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2023年6月

2023年6月29日 (木)

勝納ふ頭に寄港したクルーズ船「コスタ・セレーナ」を水天宮から眺めてきました(6月19日)

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小樽港へのクルーズ船の寄港は、コロナ禍の影響で2020年、21年と全て中止となり、運行が再開された2022年も日本船籍に限ってでしたが、今年度は外国船籍の受け入れが再開され、以前のようにたくさんのクルーズ船が小樽港に寄港しています。

中でもこの6月は6隻のクルーズ船が寄港していて、特に下旬には6月18日(日)ダイヤモンド・プリンセス、6月19日(月)コスタ・セレーナ、6月21日(水)シーニック・エクリプス、6月25日(日)ハンセアティック・ネイチャー(初寄港)と続けてクルーズ船がやってきました。

そんな中、今月は私は港に見に行くことはできなかったのですが、唯一、少し前の6月19日(月)に勝納ふ頭に寄港したコスタ・セレーナ(イタリア船籍、114,261トン)を高台の水天宮から見てきました。

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水天宮は、境内から一望する小樽港の眺めがとてもよいことで知られていますが、もちろん、勝納ふ頭に停泊しているクルーズ船の姿もよく見えるんですよね。

そのあまりの巨大さに、なんだか周囲との比率がおかしく感じたりもします。

今回は新日本海フェリーと並んで停泊していたのですが、新日本海フェリーも普段は近くで見るとかなり大きく見えるのですが、こうやって並ぶと、なんだか小さく見えてしまいます。

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で、この日はコスタ・セレーナの出港の様子を見たくて、出港時間の18:00に合わせて水天宮に行ったんです。

タグボートのたていわ丸に誘導されて、ゆっくりとゆっくりとバックで進んでいきます。

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一旦止まって、今度は前進して、そして、灯台の間を通って外海へと行きました。

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優雅ですね。

動画も撮ってきたので、掲載しますね。

ということで、勝納ふ頭に寄港したクルーズ船「コスタ・セレーナ」を水天宮から見てきた様子でしたが、水天宮から見ると、目の前で見るのとは、また違った臨場感がありますね。

それにしても大きい…

※クルーズ客船が停泊するのは、小樽港の第3号ふ頭(6万トン未満)か、勝納ふ頭(主に6万トン以上)になります(参照:クルーズ船の受入れふ頭について | 小樽市)。

※本格的にクルーズ船の寄港が再開された今年(2023年)は、のべ22隻のクルーズ船の寄港が予定されています。詳しい寄港予定情報は小樽市HPに掲載されてますが、天候、運行スケジュールなどの事情によって、予定は急遽変更になることがあるので、見学する時などは、直前にも小樽市のHPで確認した方がいいですね。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

【関連記事】
※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事はカテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

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2023年6月28日 (水)

第12回小樽がらす市が4年ぶりに7月28日〜30日の日程で開催(おたる潮まつりと同時開催)

第12回小樽がらす市が4年ぶりに、2023年7月28日(金)〜30日(日)の3日間の日程で開催されます。

※写真は2019年の様子です。
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小樽がらす市というと、例年、旧手宮線跡地と色内広場(文学館・美術館中庭)を会場にして、おたる潮まつりと同時開催されていたのですが、コロナ禍で3年連続で中止になっていたんですよね(おたる潮まつりが制限付きながら通常開催された昨年も中止でした)。

で、いよいよ4年ぶりの復活開催ということで、日程も第57回おたる潮まつりと同時開催となっています。

例年、会場となる旧手宮線跡地には、小樽市内のガラス工房を中心に、道内外から多くの工房が出店して、そこにたくさんのお客さんが訪れるんですよね。

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現在、小樽がらす市では、クラウドファンディングを実施していて、新しい企画やイベント運営にかかる資金を募っています。実施期間は7月23日(日)までです。
※詳しくはこちらからどうぞ:小樽がらす市 クラウドファンディングにご協力ください! | 小樽市
コロナ後初開催!小樽がらす市の再出発と特別企画をご支援ください! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

ということで、4年ぶりに第12回小樽がらす市が開催されます。ガラスの街でもある小樽らしいイベントで、人気もあるので楽しみですね。

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※小樽がらす市の今年度の開催時間はこちら。
7月28日(金)12時から18時まで
7月29日(土)10時から18時まで
7月30日(日)10時から18時まで
※例年行われる夜間の開催は行われないとのことです。

※ Instagram:小樽がらす市~2023.7開催~(@otaruglassmkt)
※Twitter:小樽がらす市~2023.7開催~【公式】(@otaruglassmkt)

※関連ニュース
・2023年6月24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽がらす市クラウドファンディング 再出発と特別企画(小樽ジャーナル)

【関連記事】
第57回おたる潮まつりは4年ぶりのフル開催(7月28日〜30日)〜街にはおなじみのピンクの提灯と祭りを知らせるポスターも
今年(令和4年度)の夏の「小樽がらす市」は3年連続で開催中止
※前回2019年の小樽がらす市開催時の記事です。
「第11回小樽がらす市」が旧手宮線跡地にて開催中!!(おたる潮まつり同時開催で7月28日まで)

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2023年6月27日 (火)

小樽市の2023年夏の海水浴場の開設は5か所(小樽市HPより)〜朝里海水浴場が開設見送り

小樽も6月下旬になって、最高気温も日々25℃前後と高くなってきて、夏が近づいてきています。

ということは、小樽にももうすぐ海水浴シーズンがやってきます。

(写真は2020年の東小樽海水浴場)
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小樽市の海水浴場情報は、小樽市HP内の「海水浴場オープン情報(令和5年度) | 小樽市」に掲載されています。

って、実はすでに銭函のおたるドリームビーチが、6月23日(金)に海開きしてるんですよね。

今年(令和5年度)開設される小樽の海水浴場は5か所になるんですが、実は昨年は6か所だったので、ひとつ減っています。減ったのは朝里海水浴場です。

この件は、ニュースで2023年6月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていたのですが、必要な監視員の確保ができない状況だったそうで、事故の危険性を考えると開設すべきではないとの判断になったそうです。

朝里海水浴場は市民にもお馴染みの海水浴場だったので、ちょっと残念ですね。ニュースによると市内で届出に基づく海水浴場が減るのは、2010年の豊井浜以来とのことです。

で、改めて今年(令和5年度)開設される、5か所の小樽の海水浴場と開設期間は下記の通りです。
おたるドリームビーチ:6月23日(金)~8月31日(木)
銭函海水浴場:7月1日(土)~8月24日(木)
東小樽海水浴場:7月8日(土)~8月20日(日)
塩谷海水浴場:7月15日(土)~8月16日(水)
蘭島海水浴場:7月7日(金)~8月20日(日)

※おたるドリームビーチ、銭函海水浴場、蘭島海水浴場は、水上バイク等のプレジャーボート等の進入を規制する「水域利用調整区域」に指定されています。詳しくはこちら:海水浴場オープン情報(令和5年度) | 小樽市

上記以外の豊井浜、張碓、オタモイ、そして今回開設されなかった朝里などの海岸は海水浴場ではないので注意です。

小樽市HPにも書かれているのですが、小樽には海岸があちこちにあるものの、海水浴場として開設していない海岸では、監視・救護の設備が整っていないため、万が一の事故の場合も対応ができないので、海水浴は海水浴場で安全に楽しみましょう。

小樽市HP内には、海水浴場利用者の心得などの注意事項も掲載されているので、参考までに。
海水浴場オープン情報(令和5年度) | 小樽市

ということで、小樽もいよいよ夏がきて、海水浴シーズンですね。

※関連ニュース:2023年6月23日・24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
※昨年の記事です。
小樽市ではこの夏も6つの海水浴場が開設します(2022年)(小樽市HPより)

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2023年6月26日 (月)

100人パエリア祭でできたてパエリアをいだたいてきました!!〜「石と鉄・マンジャーレTAKINAMI・喫茶一番庫・雪あかり」による開催

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色内大通り沿いのカフェバー「石と鉄」の駐車場で、100人パエリア祭が2023年6月25日(日)の1日限定で開催されました。

開催時間は11:30〜15:00で、パエリア調理開始は11:30からで販売予定が13:00からでした。

100人パエリア祭はこれまで何度か開催されていて気になっていたのですが、今回の開催をSNSで目にして行ってみました。

この100人パエリア祭は、いつもカフェバー「石と鉄」 、「洋食屋マンジャーレTAKINAMI」、そして運河プラザ内の「喫茶一番庫」によって開催されていて、今回はさらに「小樽ワインスクエア」の仲間である小樽のワインバー「雪あかり」が参加しているということです。

会場となる石と鉄の店舗前駐車場には飲食ブースが設けられ、11:30からワインやビール、生ハムなどのおつまみを飲み食いでき、パエリアが作るところを見ながら、そして、出来上がるのを楽しみに待ちながら、時間を過ごせるようになっていました。

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ということで、私もパエリアの販売の始まる前の12時過ぎに会場に行ってみたのですが、まさにパエリアを調理中で、綺麗に具材を並べているところでした。

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いや〜、美しいですね〜!!

これで100人前なんですね。

ここからアルミホイルで蓋をして、しばらく蒸すのかな。

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座ることができたので、せっかくなのでと、ビールとローストビーフ、生ハムにピクルスをいただきながら、パエリアが出来上がるのを待ちました。

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パエリアがとっても楽しみですが、すでに色々と美味しい〜!!

そして、蓋が取られました。

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パエリア100人前です!!

一旦、上の具材を取ってかき混ぜます。

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どんどんかき混ぜます。
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いや〜、100人前のパエリアを作っているのを見ているのも面白いですよね。そして、出来上がったらそれを食べられるんですからね。

すぐにパック詰め作業が始まり、あっという間に買い求めるみなさんの行列ができました。

1人前900円です。
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会場で飲食していた方はもちろん、時間に合わせてテイクアウトで買い求める方々が続々ときてました。

もちろえん、慌てて並んで買って、今度はワインを飲みながら、その場でできたてパエリアをいただきました〜!!

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魚介の味が染み込んで、もう抜群の美味しさです。

(ひとまず、全てパック詰め)
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残った炭で焼きマシュマロ。これも楽しいですね。
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案内を見たら、第一弾と書かれていたので、、そのうちまた開催してくれるのでしょうかね。であれば、ぜひまた食べたいですね。

ということで、100人パエリア祭のパエリア、楽しく美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

石と鉄 STONE and IRON(@stoneandiron.otaru) • Instagram
Facebook(洋食屋マンジャーレTAKINAMI)

石と鉄 小樽のカフェバー&一棟貸し石蔵の宿
(公式)洋食屋マンジャーレTAKINAMI – 小樽の魚介料理がおいしいレストラン

※「小樽ワインスクウェア」とは、小樽のソムリエや飲食店主らが2022年4月から、小樽の食と道産ワインの魅力を発信する事業のこと。
小樽ワインスクウェア | 小樽でワインが楽しめる情報サイト

※参考:石と鉄&マンジャーレTAKINAMI&喫茶一番庫 Presents 「100人パエリア祭2022夏」(7/30.31小樽運河プラザ前)開催のお知らせ | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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2023年6月24日 (土)

第57回おたる潮まつりは4年ぶりのフル開催(7月28日〜30日)〜街にはおなじみのピンクの提灯と祭りを知らせるポスターも

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4年ぶりにフル開催となる、今年の第57回おたる潮まつりは、7月28日(金)〜30日(日)の3日間の日程で開催されます。

すでに、街にはおなじみのピンクの提灯が飾られ、祭りを知らせるポスターもあちこちに貼られ、徐々に気分も盛り上がってきますね。

こちらはサンモール一番街。
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稲穂大通り。
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今年のポスターがこちら。
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今年のキャッチコピーは“時は満ちた!躍動の夏”です!!

コロナ禍で2020年は潮まつり初の中止、2021年はウェブによる1日のみの縮小開催、そして昨年は通常開催となったものの祭りのメインイベントでもある2日目の潮ねりこみや、初日の潮ふれこみは距離を短縮し、潮わたり・潮ねりこみコンテスト・潮ねりこみのとび入りDE踊り隊・神輿宮入り・うちわコンテストなんかは中止になりました。

それでも昨年は、久しぶりのリアルでの潮まつりということで、大いに盛り上がってみなさん潮まつりを楽しんだと思うのですが、今年はいよいよ制限なしのフルでの開催となりますね。

例年通りに、初日の潮まつりの始まりを市内に知らせる潮ふれこみは梁川通り奥の都会館から、2日目の潮ねりこみは花園グリーンロードからで、当日参加できる「とびいりDE踊り隊」も復活するようです。最終日の神輿パレードも実施されます。あっ、道新納涼花火大会は最終日のみの予定とのことです。

ということで、4年ぶりにコロナ禍前と同規模で開催される第57回おたる潮まつり、いや〜、楽しみですね。

おたる潮まつり公式サイト

※関連ニュース
・2023年6月6日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
おたる潮まつり通常開催に向け発足式(小樽ジャーナル)

【関連記事】
ニュースより/来年(2023年)の第57回おたる潮まつりの開催日が7月28日(金)〜30日(日)の3日間に決定
※おたる潮まつり関連の記事は、カテゴリー「おたる潮まつり」にまとめてます。

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2023年6月22日 (木)

小樽の老舗の蕎麦屋「籔半(やぶはん)」に行って初めてコースメニューをいただいてきました

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今年4月とちょっと前のことなのですが、静屋通りにある小樽の老舗の蕎麦屋「籔半(やぶはん)」に行く機会がありました。

小樽・蕎麦屋・籔半」といえば、昭和29年(1954)創業の小樽の老舗蕎麦屋で、ここは市民のみならず観光客にもとても人気で、いつも混んでいるんですよね。

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行くのはかなり久しぶりだったのですが、実はこの時はちょっと特別な集まりで、一緒に行った方に予約をとってもらい、初めて2階席でコースメニューをいただいたんです。

以前から、ここ籔半でゆっくりと食事をしてみたかったので、行く前からもう楽しみで楽しみで(笑)

籔半について

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籔半は店舗外観からしてとても趣があり、店内もとても素敵なんですが、その建物について、ちょっと調べてみました。

※参照:蕎麦屋ひすとりー | 籔半

籔半は1976年(昭和51年)に、もともと現在地にあった古い割烹を再生再活用して、籔半三代目店舗として竣工しオープンしていますが、ここはもとはニシン漁で財を成した祝津の三大網元のひとつ・白鳥家の別宅の土地・建物だったそうです。

しかし、1986年(昭和61年)1月にその店舗が消失し石蔵だけが焼け残るという事態にあってしまいます。

その再建にあたって、ちょうどその時に解体されることになっていた富岡町の地獄坂にあった、五楽園とも呼ばれた旧金澤友次郎(ともじろう)邸の豪邸の母屋部分を解体後に移築再利用するんですね。

この時の店主は、小樽運河の保存運動の中心的な役割を担い、その後も運河を中心としたまちづくりに取り組み、小樽の、さらには後志の観光振興に尽力し続けた、二代目故小川原格氏です。

そして、1986年(昭和61年)に現在の店舗の姿になったそうなんですが、店内に入ると、その味わい深く趣ある雰囲気に目を奪われるほどです。

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籔半2階奥の石蔵座敷の様子

料理の前に、この日の部屋は2階奥の石蔵座敷で、まずはこの部屋がなんとも素敵でした(写真撮影OKとのことでした)。

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祝津の三大網元のひとつ、白鳥家の残した石蔵内ですね。

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もちろん、2階に上がったのは初めてでしたが、いや〜、素敵です。

籔半のコースメニューを堪能する

では、ここからは、当日にいただいた料理写真を中心に掲載したいと思いますが、この日たのんだのは「粋に鯔背に宴会コース」4,950円 (4,500円+税)で料理9品のコースです。もちろん、籔半でコースをいただくのは初めてです。

飲み物は最初はビールで乾杯。
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先付け:自家製蕎麦味噌
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これはちびちびといかせていただきましたが、お酒が欲しくなりますね。

刺身:南蛮海老、帆立貝柱、ばち鮪
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この段階で、すでに笑みがこぼれてきます。

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汁物:親鳥かしわヌキ
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これは、かしわ蕎麦の蕎麦を抜いたものですね。

ここでここでワインを。小樽の街なかワイナリー「オサワイナリー」の「おタテワイン」です。

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小樽祝津産ホタテを“おタテ”とネーミングして、ブランド化を目指していますが、そのおタテをさらに美味しく楽しむために作られたという、やや辛口の白ワインです。

巻物:鉄火巻とカッパ巻の蕎麦寿司
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これが中が米ではなくて、蕎麦なんですね。驚きと共に実に美味しい。

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焼物/焚物:北海道滝川産合鴨照焼/小樽産にしん棒煮
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これは今回のコースはどちらかということなんですが、それぞれが別なのをたのんで、どちらも味わいました。

お浸し:そばもやし
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そばもやしというのがあるんですね。知りませんでした。

日本酒もたのみました。

(こちらがメニュー)
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日本酒のメニューに隠し酒と称して銘柄を伏せ、ちょっと変わった名前がつけられているものがありましたので、今回はそれを。

いただいたのは、蕎麦屋親爺の隠し酒(超辛口の本醸造酒)と蕎麦屋板長の隠し酒(キレのある辛口の純米吟醸酒)です。すいません、それぞれの元の銘柄は失念…

飲み比べが分かりやすいようにと、グラスを別々なものを用意していただきました。いや〜、お心遣いに感謝です。

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いや〜、それにしても、日本酒が料理にあいますね。たまりません。

料理は続きます。

天麩羅:海老、パーナ貝、エリンギ、茄子、シシトウ
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お酒が進みます(笑)

そして、メインのお蕎麦です。

蕎麦:北海道産蕎麦せいろ
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いや〜、これはありきたりな表現ですが、本当にコシや喉越し、風味が素晴らしくて美味しいです(もっと食べたい)。

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蕎麦湯もいただきました。

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デザート:柚子シャーベット
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以上が籔半「粋に鯔背に宴会コース」でした。いや〜、堪能しました!こちそうさまでした!!

※参照:酒宴 | 籔半

おわりに

とっても美味しくて、贅沢すぎるひと時を過ごさせてもらいました。

また行きたいけど、次はいつになることやら。さすがにコースメニューはそうそう食べにいけませんから。けど、お蕎麦は食べにいきたいですね。

ということで、籔半2階の座敷でいただいた、大満足の宴会コースの様子でした。

籔半 | おたる・蕎麦屋・籔半 麺遊倶楽部

【店舗情報】(お店情報は2023年4月時点でのものです)
営業時間:11:00~15:00/17:00~20:00(ラストオーダー)
定休日:毎週火曜、月2回水曜不定、月2回月曜は昼のみの営業
※食べログ情報:蕎麦・料理 籔半

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※参考:書籍「小樽の建築探訪」小樽再生フォーラム編/北海道新聞社(Amazonで「小樽の建築探訪」を探す)

【関連記事】
【訃報】小樽運河保存、その後の小樽の観光振興に尽力した小川原格さん死去のニュース
後志の地域雑誌「BYWAY後志」の23号で小川原格さんの追悼特集

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2023年6月21日 (水)

写真家・眞柄利香さんの写真展が小樽美術館市民ギャラリーで開催(7月2日まで)〜小樽運河100年記念企画 「“#小樽暮らし”の中の運河」

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小樽で活躍する写真家・眞柄利香さんの写真展が、市立小樽美術館の1階奥にある市民ギャラリーで開催されています。

小樽運河100年記念企画 眞柄利香写真展「“#小樽暮らし”の中の運河」

開催期間は2023年6月21日(水)〜7月2日(日)で、開催時間は9:30~17:00(最終日は16:00まで)。会場は入場無料です。

大正12年(1923年)に完成した小樽運河は、今年で完成100年を迎え、様々な記念企画が行われていますが、今回は眞柄利香さんの運河を題材にした写真に着目した写真展です。

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で、実は今回の写真展の開催日前日の搬入時に、眞柄さんに声をかけていただき、他のメディアの方々と一緒に、いわゆる取材(というと、私の場合ちょっとおこがましいのですが)に行ってきました!!

眞柄利香写真展「“#小樽暮らし”の中の運河」について

色々お話を聞かせていただいたので、眞柄利香さんのこの写真展「“#小樽暮らし”の中の運河」の見どころなどついて、少し詳しく紹介しますね。観に行かれる際の参考になれば。

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今回展示されている運河にまつわる写真は、2014年〜2023年1月までに撮影されたもので、19作品が展示されています(ひとつの作品に2つの写真が使用されているものもあり、写真点数としては21点あります)。

作品はなんと和紙にインクジェットでプリントされているということで、質感や色味に特徴がある他、用紙のカットをカッターなどは使用せず、ちぎっているそうです。なので、よく見ると端が少し毛羽立っていのですが、それがなんだか写真が実はその先にも続いているような感覚にもなります。

興味深い展示として、2つの写真が並んでいる展示があるのですが、これは運河の“残らなかったもの”と“残ったもの”として、対になっている作品とのことです。

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残らなかったものとして2020年に解体された小樽運河最後の艀(はしけ)、残ったものとして旧北海製罐小樽工場第3倉庫の写真が展示されてます。

この展示に関してはそれぞれ、艀の写真前には艀に実際に使われていた柵の木が、旧北海製罐第3倉庫の写真前には建物の途中階に生えてた草と、剥がれ落ちていた建物の破片が展示されていて、写真をよりリアルに感じることができます。

(手は触れないように)
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それと、旧手宮線側の窓を利用した展示では、旧手宮線跡地を背景に窓を額のように見立て、撮影時期が違う同じ場所の写真を分割し、交互に配置してコラージュした作品となっていて、過去と現在と時間の流れを感じられます。

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時間の流れといえば、全体の展示も年代を追って展示されていました。

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そうそう、ちょっと面白いのが、展示されている各作品については、会場入ってすぐ右に掲示されている、作品紹介パネルにQRコードがついていて、これを読み込むことによってスマホで作品内容を会場ですぐに見ることができます。

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これを読みながら作品を鑑賞するのもいいかもしれませんね。ちなみに、写真撮影もOKです。

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QRコードといえば、来場時に名前住所などを記帳する芳名帳についても、そこにあるQRコードからフォームで送ることができます。名前がひとめに触れる従来の芳名帳に抵抗のある方もいると思うので、これはいいですね。

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暮らしの中にある小樽運河、時間の流れの中で、消えたもの残ったもの、今一度、運河のある街並みに思いを馳せてもらいたい、そんな写真展になっているそうです。

おわりに

もともと、眞柄さんの小樽の様々な表情を切り取った写真はとても美しく、私も眞柄さんの写真のファンなんですよね。

ちなみに、眞柄さんは小樽市の公式Instagram「小樽暮らし」の中の人なので、その素敵な写真を目にしている方は多いと思いますが、そこではハッシュタグとしても「#小樽暮らし」を使っていて、それが今回のタイトルにも使われているいるんですね。

今回は小樽暮らしで掲載していない写真も多いそうで、SNSでリアルタイムで魅力を伝えていく写真とはまた違った、写真展ならではのじっくりと見入って楽しめる作品が、たくさん展示されていました。

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そうそう、ポストカード(5枚セット)が美術館入り口のミュージアムショップ「小さな旅」で販売しているとのことです。

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(あっ、これがちぎったという写真の切り口)
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ということで、小樽で活躍する写真家・眞柄利香さんの写真展が、小樽美術館1階市民ギャラリーで開催中です(7月2日まで)。

今回は声をかけてもらい、事前取材をさせてもらったので、詳しく紹介させてもらいました。ほんと、興味深くて素敵な写真展なので、興味のある方はぜひ。

※以下は、チラシにも記載されている、企画展趣旨についてです(小樽市Pから引用)。

 港湾荷役の利便を計るために、1923(大正12)年に完成を見た小樽運河は、明治期の石造倉庫群の前面に構築されたため、長い歴史のなかで運河と倉庫が混然一体となって、黄金期の小樽を象徴するものとなりました。
 2023(令和5)年、「小樽運河100年」を記念し、当館は、運河を描いた収蔵品とともに、さまざまなアーティストによる芸術作品をご紹介しています。
 このたび、小樽市在住の写真家・眞柄利香の運河写真に着目いたしました。眞柄の写真は、長い運河論争が終わって小樽活性化の核となっていった新しい運河とその周辺にあります。日常的に運河に通い身近な存在となった運河から、さまざまな情感や美を見いだしています。眞柄の視点は新鮮であり、同時代を生きる私たちにとって、深く共感できるものです。
 本展は、運河をテーマとした眞柄利香の自選写真を中心に展覧いたします。
市民ギャラリー 小樽運河100年記念企画 眞柄利香写真展「❝#小樽暮らし❞の中の運河」/Collectionストーリー3羽山雅愉の見つめた運河 | 小樽市

小樽運河100年記念企画 眞柄利香写真展「“#小樽暮らし”の中の運河」
開催期間:2023年6月21日(水)〜7月2日(日)
開催時間:9:30~17:00(最終日は16:00まで)
入場無料/休館日:月曜日 

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※参照
市民ギャラリー 小樽運河100年記念企画 眞柄利香写真展「❝#小樽暮らし❞の中の運河」/Collectionストーリー3羽山雅愉の見つめた運河 | 小樽市
小樽運河100年記念企画 眞柄利香写真展…(6/21~7/2)市立小樽美術館市民ギャラリー | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
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2023年6月20日 (火)

龍宮神社のお祭り(例大祭)が6月20日〜22日の3日間で、今年は制限なく例年通りに開催(2023年度)

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小樽はお祭りの季節です。令和5年度の龍宮神社例大祭が、6月20日(火)〜22日(木)の3日間の日程で開催されています。

この時期小樽では、例年毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われるのですが、2020年、21年はコロナ禍で各神社の例大祭はお神輿や露店は中止となり、昨年からようやく感染対策に規模を縮小するなどしながらも、小樽にお祭りの賑わいが戻ってきたんですよね。

そして、今年ですが、各神社でほぼ例年通りに例大祭が行われていて、ここ龍宮神社の例大祭も制限なく行われているようです。

龍宮神社のお祭りは、梁川通りにずらりと露店が並びます。

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初日の6月20日(火)に少しだけ様子を見に行ったのですが、まだ初日の午後だったので、準備中の露店もまだあり、まだまだ人出もまばらでしたが、時間と共に賑わってきて、さらに本祭の21日(水)はお神輿も出るので、より賑わうでしょうね。

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龍宮神社のお祭りは、中心街でのお祭りということもあって、いつもとっても賑わうんですよね。

梁川通りにあるお店の屋台もあったりして、それもまた、商店街がお祭り会場になる、龍宮神社のお祭りならではで、夜がまた楽しそうなんですよね。

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梁川通りの途中からの、龍宮神社に向かう竜宮通り沿いにも露店が少し並びます。

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竜宮通りを上り、国道5号線沿いの鳥居をくぐって、坂道を少し上り、その先にある階段を上ると境内になります。

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下からは神社の社殿は見えなくて、階段を上ると、右手に堂々とした社殿が建っています。

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龍宮神社は、幕末・明治に活躍し、ここ稲穂町一帯の土地を所有していた榎本武揚(えのもと たけあき)が建立したことでも知られる神社で、露店が並ぶ梁川通りは、榎本武揚の雅号の梁川(りょうせん)を訓読みにしたのが、名前の由来となってます。

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そうそう、境内への階段の上からの風景も、まっすぐ続く竜宮通りの先に海が見えていいんですよね。

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中心街で開催される龍宮神社のお祭りはいつも賑わい、小樽のお祭りの中でも水天宮、住吉神社の例大祭と合わせて、小樽三大祭りと呼ばれたりもします。

先日、水天宮の例大祭が開催され、今回の龍宮神社と続き、最後に住吉神社の例大祭が7月14日(金)〜16日(日)に行われます。

ということで、龍宮神社のお祭りが開催しています。小樽はお祭りの季節真っ只中ですね。

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龍宮神社公式ウェブサイト

【関連記事】
※昨年の様子です
龍宮神社のお祭り(例大祭)が6月20日〜22日の3日間で開催〜3年ぶりに賑わいが戻ってきました

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2023年6月19日 (月)

小樽チャンネルマガジン2023年6月号(Vol.91)〜今号は小樽を歩く【特別編】小樽の歩道橋を歩く【後編】

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いつもの宣伝です!!
小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2023年6月号(Vol.91)が発行されています。

ちょっと趣向を変えて「小樽を歩く【特別編】小樽の歩道橋を歩く」ということで、歩道橋特集を前編、中編と続けてきて、後編となる今号がその最終回です。

小樽を歩く【特別編】小樽の歩道橋を歩く【後編】」となります。

このブログでは、小樽市内の歩道橋を実際に渡って、その様子をお伝えする記事を書いていて、それらは「歩道橋から」というカテゴリーにまとめてますが、小樽チャンネルマガジンでも歩道橋について書いてみたというわけですね。

数カ所をまとめてそれぞれの名称と場所とちょっとした特徴なんかを簡単に紹介しているのですが、なんだかんだで結構なボリュームになって、3回にわたっての紹介となってしまいましたが、それも今回で終わりです。

なかなかマニアックな内容ですが、興味のある方は小樽チャンネルマガジン2023年6月号(Vol.91)を読んでみてください。

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小樽チャンネルマガジンは、観光案内所や市立小樽文学館・図書館・博物館などで配布されています。
※小樽チャンネルマガジンの設置場所の詳細はこちら:マガジン設置場所 | 小樽チャンネル

フリーペーパーが入手できなかったり、市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができるので、そちらを利用していただければと思います。バックナンバーも読むことができます。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

ということで、「小樽の歩道橋を歩く」の後編となる、小樽チャンネルマガジン2023年6月号(Vol.91)の宣伝でした。

【関連記事】
小樽チャンネルマガジン2023年5月号(Vol.90)〜今号は小樽を歩く【特別編】小樽の歩道橋を歩く【中編】
小樽チャンネルマガジン2023年4月号(Vol.89)〜今号は小樽を歩く【特別編】 小樽の歩道橋を歩く【前編】

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2023年6月18日 (日)

花園高架下商店街にあった居酒屋「柳助」が近くの嵐山通り沿いの塚原洋服店跡に移転オープンしてます

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先日、2023年3月末で閉鎖した花園高架下商店街の解体工事が始まっているというニュースがあり、ブログでもその話題を取り上げました(※こちら:ニュースより/閉鎖した花園高架下商店街の解体工事が始まっています)。

その花園高架下商店街で、閉鎖する最後の3月31日まで営業していた居酒屋「柳助」が移転オープンしています。

移転先はすぐ近くの嵐山通り沿いで、新店舗は6月10日(土)にオープンしたそうです。

こちらがその新しい店舗です。

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居酒屋「柳助」は創業33年とのことですが、そのうち高架下では約20年営業していたそうです。

新たな店舗で再出発ですね。私はまだ行ったことがないので、機会を見つけて行ってみたいです。

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ところで、実はですね、結構早くに読者さんから柳助の移転先の情報をいただいていて、事前に移転先の建物を見に行ったところ、工事は始まっていたのですが、その移転先というのが、旧塚原洋服店の建物でした。

こちらが改築工事中の旧塚原洋服店の建物(2023年3月28日撮影)。
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すいません、塚原洋服店についてはよく知らないのですが、看板のイラストが特徴的でしたね。

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そして、工事が進んでいきました(2023年4月14日撮影)。
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※情報をありがとうございました。

ということで、閉鎖して解体が進む花園高架下商店街の建物ですが、最後まで営業していた居酒屋「柳助」が、旧塚原洋服店跡に移転オープンしています。

※Instagram:居酒屋 柳助(@ryuusuke_otaru)
※Twitter:小樽 居酒屋柳助 (りゅうすけ)(@ryuusuke_otaru)

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2023年6月17日 (土)

住吉神社の今年3回目の花手水が始まってます〜カーネーションをメインにとてもカラフル(6月17日〜6月27日)

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住吉神社で今年3回目となる、6月の花手水が開催されています。

第3回の開催期間は、2023年6月17日(土)〜6月27日(火)までとなっています。

いつも素敵な花の飾り付けをしてくれているのは、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)です。

2020年から始まって今年で4年目となる住吉神社の花手水は、本当にとても人気があって、毎回多くの方が楽しみにしてるんですよね。

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今回のメインの花は、前回に続いてカーネーションなのですが、前回が真っ赤なカーネーション中心に鮮やかな色合いだったのが、今回は全体的にとてもカラフルで爽やかで優しい色合いですね。

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小樽フラワーのSNSによると、曲がって成長してしまった等で、行き場を失ってしまったカーネーションたちをたくさん買ったそうです。

私は花はよく分からないのですが、その他の花は、青いデルフィニウム、白いアンスリウム、緑のアジサイ・アナベル、枝物はブルーベリーで、ガラスボウルの中はスモークツリーだそうですよ。

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こちらはいつもの“そうだ小樽に行こう。”です。
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あっ、“しあわせたくさん住吉さん”の札もありました。
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この日の小樽は、日中の最高気温が25℃を超える夏日となって暑い1日だったのですが、この花手水を見るとなんだか清々しくて涼しげで癒されますね。

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そうそう、住吉神社に今年も茅の輪(ちのわ)が社務所前と社殿前の2箇所設置されていました。

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この茅の輪というのは、くぐって(茅の輪くぐり)心身を清め、無病息災や厄除け、家内安全を願うもので、もともと茅の輪くぐりは夏越の祓(なごしのはらえ)に行われる神事でもあるんですね。

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詳しくはこちらの関連ブログの記事を参考にどうぞ。
今さら聞けない、茅の輪くぐりってなに!?どうするの!?〜住吉神社の茅の輪をくぐってきました | ローカルブロガーのメモ帳

最後に、いつものように住吉神社の社殿前から振り返って見た風景ですが、相変わらずいい眺めでした。

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ということで、今年3回目となる、6月の花手水が始まっています。6月27日(火)までの開催なので、近くにお出かけの際は、見に行ってみてはいかがでしょうか。今回もとても素敵ですよ。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※Instagram:Otaru Flower(@otaruflower)
※Twitter:小樽フラワー(@OtaruFlower)
※Facebook:小樽フラワー

※こちらは小樽フラワーのFacebookページより。

【関連記事】
※今年の住吉神社花手水の記事。
住吉神社の今年2回目の花手水が始まってます〜真っ赤なカーネーションを中心に(5月16日〜5月27日)
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2023年第1回目は桜との共演(4月28日〜5月7日)
※昨年の住吉神社の茅の輪の記事。
住吉神社に今年も茅の輪が設置されています〜住吉神社の茅の輪と夏詣と花手水

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ニュースより/閉鎖した花園高架下商店街の解体工事が始まっています

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JRの高架下にあった花園高架下商店街が、建物の老朽化もあり2023年3月末をもって閉鎖されましたが、いよいよその建物部分の解体工事が本格化しているというニュースがありました。

2023年6月15日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

JR小樽駅から南小樽駅へ向かうと線路はすぐに高架になって、国道5号線から花園銀座商店街までの区間の高架下には飲食店などが入っていて、ここが花園高架下商店街だったんですよね。

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花園高架下商店街の閉鎖関連ニュースについては、このブログでも何度か投稿して、その様子を掲載してきましたが、いよいよ解体されるのですね。

ニュースを目にして、15日(木)に様子を見に行ってみたのですが、この日の時点では、建物内部の解体工事をしているようで、外壁の工事にはまだ着手していませんでした。

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なので、周囲はまだ立ち入り禁止になってなくて、高架下通路も閉鎖になってませんでしたが、そのうち外壁の解体工事が始まると通路は閉鎖され、あっという間に建物部分がなくなってしまうのでしょうね。

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ニュースによると、工事は11月中旬までの予定で、跡地利用は未定とのことですが、建物の外壁や基礎を壊して、過去に解体した箇所と同様に橋脚だけの姿に戻すそうです。

つまり、こんな感じでしょうか。これは国道5号線からすぐの高架下部分で、2020年暮れからの工事で橋脚のみになっています(2023年5月2日撮影)。
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そして、こちらは花園銀座商店街側で、2014年に建物部分が解体されて橋脚のみになっています(2023年4月6日撮影)。Otaru_20230406-114307r

そうなると、ここの風景もガラリと変わってしまうことでしょうね。

解体工事が進んだら、またブログで報告しようと思います。

※参照:2023年6月15日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

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2023年6月16日 (金)

水天宮のお祭り(例大祭)が6月14日〜16日の3日間で開催(2023年度)

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小樽はお祭りの季節を迎えています。

令和5年度の水天宮の例大祭が、6月14日(水)〜16日(金)の3日間の日程で開催されています。

この時期小樽では、毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われているんですよね。

ちなみに、2020年、21年はコロナ禍で、各神社の例大祭はお神輿や露店は中止となって神事のみが執り行われていたのですが、昨年から感染対策に規模を縮小するなどしながらも、小樽にお祭りの賑わいが戻ってきたんですよね。

そして、水天宮のお祭りですが、露店は花園公園通りの花園銀座商店街との交差点から、水天宮に向かって鳥居の先まで続いています。

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私は15日(木)の午後に訪れたのですが、日程が平日で訪れたのがまだ午後2時くらいと早めということもあってか、人出はまだこれからといった感じでしたが、時間と共に子供たちが少しずつ集まってきてましたよ。

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露店が途切れ、その先のいつもの急な階段を上って境内へ向かいます。

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階段を上ったら、振り返らずにはいられない、いつもの風景です。
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境内では、これも水天宮のお祭りのいつものことなのですが、ステージが組まれてカラオケ大会が開催されるんですよね(14日と15日のみの開催)。

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私が訪れた時にも、歌声が境内に響いてました。

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水天宮といえば、境内から小樽港を一望する眺めがとても良いことで知られていますが、この時期は周囲の木々のだいぶ茂ってきて、視界を遮るようになってきましたね。

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それでもやはりいい眺めです。

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こちらは外人坂から。木に覆われてきてます。
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水天宮の社殿は、大正8年(1919年)建築で、本殿、拝殿が小樽市指定歴史的建造物となっていて、とても趣があるんですよね。

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お参りをして、境内を後にしました。

そうそう、これも例年のことですが、近くの花園銀座商店街ではお祭り協賛の、おなじみ水天市が開かれています。

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お祭り期間中は、花園銀座商店街を通行止めにして、ビアガーデンや路上パフォーマンスなどが行われています。

(花園銀座商店街)
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この日はまだ時間が早くて、各お店の方が色々と準備をしているところでした。

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夜は楽しそうですね。

ということで、水天宮のお祭りが6月14日(水)〜16日(金)の3日間の日程で開催されています。

市街地で開催される水天宮のお祭りは、市民にとても馴染みがあって、小樽のお祭りの中でも、龍宮神社、住吉神社の例大祭と合わせて、小樽三大祭りと呼ばれたりもします。

その中で、この水天宮の例大祭が最初に行われ、龍宮神社が6月20日(火)〜22日(木)、住吉神社が7月14日(金)〜16日(日)と続きます。

そして、市内の他の神社の例大祭もこの時期に行うところが多いので、小樽では7月中旬まで毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が開催されるんですよね。

いや〜、小樽はお祭りの季節です。

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【関連記事】
※昨年の様子です。
水天宮のお祭り(例大祭)が6月14日〜16日の3日間で開催〜久しぶりに賑わいが戻ってます

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2023年6月14日 (水)

かつてあった「北浜町」〜その名を残す北浜橋と北浜岸壁【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】

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小樽には、かつてあったものの今はもうなくなった町名というのが結構あり、街歩きをしていると、そんなかつてあった町名の痕跡をふと目にすることがあります。

ということで、シリーズ【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】です。今回注目した古い町名は「北浜町」です。

北浜町は“浜”と付いた名前から予想できるように港の近くで、やや市の北寄りにあった町名なんですよね。

※写真は過去撮影のものから掲載していて、季節がまちまちなのでご了承を。

北浜町について

その北浜町が設置されたのは明治32年(1899年)で、区政施行により高島郡から編入されています(北浜町の名前はそれ以前の明治19年に付けられたようです)。

ちなみに、この時高島郡から6町が編入しているのですが、その6町は色内、稲穂、手宮、手宮裡、南浜、そして北浜となっています。

その北浜町は、昭和43年(1968年)の大きな町名改正時に色内へと編入されて、町名は廃止になりました。

ここで古い地図を見でみます。これは市立小樽図書館デジタルライブラリー内にある、1950年(昭和25年)〜1956年(昭和31年)の間に作成されたと思われる小樽市内図を拡大したものです。
※当地図は市立小樽図書館の許可を得て掲載しています。コピー・転載等不可です。Kitahama_101-076_otarushinaizu
※市立小樽図書館デジタルライブラリー古地図No.101「小樽市内図」(市立小樽図書館所蔵)より(クリックすると拡大します)。

これを見ると、北浜町は現在の北運河を中心に横長にあった町なのが分かります。

そうそう、お隣には北浜町と対に南浜町もあるんですよね。先ほどの高島郡から編入した6町に中にも入っていますが、北浜町と南浜町は設置も廃止も一緒です。ただ、今のところ南浜町の痕跡は目にしていません。

今も残る町名の痕跡〜北浜橋と北浜岸壁

さて、そんな北浜町の痕跡ですが、今のところ二つ目にしました。

一つ目は北運河にかかる「北浜橋」です。

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北浜橋は運河の北側の最後に架かる橋です。

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ちなみにこの橋の海側は北海製罐の敷地になって一般は入れないので、反対側には渡れない橋なんですよね。

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すぐ横には小樽市指定歴史的建造物の旧渋澤倉庫が建っています。

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明治25年(1892年)頃に建てられた、3つの倉庫が前後に連なったような形が印象的な木骨石造の旧渋澤倉庫は、現在はプレスカフェ(PRESS CAFÉ)とライブ・シアター・小樽GOLDSTONE(ゴールドストーン)が入っています。

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この北浜橋からの眺めがなかなか良くて、運河の風景と一緒に遠くに天狗山を眺めることができます。

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こちらは北側の風景で、運河の端っこが見えますね。
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※北浜橋


そして、もう一つが「北浜岸壁」です。

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北浜岸壁は、釣り人にはお馴染みだと思いますが、一般にはあまりその名称を目にすることはないかもしれません。地図とかにも普通は載ってないんですよね。

ただ、小樽市HP内で検索すると、小樽港関連の資料などに時折掲載されています。
※参考(例えば以下の市の資料内に北浜岸壁の記載を見つけられます)
小樽港長期構想(令和2年12月)(pdf) 
第3回小樽港長期構想検討委員会 資料 (pdf)

場所は色内埠頭のすぐ北側の岸壁になります。かつての北浜町の岸壁ということなんでしょうね(その北側の並びは手宮岸壁という名称になるようです)。

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(こちらは冬の様子)
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※地図でいうと北浜岸壁はこのあたり。


おわりに

小樽市では昭和42年~44年にかけて大きな町名改正があって、そこで多くの町名が廃止になっているのですが、そのころの町名の痕跡って、まだ残っているんですよね。

ということで、今回はかつてあった北浜町の痕跡として、今のところ目にした痕跡は2つだけなんですが、北浜橋と北浜岸壁を紹介しました。

運河周辺の町名なので、かつて住んでいたという方は少ないのかもしれませんが、北浜町で働いていたという方は結構いらっしゃるかもしれませんね。

※参照
・「地図で歴史を探る 小樽の町名変遷を見る」高橋悦郎 著 1979.8(市立小樽図書館所蔵)
・「おたる案内人テキストブック」小樽観光大学校運営委員会編

【関連記事】
小樽に残る渋沢栄一ゆかりの建物〜NHKの大河ドラマや新一万円札で注目の実業家

※小樽の古い町名の痕跡関連の記事はカテゴリー「小樽の古い町名の痕跡」にまとめています。

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2023年6月12日 (月)

保存修理工事中の旧日本郵船(株)小樽支店の覆いが外れて久しぶりに歴史ある重厚な姿を見せてくれています

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国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店は、現在、耐震補強を含めた大規模な保存修理工事を行っていて、2018年11月から長期休館中です。

実際の工事は2020年(令和2年)7月から始まり、期間は2024年(令和6年)6月の完工を目指していますが、先日、長く建物全体を囲っていた仮設の覆屋が外され、久しぶりに歴史ある重厚な姿を見せてくれています。

(久しぶりにその姿を見せてくれました)
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やっぱり素敵な建物ですね。

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一見して屋根が綺麗になってますよね。

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実は、昨年秋の2022年10月15日に、保存修理工事の現場見学会があって、参加することができたんですよね。
※詳細はこちら:旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事の現場見学会に参加してきました

破損としては、主に軒先の雨漏りによる外壁石材・壁や天井漆喰・壁紙などの破損が進行していたそうですが、まずは外観がらみの工事が終わったということでしょうかね。

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国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店は、1904年(明治37年)着工、1906年(明治39年)10月に落成した、工部大学校造家学科(現東大工学部)第一期生の佐立七次郎の設計による、石造2階建ての小樽を代表する歴史的建造物です。

1984年(昭和59年)から1987年(昭和62年)にも長期間の保存修理工事が行われているのですが、以来30年以上が経過して、外観・内観ともに老朽化が進んていたため、今回、耐震補強を含めた大規模な保存修理工事を実施しているんですよね。

ちなみに、こちらが先日までの仮設の覆屋がかけられた状態(2022年7月撮影)。
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(そして覆屋が外されました。2023年6月10日撮影)
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工事期間は当初の予定より遅れているようですが、現在のとことは2024年(令和6年)6月までを予定しています。

長いな〜と思っていた大規模工事もあと1年ですね。まだ工事は続きますが、先が見えてきて、来年の工事完了、そして、公開が楽しみです。

※参照
重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店の保存修理工事について | 小樽市
旧日本郵船株式会社小樽支店 | 小樽市

【関連記事】
旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事の現場見学会に参加してきました
旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事が本格的に始まっています。工事は令和5年(2023年)6月までの予定
国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店が保存修理工事のため2018年11月4日(日)から長期休館になります
旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》

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ダイソー小樽手宮店がラッキー衣料館手宮店閉店跡に7月14日にオープンするようです

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ラッキー衣料館手宮店が、2023年(令和5年)5月14日をもって閉店しましたが、その後、7月14日(金)にダイソー小樽手宮店がオープンするようです。

ラッキー衣料館手宮店閉店後の店頭に張り紙がありました。

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※関連記事:ラッキー衣料館手宮店が2023年5月中旬をもって閉店するとのことです

ここはマックスバリュ手宮店に隣接した建物で、同じ建物内にはツルハドラッグ小樽手宮店が入っていて、こちらは変わらず営業中です。

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(ラッキー衣料館と表示されていた看板は白くなています)
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ラッキー衣料館手宮店のオープンは2007年7月だったようで、16年間の営業を終了することになったんですね。

ラッキーの店内にあった、100円ショップのワッツ(Watts)(ワッツウィズ手宮ラッキー店)も同時閉店したようですが、新しく100円ショップのダイソーが入るんですね。

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ということで、衣類を扱うラッキー衣料館手宮店はなくなってしまいましたが、新しくダイソー小樽手宮店が入るということです。オープンは7月14日です。

※参照
「ラッキー」の衣料単独店、小樽「手宮店」16年間の営業終了 | 北海道リアルエコノミー | 地域経済ニュースサイト
ラッキー手宮店完全閉店のお知らせ(PDF)

【関連記事】
ラッキー衣料館手宮店が2023年5月中旬をもって閉店するとのことです

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2023年6月11日 (日)

小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)が6月9日〜11日の3日間で開催(2023年度)

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2023年の小樽稲荷神社例大祭手宮まつり)が、6月9日(金)〜11日(日)の3日間の日程で開催されています。

小樽稲荷神社は手宮公園への急な坂道(励ましの坂とも呼ばれますね)を上り切ったところに建つ神社で、例大祭の神事はそちらで執り行われていますが、祭りの露店などが並ぶのは、坂を下りてきた能島通りから十間通りにかけてです。

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この時期小樽はお祭りの季節で、毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われるのですが、2020年、21年はコロナ禍で各神社の例大祭はお神輿や露店は中止となって神事のみが執り行われ、昨年ようやく感染対策に規模を縮小するなどしながらも露店にお神輿も出て、3年ぶりにお祭りが戻ってきたんですよね。

小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)も、昨年は露店の数を減らし、かつぎ神輿やイベントは中止だったのですが、今年は神輿や太鼓、イベント関連も4年ぶりに復活しているんですね。今年は各神社とも、コロナ禍前の規模で例大祭が行われるみたいですよ。

私は10日(土)の午後に少しだけ様子を見に行ってきたのですが、通りは地元の子供たちや親子連れなどでとても賑わっていて、みなさんお祭りを楽しんでいました。

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潮太鼓が響いていました。
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こちらは、十間通りの先の十間坂の途中から見たところです。
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正面の丘の上に小樽稲荷神社があるのですが、すいません、今回は行きませんでした。

ということで、小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)の様子でした。残すは最終日の11日(日)ですが、天気が良いといいですね。

ちなみに、6月10(土)・11日(日)は、張碓稲荷神社の例大祭も開催されています。本格的なお祭りの季節を迎えている小樽では、7月中旬まで毎週のように市内のどこかの神社で例大祭の開催が続きます。

※関連ニュース
小樽稲荷神社例大祭 こども神輿でわっしょい!(小樽ジャーナル)

【関連記事】
手宮の十間坂を上る
手宮地区の「能島通り」を歩く趣きある小樽稲荷神社の林は小樽市指定保全樹林〜紅葉にはもうちょっとでした
手宮緑化植物園・手宮公園・小樽稲荷神社の紅葉(10月30日の様子)【小樽の紅葉2022】

※昨年の手宮まつりの様子です。
小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)が6月10日(金)〜12日(日)の3日間で開催

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2023年6月10日 (土)

ニュースより/小樽市の2022年度(令和4年度)観光客数は406万5,000人で対前年度比152.9%%と回復傾向もコロナ禍前の6割ほど

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少し前のニュースからなのですが、小樽市から2022年度(令和4年度)の観光客数についての発表が、5月30日にありました。

令和4年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市
※関連ニュース:2023年5月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

小樽市の2022年度(令和4年度)【全期】観光客数概要

発表によると、2022年度(令和4年度)に小樽市に訪れた観光客数は406万5,000人で、対前年度比140万6,000人増の152.9%%となっています。

コロナ禍前の2019年(令和元年度)の699万1,800人と比較すると58.1%と、大きな回復は見せているものの、まだまだコロナ禍前の水準には回復していない、という状況です。
※2019年度も年度後半(2・3月)に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていて、観光客数が700万人を割ったのは7年ぶりのことでした。

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内訳を見ると、道内客数は対前年度比120.1%の197万7,500人と増加し、道外客数は対前年度比206.3%の208万7,500人と大幅に増加していて、令和4年3月22日の行動制限解除によって国内の旅行客が増えたようです。

宿泊客数については対前年度比186.4%の74万1,000人となっていて、これに関しては、コロナ禍前の令和元年度比で93.6%まで回復しているそうで、全国旅行支援や市の誘客促進事業、それに市内にホテルが新しくできたりなどの効果があったと報告されています。同じく修学旅行宿泊客数も大幅に増加しています。

外国人宿泊客数については、令和3年度が2千人ちょっとだったのが、令和4年10月11日の水際措置の大幅緩和により、9万1,835人まで一気に増えていますが、コロナ禍前の令和元年度比は35.1%の水準にとどまっています。

とはいっても、街を歩いていると、明らかにアジアを中心に外国人観光客が増えてきたのが実感できます。

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詳しい数値は小樽市のHPに掲載されていますので、興味のある方は見てみてください。
令和4年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市

ということで、小樽市の2022年度(令和4年度)の観光客数についてでしたが、だいぶコロナ禍前の状況に戻りつつありますね。

【関連記事】
ニュースより/小樽市の2021年度(令和3年度)観光客数は265万9,000人で2年連続300万人割れで続く厳しい状況
ニュースより/小樽市の2020年度(令和2年度)観光入込数は259万5,400人(対前年度比37.1%)と激減
ニュースより/小樽市の2019年度(令和元年度)の観光入込客数は699万1,800人〜新型コロナの影響で7年ぶりの700万人割れ

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2023年6月 9日 (金)

祝津の高台に建つ日和山灯台が6月3日・4日に一般公開されたので見に行ってきました

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先日、祝津の前浜を会場に6月3日(土)・4日(日)の2日間の日程で「おたる祝津にしん・おタテ祭り2023」が開催されました。

その際、祝津の高台に建つ日和山灯台もイベント両日に限って、灯台内部が一般公開されたんですよね。公開時間は10時〜午後3時までで、見学は無料でした。

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日和山灯台内部の一般公開は、例年このイベントの時を含めて年に1、2回の貴重な機会なんですよね。で、私も見に行ったので、その様子を少しだけですが紹介しますね。

祝津の高島岬の高台に建つ日和山灯台へは、前浜からぐるっと迂回するように上っていきます。

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祝津のシンボル的な建物でもある日和山灯台の初点灯は明治16年(1883年)10月15日と古く、北海道では納沙布岬灯台に次いで2番目に初点灯された灯台だそうです。

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最初は白色の木造六角形の灯台だったそうで、昭和28年(1953年)に木造から、現在のコンクリート造に建替えられ、昭和43年(1968年)に現在の赤白の横帯線が塗られたとのことです。

令和元年(2019年)に、33年ぶりの大改修及び敷地整備が行われたんですね。

灯台が建っている日和山は、小樽市が追加認定された日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財の一つとなっています。
※参照:ストーリーの概要と構成文化財(北前船) | 小樽市

灯台内部に入ると、手前と奥の2室で機器等の展示や灯台のパネル写真の展示などがあるのですが、この展示室は昨年改修されたそうで、とても綺麗になっていて、展示内容もボリュームアップしたようですよ。

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昭和初期と現在の日和山灯台のジオラマがあって、様子がよく分かります。Otaru_20230604-143503

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奥の展示室へ。
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海上保安庁制服の試着体験もできたそうですよ。
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階段を上って灯室へ行くと、外に出られる眺めの良いスペースがあるのですが今回は出ず、さらにその上にある灯台の光を出す灯ろうへ、急な階段を上って行かせてもらいました。

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ここから光を照らして、海の安全を守っているのですね。

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階段を降りるのもちょっと怖い。
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最後に、灯台敷地からの祝津の海の風景ですが、この日の天気は曇りで風も強く、ちょっと景色は残念でしたが、高台から見渡す風景は、やっぱりいいですよね。

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こちらは灯台の手前から見た祝津の風景。
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ということで、一般公開されていた、日和山灯台の様子でした。

日和山灯台(小樽海上保安部)

※参考
日和山灯台一般公開(6/3.4)にいってきました(6/3) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
日和山灯台が一般公開 6月3~4日、航空機展示飛行も | おたる祝津たなげ会

【関連記事】
祝津の日和山灯台と周辺の眺め〜日和山灯台の敷地が開放されています
祝津の日和山灯台が6月1日・2日に一般公開されていたので見に行ってきました
祝津の前浜で「おたる祝津にしん・おタテ祭り2023」が6月3日・4日の2日間で悪天候の中開催されました

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2023年6月 8日 (木)

花園銀座商店街の端っこの角磯ハブタイ屋跡地にローソンができるようです〜7月5日オープン予定

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花園銀座商店街の端っこの角磯ハブタイ屋跡地に、ローソンができるようです。

実は複数の読者さんからローソンができるという情報をいただいていたのですが、工事中の現地に「ローソン小樽花園一丁目店 7月5日(水)8時オープン」の掲示が出てました。

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小樽の老舗の呉服屋・角磯ハブタイ屋小樽本店が閉店したようだという情報をもらったのが昨年(2022年)秋のことで、結局、閉店の公式なお知らせを確認することはできなかったのですが、その後、読者さんから閉店の確認情報をいただきました。

そして、早くも12月から解体工事が始まって、程なく店舗はすっかりなくなってしまい、更地になっていました。

(建設工事前の4月6日の様子)
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で、何ができるのかな〜と思っていたら、これまた早くも2023年4月から何やら建設工事が始まり、これがローソン小樽花園一丁目店の新築工事だったというわけですね。

(4月25日の様子)
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(以下は6月6日の様子)
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ところで、ここから花園銀座商店街を降りていって、寿司屋通りに出て右側にも「ローソン小樽すし屋通店」があるのですが、こちらのローソンの前を通ったら、ん!?「店舗移転」と書かれてますね。

(ローソン小樽すし屋通店)
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「7月5日 小樽花園1丁目店オープン」とも書かれていて、それって、角磯ハブタイ屋跡地に建設中の新店舗のことですね。

ということは、ここローソン小樽すし屋通店が、そちらに移転するということなんですね。

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ということで、花園銀座商店街の角磯ハブタイ屋跡地にできるのはローソンでした。

角磯ハブタイ屋の建物の写真がありますので掲載しますね。

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なんだか、ここの風景もガラリと変わりそうですね。

【関連記事】
花園銀座商店街の角磯ハブタイ屋は閉店したの!?建物の解体工事が始まってます【情報提供】【状況詳細未確認】【追記あり】

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2023年6月 7日 (水)

花園銀座三丁目商店街にあった「三川屋」の建物が解体されました【追記あり】

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花園銀座三丁目商店街にあった「三川屋」の建物が、すっかり解体されています。

実はツイッターで三川屋が解体されているという投稿を複数目にしていて、実際に見に行ってみたところ、もう建物はすっかり解体されてしまっていました(2023年6月6日撮影)。

小樽市民に昔から人気のあった食事処「三川屋」に、休業のお知らせの張り紙が出たのが2019年秋のことでした。
※関連記事:小樽市民には昔から人気の食事処「三川屋」がしばらく休業!?【情報提供】

以来、お店はずっと閉まったままで、正式な閉店のお知らせは出ることがなかったのですが、実は当ブログの複数の読者さんから、お店の方から直接閉店することを伺ったというコメントをいただいていて、再開することなく、閉店してしまったんですよね。

三川屋は昭和12年創業ということで、食事や会合にも利用できる老舗のお店でした。懐かしい雰囲気が漂い、値段もリーズナブルで、市民にとても人気のあるお店だったので、思い出のある方も多いと思います。

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こうなると、ここに三川屋があったことも忘れてしまいそうです。

過去のお店の写真がありましたので、ここで掲載しますね。

(2020年6月撮影。休業後の店舗)
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(2019年2月撮影、のれんのかかる三川屋)
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建物もなくなってしまうと、なおさら寂しいですね。

※参考:花園銀座三丁目商店会ガイドマップ

【追記】(2023年10月9日)
跡地は駐車場(月極三川屋パーキング)になってました(写真は2023年10月7日撮影)。
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【関連記事】
小樽市民には昔から人気の食事処「三川屋」がしばらく休業!?【情報提供】
花園の老舗のアラ井時計店が完全閉店セール開催中(4月23日まで)
花園銀座三丁目商店会を歩いてみる〜ガイドマップもあります

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2023年6月 6日 (火)

歴史的建造物の旧小堀商店にテイクアウト専門の焼き菓子とドリンクの店「山ノ上の坂 STAND&BAKE」がオープンしてます(まだ買いにいってませんが…)

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住吉町の臨港線から上ってくる、山ノ上の坂とも呼ばれる坂道の途中に、とても重厚な外観の小樽市指定歴史的建造物でもある旧小堀商店が建っています。

この旧小堀商店の1階部分に、テイクアウト専門の焼き菓子とドリンクのお店「山ノ上の坂 STAND&BAKE」が新しくオープンしています。

(1階左に店舗)
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私はまだ買いにいってないのですが、山ノ上の坂 STAND&BAKEは「体に美味しいドリンクと量り売り焼き菓子のお店」ということで、2023年4月29日にプレオープン、5月24日にグランドオープンしたんですね。

このお店を運営するのは、若松町にある同じく小樽市指定歴史的建造物の旧岡川薬局を活用した「CafeWhite(カフェホワイト)」を運営するN合同会社で、この山ノ上の坂 STAND&BAKEはそのCafeWhiteの2号店(姉妹店)としてオープンしてます(「CafeWhite 住吉店」という表記もありました)。

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CafeWhiteもおしゃれで人気のお店ですので、こちらのお店もとても気になります。テイクアウトのお店ということなので、そのうち買いに行ってみようと思います。

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お店の情報は、Instagramで確認できるようです。
※Instagram:山ノ上の坂 STAND&BAKE(@yamanouenosaka.stb)

※お店のサイト:山ノ上の坂 STAND&BAKE/(旧)小堀商店

【店舗情報】(お店情報は2023年5月時点でのものです)
営業時間:11:30〜15:00
定休日:月・火曜日
※店舗前に駐車場はなくて、坂の少し上(お好焼き屋翌檜の2軒下)に専用駐車場(3台分)が確保されているので、路上駐車をしませんようにとのことです。
※食べログ情報:山ノ上の坂 STAND&BAKE
※こちらはFacebookページ:Facebook

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CafeWhite - (旧)岡川薬局
N合同会社| N-LLC. Ksuke FUKUSHIMA – 小樽を拠点に、空間演出やデザイン一般と不動産利活用を行う会社です。

【補足】山ノ上の坂と旧小堀商店について

ここで、山ノ上の坂と旧小堀商店についてちょっと補足しますね。

まず、今回オープンした山ノ上の坂 STAND&BAKEの店名にもなっている、お店の前の坂道「山ノ上の坂」についてです。

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臨港線のラーメン店初代のあるところから、住吉町の高台へと上るのが「山ノ上の坂」と呼ばれる坂道なのですが、かつてこの高台のあたり一帯は山ノ上町という町名だったんですよね。

その山ノ上町を上っていく坂道だから、山ノ上の坂という名前が付いたんですね。

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山ノ上町は明治3年(1870年)に開拓使により付けられた最初の8つの町名のうちのひとつで、昭和42年(1967年)の町名改正でなくなってます。

ちなみに、最初の8つの町名とは、山ノ上・信香・信香裡・勝納・金曇・芝居・土場・新地で、このうち勝納、信香は現在も残ってますね。

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そして、山ノ上の坂の途中に建つ小樽市指定歴史的建造物の旧小堀商店についてですが、建築年は昭和7年(1932年)とされてますが、それ以前から建っていた可能性もあるそうです。

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とても重厚な外観の建物ですが、小樽市HPから建物概要について引用させてもらいます。

この建物は、小堀商店の店舗として、市内では古くから市街地が形成された山ノ上町(現在の住吉町)に建てられました。
外壁は木造に鉄網を張り、モルタルを厚く塗った木骨鉄網コンクリート造と呼ばれる堅牢な造りで、黒壁が一層重厚さを感じさせます。
防火シャッターや二重窓、全館にスチーム暖房を備え、当時の優れた設備を整えていました。母屋の背面には漆喰塗りの蔵が付属しています。
なお創建は昭和7年以前の可能性もあります。
小樽市指定歴史的建造物 第72号 旧小堀商店 | 小樽市

小樽市指定歴史的建造物の案内板
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この建物は繊維卸業の小堀商店が営業していた後、朝日商事会社、そして、丸イ伊藤染舗(旗イトウ製作所)へと所有が移り変わり、一時期は「北海道職人義塾大學校」としても使われていました。その後、建物は今回の運営元の系列会社の福島工務店が取得しています。

※参照
・「地図で歴史を探る 小樽の町名変遷を見る」(高橋悦郎/市立小樽図書館所蔵)
おたる坂まち散歩 山ノ上の坂 前編  安政の坂道 | 小樽市
おたる坂まち散歩 山ノ上の坂 後編 旧小堀商店 | 小樽市
FAQ:Q1.「ここは元々どんな建物だったのですか?」(Instagramより)
【月刊小樽自身2023年5月号】小樽に新オープン!おしゃれで美味しいアノお店 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
旧小堀商店〜住吉町の山ノ上の坂の途中に建つ、黒壁が重厚な小樽市指定歴史的建造物
あれ!?住吉町の歴史的建造物「旧小堀商店」の外壁が塗り直されてる!?
臨港線と住吉町の高台を結ぶ「山ノ上の坂」〜ここはかつて山ノ上町でした

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2023年6月 5日 (月)

祝津の前浜で「おたる祝津にしん・おタテ祭り2023」が6月3日・4日の2日間で悪天候の中開催されました

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祝津の前浜を会場に、6月3日(土)・4日(日)の2日間の日程で「おたる祝津にしん・おタテ祭り2023」が開催されました。

これは、例年6月に開催されている恒例の「おたる祝津にしん群来祭り」と、昨年(2022年)9月4日に初開催され大盛況だった「おタテ祭り」を統合させたイベントになるんですね。

毎年この時期に開催されてきた「おたる祝津にしん群来祭り」はとても人気のイベントで、2020、21年はコロナ禍で中止になったものの昨年3年ぶりに開催されて、12回目を迎えていました。

一方、昨年初開催の「おタテ祭り」は、小樽祝津産ホタテを“おタテ”とネーミングしてブランド化を目指す中、そのPRをするイベントとして1日のみ開催されたのですが、こちらも祝津へ向かう道が大渋滞するほどの大盛況だったんですよね。

両イベントは祝津の地元漁業者らほぼ同じメンバーが実行委をつくって主催しているそうですが、実行委やボランティアの高齢化により、年に複数回のイベント実施が難しくなっていることから、祭りを統一することにしたそうです(※参照;2023年5月11日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄)。

イベントは両日10:00〜16:00までの開催で、今回もおたる水族館の駐車場が無料開放されました(これがありがたいんですよね)。

と、ここまで書いてきましたが、実は今年は天候に恵まれず、初日の6月3日(土)は朝からポツポツ降っていた雨が次第に激しくなり、雨の中オープニングセレモニーが行われてイベントが始まったものの、雨も風も強くなって午後1時に終了となったそうです。私も天気を見てどうしようかと思いつつ、結局行かなかったんですよね。

で、2日目の4日(日)も朝は晴れていたものの午前中から雨が時折降る天気だったのですが、午後になると曇り空ながらなんとか天気ももってくれたんですよね。で、私もその時間に行ってきました。

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会場につくと、天気があまりよくないながらも、たくさんの方が来ていましたよ。

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どんなイベントがあったのか、詳細については、おたる祝津たなげ会のサイトで紹介されていました。
「おたる祝津にしん・おタテ祭り2023」の詳細です | おたる祝津たなげ会

イベントの目玉といえるニシン焼き1000尾(各日500尾)は、昨年までは無料でしたが、今年は1尾300円での提供となっていました(炭代がかなり負担だそうです)。

そしてホタテはというと、炭火焼きおタテにはなんと4000個(各日2000個)を用意したしたそうで、1個300円での提供となっていました。

その他イベントとして、祝津海産市場即売会、小樽産塩かずの子つかみ取り、ホタテ釣り体験などが行われ、会場内ではもちろん、にしんの揚げ物を使ったおなじみのプチ小樽群来太郎丼や、ホテルノイシュロス小樽によるしりべしコトリアード祝津スタイルなどの、美味しいメニューが色々と販売されていて、会場内にいい匂いを漂わせていました。

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キッチンカーも出てました。

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そん中、私もついつい色々と買ってしまいました。

プチ小樽群来太郎丼
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炭火焼きおタテ
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おさかなフランク
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小樽なると屋のおタテザンギ串
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これはホタテ入り焼きそば(あっ、タコも入っている)
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いや〜、どれも美味しかったです!!

あれ!?肝心の会場内でのニシンの写真を撮ってなかったです。なので、向かいの青塚食堂で焼いてたニシンを。

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また、例年やってくれるのですが、イベント期間中は高台の上に建つ北海道有形文化財の小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)、そして小樽市都市景観賞受賞建築物の茨木家中出張番屋が入場無料となった他、鰊御殿のさらに上に建つ日和山灯台の特別公開もありました。

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このイベントは、祝津の歴史や文化を知って、楽しんでもらおうというイベントでもあるんですよね。

ということで、天気は残念でしたが、そんな中でもたくさんの方が訪れていて、みなさん、美味しいものを食べながらイベントを楽しんでいるようでした。

以上、おたる祝津にしん・おタテ祭り2023の様子でした。

おたる祝津たなげ会

※関連ニュース
・2023年5月11日/6月5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
おたる祝津にしん・おタテ祭り2023 雨にも負けず開幕(小樽ジャーナル)

【関連記事】
「第12回おたる祝津にしん群来祭り」が祝津の前浜で3年ぶりに6月4日・5日の2日間で開催(2022年の記事)
小樽祝津の前浜で「第1回おタテ祭り」が9月4日に開催されました!!
「第11回おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきました。6月1日・2日の2日間で開催(2019年の記事)

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2023年6月 4日 (日)

潮見ヶ岡神社のお祭り(例大祭)が6月3日・4日の2日間で開催〜小樽にお祭りの季節がやってきました!!

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潮見ヶ岡神社(若竹町)の令和5年(2023年)の例大祭が、6月3日(土)・4日(日)の2日間の日程で開催されてます。

いや〜、小樽にお祭りの季節がやってきましたね。

例年小樽では、6月から7月中旬まで、毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われるんですよね。

ただ、2020年、21年はコロナ禍で各神社の例大祭は、お神輿や露店は軒並み中止となって神事のみが執り行われ、昨年2022年にようやく感染対策に規模を縮小するなどしながらも、露店にお神輿も出て、3年ぶりにお祭りが戻ってきました。

そして今年ですが、今年の例大祭は各神社とも、コロナ禍前の規模で行われるみたいですよ。

そんな小樽の本格的なお祭りの季節の先陣を切るのが、この潮見ヶ岡神社の例大祭なんですよね。ということで、私も3日(土)にちょっとだけお祭りの雰囲気を味わいに行ってきました。

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実はこの日は、昼過ぎまでずっと雨が降ってたんですよね。せっかくのお祭りなのに、と思っていたのですが、2時すぎ頃から雨が上がり青空も広がって、よかったです。

こちらは境内ですが、ここではステージもあって、様々な行事が行われているようですが、アニソンライブも開催されたようですよ。

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キッチンカーが出店してましたよ。

通り沿い並ぶ露店の出店も、コロナ禍以前に戻っているそうです。

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雨も上がって、徐々に人出が増えてきたようで、子供たちや親子連れの楽しそうな様子がたくさん見られました。

4日(日)にはお神輿が出て、境内では松前神楽奉奏や午後4時から再びアニソンライブがあるそうです。天気が良いといいですね。

ということで、潮見ヶ岡神社のお祭りの様子でした。

いや〜、小樽にお祭りの季節がやってきました。やっぱりいいですね、お祭り。

※例大祭の様子は、潮見ヶ岡神社のSNSでも報告されています。
・Twitter:潮見ヶ岡神社(@siomigaokajinja)
・Instagram:潮見ヶ岡神社【公式】(@siomigaokajinja)
・Facebookページ:潮見ヶ岡神社 | Otaru-shi Hokkaido

潮見ヶ岡神社【公式】ー小樽市鎮座 | 松前神楽ー国の重要無形文化財を伝承しています | カラフル御朱印人気 | 厄払い | 小樽市 | 神葬祭 | 神社 | ホーム | 北海道

※関連ニュース:2023年6月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
小樽の若竹町にある「潮見ヶ岡神社」
※昨年の潮見ヶ岡神社のお祭りの様子です。
潮見ヶ岡神社のお祭り(例大祭)が6月4日・5日の2日間で開催〜小樽にお祭りの季節が戻ってきました

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2023年6月 3日 (土)

小樽市立病院の敷地内にアイン薬局小樽市立病院店が5月1日にオープンしてます

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そういえば、小樽市立病院の正面向かって右側の敷地内で行われていた敷地内薬局新設工事ですが、工事はすでに終了していて、アイン薬局小樽市立病院店が2023年5月1日にオープンしてます。

昨年(2022年)7月から、かなり大掛かりに工事が行われていましたよね。

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建物は3階建てで、1階部分にアイン薬局小樽市立病院店が入っています。

2階と3階は病院の施設ということで、病院業務管理センターと表示されてます。

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工事前と工事中の写真があったので、工事後の写真と併せて掲載しますね。

工事前
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工事中
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工事後
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ということで、アイン薬局小樽市立病院店が新しくオープンしてます。小樽市立病院隣接の薬局ということで、病院に通う患者さんはとても便利ですが、この周辺に以前から数店舗ある薬局への影響は大丈夫なのかな?

アイン薬局 小樽市立病院店 | 調剤薬局・ドラッグストア・医薬流通サービスのアイングループ
小樽市立病院

※参照:お知らせ履歴 | 調剤薬局・ドラッグストア・医薬流通サービスのアイングループ

【関連記事】
小樽市立病院の敷地内薬局新設工事の建物ができてきました
小樽市立病院前の敷地内での工事は敷地内薬局新設工事

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2023年6月 1日 (木)

老舗の餅菓子屋「菊原餅菓商」が4月いっぱいで閉店していた!?【情報提供】【追記あり】

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いや〜、全然知りませんでした。

奥沢十字街のすぐ近く、国道5号線沿いの老舗の餅菓子屋「菊原餅菓商」が、4月いっぱいで閉店していると、読者さんが教えてくれました。

看板の「もち専門」が目に止まる、店先にも包みにも「朝生の店」と書かれていた老舗の餅菓子屋さんでした。

お店の前は時々通っていたのですが、気づきませんでした。

あらためてお店の前まで行ってみると、シャッターが閉まっていて、店内はもうずいぶんと片付けられているようでした。

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小樽には古くからお餅専門店がたくさんあって、小樽市民それぞれに、お気に入りのお店があったりすると思うのですが、ここ菊原餅菓商も多くの方が日々利用されていたのではないでしょうかね。

菊原餅菓商は私はあまり利用したことはなかったのですが、やはり老舗の閉店は残念です。

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先日は同じく老舗の「ツルヤ餅菓子舗」が閉店してしまい、小樽の特徴でもあり昔からの食文化のひとつでもある専門のお餅屋さんも少しづつ減ってきていて、寂しいですね。

※営業中の店舗写真がありましたので、ここで掲載します。

(こちらは2015年5月30日撮影)
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(2023年3月25日撮影)
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※情報提供をどうもありがとうございました。

※Facebookページに閉店についての書き込みがありました(こちら:菊原餅菓商 | Facebook)。

《追記 2023.7.8》 
お店の前に、以前はなかった閉店のお知らせが張り出されてました。Twitterで知りました(写真は2023.7.1撮影)。
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休業が続いていた小樽の老舗の餅菓子屋「ツルヤ餅菓子舗」が閉店

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