祝津の高台に建つ日和山灯台が6月3日・4日に一般公開されたので見に行ってきました
先日、祝津の前浜を会場に6月3日(土)・4日(日)の2日間の日程で「おたる祝津にしん・おタテ祭り2023」が開催されました。
その際、祝津の高台に建つ日和山灯台もイベント両日に限って、灯台内部が一般公開されたんですよね。公開時間は10時〜午後3時までで、見学は無料でした。
日和山灯台内部の一般公開は、例年このイベントの時を含めて年に1、2回の貴重な機会なんですよね。で、私も見に行ったので、その様子を少しだけですが紹介しますね。
祝津の高島岬の高台に建つ日和山灯台へは、前浜からぐるっと迂回するように上っていきます。
祝津のシンボル的な建物でもある日和山灯台の初点灯は明治16年(1883年)10月15日と古く、北海道では納沙布岬灯台に次いで2番目に初点灯された灯台だそうです。
最初は白色の木造六角形の灯台だったそうで、昭和28年(1953年)に木造から、現在のコンクリート造に建替えられ、昭和43年(1968年)に現在の赤白の横帯線が塗られたとのことです。
令和元年(2019年)に、33年ぶりの大改修及び敷地整備が行われたんですね。
灯台が建っている日和山は、小樽市が追加認定された日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財の一つとなっています。
※参照:ストーリーの概要と構成文化財(北前船) | 小樽市
灯台内部に入ると、手前と奥の2室で機器等の展示や灯台のパネル写真の展示などがあるのですが、この展示室は昨年改修されたそうで、とても綺麗になっていて、展示内容もボリュームアップしたようですよ。
昭和初期と現在の日和山灯台のジオラマがあって、様子がよく分かります。
階段を上って灯室へ行くと、外に出られる眺めの良いスペースがあるのですが今回は出ず、さらにその上にある灯台の光を出す灯ろうへ、急な階段を上って行かせてもらいました。
ここから光を照らして、海の安全を守っているのですね。
最後に、灯台敷地からの祝津の海の風景ですが、この日の天気は曇りで風も強く、ちょっと景色は残念でしたが、高台から見渡す風景は、やっぱりいいですよね。
ということで、一般公開されていた、日和山灯台の様子でした。
※日和山灯台(小樽海上保安部)
※参考
・日和山灯台一般公開(6/3.4)にいってきました(6/3) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・日和山灯台が一般公開 6月3~4日、航空機展示飛行も | おたる祝津たなげ会
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コメント
こんにちは!
日和山灯台は高校時代の友人のお父さんが灯台守でしたので、仲間といっしょに入らせて頂いた記憶があります。
懐かしいです。
勿論、赤白の帯の時です。
その頃の写真はフイルムでしたので、写真は撮っていませんでした。
では。。
投稿: オヤジ | 2023年6月10日 (土) 09時35分
小梅様。私も小学生の時に日和山灯台の内部見学をした思い出があります。当時は、お写真にあるような多種の資料の展示や模型などのジオラマはありませんでした。記憶に強く残っているのは、小梅さんも指摘されている、急な螺旋階段とレンズ、そして屋上からの景色です。日和山灯台のレンズは直径40cmの回転式で、光の到達距離は、約35km(19海里)もあるそうですよ。懐かしい思い出です。内部の写真を沢山掲載して頂き、有難うございました。
投稿: 小樽望郷 | 2023年6月10日 (土) 10時47分
オヤジさん、こんばんは。
なんと、ご友人のお父様が灯台守だったのですか!!
お仲間と一緒に中に入られたのですね。それもなかなか貴重な体験ですね。
昔は今ほど写真が手軽でなかったので、なかなか残ってないですよね。
懐かしんでもらえてよかったです。
小樽望郷さん、こんばばんは。
小樽望郷さんも内部を見学されたことがあるのですね。
その頃はまだ展示はなかったのですね。
急な階段を上ったところのレンズと景色は印象に残りますね。
あっ、光の到達距離については説明していただきました。すごいですよね。
なかなか貴重と思い、内部の写真も撮らせていただきました。
投稿: 小梅太郎 | 2023年6月11日 (日) 02時21分
小梅太郎さん、こんばんは。
行動報告みたいになってしまってすみません。
今日は祝津に行って来ました。
初めて青塚食堂で食事をしました。
売りのニシン焼きの大きいこと。
親切に料理の説明をして下さり、その言葉などで小樽の温かさ感じることができました。
灯台まで上り、吸い込まれそうな海を見て来ました。
灯台は子どもの頃は自由に入れた記憶がありますが、、、記憶違いかな?
投稿: EKO | 2023年11月20日 (月) 16時58分
EKOさん、こんばんは。
いえいえ、行動報告も歓迎です!!
祝津に行かれたのですね。あれ、私も青塚食堂で食事はしたことないかも!!ニシン、いつも店先で焼いてますが、大きいですよね。
日和山灯台は、今月いっぱい敷地内には入れるんですよね。ただ、内部は年に何度かの公開日しか入れませんね。
なるほど、以前は自由に入れたのかもしれませんね。
投稿: 小梅太郎 | 2023年11月21日 (火) 01時54分