ニュースより/小樽市の2022年度(令和4年度)観光客数は406万5,000人で対前年度比152.9%%と回復傾向もコロナ禍前の6割ほど
少し前のニュースからなのですが、小樽市から2022年度(令和4年度)の観光客数についての発表が、5月30日にありました。
※令和4年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市
※関連ニュース:2023年5月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽市の2022年度(令和4年度)【全期】観光客数概要
発表によると、2022年度(令和4年度)に小樽市に訪れた観光客数は406万5,000人で、対前年度比140万6,000人増の152.9%%となっています。
コロナ禍前の2019年(令和元年度)の699万1,800人と比較すると58.1%と、大きな回復は見せているものの、まだまだコロナ禍前の水準には回復していない、という状況です。
※2019年度も年度後半(2・3月)に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていて、観光客数が700万人を割ったのは7年ぶりのことでした。
内訳を見ると、道内客数は対前年度比120.1%の197万7,500人と増加し、道外客数は対前年度比206.3%の208万7,500人と大幅に増加していて、令和4年3月22日の行動制限解除によって国内の旅行客が増えたようです。
宿泊客数については対前年度比186.4%の74万1,000人となっていて、これに関しては、コロナ禍前の令和元年度比で93.6%まで回復しているそうで、全国旅行支援や市の誘客促進事業、それに市内にホテルが新しくできたりなどの効果があったと報告されています。同じく修学旅行宿泊客数も大幅に増加しています。
外国人宿泊客数については、令和3年度が2千人ちょっとだったのが、令和4年10月11日の水際措置の大幅緩和により、9万1,835人まで一気に増えていますが、コロナ禍前の令和元年度比は35.1%の水準にとどまっています。
とはいっても、街を歩いていると、明らかにアジアを中心に外国人観光客が増えてきたのが実感できます。
詳しい数値は小樽市のHPに掲載されていますので、興味のある方は見てみてください。
※令和4年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市
ということで、小樽市の2022年度(令和4年度)の観光客数についてでしたが、だいぶコロナ禍前の状況に戻りつつありますね。
【関連記事】
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