】(お店情報は2023年6月時点でのものです)
営業時間:11:30~17:00(ランチLO14:00)
ランチ予約要/カフェ利用予約不要
定休日:火・水・木(不定休あり)
※冬の間は雪のために冬季休業になります。
※駐車場はお店の横にあって、5台ほど停められます。
※駐車場での待ち合わせはご遠慮願いますとのことで、1グループ1台での来店の協力もあわせてお願いしています。
※食べログ情報:カフェ クーペ

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(裏はすぐ線路です)
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2023年7月11日 (火)

ニュースより/小樽市総合博物館展示の電気機関車2両「ED75 501」と「ED76 509」に有害なPCB〜8月にも解体方針

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小樽市総合博物館本館で屋外展示されている電気機関車ED75 501」と「ED76 509」の2両の変圧器に、有害な高濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)が含まれるため、この2両が8月にも解体される方針というニュースがありました。

2023年6月8日、及び6月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、今年4月の専門業者による調査で判明したとのことで、現状は処理するためのスペースの確保も難しく、また、屋外展示で金属の腐食が進み該当する部品だけを取り出す作業も難しいとのことで、8月にも解体する予定とのことです。

ED75は1963年から製造された電気機関車で、その中で「ED75 501」は道内鉄道の電化に伴い試験用に1966年に1両だけ製造された特別仕様車とのことです。1986年に引退していて、2010年にはJR北海道の準鉄道記念物に指定されています。
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ED75の改良型となるED76は、道内電化後の主力電気機関車として、1994年まで現役で使われたそうです。
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ちなみに、同じくED76を静態保存する三笠市の三笠鉄道記念館では、2014年に解体はせずにPCBを含む変圧器だけを撤去し・外観を残したまま、現在も見学が可能になっているんですね。

ただ、三笠では屋内展示なのに対し、小樽市総合博物館では屋外展示のために金属の腐食が激しく、そのためもし部品除去をしようとした場合、屋根や外壁が崩れ落ちる恐れも高いそうです。

現在も鉄道ファンから解体反対の声が上がっていることもあり、市幹部は解体はやむを得ないが、少しでも保存展示できる部品を増やしたいとのことです。

で、先日見に行ってきたので、写真を掲載しますね。

まず、こちらが「ED75 501」。屋外に出て右側ずっと奥に展示してます。Otaru_20230708-152055

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「ED76 509」は屋外に出てすぐ左に展示。
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この件に関しては、小樽市HP内に小樽市総合博物館の石川直章館長から「小樽市総合博物館所蔵の電気機関車内で確認されたPCBを含む機器の処理について」という状況の説明が掲載されていますので、参考までに。
電気機関車のPCB処理について | 小樽市

それによると、大型変圧器以外にもコンデンサの一部にPCBが含有されていることが判明しているそうで、これら以外にもPCBが使用されている可能性のある部品が1両当たり数百点あると指摘されているとのことです。なので、現実的にも“解体せざるをえない”とのことなんですね。

解体の具体的な日程は未確認ですが、8月にも解体される方針とのことですので、気になる方は小樽市総合博物館本館に早めに見学に行ってみてはいかがでしょうか。

電気機関車のPCB処理について | 小樽市
※参照ニュース:2023年6月8日・6月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
※参考
・「小樽市総合博物館公式ガイドブック」(有限会社ウィルダネス)
環境省_ポリ塩化ビフェニル(PCB)早期処理情報サイト_PCBとは?なぜ処分が必要か?

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【本館の入館料・休館日について】
※見学には入館料が必要です(本館は現在、夏期料金)。
一般400円、高校生・市在住の70歳以上の方200円、中学生以下無料。
※その他、運河館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※本館の休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)

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2023年7月10日 (月)

小樽市総合博物館本館で企画展「放課後の寄り道ー小樽市青少年科学技術館の60年」が開催中(8月20日まで期間延長)

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小樽市総合博物館本館では現在、企画展「放課後の寄り道ー小樽市青少年科学技術館の60年」が開催されています。

この企画展は2023年4月22日(土)から始まっていて、当初は7月17日(月・祝)までの開催予定だったのですが、好評につき、8月20日(日)までと開催期間を延長しています。

開催時間は9:30~17:00(最終入館は16:30まで)で、場所は本館2階奥の企画展示室です。

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遅ればせながら、私も見に行ってきました(※以下、年代などはパンフレット参照)。

小樽市青少年科学技術館(以下「科学館」)は、1963年(昭和38年)8月2日に道内3番目の科学館として開館し、体験型の展示やプラネタリウムなど、手作り感あふれる館内には、子供の頃に行った記憶がある方も多いのではないでしょうか。

科学館のあった場所は、緑町の小樽市勤労青少年ホームの横で、現在のサツドラ小樽緑店のところですね。

科学館としては、2006年(平成18年)12月28日に閉館し、2007年(平成19年)7月14日に開館したここ小樽市総合博物館に科学館の機能や展示物は引き継がれています。

で、この企画展では、1963年の開館から今年で60年となる科学館の歩みを資料や写真などを通して振り返っています。

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展示室入り口で出迎えるのは、実際に科学館の入り口で来館者を出迎えていた案内ロボット「コロット」が17年ぶりに復活しています(う〜ん、私は記憶になんです…)。

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あっ、残念、ソニーのAIBO(愛称「タルボ」)はおでかけ中でした。
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科学館には科学教育の一環として1963年の科学館の開館と同時に誕生した「ジュニアクラブ」というのあって、それに関しての展示もあったのですが、市内在住の小・中学生を対象に学芸員らが担任となって実験や工作の指導を行うジュニアクラブは、確か私も受講した記憶があるので、なんとも懐かしかったです。

展示室前通路にも懐かしい写真が展示されていました。
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ということで、小樽市総合博物館本館で、企画展「放課後の寄り道ー小樽市青少年科学技術館の60年」が、期間を延長して8月20日(日)まで開催しています。

実は私は期間延長を知らずに、そろそろ会期終盤だと慌てて見に行ったのですが、期間延長ということでまだまだ間に合いますので、気になっていた方は子供の頃の懐かしい思い出を探しに行ってみてはいかがでしょうか。

本館企画展 | 小樽市
Facebook(小樽市総合博物館)

※参考
小樽市総合博物館本館…企画展「放課後の寄り道ー小樽市青少年科学技術館の60年」(4/22〜7/17)開催中 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2023年4月25日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【本館の入館料・休館日について】
※見学には入館料が必要です(本館は現在、夏期料金)。
一般400円、高校生・市在住の70歳以上の方200円、中学生以下無料。
※その他、運河館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※本館の休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)

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2023年7月 9日 (日)

小樽の老舗洋菓子店「あまとう本店」の2階喫茶部が、7月11日(火)からいよいよ営業再開

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長く休業していた、都通りの小樽の老舗洋菓子店「あまとう本店」の2階喫茶部が、いよいよ営業再開するとのことです。

営業再開は2023年7月11日(火)からです。

営業時間は12:00〜17:00まで(ラストオーダーは15分前)とのことで、当面の間は時間短縮営業となるようです。

あまとうのサイトに喫茶部営業再開のお知らせが出ています。
【喫茶部営業再開のお知らせ】 | 洋菓子・喫茶の小樽あまとう

本店の2階喫茶へ上る階段前にも、営業再開のお知らせが掲示されていました。

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昭和レトロ感あふれるあまとうの2階喫茶は、とても人気があったのですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために臨時休業となり、以来ずっと休業が続き、いつ営業が再開するのかと、心待ちにしていた方も少なくなかったのではないでしょうかね。

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ということで、あまとう本店の2階喫茶部が、7月11日(火)からいよいよ営業再開です。楽しみですね。

ホーム | 洋菓子・喫茶の小樽あまとう
※あまとうの定休日は基本毎週木曜日(7月18日は臨時休業)です。
※お店情報は2023年7月時点のものです。

【関連記事】
あれ!?あまとう本店の2階喫茶部は休業中!?1階の売り場は営業中【追記あり】

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2023年7月 8日 (土)

7月6日の小樽は最高気温30.5℃で今年(2023年)初の真夏日

ちょっと話題としては日が経ってしまいましたが、7月6日(木)の小樽は日中の最高気温が30.5℃(13:43)と、今年(2023年)初の真夏日となりました。

小樽も夏に何度か真夏日になるのですが、もう7月ですからね。

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気象庁|過去の気象データ検索(小樽(後志地方) 2023年7月)のスクリーンショットより。

熱中症に気をつけないといけませんね。

そういえば、この日の夕方、小樽に大きな虹がかかったんですよね。結構長い時間で出ていたので、目にした方も多かったのではないでしょうか。

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なんか虹ってテンション上がりますね。

ということで、小樽も7月6日に今シーズン初の真夏日を記録しました。市内の海水浴場も場所によって順次オープンしています。

いや〜、小樽も夏ですね。

※参照:気象庁|過去の気象データ検索(小樽(後志地方) 2023年7月)

【関連記事】
小樽市の2023年夏の海水浴場の開設は5か所(小樽市HPより)〜朝里海水浴場が開設見送り
※昨年(2022年)は6月25日に真夏日を記録していました。
小樽も6月25日は暑かったです〜最高気温30.5℃で今シーズン初の真夏日

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2023年7月 7日 (金)

浴衣や着物を着て小樽の街を散歩!!「おたる浴衣おさんぽPASSPORT2023」開催中〜パスポート掲載店で特典

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今年も浴衣や着物を着て小樽の街を散歩すると、協力店舗で特典を受けられるイベント「おたる浴衣おさんぽPASSPORT(パスポート)2023」が開催されています。

そのパスポートはすでに配布中で、有効期間は2023年7月1日(土)~8月31日(木)です。期間中は何度でも利用できます。

配布場所は各観光案内所などで、札幌キモノハナ各店でも配布されています(これ、札幌の着物屋さんの企画なんですね)。
※配布場所はイベントサイトで確認できます:配布場所一覧 - otaru-kimono-pass ページ!

おたる浴衣おさんぽPASSPORTの使い方は、浴衣パスポートを入手→浴衣or着物を着て小樽へ→協力店・施設でパスポートを提示→特典が受けられます。

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協力店と特典については、パスポートに掲載されている他、サイトでも確認できます。協力店は主に堺町通りや色内大通り、北運河周辺が多いですね。
ご協力店・特典一覧 - otaru-kimono-pass ページ!

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関連イベントとして「おたる浴衣おさんぽMARKET」が、7月7日(金)〜7月9日(日)の3日間の日程でunga plus gallery(小樽百貨UNGA↑2階)で開催されます。

時間は11:00~18:00(最終日17:00まで)で、浴衣やコーディネート小物を販売しているとのことです。
おたる浴衣おさんぽMARKET - otaru-kimono-pass ページ!

小樽では近年、小樽堺町通り商店街では「小樽堺町ゆかた風鈴まつり」を開催していて、このおたる浴衣おさんぽPASSPORTとともに、浴衣が似合う街・小樽として浴衣推しなんですよね。

今年も8月5日(土)・6日(日)の2日間で「第13回 小樽堺町ゆかた風鈴まつり」が開催され、様々なイベントが企画されているようで、もちろん、その際にはおたる浴衣おさんぽPASSPORTを持っていくといいですね。
【開催告知】第13回 小樽堺町ゆかた風鈴まつり | 小樽堺町通り商店街公式HP

この夏、浴衣を着て、おたる浴衣おさんぽPASSPORTを手に小樽の街を散歩するのもいいかもしれませんね。

浴衣を着たら、小樽に行こう。 - otaru-kimono-pass ページ!

小樽浴衣おさんぽパスポート/Facebook
小樽浴衣おさんぽパスポート(@otaru_kimono_pass) • Instagram
小樽浴衣おさんぽパスポート(@otarukimonopass)/Twitter

小樽浴衣おさんぽパスポート2023(7/1~ 8/31) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
小樽堺町浴衣おさんぽパスポート〜堺町通りを浴衣で散歩!!パスポート掲載店で特典が受けられます
「第12回小樽堺町ゆかた風鈴まつり」が8月6日(土)・7日(日)の2日間で開催

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2023年7月 6日 (木)

小樽文学館で「小樽詩話会60年のあゆみ展」が開催中です(8月13日まで)

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市立小樽文学館では現在、「小樽詩話会60年のあゆみ展」が開催中です。

会期は2023年6月10日(土)~8月13日(日)までで、開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)となっています。

期間中の休館日は基本月曜日(7月17日は開館)で、7月18日(火)、7月19日(水)も休館日になります。

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小樽の詩の愛好家らで作る小樽詩話会が発足したのが1963(昭和38)年9月とのことで、今年創立60年を迎えるのを記念した展示となります。

この展示会については、2023年7月4日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されていたのですが、それによると、現在は58人の会員が所属し、月2回の例会を開き、会誌はこの6月号で647号となっているそうです。

今回の展示では、毎月発行している会誌や、これまでの活動を紹介する写真、会員による絵画やイラストなどが展示され、小樽詩話会の活動を振り返ることのできるものとなっているんですね。

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(今回のポスターになっている絵画)
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そうそう、「月刊おたる」の創刊時の編集長で潮音頭の作詞者でもある、同会会員だった故米谷祐司さんについての展示もありました。

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小樽市HP内に、内容について記載されているので引用しますね。

1963(昭和38)年9月25日午後6時、小樽詩話会発足のための話し合いが、小樽市稲穂町の喫茶店『街』三階で行われました。
〈文学について自由に話し合える会が欲しい〉〈創作と対話によって、日々の生をより豊かなものにしたい〉〈主宰者はいらない、その時々の世話人がいればよい〉。その想いが、小樽詩話会の原点でした。
その日から60年。小樽詩話会は、往年の自由な気風をそのままに、今も新たなあゆみを続けています。会の誕生から今に至るまでの軌跡を会誌バックナンバーや数々の詩画、懐かしの写真でご紹介します!
「小樽詩話会60年のあゆみ展」 | 小樽市

私は詩のことはよく分かりませんが、詩や文学を通して、熱く、そして楽しく活動してきた小樽詩話会の歴史を、一端ですが感じることができました。

※関連イベントとして「小樽詩話会トークショー」が、初期から現在にいたるまでの会員で詩人として活躍されている高橋明子さんをゲストに迎えて開催されます。
・7月16日(日) 14:00 ~ 15:30
・場所:市立小樽文学館1階研修室
・参加費無料ですが、文学館への電話での予約が必要で、定員は先着50名となっています(すでに定員いっぱいの場合はご容赦を)。
※詳しくは「小樽詩話会60年のあゆみ展」 | 小樽市、または市立小樽文学館…企画展「小樽詩話会60年のあゆみ展」(6/10~8/13) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」のサイトで。

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※小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:「小樽詩話会60年のあゆみ展」 | 小樽市

市立小樽文学館トップ | 小樽市
小樽文学館

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2023年7月 5日 (水)

閉鎖した花園高架下商店街の建物部分がシートに覆われ解体工事が進んでいます

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2023年3月末をもって閉鎖された、JRの高架下にあった花園高架下商店街解体工事が始まったというニュースについては、6月17日にこのブログでも取り上げて、その様子をお伝えしました。
※こちら:ニュースより/閉鎖した花園高架下商店街の解体工事が始まっています

その際に見に行った6月15日の時点では、建物内部の解体工事をしているようで、外壁の工事にはまだ着手していませんでした。

その後のどうなったか気になっていたのですが、7月4日(火)に様子を見に行ったところ、高架下の建物部分がシートで覆われていて、いよいよ建物部分の解体工事も始まったようです。

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先日のニュースによると、跡地利用は未定とのことですが、建物の外壁や基礎を壊して、橋脚だけの姿に戻すとのことなので、このシートが外される時は、もう建物部分はなくなっていて、橋脚のみになっているのかもしれませんね。

(国道5号線側の橋脚部分。この風景が続くのかな!?)
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(こちらが花園銀座商店街側)
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解体が始まると早いので、今後も時々様子を見に行ってみようと思っています。

ちなみに、JR小樽駅から南小樽駅へ向かうと線路はすぐに高架になり、国道5号線から花園銀座商店街までの区間の高架下には飲食店などが入り、ここが花園高架下商店街でしたが、建物の老朽化もあり2023年3月末をもって閉鎖されました。

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2023年7月 4日 (火)

張碓に移転した人気のパン屋さん「パン ヨルトノ」にようやく行ってきました

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今年の春に張碓に移転した人気のパン屋さん「パン ヨルトノ」に行ってきました。

いや〜、移転してから気になっていたのですが、なかなか張碓に行く機会がなくて、ようやく行くことができました。

張碓の静かでとてもいい環境の中、素敵なお店がありました。

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店舗前の通りの向こうには海が見える素敵なロケーションですね。
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(こちらは山側。道路の先に国道5号線)
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「パン ヨルトノ」が緑3丁目の高台にオープンしたのが2019年9月のことで、なかなかに行くのが大変な場所でしたが、趣あって素敵な店舗で、そこで作られる美味しいパンは瞬く間に評判が広まり、人気のパン屋さんになったんですよね。

その緑町のお店での営業を2023年2月27日で終了し、こちら張碓に移転してきて、3月20日から営業してます。

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で、移転後の張碓のお店にようやく行くことができたわけですが、久しぶりのヨルトノのパンを前にして、どれを買おうかと悩みました。

緑町のお店は何度か利用させてもらったのですが、ヨルトノのパンはどれも本当に美味しくて、中でも噛めば噛むほど美味しいハード系のパンが大好きなんですよね。

(撮影許可をいただきました)
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自家製粉麦・天然酵母を使ったパンは、いつもどれも美味しそうなのですが、今回買ったのはこちら。

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カンパーニュ(ライ麦30%。ヨーグルト酵母の爽やかな酸味の定番パン。※お店の商品説明より)1/4(300円)Otaru_20230623-192631

セーグル(ライ麦70%のパン)1/2(480円)
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薄く切って食べるといいとのことで、そのようにして美味しく食べました。

トーストブロート(シンプルな山食)1/2(300円)
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こちらは厚切りトーストにして、バターを塗っていただきました。

そして、クロワッサンはいっつも買うんですよね。
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いや〜、もちろん、どれも美味しくいただきました!!

ということで、ようやく行くことができた張碓の「パン ヨルトノ」ですが、張碓は最近、素敵なカフェなどもできていて、なんだかちょっと気になる注目のスポットになっているんですよね。

なかなか気軽に行ける場所ではないですが、ヨルトノにはまた買いに行きたいですし、機会をみつけて張碓もゆっくり回ってみたいですね。

【店舗情報】(お店情報は2023年6月時点でのものです)
営業時間:10:00〜16:00(売り切れ次第終了)
定休日:火曜、水曜
※駐車場は店舗前に4〜5台分のスペースがあります。
※Webショップ:パン ヨルトノ

※お店情報については、Instagramで随時発信されていますので、気になる方は要チェックです。
パン ヨルトノ(@yorutono_pan) • Instagram

※張碓の町は海岸沿いに長く位置していて、その中で住宅街は2箇所に分断しているのですが、そのうち銭函側の住宅街に「パン ヨルトノ」はあります。

【関連記事】
緑3丁目の高台にある人気のパン屋さん「パン ヨルトノ」が張碓に移転するそうです
緑町の高台の美味しいパン屋さん「ヨルトノ」にいってきました(2019年9月オープン)

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2023年7月 3日 (月)

ニュースより/花園銀座商店街の老舗「むとう呉服店」が廃業

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花園銀座商店街を上ってJR高架を過ぎたところの老舗の「むとう呉服店」が、2023年6月30日で廃業というニュースがありました。

2023年6月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

こういったお店は、個人的に利用する機会がないので、お店の様子とかは全く分からないのですが、小樽の老舗で新聞にも閉店について掲載されたので、ブログでも取り上げますね。

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ニュースによると、むとう呉服店は長く小樽の和装文化を支えてきた老舗で、なんと創業95周年だったそうです。

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小樽といえば、かつては料亭やキャバレー、クラブが多く、そこで働くママや芸者、ホステスらが着物を買い求めていたということで、なるほどですね。

むとう呉服店も1970年代ころまでは売り上げは好調だったということですが、そういったお店もなくなっていき、次第に着物離れが進み、それに加え、コロナ禍で茶道などの和装を着て行く催しが相次いで中止になったほか、結婚式や葬儀も簡素化が進み、和装需要がさらに激減しているそうです。

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かつて小樽に呉服店は花園銀座商店街だけで10店ほど、小樽全体で50店ほどあったそうですが、今はわずか数店になっているそうです。

ということで、小樽の老舗がまたひとつ閉店してしまいました。着物を着る機会はどんどんなくなってきて(私も着物を着ることはないんですよね)、呉服店もわずかになっているということで、和装文化の継承といった面でも気になりますね。

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2023年7月 2日 (日)

住吉神社の今年4回目となる7月の花手水が始まっています〜ひまわりの黄色とオレンジメインで元気が出ます(7月1日〜7月11日)

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今年4回目となる7月の住吉神社の花手水が始まっています。

第4回の開催期間は、2023年7月1日(土)〜7月11日(火)までとなっています。

2020年から始まり、すっかりお馴染みで人気の住吉神社の花手水ですが、いつも素敵な花の飾り付けをしてくれているのは、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)です。

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今回のメインはひまわりですね。

約500輪あるそうですが、もう、ひまわりの黄色とオレンジは見ているだけで元気が出てきます。

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他には胡蝶蘭、マム、アスター、バラなどが飾られているそうです。

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あっ、ニコちゃん!!
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あっ、あそこにも。今回はニコちゃんがあちこちにいますね。
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いや〜、今回も綺麗ですね〜

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ところで、今年4回目となる住吉神社の花手水が7月1日から始まりましたが、7月は花手水が3回実施される予定だそうです。これまでも夏は連続で開催してくれているんですよね。

住吉神社のサイトに、今回も含めて日程が出ています。
第4回:2023年7月1日(土)〜7月11日(火)
第5回:2023年7月13日(木)〜7月22日(土)
第6回:2023年7月23日(日)〜8月1日(火)

ちなみに、7月14日(金)〜16日(日)は住吉神社の例大祭(通称“小樽まつり”)ですね。

ということで、7月は花手水がたっぷり楽しめそうですが、まずは7月1日からひまわりをメインにした元気のでる花手水が始まってますので、近くにお出かけの際は、見に行ってみてはいかがでしょうか。ほんと、元気でますよ。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※Instagram:Otaru Flower(@otaruflower)
※Twitter:小樽フラワー(@OtaruFlower)
※Facebook:小樽フラワー

※こちらは小樽フラワーのFacebookページより。

【関連記事】
※今年の住吉神社花手水の記事。
住吉神社の今年3回目の花手水が始まってます〜カーネーションをメインにとてもカラフル(6月17日〜6月27日)
住吉神社の今年2回目の花手水が始まってます〜真っ赤なカーネーションを中心に(5月16日〜5月27日)
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2023年第1回目は桜との共演(4月28日〜5月7日)

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2023年7月 1日 (土)

ニュースより/旧祝津小学校の土地と建物について小樽市は本年度中にも売却先の募集など具体的な手続きへ

小樽市では近年、学校再編が急速に進められてきて、閉校情報などの主なニュースについては、このブログでも取り上げてきました。

だからというわけでもないのですが、その後の学校跡地の活用というのは、どうにも気になるんですよね。他の施設に転用されるにしても、建物がそのまま活用されるのか、それとも解体されてしまうのか…

そんな学校跡について、2013年(平成25年)3月末をもって閉校した旧祝津小学校跡についてのニュースが、2023年6月27日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

(旧祝津小学校)
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ニュースによると、現在も残る旧祝津小学校の土地と建物について、小樽市は本年度(令和5年度)中にも売却先の募集など具体的な手続きに入りたい考えとのことです。

旧祝津小学校跡については、市では民間業者に跡地利用のアイデアを聴く市場調査を行ったり、公共施設としての活用策も検討してきたのですが、結局決まらず、施設の老朽化も進んでいることもあり、2022年3月に「旧校舎建物と学校敷地の売却」とする方針を決めていたんですね。

今後、いい売却先がみつかって、有効に活用されるといいですね。

※参照:旧祝津小学校の跡利用について | 小樽市
※参考:小樽市立小中学校の規模・配置の適正化について | 小樽市

【関連記事】
若竹小学校と祝津小学校が平成25年(2013年)3月末をもって閉校

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