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2023年5月

2023年5月31日 (水)

奥沢の完全予約制の“店舗のない小さなおうちパン工房”「palaoa(パラオア)」で初予約して買ってきました

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小樽にも美味しいパン屋がたくさんありますが、奥沢店舗のない完全予約制のパン工房あるというのを最近知って、先日、初めて予約して買ってきました。これがほんと美味しくて!!

そのパン工房の名前は「palaoa(パラオア)」といい、パラオアはハワイ語でパン・小麦粉という意味だそうです。

完全予約制の“店舗のない小さなおうちパン工房”「palaoa(パラオア)」について、販売しているパンや予約方法の情報は、工房のInstagramに集約されているので、全てはまずはそちらを見てからになります。
※Instagram:小さなおうちパン工房▶完全予約制(@palaoa__)

palaoa(パラオア)では、100%北海道産小麦を使用し、食材にこだわり心と身体に優しいパンを1つ1つ丁寧に焼き上げているとのことなんですが、いや〜、こんなお店(いや、店舗でないので工房ですね)があったんですね。

完全予約制なので、工房に直接行っても買えません。工房の場所は、秘密にしているわけではないそうですが、住宅街の中のなかなか分かりにくい場所にあります。

一応、最後にGoogleマップで場所を掲載しますが、車でいくと工房前の小路が一本道の袋小路の突き当たりのため、Uターンも難しい場所です(今回、方向転換できるところまでバックで戻りました)。そのため第2駐車場も案内していて、そちらも詳しくはInstagramで案内されてます。

(奥の左が工房で、一見、普通のお宅です)
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この日は看板がもう下げられていたのですが、普段は看板が出ているとのことです。

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予約方法について、ざっと紹介すると、予約開始日時は未告知で、お渡し日2日前にInstagramにお知らせが出ます。予約はInstagramのDMで必要事項を記入の上行なうと、案内の返信がきます。受け取り時間は16:00〜18:00になります。

ただし、予約開始後に結構すぐに予約がいっぱいになるそうです。工房が住宅街の中にあるので、受け取りで来店される際にご近所の迷惑にならないようにと、一日の予約件数、来店人数等を調整しつつ販売しているそうです。

それに、工房は女性の店主が全てお一人で作業をされているため、受付件数にも限りがあるんですね。また、そのため予約開始日も固定されてなく、店主のタイミングで予約開始となるので、予約するのもなかなかハードル高いかも(けど、それも楽しかったりして)。

そして、気になるパンのメニューは、わくわくパンセット税込1850円2023年6月予約分より税込2000円となっています)のみで、下記のA~Cの中からお好みのメインパンを一つ選び、その他にお任せ4個の詰め合わせになります。

A:月替わり食パン
B:むっちりソフトフランスパン
C:バリッとカンパーニュ

で、今回はバリッとカンパーニュで予約しました。受け取りに行くと、とても感じの良い店主が待っててくれました。

こちらが今回のセットです。
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外がパリッとしたカンパーニュは、中はかなりもちっとしていて、噛めば噛むほど味わい深い!!

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ちょっとだけトーストしたら、さらに外がパリッとして、ほんと美味しい。

パンと一緒にいただいた、こちらのチラシに「美味しいお召し上がり方」が紹介されています。

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他のお任せ4個はチョコチップ塩パン⁡、ベーコンとオニオンのグラタンパン、枝豆ガーリックチーズスティック⁡、幸せのクローバーシュガーバター⁡かな。う〜ん、どれも美味しい〜!!

チョコチップ塩パン⁡は、温めたらチョコが流れてきました。
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こうなると、他のメインパンも食べてみたいですね。

また予約に挑戦ですね。予約方法、受け渡し方法など、palaoa(パラオア)はとにかくInstagramをチェックです。
※Instagram:小さなおうちパン工房▶完全予約制(@palaoa__)

そうそう、ブログへの掲載許可をいただいたのですが、秘密のパン屋さんという感じなので、掲載してもいいのでしょうかと尋ねたところ、どうぞどうぞとのことでした。結局、予約以上は受け付けられないので、とのことなので、なるほどですね。それにしても、お一人ですごいですね。

ということで、完全予約制の“店舗のない小さなおうちパン工房”「palaoa(パラオア)」についてでした。また、買いに行きます!!

※お店情報は2023年5月時点でのものです。

※Googleマップです。なかなか分かりにく場所にあるため、予約確定後にも場所の詳細が送られてきます。

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2023年5月30日 (火)

稲穂大通りの旧「舎こんどう」(旧近藤硝子)跡地には青柳皮膚科が移転開業(2023年7月予定)

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稲穂大通り(第一大通り)に建っていた、以前「Dining Cafe 舎(やまきち)こんどう」として営業していて、その後にLive Cafe & Dining Bar「A.LIVE」(その後移転)が入っていた建物が解体されたのが昨年(2922年)夏のことでした。

その後、跡地ではさっそく建設工事が始まっていて、何ができるのかと気になっていたんですよね。

で、実は事前に情報をいただいていたのですが、ここには青柳皮膚科が移転開業するんですね。

すでに建物もだいぶできてきているようです。

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その青柳皮膚科は、現医院は同じ稲穂大通り沿いの、北洋銀行の隣にあるのですが、病院前に張り紙がありました。

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「医院移転開業のお知らせ」で、2023年7月予定となっていますね。Otaru_20230524-153343

ちなみに、かつての舎こんどうの建物は、正面に近藤商店という看板が掲げられていて、元は近藤硝子工場だったという、とてもモダンで趣があって、平成7年(1995年)の第8回小樽市都市景観賞も受賞している建物だったんですよね。
第8回 小樽市都市景観賞作品 | 小樽市

なので、解体に際しては、惜しむ声も多かったです。

(こちらが以前の建物。2019年11月撮影)
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まだ建物全体の様子は分かりませんが、またこの周辺の風景も変わりそうですね。

【関連記事】
稲穂大通りの旧「舎こんどう」(旧近藤硝子)の建物が解体【追記あり】

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市立小樽文学館・美術館入り口の案内表示がデジタルになってました

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先日、市立小樽文学館の正面入り口がら入ったら、案内表示がデジタルになっていました。

デジタルサイネージというのでしょうか、開催中の展示情報、イベント情報、施設入館料などの案内が表示されていました。

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市立小樽文学館スタッフによるツイッター公式アカウントにても、このようなツイートがありました。

いつから設置されたのかは分からないのですが、実は4月下旬にも目にしたので、その頃からでしょうかね。

(4月25日に目撃)
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初めて目にした時は、ついついどんな表示がされるのか見入ってしまいました。

(正面の入り口入ってすぐに設置されてます)
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2023年5月28日 (日)

豪華客船「クイーン・エリザベス」が小樽港に初寄港(5月27日)〜その巨大で豪華な姿に圧倒されてきました

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小樽港勝納ふ頭に5月27日(土)、有名な豪華客船「クイーン・エリザベス」(英国領バミューダ船籍、90,900トン)が小樽港に初寄港しました(当日朝に入港し、夕方にすでに出港しています)。

小樽港へのクルーズ船の寄港は、コロナ禍の影響で2020年、2021年と全て中止となり、運行が再開された2022年は日本船籍に限ってだったので、外国船籍クルーズ船の受け入れは今年が4年ぶりなんですよね。

そんな中で、今年度の予定が公表されてから話題になっていたのが、この「クイーン・エリザベス」でした。全長294m、幅32.25m、乗客定員2,081人という大型豪華客船です。

ということで、私も見に行ってきたのですが、いや〜、ほんと巨大で豪華で圧倒されました。

勝納ふ頭に近づいていくと、その姿が見えてくるんですが、遠くから見てもすでに大きくて、周囲との比率がおかしいです。

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なんだか視界からもはみ出しそうな大きさです。

前方から。
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もう船というか、横長の巨大ビルですね。

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後方からです。
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ということで、勝納ふ頭に寄港したクルーズ船クイーン・エリザベスの様子でした。歓迎式などもあったようですよ。

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ちなみに、本格的にクルーズ船の寄港が再開された今年(2023年)は、のべ22隻のクルーズ船の寄港が予定されています。

クルーズ客船が停泊するのは、小樽港の第3号ふ頭(6万トン未満)か、勝納ふ頭(主に6万トン以上)になります(参照:クルーズ船の受入れふ頭について | 小樽市)。

詳しい寄港予定情報は小樽市HPに掲載されているのですが、天候、運行スケジュールなどの事情によって、予定は急遽変更になることがあるので、見学する時などは、直前にも小樽市のHPで確認した方がいいですね。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

クイーン・エリザベス | 公式/キュナード・ライン|歴史と伝統を誇るラグジュアリー・クルーズライン
クイーン・エリザベス|客船紹介|クルーズ - 郵船トラベル株式会社

※参考ニュース
クルーズ船「クイーン・エリザベス」 小樽初寄港(小樽ジャーナル)
・2023年5月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
クルーズ船「クイーン・エリザベス」歓迎式(5/27 小樽勝納ふ頭) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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【関連記事】
※今年のクルーズ船の記事です。
小樽港第3号ふ頭にクルーズ船「バイキング・オリオン」が寄港(5月2日〜5月3日)〜今回は小樽駅前からも見れました
小樽港勝納ふ頭にクルーズ船「ウエステルダム」が寄港したので見にいってきました(4月20日)
小樽港第3号ふ頭に2023年最初のクルーズ船「ル・ソレアル」が寄港しました(4月10日〜4月11日)

※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事はカテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

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2023年5月27日 (土)

ニュースより/臨港線沿いに開業予定のベルーナの新しいホテルに美術館併設の計画

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臨港線沿いの以前すしざんまい小樽店があった跡地周辺に、通販大手ベルーナが新しくホテルの開業を計画しているというニュースがあったのが、2023年1月のことでした。住所は堺町になります。

※関連記事:ニュースより/通販ベルーナの関連会社が「小樽グランベルホテル」建設予定〜予定地はすしざんまい小樽店跡地周辺

新しいホテルの工事は始まっているのですが、先日、そのホテル関連のニュースが新たにありました。

ニュースによると、新しいホテルの隣接地に美術館を併設する計画とのことです。

※参照ニュース:2023年5月17日付北海道新聞朝刊1面、経済欄/5月18日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

(臨港線沿いの工事中のホテル建設予定地)
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ホテルは高級路線で地上6階建て163室の計画で、隣接する予定の美術館にはベルーナの社長の所有する欧州の作家によるファッション関係の絵画など約800点に加えて、映像が動く「デジタルアート」も展示する予定とのこと。

ホテルは2025年5月開業を、美術館はその約2年後のオープンを目指すそうです。

建設予定地は市の景観条例の対象地区「堺町本通地区」にあたり、建物の高さは25メートル以内、外観にも外壁の素材などの制限を設けているので、どのような建物になるのかも気になりますね。

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新しいホテルに美術館が併設される予定ということで、すぐ近くにはインテリア製造小売り大手のニトリによる、歴史的建造物を活用した4館の施設からなる「小樽芸術村」などもあり、小樽の観光地が美術館というキーワードでも話題になりそうですね。

【関連記事】
ニュースより/通販ベルーナの関連会社が「小樽グランベルホテル」建設予定〜予定地はすしざんまい小樽店跡地周辺
⼩樽芸術村「⻄洋美術館」に行ってきました〜歴史的建造物の旧浪華倉庫を活用した⼩樽芸術村4館目の施設

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5月25日・26日と道内は各地で気温が上がり小樽も2日連続の夏日を記録

本日は天気の話です。

5月25日(木)・26日(金)と道内は各地で気温が上がり、夏日(最高気温25℃超え)となった地域も多かったようで、こちら小樽も2日連続の夏日を記録しました。

まず、5月25日(木)に最高気温25.5℃(12:26)を記録して、実はこれが今シーズン初の夏日だったんですよね。

続いて26日(金)も日中に25.0℃(12:37)まで上がって、2日連続の夏日となりました。

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気象庁|過去の気象データ検索(小樽 2023年5月)のスクリーンショットより(クリックすると拡大します)。

※参照
小樽(道央)の過去のアメダス(2023年05月25日) - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁|過去の気象データ検索(小樽 2023年5月)

小樽も桜の季節が終わって、今はあちこちでツツジが見頃になり、新緑が気持ちの良い季節になってきました。

街歩きにもいい季節ですね(って、ここ数日は街歩きができてないんすけどね…)。

(この写真は夏日前の24日撮影)
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予報では、一旦気温は少し下がって落ち着くようですが、5月下旬ですし、徐々に気温も上がってきますね。

※参照:小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

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2023年5月26日 (金)

小樽チャンネルマガジン2023年5月号(Vol.90)〜今号は小樽を歩く【特別編】小樽の歩道橋を歩く【中編】

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小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2023年5月号(Vol.90)が発行されています。ということで、いつもの宣伝です。

前号では、ちょっと趣向を変えて「小樽を歩く【特別編】小樽の歩道橋を歩く【前編】」ということで、小樽市内の歩道橋について書きました。

で、前号が前編なので、今号はその続きとなるわけですが、実は残りが今回で収まらなかったので、今号は「中編」としています。

小樽を歩く【特別編】小樽の歩道橋を歩く【中編】」ですね。

このブログでは、小樽市内の歩道橋を実際に渡って、その様子をお伝えする記事を書いていて、それらをまとめる「歩道橋から」というカテゴリーも設定していますが、小樽チャンネルマガジンでも歩道橋について書いてみたというわけです。

市内の歩道橋を個別に詳しく紹介するとすごいボリュームになってしまうので、数カ所をまとめてそれぞれの名称と場所とちょっとした特徴なんかを簡単に紹介しています。

なかなかマニアックな内容ですが、興味のある方は小樽チャンネルマガジン2023年5月号(Vol.90)を読んでみてください。

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小樽チャンネルマガジンは、観光案内所や市立小樽文学館・図書館・博物館などで配布されています。
※小樽チャンネルマガジンの設置場所の詳細はこちら:マガジン設置場所 | 小樽チャンネル

フリーペーパーが入手できなかったり、市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができるので、そちらを利用していただければと思います。バックナンバーも読むことができます。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル
※5月25日現在、最新版のリンクがまだ設定されてないようなので、少しお待ちください。

ということで、小樽チャンネルマガジン2023年5月号(Vol.90)の宣伝でしたが、前編・中編と続いたので、もちろん次号は後編となるのでお楽しみに。

【関連記事】
小樽チャンネルマガジン2023年4月号(Vol.89)〜今号は小樽を歩く【特別編】 小樽の歩道橋を歩く【前編】

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2023年5月25日 (木)

小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」が4年ぶりに一般公開(5月28日まで)

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富岡町にある小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」が、4年ぶりに一般公開されています。

2023年の公開期間は、5月21日(日)から始まっていて5月28日(日)までです。

公開時間は10:00~15:00までで、終了時間がやや早めなので注意です。見学は無料です。

旧遠藤又兵衛邸の場所は、小樽警察署前の坂をもう少し上った右で、道路沿いの長い塀と立派な門がすぐ目に止まります。

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建物を所有する立正佼成会小樽教会が毎年公開してくださっていたのですが、2020年からコロナ禍で公開を中止にしていたので、今年の公開は4年ぶりになるんですね。

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私も毎年のように見学に行っていたので(なので、毎年同じような投稿になってしまってましたが)、4年ぶりということで、久しぶりの見学を楽しみにしていたんですよね。

では、今回も以前と同じような投稿になりますが、旧遠藤又兵衛邸の様子です。その前に久しぶりなので、まずは旧遠藤又兵衛邸についてですね。

旧遠藤又兵衛邸について

旧遠藤又兵衛邸は、明治35年(1902年)建築の海産物卸商で富を築いた秋田出身の遠藤又兵衛の邸宅で、小樽市指定歴史的建造物に指定されているほか、平成7年には小樽市都市景観賞も受賞しています。

小樽市指定歴史的建造物ということで、小樽市HP内に建物概要の記載があるので、引用させていただきますね。

この建物は、海産物卸商で富を築いた遠藤又兵衛の邸宅でした。
邸宅は、小樽港を望む高台にあり、木造瓦葺き下見板張りの武家屋敷を思わせる豪壮なつくりで、和風を基調としながらも玄関脇の応接間に大きな三面のベイウィンドウを付けた和洋折衷住宅です。
また、重厚な門・塀には鷹などの飾り瓦が付き、全体的に良く調和のとれた建物といえます。
小樽市指定歴史的建造物 第4号 旧遠藤又兵衛邸 | 小樽市

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洋風の応接間を持つ和洋折衷の木造平屋建てで、まずはその門が立派です。

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和風の門をくぐると、玄関右脇の三面の窓がついて張り出た、白い下見板張りの洋室(応接間)が目に止まります。

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見学に訪れると、玄関に受付があるのですが、そこで日本語・英語・中国語併記のパンフレットがもらえて、そこに遠藤又兵衛氏と邸宅について、詳しく書かれているので参考になります。

それによると、美しい庭園に囲まれたその豪邸は、「小樽御殿」の名で知られる邸宅だったそうで、遠藤又兵衛の財力を使って、木材は全て本州から取り寄せ、釘を使わず、3年の歳月をかけて作られた大豪邸だったとのことです。

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ただし、現在残っているのは、かつての建物のうちの正面部分のみで、建物内に入ってすぐに模型が展示されているのですが、それで当時の様子を伺うことができます。もともとは現在の建物の裏にさらに広間や蔵があったそうです。

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旧遠藤又兵衛邸の建物内の様子

では、旧遠藤又兵衛邸の建物内部の写真を掲載していきますね(2023年5月24日撮影。撮影許可をいただきました)。

玄関入ってすぐの展示です(先ほどの模型もここに展示されてます)。
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和室が素敵ですね。

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この応接間が、外観が印象的だった洋室部分ですね。
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おわりに

ということで、4年ぶりに公開された旧遠藤又兵衛邸を見学してきました。

現在残っているのが、かつての建物の一部とはいえ、内部を見学していると豪邸だった頃をうかがわせますね。

小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」の一般公開は5月28日(日)までですので、興味のある方は、見学に行ってみてはいかがでしょうか。あっ、公開時間が15時までとやや早めなので注意ですね。

【関連記事】
※4年前の2019年の記事です。
小樽市指定歴史的建造物の「旧遠藤又兵衛邸」が今年(2019年)も一般公開中です(5月26日まで)

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2023年5月24日 (水)

ニュースより/小樽港第3号ふ頭及び周辺再開発関連〜小樽港クルーズターミナル/新観光船ターミナル/小樽国際インフォメーションセンター

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少し前なのですが、現在再開発を進めている小樽港第3号ふ頭とその周辺についてのニュースが続けてあったので、まとめて書き留めておこうと思います。

小樽市は現在、小樽港第3号ふ頭及び周辺区域において再開発事業を進めているんですが、その関連事業が着々と進んでいるようです。
※参照:第3号ふ頭及び周辺再開発について | 小樽市

旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)

まず、すでにブログに掲載済みのニュースとして、第3号ふ頭の左側に新しく旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)が2023年3月に完成して稼働を始めていますね。

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※ブログ記事はこちら:ニュースより/小樽港第3号ふ頭に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができて2023年4月から稼働してます

小樽市が貨物の一時保管などに使っていた既存の上屋を改修したとのことで、税関・出入国審査・検疫(CIQ)機能をもつ旅客船ターミナルとなり、乗船客の下船もスムーズに行われるようになったとのことです。

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現在、小樽港第3号ふ頭では岸壁改修工事を国土交通省が進めていて、これが終わると14万トン級の大型客船が第3号ふ頭に入港できるようになるそうで(現在は大型客船は勝納ふ頭に停泊しています)、そうなるとこの小樽港クルーズターミナルのさらなる利用が見込まれるんですね。

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※参照ニュース:2023年4月6日・4月11日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

新観光船ターミナル概要

第3号ふ頭に計画している新しい観光船ターミナルの概要が判明したというニュースがありました。
※参照ニュース:2023年4月26日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

ニュースによると、新ターミナルは2階建てで、1階に券売所や観光船利用客の待合室、そして観光船を運行する第三セクターの小樽観光振興公社の事務室などを配置し、2階に大型クルーズ船が寄港した際に乗客らとの交流イベントにも使える多目的ホール、港内に面した屋外に展望スペースなどを設けるそうです。

現在のターミナル(観光船乗り場)は1958年の建設で、やはり老朽化が指摘されているんですね。

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場所については、隣接する市営上屋を、当初は再利用の予定でしたが老朽化が激しいため取り壊して、その跡地に新設することになり、現ターミナル跡地は緑化するとのことです。

新ターミナルでは、これまでの小樽観光振興公社が運行する海上観光船「あおばと」と屋形船「かいよう」の発着場となるほか、港や運河に点在する民間事業者の観光船発着場も集約する方向で調整しているということで、そうなると利用の際に分かりやすくなりますね。

小樽海上観光船 海から始まる小樽旅物語 | 小樽観光振興公社

※関連記事:観光船乗り場は映画のロケ地

小樽国際インフォメーションセンター新築工事地鎮祭

第3号ふ頭基部に整備される予定の、小樽観光振興公社が運営する観光・商業施設「小樽国際インフォメーションセンター」(仮称)の地鎮祭が2023年4月24日に建設予定地で行われた、というニュースがありました。

※参照ニュース
・2023年4月25日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽国際インフォメーションセンター 新築工事地鎮祭(小樽ジャーナル)

建設予定地は、潮まつりや野外音楽イベントなどの会場にも使用されている「おたるマリン広場」で、2024年3月の開業を目指しているそうです。

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計画によると、センターは鉄骨2階建てで、1階に売店や案内所、2階に展望テラスを設ける予定で、売店では地元の特産物、展望テラスでは夏にビアガーデンなども行う計画とのことです。

(こちらは2023年5月3日撮影。もう工事が始まってました)
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車での来訪も意識して、建物横には大規模な駐車場を併設するそうです。

※関連記事:ニュースより/小樽港第3号ふ頭近くに新しい観光拠点「国際インフォメーションセンター」を整備〜2024年3月の完成を目指す

おわりに

ということで、小樽港第3号ふ頭とその周辺の再開発事業が進んでいます。

第3号ふ頭周辺が小樽の新しい観光拠点として整備され、周辺の景観もガラリと変わるでしょうが、どうなるか楽しみです。

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2023年5月23日 (火)

うまやの坂の途中から手宮公園内へと通じる坂道〜この坂って「神田坂」って名前がついてるの!?

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前回、手宮にかつてあった「厩町」の名前をつけた「うまやの坂」について紹介したのですが、この坂道の途中から手宮公園内へと入っていく坂道があります。

途中に厩町の名を今に残す厩会館と厩稲荷神社があって、私も何度か歩いたことはあるのですが、この坂道には「神田坂」という名前がついているそうです。

坂の街・小樽には名前のついた坂道が結構あって、そんな坂の名前については、小樽市HP内の「広報おたる連載「おたる坂まち散歩」 | 小樽市」がとても参考になり、私もそれを元に街歩きをすることもあるのですが、そこにこの神田坂の記載があるんですね。

私は「おたる坂まち散歩」で目にするまで、その名は全然知りませんでした。地元の方は今もそう呼ぶのかな?

そんな神田坂ですが、これまでブログに掲載していなかったので、ここでちゃんと紹介しようと思います。
※写真は過去に撮影したものから掲載していて、冬の写真が多いのでご了承を。

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「おたる坂まち散歩」 の中には“こんな名前がついているんだ!?”と、その坂道の記載を読むまで名前の由来が想像できないような坂道があって、「神田坂」もそんな坂道のひとつですが、名前の由来などについてサイトから引用しますね。

この坂は、大正10年ごろまでは、人がすれ違うのもやっとの狭い小道でした。当時、厩町(うまやまち)から海岸沿いに行く道は、しけのために不通になることも多く、人々はまちに行くためにこの坂を歩いて通っていたのです。坂の一番上に、神田さんという船の機関長をしていた人が住んでおり、そのためこの坂は神田坂と呼ばれるようになりました。いまでは神田さんの家もなく、名前の由来を知る人は少なくなりました。
おたる坂まち散歩 神田坂 | 小樽市

ということなんですね。かつては多くの住民がこの坂道を通っていたのでしょうね。

神田坂の様子

では、実際の坂道の様子をお伝えしていきますね。なお。写真は過去写真からで、様々な撮影時期の写真が混在するのでご了承ください。

うまやの坂は、高島・祝津方面へと向かう道路(道道454号小樽海岸公園線)沿いのバス停「手宮1丁目」前にある、日帰り温泉の「湯の花手宮殿」の横から入っていくのですが、その坂道を少し上っていくと、左に入っていく上り坂があります。

(うまやの坂から神田坂の入り口)
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特に大きな目印はないようですが、この坂道が神田坂になります。

(雪のない時期の様子)
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うまやの坂は小樽の港が見える坂道ですが、神田坂に入ってからも港が見えます。いい眺めですね。

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坂道は住宅の間をほぼまっすぐ続いています。

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(振り返って見たところ)
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(坂はずっとまっすぐです)
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坂の長さはそれほどでもなくて、上っていくとほどなく、住宅がなくなる端の右手に厩会館があります。

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(雪のない時期の厩会館)
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(振り返って見たところ)
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(雪のない時期の様子)
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ここを過ぎてすぐ右手には厩稲荷神社があって、奥に鳥居があります。

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(雪のない時期の様子)
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厩稲荷神社は手宮緑化植物園の下に位置していて、鳥居をくぐって社殿までいくと、そのすぐ右手は手宮緑化植物園につながっています。

(すぐ右手は手宮緑化植物園)
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厩稲荷神社もお祭りが行われていますが、かつてはとても賑わっていたと聞きます。

もとの坂道に戻りますが、坂道はそのまま手宮公園内に入っていきます。

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(同じ場所の雪のない時期の様子)
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(手宮公園内へ)
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手宮公園内には道路が通っていて、手宮緑化植物園や公園上の駐車場などへと通じていますが、そのうちの一本が、この神田坂につながっているんですね。

ちなみに、冬のあまり人が訪れない時期に神田坂から公園内を歩いてみたのですが、道路は綺麗に除雪されていたものの、やはり人気(ひとけ)は皆無で、カラスが多くてちょっと怖かったです。

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(手宮公園内の別れ道)
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おわりに

今はこの坂を歩いて手宮公園やその向こうに行く人は少ないかもしれませんが、かつては人々が街に行くためにこの坂を歩いて通ったという話を聞くと、なんだかちょっと当時に思いを馳せてしまいますね。

ということで、あまりその名前を聞くことはないですが、神田坂の様子でした。

※参照:おたる坂まち散歩 神田坂 | 小樽市

【関連記事】
かつて手宮にあった「厩町」【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】〜うまやの坂、厩町岸壁、厩町会、厩会館、厩稲荷神社
手宮の「うまやの坂」〜かつてここにあった町名をその名前に付ける小樽港の見える坂道
手宮緑化植物園に隣接する「厩稲荷神社」

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2023年5月22日 (月)

手宮の「うまやの坂」〜かつてここにあった町名をその名前に付ける小樽港の見える坂道

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手宮にかつて「厩(うまや)町」という町名があって、その厩町についての記事を少し前に投稿しました(こちらの記事です:かつて手宮にあった「厩町」【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】

その中で、その町の名前をつけた「うまやの坂」という坂道について触れているのですが、実はうまやの坂については、これまでブログに掲載していなかったんですよね。

過去に何度か歩いていて、実は小樽チャンネルマガジン(編集発行:株式会社K2)2023年3月号(Vol.88)でも「小樽の冬の坂道を歩く〜うまやの坂〜」として掲載させてもらいました。

なので、ブログでもうまやの坂についてちゃんと紹介しようと思います。
※写真は過去に撮影したものから掲載していて、冬の写真が多いのでご了承を。

厩町とうまやの坂について

手宮にかつてあった厩町は、明治33年(1900年)に設置された町名で、昭和43年(1968年)の町名改正時に手宮1〜3丁目へ編入されて町名は廃止になっています。

古い地図を見てみると、港から末広中学校(平成29年(2017年)3月で閉校)に向かって厩町が形成されているのですが、その真ん中を通っている道があって、これがうまやの坂ですね。

※こちらの古地図は市立小樽図書館デジタルライブラリー内にある、1950年(昭和25年)〜1956年(昭和31年)の間に作成されたと思われる小樽市内図です。
※当地図は市立小樽図書館の許可を得て掲載しています。コピー・転載等不可です。No101_076_otaru_shinaizu_r
※市立小樽図書館デジタルライブラリー古地図No.101「小樽市内図」(市立小樽図書館所蔵)より(クリックすると拡大します)。

現在の場所でいうと、高島・祝津方面へと向かう道路(道道454号小樽海岸公園線)沿いのバス停「手宮1丁目」前に、日帰り温泉の「湯の花手宮殿」があるのですが、その横から山側に向かって上っていく坂道があって、これがうまやの坂になります。

坂道は手宮公園(手宮緑化植物園)の高島側を沿うように、旧末広中学校の裏手まで上っていきます。

うまやの坂の様子

では、うまやの坂の様子ですが、過去に何度か歩いているのですが、前述の小樽チャンネルマガジン2023年3月号で歩いた際の写真中心にその様子をお伝えしますね。なので内容も小樽チャンネルマガジンと重複しているのでご了承を。

ただ、この時はまだ雪のある季節だったので、雪のない季節の過去写真も挟みつつと、様々な撮影時期の写真が混在するのでご了承ください。

それではまずは、バス通りの道道454号小樽海岸公園線から坂道に入ります。右横は湯の花手宮殿ですね。

(バス通り。湯の花手宮殿の手前を左に入っていくとうまやの坂)
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最初はほぼ平坦な道が続き、その先で道は左に曲がりつつ、ここから本格的に坂道となり、ここに勾配11%の標識があります。

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坂は左に右にと蛇行しながら上っていきます。

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冬はロードヒーティングが効いていたので、車も徒歩も特に問題ありませんでした。

(こちらは雪のない時の様子)
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いつものように振り返りながら上っていきますが、すぐ先が港なので、海がすぐにちょっとだけですが見えてきます

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坂の先を進みます。
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途中で左に入っていく坂道があって、その先には厩会館や手宮緑化植物園の下に位置する厩稲荷神社があり、そのまま道は手宮公園内に続いています。

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この坂道も何度か歩いていて、「神田坂」という名前がついているとのことですが(小樽市ホームページ内「おたる坂まち散歩」HTML版参照)、こちらもまだブログで取り上げてないので、追って掲載しようと思ってます。

(雪のない時期の神田坂の様子)
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さて、坂を上るにつれ、振り返って見える小樽港の風景が徐々に広がってきて、そのうち港に伸びる防波堤も目に入ってきます。

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途中途中で坂道を振り返りながら上っていくと、ここうまやの坂は、住宅街の中を曲がりながら上っていくので、振り返って見える坂の向こうの風景がその都度変わってきて、これがまた楽しいですね。

(雪のない季節の眺め)
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港はワイドにど〜んとは見えないのですが、住宅の間の坂の向こうに港が見える風景というのは、なんとも小樽らしいですね。

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(雪のない季節の眺め)
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さて、坂道は左手に手宮緑化植物園のある高台を見ながら上っていきます。

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左手の手宮緑化植物園のある高台に対して、右側も高台になっているので、ここうまやの坂は谷間沿いにできた坂道になるんですね。

途中、右手にお寺がありました。南龍寺です。
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(振り返ってみた風景)
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(坂を進みます)
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(途中のここは、手宮緑化植物園の裏側に通じる道)
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後半の坂を上っていくとその先でまた坂は左に右にと曲がり、民家がポツンポツンとなったところに、勾配20%の標識が立っていました。

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坂の上まではもうすぐなのですが、つまりここからさらに急になるということですね。

坂の左手の木々の向こうに大きな建物が見えるのですが、これは旧末広中学校の校舎です。末広中も随分と高台にありましたね。

そして、右に曲がると勾配20%の最後の急坂がまっすぐ続き、これを上れば坂の上でゴールです。

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最後の急坂の途中からも、振り返ると小樽の海の素敵な風景を見ることができ、ここまで上ってきた疲れもちょっとだけ癒されますね。

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(同じ場所からの雪のない季節の眺め)
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そして、坂の上に到着ですが、最後の急坂はやはり疲れました。

ちなみに坂の上は、今きた坂道を含めて4つの分かれ道になっていて、右手2つが高島方面に向かう道で、左手が旧末広中学校前を通って、手宮公園の上の小樽稲荷神社に通じています。小樽稲荷神社から下っていく急坂は、励ましの坂とも呼ばれてますね。

(写真右手から上ってきた坂の終点。4つの分かれ道になっている)Otaru_20230227-120701

(小樽稲荷神社方面)
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(小樽稲荷神社方面に行くとすぐに、旧末広中学校の校舎があります)Otaru_20230227-120827

おわりに

坂の街・小樽で手宮も坂の多い街ですが、中でもここうまやの坂は小樽の港を眺めることができ、その見え方もなんとも趣のある坂道ですね。

ちなみに、坂の上から歩いて下りてくると、小樽の港が見え隠れするなど、風景の移り変わりを正面に見ながら歩くことができるので、下りはさらに楽しく歩くことができまました。

ということで、今回はようやく掲載することができた、手宮の「うまやの坂」の様子でした。

※参照:おたる坂まち散歩 うまやの坂 | 小樽市

【関連記事】
かつて手宮にあった「厩町」【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】〜うまやの坂、厩町岸壁、厩町会、厩会館、厩稲荷神社

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2023年5月21日 (日)

高雄ビル1階のファミリーマート小樽稲穂2丁目店が5月25日9時をもって閉店

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国道5号線沿いの産業会館のある交差点の一角、高雄ビルの1階に入っている「ファミリーマート小樽稲穂2丁目店」が、5月25日(木)9時をもって閉店するとのことです。

Twitterでの投稿で知ったのですが、もう品物が少なくガランとしているとのことで、店頭に行ってみると閉店のお知らせの張り紙がありました。

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閉店についての詳細は知らないのですが、どうなんでしょうかね、ここは国道沿いの交差点ということで駐車場はないのですが、商大生を始め歩行者はよく通っていたと思うのですが…

ちなみに、ここは以前はサンクスだったのですが、親会社の経営統合に伴って、2017年8月にファミリーマートに変わったんですよね。

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ということで、ファミリーマート小樽稲穂2丁目店が5月25日9時をもって閉店します。この後、この場所に何ができるのかは知らないのですが、そちらも気になるところです。

【関連記事】
高雄ビル1階のサンクスが閉店してファミリーマート「小樽稲穂2丁目店」として8月29日にオープン予定(2017年8月の記事)

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2023年5月20日 (土)

小樽公園のツツジが綺麗に咲き始めてます(5月19日の様子)

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先日まで、小樽は桜が綺麗に咲いていましたが、最後に咲いていた八重桜もほぼ終わりで、続いて小樽ではあちこちでツツジが咲き始めてます。ということで、小樽公園に行ってみました。

ツツジは小樽市の花に指定さている花ですが、小樽公園はツツジの見どころとしても知られているんですよね。行ったのは5月19日(金)です。

小樽公園では、園内のあちこちでオレンジ色のツツジを中心に咲いているのですが、いや〜、いつのまにかずいぶんと咲いていました。

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こちらは見晴台から花園グラウンド側の斜面に咲くツツジです。

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まだツボミもあるので、これからさらにボリュームが出てくるのではないでしょうか。

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見晴台の駐車場奥のツツジ。
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見晴台から。
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周囲の木々もだいぶ葉が茂ってきましたね。

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見晴台から海側の斜面に降りていきます。
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下には庭園があるのですが、その周辺にもいい雰囲気で咲いています。

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ここの庭園前には、藤棚がひとつあって、ここの藤の花が毎年綺麗に咲くので楽しみにしているのですが、もうだいぶ咲いてきてますね。

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もう少し経てば、藤の花も満開になって、ツツジとともに見頃になりそうですね。

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花の近くにはハチがブンブン飛んでいるので注意です。

ということで、小樽公園ではつい先日まで楽しんでいた八重桜も花がだいぶ散っていましたが、その八重桜に続くように、ツツジと藤の花が咲き始めていました。

(楽しませてくれた八重桜はもう終わりですね)
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【関連記事】
※昨年の小樽公園のツツジの様子です。
小樽公園のツツジと藤の花が綺麗に咲いて見ごろでした(5月25日の様子)
八重桜もそろそろ終わりの小樽公園ではツツジと藤の花が咲き始めていました(5月17日の様子)

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2023年5月19日 (金)

かつて手宮にあった「厩町」【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】〜うまやの坂、厩町岸壁、厩町会、厩会館、厩稲荷神社

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小樽には、かつてあったものの今はもうなくなった町名というのが少なくありません。街歩きをしていると、そんな今はもうない町名の痕跡をふと目にすることがあります。

ということで、シリーズ【小樽の古い町名の痕跡を探せ!!】です。

って、すいません。こんなシリーズはこれまでなくて、今、命名しました(笑)

とはいっても、実はこのブログにはカテゴリー「小樽の古い町名の痕跡」というのを設定していて、古い町名の痕跡というのは、以前から私の街歩きの注目ポイントであるのは本当なんです。

で、今回注目した古い町名は「厩町」です。

厩(うまや)」は手宮にある地名で、結構お馴染みかもしれませんね。というのも今も数ヶ所にその名称が残っているんですよね。

厩町について

まず「厩町」につていですが、厩町は明治33年(1900年)に設置された町名です。

ここで古い地図を見でみます。これは市立小樽図書館デジタルライブラリー内にある、1950年(昭和25年)〜1956年(昭和31年)の間に作成されたと思われる小樽市内図です。
※当地図は市立小樽図書館の許可を得て掲載しています。コピー・転載等不可です。No101_076_otaru_shinaizu
※市立小樽図書館デジタルライブラリー古地図No.101「小樽市内図」(市立小樽図書館所蔵)より(クリックすると拡大します)。

この地図を見ると、港から末広中学校(平成29年(2017年)3月で閉校)まで続く道を中心に厩町があります。

この道は坂道になるんですが、お気づきの方もいるかと思いますが、この坂道は「うまやの坂」と呼ばれているんですよね。

そうです、早くも出てきましたが、まずはこの坂の名称に、かつての町名が残っているんですね。

その厩町は、昭和43年(1968年)の町名改正時に手宮1〜3丁目へ編入されて、町名は廃止になりました。

今も残る、古い町名「厩町」の痕跡

では、今も残る、古い町名「厩町」の痕跡を見ていきたいと思います(写真は過去に撮影したものから掲載していますのでご了承を)。

まず最初は、先ほど出てきました「うまやの坂」です。

高島・祝津方面へと向かう道路(道道454号小樽海岸公園線)沿いのバス停「手宮1丁目」前に、日帰り温泉の「湯の花手宮殿」があるのですが、その横から山側に向かって、旧末広中学校の裏手まで上っていく坂道が「うまやの坂」です。

住宅に囲まれた坂道の向こうに小樽の港が見える風景は、なんとも小樽らしいです。
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(こちらは冬の様子です)
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このうまやの坂から、そのまま海に向かったところの岸壁が厩町岸壁で、ここは釣り人にはお馴染みだと思いますが、ここにも厩町の名前がついてます。

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(冬の様子)
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そして何より、この地域の町内会名が厩町会なんですよね。

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(町会の掲示板)
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これはもう、痕跡もなにも、町名だった証がそのまま残ってるんですね。

そして、その名称が目に見えるものとして、厩会館もあります。

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その厩会館のすぐ近くなんですが、手宮緑化植物園の下の方には厩稲荷神社もあるんですよね。

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おわりに

かつて手宮にあった「厩町」の痕跡として、うまやの坂、厩町岸壁、厩町会、厩会館、厩稲荷神社がありました。

今のところ目にしたり確認できたりしたのは以上で、まだ他にもあるのかもしれませんが、それでも結構残ってますよね。

今はない町名といっても、昭和40年代の町名改正なので(昭和42年~44年にかけて大きな町名改正がありました)、当時の厩町に住んでいたという方も多いと思いますし、今もあちこちに痕跡が残っているということで、身近で馴染みがある町名でもありますね。

※参照
・「地図で歴史を探る 小樽の町名変遷を見る」高橋悦郎 著 1979.8(市立小樽図書館所蔵)
おたる坂まち散歩 うまやの坂 | 小樽市

【関連記事】
手宮緑化植物園に隣接する「厩稲荷神社」

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2023年5月18日 (木)

「第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展」が今年も朝里川沿いのながら公園と新光南会館で開催中(5月21日まで)

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第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展」が、今年も朝里川沿いのながら公園と隣接する新光南会館を会場に開催されています。

開催期間は2023年5月13日(土)〜5月21日(日)まで。

開催時間は午前10時〜午後5時までで観覧は無料。主催は朝里川沿いの住民らでつくる「小樽・朝里のまちづくりの会」です。

朝里在住の現代美術作家・阿部典英氏をアートディレクターに、小樽市ゆかりの現代美術作家11名の作品を展示するアート展で、屋外展示がながら公園で、屋内展示が新光南会館で行われています。特にながら公園での屋外展示が興味深くて面白んですよね。

作家11名は、阿部典英さん、上嶋秀俊さん、江川光博さん、大谷美由起さん、Kit_Aさん、佐藤正行さん、末永正子さん、高野理栄子さん、福江悦子さん、森万喜子さん、渡辺行夫さん、となっています。

タイトルに“朝里川 桜咲く ”とあるように、ちょうどこの時期に朝里川遊歩道沿いに整備された、八重桜の桜並木が咲くんですよね。

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ということで、初日となる5月13日に見に行ってきたので、その様子をお伝えしますね。私は1回目は見に行けなかったのですが、昨年に続いての観覧でした。

まず、こちらが、ながら公園での屋外展示の様子です。

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目を引く公園中央の巨大な作品は、阿部典英さんの作品です。
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なんだかやっぱり興味が惹かれて面白いですね。

誰でも気軽に訪れて、屋外で現代アート作品に触れることができるというのがいいですよね。

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そして、屋内展示会場の新光南会館へ(撮影OKでした)。

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会館内の別室では、地域住民の作品展「巷の巨匠展」も同時開催されていました。

期間中は、関連イベントとしてアーティストトーク、ワークショップ、キャンドルナイトなどが開催されています(すでに終了しているイベントもあります)。
※スケジュール詳細はサイトに掲載されていますので参考までに:スケジュール|Schedule - 第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展

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朝里川遊歩道沿いの八重桜はどうなっていたかというと、行った日はとっても綺麗に咲いていました。

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新光南会館の裏手には、「百想園」という庭園も整備されていて、桜やチューリップなどが綺麗に咲いていました(多品種の桜とアジサイの見本園となっているそうで、アジサイはこれからですね)。

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会場へのアクセスは、バスだとJR小樽駅やJR小樽築港駅などから、中央バスの朝里川温泉線(13系統)に乗って、バス停「木工団地」で下車し(料金240円)、そこから徒歩3分のところになります(最後に地図を掲載します)。

車の場合の駐車場は新光南会館前にありますが、あまり多く停められないようなので、混雑時は係員の指示に従ってくださいとチラシで案内されています。

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ということで、第3回朝里川桜咲く現代アート展は5月21日(日)までの開催です。朝里地区の方以外は、ふらっと訪れるにはちょっと遠いですが、興味のある方は見に行ってみてはいかがでしょうか。なかなか興味深いですよ。

スケジュール|Schedule - 第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展

※Twitter:第3回朝里川桜咲く現代アート展(@w33rlg9QVRphUs8)
※Facebook:第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展 | Otaru-shi Hokkaido
※Instagram:朝里川桜咲く現代アート展(@art_asari)

小樽・朝里のまちづくりの会 | 地域住民による活動のご案内や報告を発信します。

※関連ニュース
・2023年5月14日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽朝里川桜咲く現代アート展開幕 巨大アート出現!(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※昨年の様子です。
第2回朝里川桜咲く現代アート展が朝里川沿いのながら公園と新光南会館で開催中(5月22日まで)

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2023年5月17日 (水)

住吉神社の今年2回目の花手水が始まってます〜真っ赤なカーネーションを中心に(5月16日〜5月27日)

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住吉神社で今年2回目となる花手水が開催されています。

第2回の開催期間は2023年5月16日(火)〜5月27日(土)までとなっています。

2020年から始まって今年で4年目となる住吉神社の花手水ですが、とても人気があって多くの方が楽しみにしてるんですよね。

今年の1回目となった前回は、ゴールデンウィークに合わせて5月7日(日)までの開催だったので、早くも2回目の開催となっています。嬉しいですね。

今年も素敵な花の飾り付けをしてくれているのは、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)です。

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前回はピンク系でまとめられていましたが、今回は先日は母の日ということで真っ赤なカーネーションを中心に、ガーベラなどが飾られ、赤、黄、オレンジなどより鮮やかな色合いですね。

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今回も綺麗ですね〜

硝子ボウルにはスズランとかすみ草ですね。
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せっかくですから、いつものように社殿前まで上って振り返っての参道の風景も。

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住吉神社の八重桜がまだちょっとだけ残ってました。
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ということで、今年2回目となる住吉神社の花手水が始まってます。5月27日(土)までの開催なので、近くにお出かけの際は、見に行ってみてはいかがでしょうか。元気出ますよ。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※Instagram:Otaru Flower(@otaruflower)
※Twitter:小樽フラワー(@OtaruFlower)
※Facebook:小樽フラワー

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※こちらは小樽フラワーのFacebookページより。

【関連記事】
※今年最初となる前回の記事です。
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2023年第1回目は桜との共演(4月28日〜5月7日)
※住吉神社に様子も載っている八重桜の記事です。
【小樽桜巡り2023】市内は八重桜が見ごろに〜住吉神社・天上寺・小樽公園・中央小公園・旧手宮線・手宮緑化植物園(5月7日の様子)

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2023年5月16日 (火)

第78回招魂祭が5月15日に今年も小樽公園の顕誠塔前広場で開催されました

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第78回招魂祭が2023年も5月15日(月)11時から、小樽公園顕誠塔前広場で開催されました。

以前は5月14日・15日の2日間の日程でしたが、2016年からは15日の本祭1日のみの開催となっています。

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招魂祭は小樽で一番早くに開催されるお祭りとして知られていて、かつては広場から下っていった花園グラウンド沿いに、お祭りならではの露店がずらりと並んでいたのですが、その露店も今は出てなくて、お祭り色はほとんどなく、式典がしめやかに執り行われています。

(今は露店は出ていません)
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招魂祭は、郷土の発展に尽くして亡くなった合祀者・郷土功労者を慰霊するお祭りなんですよね。

なので、現在は会場には関係者以外の一般の来場者はごくわずかです。

(顕誠塔前広場)
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会場となっている広場に建つ「顕誠塔」については、広場前に案内板があるんですが、当ブログの過去記事でそれをまとめた内容を引用しますね。

1923年(大正12年)5月に建立されたもので、戦前は「昭忠碑」と呼ばれて戦没者を慰霊していたのが、戦後は軍事色を取り除き、郷土小樽市に貢献のあった人々を合祀することとしたそうです。招魂祭は、顕誠塔のできた翌1924年から始まっているそうです。
小樽で一番早いお祭り「招魂祭」と小樽公園の八重桜

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招魂祭の日は雨が降る、なんてよく言われているのですが、この日は朝方に少し降った後に止んで、今年はもう降らないかなと思ったら、薄曇りの中、開始の11時頃にパラパラ〜っとちょっとだけ降ったんですよね。招魂祭だしな〜なんて思った方も多かったかもしれませんね。

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例年この招魂祭の時期には、八重桜が綺麗に咲いているのですが、顕誠塔前広場に向かう坂道は、八重桜の並木道になっていて、先日、その様子をブログにも掲載しましたが、この日もまだ綺麗に咲いていましたよ。

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小樽公園内はその坂道の他、園内各所にまだまだ八重桜が咲いています。

(花園グラウンド横)
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そうそう、花園グラウンド横の淡い緑色の花を咲かせる珍しい御衣黄が今年も咲いていて、その特徴として次第に花の中心部分が赤く染まっていくんですが、この日見てみると中心部が赤みがかってきてました。

(御衣黄)
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御衣黄も含めて、小樽公園の八重桜の様子は、先日のこちらの記事に詳しく紹介しているので、よければどうぞ。
【小樽桜巡り2023】小樽公園の八重桜が見頃です〜御衣黄も咲いてます(5月9日の様子)

気がつけばツツジも咲き始めていました。
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ということで、小樽で一番早くに開催されるお祭り、第78回招魂祭が5月15日(月)に開催されました。

小樽では例年6月〜7月中旬にかけて、毎週のようにどこかの神社で例大祭が行われるのですが、2020、2021年とコロナ禍でお神輿や露店は軒並み中止となり、各神社では神事のみが執り行われるといった状況だったのですが、昨年2022年から各神社でほぼ通常通りに例大祭が開催されたんですよね。

今年ももうすぐ、小樽にお祭りの季節がやってきますね。

【関連記事】
※昨年の記事です。
第77回招魂祭が今年も小樽公園の顕誠塔前広場で5月15日に開催されました
※今年の小樽公園の八重桜の記事です。
【小樽桜巡り2023】小樽公園の八重桜が見頃です〜御衣黄も咲いてます(5月9日の様子)

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2023年5月15日 (月)

天狗山山頂からの小樽の街と海の眺め〜そのうち雲海(5月5日の様子)

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 少し前ですが、5月5日に天狗山山頂へいってきました。

この日の目的は天狗山山頂に咲く一本桜「天狗桜」で、ちょうど満開の天狗桜がとても綺麗で、その様子はこちらの記事でお伝えしました。
【小樽桜巡り2023】天狗山山頂に咲く一本桜「天狗桜」が満開とのことで慌てて見に行ってきました(5月5日の様子)

そして、この日はもちろん天狗桜の他、山頂にあるいくつかの展望台からの眺めも楽しんできました。天狗山山頂から一望できる小樽の街と海の眺めはとてもよくて人気なんですよね。

先ほどの天狗桜の記事では、満開の桜に焦点を当てたものになっていて、山頂からの眺めについては紹介していなかったので、改めてここでお伝えしますね。

そうそう、この日はもともと天気はそこそこ良かったのですが、山頂で時間を過ごしているうち、前方(市街地の上空)に雲が出てきて、その雲がそのうち徐々に下界を覆い始めまたんです。雲海ですね。

先ほどまでとてもいい眺めだった市街地と海の景色が、あっという間に雲に覆われ何も見えなくなってしまったんですが、それはそれで、とても幻想的な風景でした。なので、その様子も合わせていお伝えしますね。

天狗山山頂から小樽の街と海を眺める

実は天狗山山頂からの眺めは、このブログで何度も掲載しているのですが、行くとやっぱりまた投稿したくなるんですよね。

ということで、毎度お馴染みの風景ではあるのですが、まずはこちら、ロープウエイ乗り場の建物手前の第1展望台から。Otaru_20230505-155508

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こちらは第1展望台に設置されている撮影用「フォトフレーム」です。
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そして、ロープウエイ乗り場の建物奥の天狗桜展望台のTENGUU テラス(テングーテラス)から。Otaru_20230505-155847

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ここに天狗桜があって、この日はほぼ満開の見頃でした。
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この日はGW中ということもあって、観光客もとても多かったです。Otaru_20230505-161004_20230515005801

奥の第2展望台から。
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さらに一番奥の第3展望台の満天ステージへ。
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ここからは、毛無山などの周囲の山々や、眼下には天神町を横切る後志自動車道(北海道横断自動車道)の高架、右手に奥沢水源地跡など、他とはちょっと違う風景が眺められます。

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(奥沢水源地跡)
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戻って、ロープウエイ乗り場の建物の屋上から。屋上展望台はちょっと混んでいたいので、その横からです。Otaru_20230505-161351

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いや〜、何度見てもいい眺めですね。

雲海に覆われた小樽の街

以上のように一通り見て周り、少し休憩していると、雲が市街地上空に出てきたんですよね。

その雲が次第にこちら(天狗山)の方に広がってきて、そのうち下界を全て覆ってしまいました。

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(クリックすると拡大します)
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これ、雲海ですね。

天狗桜の風景がこうなりました。
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以前、天狗山山頂で雲海を見たことがあるのですが、それ以来です。
※こちらが以前の雲海の記事です:小樽天狗山の雲海を見ることができました(2018年5月14日)【動画もあり】

景色はすっかり見えなくなってしまいましたが、これはこれでかなかな幻想的な風景ですよね。

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第3展望台からの雲海に覆われる前と後での比較写真を掲載してみますね。

(雲海前)
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(雲海後)
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(雲海前)
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(雲海後)
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雲海はどうやらこの時期、春の終わりから夏にかけて、発生する確率が高いようで、見ることができてよかったです。

おわりに

ということで、相変わらずいい眺めだっった天狗山山頂からの風景と、たまたま見ることができた天狗山の雲海の様子でした。

【関連記事】
【小樽桜巡り2023】天狗山山頂に咲く一本桜「天狗桜」が満開とのことで慌てて見に行ってきました(5月5日の様子)
小樽天狗山の雲海を見ることができました(2018年5月14日)【動画もあり】

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2023年5月14日 (日)

長崎屋地下1階「ギフトプラザささき小樽店」が2023年5月10日をもって閉店しています

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長崎屋地下1階にあった「ギフトプラザささき小樽店」が、2023年5月10日(水)をもって閉店しています。

ブログでお知らせできなかったのですが、閉店セールをしていたんですよね。閉店直前に気がついて、撮影許可はいただけなくて写真はないのですが、買い物をさせていただきました。

閉店後の現在(5月13日時点)は、お店がネットで覆われて、店内の片付けをしているようでした。

(店舗写真がないので、せめてレシート写真を)
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ギフトプラザささき小樽店といえば、国道5号線の産業会館のある交差点の一角に店舗を構えていましたが、そちらを閉めて2017年11月10日に、長崎屋地下1階に移転リニューアルオープンしたんですよね。

長崎屋地下1階では、結構広いスペースに様々なギフト商品がたくさん並んでいて、オープンで明る雰囲気だったのですが、閉店は残念ですね。

長崎屋地下1階では、2023年2月15日に札幌千秋庵長崎屋小樽店が閉店していて(先日通ったら、ドンキの売り場になってました)、ちょっと寂しくなっているので、今後どうなるのかも気になりますね。

【関連記事】
長崎屋の地下1階に「ギフトプラザささき 小樽店」が11月10日に移転リニューアルオープン
国道5号線の交差点の一角のある「ギフトプラザささき 小樽店」が11月初旬に長崎屋の地下に移転
※長崎屋移転後の旧店舗解体の記事。
国道5号線の交差点の一角に建つ旧ギフトプラザささきの建物が解体!?
国道5号線の産業会館のある交差点の一角、ギフトプラザささき跡地が更地に

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2023年5月13日 (土)

朝里ダムと朝里ダム記念館に行ってきました(5月4日の様子)〜朝里ダムが放流中。桜は見られませんでした【追記:動画】

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少し前のGW中の5月4日(木・祝)、朝里ダム朝里ダム記念館に行ってきました。

紅葉の時期にはよく行くのですが、この時期は確か初めてで、桜とタイミングは合わなかったのですが、そろそろ新緑の季節ということもあって行ってきました。

天気は残念ながら曇りだったのですが、朝里ダムループ橋朝里ダム記念館周辺やオタルナイ湖周辺はなかなかいい景色だったので、その様子をお伝えしますね。ダムの放流も行われていましたよ。

朝里ダムから見たループ橋

まず、朝里ダムへは、朝里川温泉の奥へと道道1号小樽定山渓線を車で進んでいきます。すると目の前に巨大なループ橋(朝里大橋、通称“朝里スカイループ”)が見えてきて、その先に朝里ダムが見えてきます。

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途中、ダムの放流も見えました。
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で、ループ橋をぐるっと上るとダムの上部に着きます。

道路沿いに、ダムの小さな駐車場があり、紅葉の時期なんかはすぐにいっぱいになる小さな駐車場なんですが、この日は停められました(いっぱいの時は、後で掲載する駐車場の広い朝里ダム記念館に先に向かいます)。

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朝里ダムの上は、散歩できるようになっていて、今上ってきたループ橋を目の前に眺めることができるんですよね。

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これがなかなかスケールが大きくて、雄大な景色を楽しむことができます。

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秋はこのループ橋周辺の紅葉が見事で人気スポットでもあるんですが、新緑のこの時期もいいですね。

そして、下から見たダムの放流の様子を今度は上から見ることができるのですが、これがちょっと怖い…いや〜、高いところが苦手なんです^^;

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足がすくみますが、なんとかへっぴり腰で真上から写真を撮りました。

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迫力ありますね。

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ループ橋と反対側は、朝里ダムによってできた人造湖「オタルナイ湖」(市民公募により名付けられました)です。

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朝里ダム記念館周辺とオタルナイ湖

朝里ダムから車でもう少し先に進むと、右手に朝里ダム記念館があり、こちらは駐車場も広く、ここも秋は紅葉の人気スポットです。

朝里ダム記念館周辺は敷地が整備されていて、散策路もあるので、オタルナイ湖を眺めながらのんびり湖畔を散歩できるんですよね。

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オタルナイ湖周辺の新緑も綺麗です。

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まだ、ちょっと桜が残っていました。
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あれ?これは八重桜かな!?この時は開花前でしたが、ひょっとして、今は八重桜が咲いているのかな!?ここで桜も見てみたいですね。
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朝里ダム記念館は入場無料の小さな施設で、中に朝里ダムや水道施設に関する紹介パネルが展示されいて、トイレもあります。

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令和5年度の開館期間は4月22日(土)~11月3日(金・祝)までで、開館時間は午前10時~午後4時です。
朝里ダム記念館 | 小樽市

おわりに

ということで、新緑の季節の朝里ダムと朝里ダム記念館に行き、ループ橋とオタルナイ湖周辺の眺めを楽しんできました。

紅葉で人気のスポットですが、この時期もいいですね。

朝里ダム記念館周辺には桜の木も結構あったので、桜の咲く時期に合わせて行ってみたいですね。

《追記》朝里ダムからちょっとだけ動画も撮影してきたので掲載しますね(2023年5月14日追記)。

【関連記事】
※昨年の紅葉の時の記事です。
朝里ダムと朝里ダム記念館に行ってきました〜ループ橋とオタルナイ湖周辺の紅葉【小樽の紅葉2022】

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2023年5月12日 (金)

閉鎖した花園高架下商店街の高架下の2箇所の通路がもうすぐ通り抜けられなくなります

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JRの高架下にあった花園高架下商店街が、建物の老朽化もあり2023年3月末をもって閉鎖されています。

JR小樽駅から南小樽駅へ向かうと線路はすぐに高架になって、国道5号線から花園銀座商店街までの区間の高架下に飲食店などが入っていたんですよね。で、ここが花園高架下商店街だったんです。

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この話題はニュースとともに、閉鎖前から何度かこのブログでも記事にしています。
※詳しくはこちらの記事で:花園高架下商店街は2023年3月末で閉鎖になっています〜店舗部分は解体予定

で、先日、この高架下沿いを歩いていたら、高架下の通路にこんな看板がありました(2023年5月2日撮影)。

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通路閉鎖のお知らせということで、高架下用地が2023年6月中旬頃に閉鎖されるとのことです。つまりこれによって、高架下をくぐることのできた2箇所の通路が閉鎖になって通れなくなるということなんですね。

2箇所の通路それぞれにお知らせ看板がありました。

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そのお知らせによると、閉鎖後に高架下商店街建物の解体工事の開始を予定しているとのことで、解体が始まると早いでしょうから、間もなくこの風景も見られなくなるのですね。

それならばと、通路の様子もカメラに収めておきました。

まず、こちら花園銀座商店街側にある高架下をくぐる通路です。

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(くぐった先)
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反対側(寿司屋通り側)から見ると、こんな感じです。

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ここの階段も解体予定とのことです。

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そして、こちらは国号寄りのもう一つの高架下をくぐる通路。

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(くぐった先)
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反対側から見ると、こんな感じ。

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ということで、閉鎖した花園高架下商店街の高架下の通路が6月中旬頃に閉鎖になり、通り抜けられなくなります。

建物の解体工事もその後に始まる予定とのことで、ここの風景もずいぶんと変わるでしょうね。

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【関連記事】
花園高架下商店街は2023年3月末で閉鎖になっています〜店舗部分は解体予定

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2023年5月11日 (木)

【小樽桜巡り2023】小樽公園の八重桜が見頃です〜御衣黄も咲いてます(5月9日の様子)

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小樽市内の桜は、エゾヤマザクラ、そしてソメイヨシノが終わり、現在は八重桜がボリュームある花を咲かせてあちこちで見ごろを迎えています。

そんな市内の八重桜の様子は、まずはこちらの記事でお伝えしました。
【小樽桜巡り2023】市内は八重桜が見ごろに〜住吉神社・天上寺・小樽公園・中央小公園・旧手宮線・手宮緑化植物園(5月7日の様子)

この中で小樽公園の様子もお伝えしているのですが、その日はざっとだったので、5月9日(火)に改めてゆっくり見に行ってきました。ということで、その様子をお伝えしますね。

小樽公園も桜スポットとしてよく知られてますが、エゾヤマザクラやソメイヨシノ、そして八重桜も園内のあちこちにが咲いているんですよね。

顕誠塔前広場への坂道の桜並木

まずこちらが、小樽で一番早いお祭りとして知られている招魂祭が開催される、顕誠塔前広場への坂道の八重桜の桜並木です。

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ボリュームある八重桜が並ぶ様子が綺麗なんですよね。

(広場前から振り返って見たところ)
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(桜並木は3列になってます)
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今年の招魂祭は5月15日(月)の開催となります。毎年、招魂祭の時にも一緒に八重桜を見ることができるのですが、今年は咲くのが早かったので、それまでもってくれるでしょうかね。八重桜は花が長持ちするので、もってくれるといいですね。

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花園グラウンド横の桜並木

そして、こちらは花園グラウンド横の旧緑小学校側(現在は緑小跡地は駐車場になってます)の通り沿いの桜並木です。

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これは体育館側になります。

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ここの八重桜はまだ背が低いのですが、年々生長してボリュームアップしているので、今後が楽しみです。

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ただ、その先の途中の桜が何本か枯れているのがあって、ちょっと気になりました。

こちらは、その先に数本続く八重桜で、白い花もありますね。
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(反対側から見たところ)
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小樽公園の御衣黄

上の写真にも写っているのですが、この花園グラウンド横の通り沿いの端の方には、淡い緑色の花を咲かせる、御衣黄(ギョイコウ)桜という珍しい桜も咲いているんですよね。

御衣黄はこのブログでも毎年のように紹介していて、読者さんの中にはご存知の方もいるかと思うのですが、今年も咲いていますね。

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花が緑色なので見落とされがちですが、近づくと緑の花びらが綺麗に咲いています。

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実は昨年、小樽観光協会の観光案内所ブログの記事で知ったのですが、この花園グラウンド横の通りを先に進んで、グラウンド上部に向かう道路沿いの壁を超えて緑地に入った白樺林の手前に、御衣黄がもう2本あるんですよね。

(この先にあるんです)
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まず、白樺林を背にしたところに小さな1本。
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ほんと小さな木なんですが、緑の花が咲いてます。
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そして、ちょっと奥にもう一本。
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分かりにくいですが、もう少し大きな木で、こちらも咲いてますね。
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御衣黄の特徴として、次第に花の中心部分が赤く染まっていくんですが、まだどの花も緑色のままなので序盤ですね。

白樺林の中の八重桜

さて、続いて向かったのは公園南側の白樺林ですが、ここには林の中に数本の八重桜が咲いています。

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新緑の季節を迎えている白樺の葉の緑と幹の白、そして八重桜が花のピンクのコントラストがなんだか綺麗です。

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市民会館前〜弓道場前〜弓道場下の小さな広場の八重桜

小樽公園周辺にも八重桜が咲いていて、こちらは市民会館前とその向かいの裁判所の土手に咲く八重桜ですが、裁判所側の八重桜は、ずいぶんと伐採されたようです。
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その先の弓道場前にも八重桜が咲いてます。
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この弓道場の下側には小さな広場があるんですが、ここにも数本の八重桜が咲いています。

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おわりに

ということで、小樽公園の八重桜の様子でしたが、小樽公園では紹介したように広い園内のあちこちに八重桜が咲いてます。

小樽も爽やかで過ごしやすい季節になってきのたで、のんびり散歩しながら八重桜見物を楽しむのもいいかもしれませんね。

八重桜は結構長く咲いているので、もうしばらくは小樽の八重桜を楽しめそうです。

※おまけ:見晴台からの眺めは相変わらずよかったです。
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【関連記事】
小樽公園には淡い緑色の花を咲かせる桜・御衣黄は3本あるの!?(今年の桜の季節は終了してます)
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2023年5月10日 (水)

奥沢水源地の水すだれを正面に見ることのできる水管橋が2023年も一般開放中!!(11月3日まで)【追記:動画】

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奥沢水源地のおなじみの風景、階段式溢流路(かいだんしきいつりゅうろ)、通称・水すだれを正面に見ることのできる水管橋が今年も一般開放されています。

令和5年度(2023年度)の奥沢水源地水管橋の一般開放日時は次の通りです。
開放期間:令和5年4月29日(土・祝)〜11月3日(金・祝)まで
開放時間:午前10時から午後4時まで

※現地の天候状況などにより、一般開放を中止する場合があるとのことです。
※参照:令和5年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

(5月9日(火)撮影)
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ということで、毎年同じような投稿になってしまうのですが、お知らせを兼ねて今年も投稿しますね。

奥沢水源地の水すだれを水管橋から眺める

奥沢水源地の場所は、国道5号線の奥沢十字街から奥沢・天神方面へと入ってずっと進み、天神十字街も超えて、さらにその道(道道697号天神南小樽停車場線)を民家がなくなる先までず〜っと進むと、道路が右に曲がりながらやや細くなって上りになるところがあります。

ここを右折するとすぐ左に「←水すだれ」の看板があるので、その指示の細い道を入っていった先に水管橋があります。ちなみに、この曲がり角の正面が駐車場になっています。

(一般開放中に利用できる駐車場)
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(案内の看板。すぐ先の矢印方向に細い道があります)
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(この先に水管橋)
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水管橋です。
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そして、こちらが水管橋から見た水すだれのおなじみの風景ですね。

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木々に囲まれた自然の中、曲がりながら階段を流れ落ちてくるその光景がとても綺麗で美しいんですよね。

ただ、実際に間近で見ると、水の流れが早くて勢いもあり、音もかなり大きくて、迫力ある光景でもあります。

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こちらは水管橋から見た下流側の眺め。
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この水すだれについては、小樽市HPに詳しい説明が記載されているので、いつものことですが引用させていただきます。

階段式溢流路(いつりゅうろ)は、奥沢ダムと勝納川の水を放流するために、大正3年に造られた施設です。

放流の目的の他に、水の激しい流れにより護岸などが削り取られることを防ぐ働きもしていました。ダムから溢れた水を、落差約21メートル、距離約100メートルの10段の階段で流下させることで、水流の勢いを和らげます。

この階段の縁には、長い石と短い石が交互に組まれています。その隙間から流れ落ちる水がすだれ状になって見えることから「水すだれ」と呼ばれています。流れ落ちる水の清らかな音とともに、周囲を囲む深い木々の緑が爽やかな涼感を誘い、自然と調和した景観美をつくり出します。

また、階段式溢流路を含む奥沢水源地水道施設は、現在はその役目を終えていますが、その歴史的価値から、昭和60年に「近代水道百選」、平成20年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。

この階段式溢流路を期間限定で間近に見ることができるのが、奥沢水源地水管橋です。先人から引き継いできた歴史的な遺産でもある「水すだれ」に目と耳を澄ませてみませんか。

令和5年度奥沢水源地水管橋の一般開放について | 小樽市

現地には、その土木学会選奨土木遺産のプレートが、案内板とともに設置されています。

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奥沢ダムは1914年(大正3年)完成と、とても歴史のあるダムだったのですが、ダム堤体に陥没が見つかって2011年(平成23年)8月に廃止になっていて、ダム自体はもうありません。

奥にかつての奥沢ダム内にあった取水塔と、それにつながる2つの赤いアーチ橋(夫婦橋と呼ばれているそうです)が見えます。

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ここ奥沢水源地は、水道施設としての役目は終えていますが、今も奥沢水源地という名称とこの水すだれは残されています。ちなみに、先ほどの道路を挟んだ向かいには、奥沢浄水場の施設もまだ残っています(立ち入り禁止です)。

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ここ一帯の観光資源としての活用方法を以前から模索中だったのですが、その後どうなりましたか。この美しい景観と歴史的価値を後世に伝えていけるような、何かいい活用方法が見つかるといいですね。

ということで、今年もやっぱり例年と同じような内容でしたが、一般開放中の水管橋についてと、そこから見ることのできる水すだれの様子をお伝えしました。

※この日にちょっとだけ動画も撮影してきたので掲載しますね(2023年5月11日追記)。

【関連記事】
※同じような記事が並んでいるのですが、奥沢水源地関連の記事は、カテゴリー「奥沢水源地(水すだれ)」にまとめています。

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2023年5月 9日 (火)

【小樽桜巡り2023】手宮緑化植物園の八重桜(5月7日の様子)

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小樽市内ではエゾヤマザクラ、そしてソメイヨシノと続いた桜のあと、現在はあちこちで八重桜がこんもりとボリュームある花を咲かせて見ごろを迎えてます。

5月7日(日)にそんな市内の八重桜の様子を見にいき、その様子はこちらの記事でお伝えしました。
【小樽桜巡り2023】市内は八重桜が見ごろに〜住吉神社・天上寺・小樽公園・中央小公園・旧手宮線・手宮緑化植物園(5月7日の様子)

で、その中の手宮緑化植物園の様子について、改めてもうちょっと詳しく紹介しようと思います。写真もまだたくさんあるんです。

整備された園内でのんびり花見ができる手宮緑化植物園は、特に桜スポットとして大人気で、今年もソメイヨシノが見頃を迎えると大勢の見物客が訪れていました。
※その様子はこちらの記事で:【小樽桜巡り2023】手宮公園・手宮緑化植物園の桜(4月29日の様子)

ここは斜面にあるので、小樽港を背景に桜を見ることができて、これが本当にいい眺めなんですよね。手宮緑化植物園はこの眺めの良さから、小樽市の重要眺望地点にも指定されていて、その案内板も園内上部にあります。

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相変わらずのいい眺めです。
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そして八重桜ですが、まず園内中腹の道沿いに数本並んで咲いているのですが、これが小樽港を背景にとてもいい風景を見せてくれます。

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濃いピンクのモコモコっとした花が綺麗ですね。

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間に白い八重桜も。
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いいですね〜
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この他にも、入り口近くのすぐの斜面(駐車場からすぐ下のところ)にも八重桜がたくさん咲いているのですが、ここにはシダレや白い八重桜など、色んな種類の八重桜が咲いているんですよね。

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こちらは黄色に近いとても淡い緑色の花が咲くウコン桜です。
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ということで、手宮緑化植物園の八重桜の様子でした。

八重桜って、結構長く咲いているので、しばらくは小樽の八重桜を楽しめそうです。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2023年5月 8日 (月)

【小樽桜巡り2023】市内は八重桜が見ごろに〜住吉神社・天上寺・小樽公園・中央小公園・旧手宮線・手宮緑化植物園(5月7日の様子)

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エゾヤマザクラ、ソメイヨシノと続いた小樽の桜はもう終わってしまいましたが、小樽市内ではそれに続いて八重桜が咲き始めていて、すでにあちこちで見ごろを迎えています。今年は開花が早かった桜ですが、八重桜も早いですね。

こんもりとボリュームある花を咲かせる八重桜って、綺麗でそして可愛いですよね。

そこで、ゴールデンウィーク最終日となった5月7日(日)に、住吉神社天上寺小樽公園中央小公園旧手宮線、そして手宮緑化植物園の八重桜を見てきましたので、その様子をお伝えしますね。

住吉神社の八重桜

まず、住吉神社の八重桜ですが、住吉神社ではソメイヨシノも綺麗で、その様子も投稿しましたが、社殿前には八重桜も咲くんですよね。

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この日5月7日(日)は、今年第1回目の花手水の最終日だったので、八重桜と一緒に楽しんできました。

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※関連記事:住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2023年第1回目は桜との共演(4月28日〜5月7日)

天上寺の八重桜

見事なソメイヨシノが大人気の天上寺ですが、その後に参道奥の両側に八重桜が咲くんですよね。

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それもまた、なかなか綺麗なんです。

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途中に白い八重桜も。
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小樽公園の八重桜

広い小樽公園内では、あちこちに八重桜が咲いているのですが、今回見てきたのは、まず小樽で一番早いお祭りとして知られている招魂祭が開催される顕誠塔前広場への坂道で、ここは八重桜の並木道になっているんですよね。

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まだ、これからさらにボリュームが出てきそうです。

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すでに招魂祭の準備がされていて、今年は5月15日(月)の開催となります。

そして、こちらは花園グラウンド横の旧緑小学校側(現在跡地は駐車場)の通り沿いの桜並木です。

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年々、生長してきて、少しずつ大きくなっていますね。

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この花園グラウンド横の通り沿いの端の方には、淡い緑色の花を咲かせる、御衣黄(ギョイコウ)桜という珍しい桜も咲いているんですよね。

御衣黄は花が緑色なので、なかなか気づきにくいのですが…、おっ、今年も咲き始めてますね。

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小樽公園の八重桜については、また別記事で詳しく紹介したいと思っています。

※関連記事:小樽公園には淡い緑色の花を咲かせる桜・御衣黄は3本あるの!?(今年の桜の季節は終了してます)

中央小公園の八重桜

寿司屋通りを上って国道5号線とぶつかるところにある中央小公園は小さな公園ですが、ここも桜スポットとして知られていて、ソメイヨシノが見事に咲いた後に続く八重桜も本当に綺麗なんですよね。

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ここはもっと知られてもいいかもしれませんね。現在はまだ穴場スポットといえるかも。

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旧手宮線の八重桜

旧手宮線沿いにも桜が所々咲いていますが、こちらは旧手宮線散策路の寿司屋通り側の端に咲く八重桜です。

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こちらは旧手宮線沿いのひまわり公園に数本並んで咲く八重桜です。

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あっ、ちょっと選定されてるようですね。
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手宮緑化植物園の八重桜

この日は手宮緑化植物園にも行ってきました。

手宮公園の奥にある手宮緑化植物園は大人気の桜スポットですが、八重桜も咲いています。

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園内中腹の道沿いに並んで咲く八重桜が、小樽港を背景に眺めることができ、これがとても綺麗なんですよね。

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他にも駐車場からすぐ下のところにも八重桜がたくさん咲いています。

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ここには黄色に近いとても淡い緑色の花が咲くウコン桜もあります(小樽公園の御衣黄よりも薄い色に見えます)。
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整備された園内でのんびり花見ができるので、ここは本当にいいですね。

手宮緑化植物園の八重桜についても、また別記事で詳しく紹介したいと思っています。

おわりに

もちろん、紹介した他にも市内各所で綺麗に咲く八重桜を見ることができますね。

八重桜って、一本でも鮮やかで華やかで目に止まるんですよね。そして、結構、長く咲いているので、しばらくは小樽の八重桜を楽しめそうです。

ということで、住吉神社、天上寺、小樽公園、中央小公園、旧手宮線、そして手宮緑化植物園の八重桜の様子でした。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2023年5月 6日 (土)

新紙幣(2024年度上期発行予定)が日本銀行旧小樽支店金融資料館で一般公開されてます

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日本銀行旧小樽支店金融資料館で、2023年4月28日(金)から新紙幣(2024年度上期発行予定)が一般公開されてます。

新紙幣の公開は、東京の貨幣博物館(4月14日から)に続いて全国2箇所目ということで、金融資料館では7月18日(火)までの公開予定とのことです。入館料は無料です。

新1万円札は“日本資本主義の父”とも称される実業家の渋沢栄一、5千円札は女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家の津田梅子、千円札は“近代日本医学の父”と呼ばれる北里柴三郎ですね。

中でも渋沢栄一は、小樽にもゆかりの建物が残っているなど、少なからず繋がりがある人物なんですよね。
※関連記事:小樽に残る渋沢栄一ゆかりの建物〜NHKの大河ドラマや新一万円札で注目の実業家

紙幣の刷新は2004年以来20年ぶりで、最新の偽造防止技術が追加されているということで、その実物の見本券を見学できるので、興味のある方は見に行ってみるといかがでしょうか。

※新紙幣(見本券)は館内奥の特別展示室で公開されてますが、新紙幣は撮影禁止です。
(パンフレットより)
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※関連ニュース
・2023年4月29日付北海道新聞朝刊第4社会欄
・2023年4月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・2023年4月15日付北海道新聞朝刊経済欄

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日本銀行旧小樽支店は、明治42年(1909年)7月に着工し、明治45年(1912年)7月の完成した、辰野金吾・長野宇平治らの設計による歴史的建造物(小樽市指定有形文化財)で、設計に携わった建築家・辰野金吾は、日本銀行本店や赤レンガで有名な東京駅の設計にも携わっている方ですね。

小樽支店としての営業は平成14年(2002年)9月に日本銀行札幌支店に業務を継承して廃止となり、その後、翌平成15年(2003年)5月より、現在の日本銀行の広報施設、金融資料館として開設してます(現在も日本銀行の管理する建物です)。
※参照:旧小樽支店の歴史|建物紹介|日本銀行旧小樽支店金融資料館webサイト

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とても歴史のある建物なので、内部を見学できるだけでもなかなか貴重なのですが、なんと入館料は無料です。

※現在、同館では開館20周年特別展「日本銀行のある街並み 小樽支店と銀行街」が、2023年4月28日(金)~7月18日(火)の期間で開催されています(関連ニュース:日銀旧小樽支店金融資料館開館20周年 日本銀行のある街並み)。

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※開館時間について(2023年5月現在の情報)
夏季4月~11月:9:30~17:00 (最終入館16:30)
冬季12月~3月:10:00~17:00 (最終入館16:30)
※休館日:水曜日(水曜が祝休日の場合は開館)、年末年始(12月29日~1月5日)
※展示入れ替え等のため臨時休館することがあります。
日本銀行旧小樽支店金融資料館webサイト

新しい日本銀行券特設サイト|TOPページ

【関連記事】
小樽に残る渋沢栄一ゆかりの建物〜NHKの大河ドラマや新一万円札で注目の実業家
日本銀行旧小樽支店 金融資料館「特別応接室」が一般公開されていたので見に行ってきました

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【小樽桜巡り2023】天狗山山頂に咲く一本桜「天狗桜」が満開とのことで慌てて見に行ってきました(5月5日の様子)

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やっぱり今年の桜は早いですね。

エゾヤマザクラ、ソメイヨシノと続いた小樽の桜はもう終わりですが、小樽で最後に咲くともいわれて市民に親しまれている、天狗山山頂に咲く一本桜「天狗桜」が早くも満開とのことで、5月5日(金・祝)に見に行ってきました。

毎年、市街地の桜が終わる頃から、そろそろかな〜と小樽天狗山ロープウェイの公式サイトなどをチェックしたりしているのですが、今年はFacebookページで5日に満開になりましたとの投稿があったので、慌てて行ってきたというわけです。
小樽天狗山ロープウエイ・スキー場 | Facebook

天狗山山頂へは、今回は車で行ってきたのですが、ゴールデンウィーク中は山頂駐車場も満杯になると聞いていたので、午後の少し遅い時間に行ったところ駐車できました。毎年のことですが、駐車場にはまだ雪がありましたよ。

そして天狗桜ですが、咲いている場所はロープウエイ乗り場の建物の向こう側です。TENGUUテラスのある眺めのいい天狗桜展望台になります。

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お〜、綺麗に咲いていますね。

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確かに満開ですね。いいですね〜

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天狗山は小樽の街と海を一望できる眺めが抜群の人気スポットですが、この日は天気もまずまずで小樽の街と海を背景に天狗桜を楽しむことができました。

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天狗桜の前には説明パネルもあるのですが、この桜は、明治時代に植えられた樹齢100年を超えるエゾヤマザクラで、いつからか「天狗桜」と呼ばれるようになって、今は小樽で最後に咲く桜として市民に親しまれているんですよね。

今年も綺麗に咲いてくれました。

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あれ、そういえば今年はいつも天狗桜の横に残されていた雪山がないですね。

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こちらは、ロープウエイ乗り場の建物の屋上展望台から天狗桜を見たところです。Otaru_20230505-161306

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実はこの日、しばらくして前方(市街地の上)に雲が出てきたのですが、そのうち徐々に下界を雲が覆い始めました。雲海ですね。

すると、天狗桜の風景もこうなりました。

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なかなか幻想的な眺めになってましたよ。

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この日は観光客もたくさんきていて、山頂ではたくさんの方が眺めを楽しんだり、天狗桜の記念写真を撮ったり、大人気の空中に張ったワイヤーロープを滑り降りる「TENGUUジップライン」を楽しんだりしていました。。

私も他の展望台も回って小樽の街と海の眺めを楽しんできました。相変わらずいい眺めだったので、そちらの様子は雲海の様子と合わせてまた別記事でお伝えしようと思っています。

ということで、早くも満開になっていた天狗山山頂に咲く一本桜「天狗桜」の様子でした。

ちなみに、エゾヤマザクラ、ソメイヨシノと続いた小樽の桜ですが、その後、今は八重桜があちこちで咲き始めているので、そちらもしばらく楽しめそうですね。

【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場|北海道三大夜景

【関連記事】
※昨年は5月8日に見に行ってました。
【小樽桜巡り2022】天狗山山頂に咲く一本桜「天狗桜」が満開でした(5月8日の様子)

※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2023年5月 5日 (金)

ゴールデンウィークの観光客で賑わう小樽も5月3日・4日と気温20℃越え

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天気の話です。
ゴールデンウィーク中、全道、全国的に気温が上がっているようですが、こちら小樽も5月3日(水・祝)に最高気温22.0℃(14:30)、5月4日(木・祝)はさらに上がって24.3℃(14:27)と、今年初の20℃越えで今年一番の暑さを記録しています。

(5月3日。温度計は22℃)
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ちなみに5月4日は夜になっても気温が下がらず、夜10時ころでも20℃あって、暑い夜となりました(翌5月5日はそこから気温が下がり日中で16〜17℃くらいとなっています)。

ゴールデンウィークはここまで比較的天気に恵まれていて、小樽もどこも観光客でとても賑わっていて、コロナ前の姿を取り戻しつつありますね。

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ただ、ゴールデンウィーク後半は5月5日(金・祝)の夜から雨が降り出していて、6日(土)の朝まで雨の予報が出てます。日中は曇りの予報なので、なんとか天気がもってくれるといいですね。

※参照
気象庁|過去の気象データ検索(小樽 2023年5月)
小樽(オタル)のアメダス実況 - 日本気象協会 tenki.jp
小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

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2023年5月 4日 (木)

小樽港第3号ふ頭にクルーズ船「バイキング・オリオン」が寄港(5月2日〜5月3日)〜今回は小樽駅前からも見れました

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小樽港第3号ふ頭に5月2日(火)、クルーズ船「バイキング・オリオン」(ノルウェー船籍、47,842トン)が寄港しました。

2023年5月2日(火)の夕方に入港して、5月3日(水)夕方にすでに出港しています。

今回、バイキング・オリオンは第3号ふ頭の港に向かって右側に停泊したのですが、そうすると、その姿をJR小樽駅前からも見ることができるんですよね。

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小樽駅前から緩やかに下りながら真っすぐ続く中央通りの先に、バイキング・オリオンの巨大な姿が見えるのですが、これは海が近くて、坂の街の小樽ならではの風景ですよね。

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実は、今年度から第3号ふ頭に新しく旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができて稼働しているのですが、そのターミナルは第3号ふ頭の左側にあって、そのため今年最初となるクルーズ船ル・ソレアルは第3号ふ頭左側に接岸したのですが、そうすると小樽駅前からは見られないんですよね。

今後はクルーズ船は第3号ふ頭左側に停泊して、もう駅前からクルーズ船が停泊する風景が見られなくなるのかとも思ったのですが、右側にも停泊することがあるんですね。駅前からの風景は小樽ならではのものだったのでよかったです。

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駅前から第3号ふ頭に向かって中央通りを歩いて行くと、その巨大な船体が少しずつ近づいてくるのですが、その光景はかなりインパクトがあります。

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ちなみに、クルーズ船の小樽港での停泊ふ頭は、第3号ふ頭(6万トン未満)か勝納ふ頭(主に6万トン以上)になるのですが(参照:クルーズ船の受入れふ頭について | 小樽市)、今回のバイキング・オリオンは47,842トンと第3号ふ頭に停泊する船としてはかなり大きいので、なんだか周囲との比率がおかしくなっているような圧巻の光景です。

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第3号ふ頭までいくと、船の近くまで行けるということで、間近でも見学してきたのですが、近づくとほんと大きくて豪華ですね。

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小樽港へのクルーズ船の寄港は、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年、2021年と2年連続で全て中止となり、運行が再開された昨年2022年は日本船籍に限ってだったので、今年から再開になった外国船籍クルーズ船の受け入れは4年ぶりなんですね。

本格的にクルーズ船の寄港が再開された今年(2023年)は、のべ22隻のクルーズ船の寄港が予定されています。

詳しい寄港予定情報は小樽市HPに掲載されているのですが、天候、運行スケジュールなどの事情によって、予定は急遽変更になることがあるので、見学する時などは、直前にも小樽市のHPで確認した方がいいですね。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

できれば、停泊ふ頭が第3号ふ頭の場合、左右どちらに停泊するかの情報もあると嬉しいですね。

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ということで、第3号ふ頭に寄港したクルーズ船バイキング・オリオンの様子でした。

【関連記事】
ニュースより/小樽港第3号ふ頭に旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)ができて2023年4月から稼働してます
※今年のクルーズ船の記事です。
小樽港第3号ふ頭に2023年最初のクルーズ船「ル・ソレアル」が寄港しました(4月10日〜4月11日)
小樽港勝納ふ頭にクルーズ船「ウエステルダム」が寄港したので見にいってきました(4月20日)

※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事はカテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

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2023年5月 3日 (水)

旧手宮線をトロッコで走るおなじみ「レールカーニバルinおたる」がゴールデンウィークに開催中!!(2023年5月3日~5月7日)

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旧手宮線をトロッコで走るおなじみのイベント「レールカーニバルinおたる」が、このゴールデンウィーク中も開催されています。主催はNPO法人北海道鉄道文化保存会/『レールカーニバルinおたる』実行委員会です。

開催期間は2023年5月3日(水・祝)~5月7日(日)で、時間は10:00~16:00(最終受付15:40)となっています。

いつものように、旧手宮線の中央通り~道道小樽港稲穂線(臨港線)までの区間を足こぎトロッコで走ります。

料金は小学生以上500円(小学生未満無料)となっていて、5月5日こどもの日は小学生以下は無料となるそうですよ。

トロッコの乗車には、混雑を避けるために基本事前予約が必要なのですが、当日でも空いていれば乗車可能のようです(予約等詳細について観光協会の記事で紹介されてます:2023レールカーニバルinおたる(5/3~7)開催のお知らせ | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」)。

(受付は中央通り側にあります)
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手宮線は1880年(明治13年)11月に官営幌内鉄道の一部として、手宮〜札幌間に北海道で初めて開通した鉄道です。

廃線ながら線路の残る旧手宮線は、日本遺産「炭鉄港」の構成文化財でもあるんですよね。

その歴史があって貴重な旧手宮線をトロッコで走るというこの「レールカーニバルinおたる」は、すっかり人気のイベントとなっていて、主にGW、夏、秋と年に3回開催されています。

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開催初日の3日は天気も良くて、たくさんの方がトロッコ乗車を楽しんだみたいですね。

ゴールデンウィーク中は天気が良いといいですね。

※関連ニュース
2023レールカーニバルinおたる(5/3~7)開催のお知らせ | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
レールカーニバル in おたるGW運行! 国内外から乗車体験(小樽ジャーナル)

NPO法人 北海道鉄道文化保存会

【関連記事】
※昨年の「レールカーニバルinおたる」の記事です。
旧手宮線をトロッコで走る「2022レールカーニバルinおたる」がゴールデンウィークに開催中!!(4/30・5/1、5/3〜5)
「レールカーニバルinおたる〜夏だ!今年もトロッコに乗ろう!!」が旧手宮線で開催!!(2022年7月16日~18日の3日間)
晩秋のトロッコ乗車体験〜旧手宮線をトロッコで走る「2022レールカーニバルinおたる」が11月3日・5日・6日で開催

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2023年5月 2日 (火)

【小樽桜巡り2023】晴れの水天宮からの眺めとまだまだ綺麗だった境内の桜(5月2日の様子)

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小樽の桜もあちこちで花びらが舞い、葉桜が目立つようになりましたね。

エゾヤマザクラ、ソメイヨシノと続いた小樽の桜もこれで一段落で、この後からは八重桜があちこち咲きだすので、それもまた楽しみです。

さて、5月2日(火)の小樽はとてもいい天気だったので、桜はもう終わっているだろうと思いつつも、せっかくの快晴だったので、眺めのいい水天宮に行ってみました。

水天宮も桜の見どころとして人気で、このブログも4月25日に見に行って、その様子をお伝えしたんですよね(見頃のちょっと手前といった状況でした)。
※記事はこちら:【小樽桜巡り2023】中央小公園・花園銀座商店街・花園橋・水天宮・東雲町の坂の桜(4月25日の様子)

さて、水天宮へは花園公園通り側から鳥居をくぐり、急な階段を上って向かいました。

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まずはいつものように、階段を上ったら振り返ります(振り返らずにはいられないんですよね)。

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花園公園通りが小樽公園まで続く様子がいい感じなんです。

ぐるっと回って水天宮の境内の正面に到着すると…

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お〜!!まだ桜が咲いてるではないですか!!

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というか、前回見にきた時より花のボリュームもあって綺麗です。

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すでに散っているのはエゾヤマザクラかな。けど、ソメイヨシノはまだまだ花が残っているんですね。

趣ある社殿は、本殿、拝殿が小樽市指定歴史的建造物です。

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水天宮は境内からの小樽港を一望する眺めが良いことでも知られていて、こちらは海側にある外人坂の上からの眺めです。

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この時期は桜の合間から小樽港を眺めることができますね。

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あっ、新日本海フェリーが2隻、縦に並んで停泊してる!!
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いや〜、相変わらずいい眺めです。

ということで、晴れた日の水天宮からの眺めと、まだまだ綺麗だった境内の桜の様子でした。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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2023年5月 1日 (月)

【小樽桜巡り2023】晴れの天上寺に再び・小樽公園南側の白樺林と共に・入船公園の桜(4月30日の様子)

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今年は開花が早かった小樽の桜はピークを過ぎて散り始めていて、少しずつ葉の緑が目立ち始めてきました。

それでもまだまだ十分綺麗な桜です。4月30日(日)の小樽は青空が広がったので、天上寺と小樽公園の白樺林のある南端(入船町側)、そしてそこからすぐ近くの入船公園の桜を見に行ってきました。

天上寺と小樽公園は見頃ちょっと手前の様子を見に行っていたので、再度の訪問です。
※前回投稿:【小樽桜巡り2023】天上寺・小樽公園の桜(4月25日の様子)

再び天上寺の桜

入船町の天上寺の桜は門の周囲に咲く大きな桜と、門から続く短い参道なのですがそこを覆うように咲く桜が本当に綺麗で、とても人気があるんですよね。

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いや〜、まだまだ綺麗ですね。

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それにしても、ここは年々見物客が増えているような感じでがしていて、前回もこの日もとてもたくさんの方が訪れていて、桜を楽しんでいました。ほんと、人気なんですね。

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小樽公園南側の白樺林と桜

続いて小樽公園南側(入船町側)の端の道路沿いに咲く桜を見に行ってきました。

道路沿いに大きな桜が数本咲いているんですよね。

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小樽公園は天上寺からすぐ近くなのですが、実はちょっと公園内の白樺林(ロータリーの杜)の様子も気になった行ってみたんです。

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白樺林も爽やかな新緑に色付いてきてました。

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新緑の白樺林と共に桜を楽しむことができました。

入船公園の桜

小樽公園南側の道路沿いからふと反対側を見ると、入船公園の桜が見えたので、ここからすぐ近くの入船公園にも行ってみました。

(小樽公園南側の道路沿いから。見える桜は入船公園のもの)
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子供たちの歓声が響く入船公園では、公園内を通る歩道沿いに桜が咲いています。

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ここに咲く桜が、先ほど小樽公園から見えたのですね。

振り返ると、先ほどの小樽公園南側の道路沿いの桜が見えます。
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再び入船公園の桜。
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ちょっと下に降りる道があったので、下から見上げてみました。
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ちなみに、こちらは反対側の公園入り口の桜です(写真は読者提供。4月27日撮影)。Otaru_20230427-080709

おわりに

小樽の桜も散り始めてそろそろ終盤を迎えてますが、まだ場所によっては綺麗な桜を見ることができそうですね。

ということで、天上寺と小樽公園の白樺林のある南端(入船町側)、そしてそこからすぐ近くの入船公園の桜の様子でした。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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【小樽桜巡り2023】JR南小樽駅・奥沢記念公園・天満宮の桜(4月29日の様子)

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今シーズンの桜はほんとに早くて、小樽市内全体的にはもうピークを過ぎて、多くの場所で桜が散り始めていますね。

さて、そんな状況の小樽の桜ですが、4月29日(月・祝)に天気は曇りだったのですが、JR南小樽駅奥沢記念公園天満宮の桜を見てきました。

ピークは過ぎていましたが、まだまだ綺麗でしたよ。

JR南小樽駅の桜

JR南小樽駅(以下、南樽駅)は小樽で人気の桜スポットの一つで、今シーズンは咲き始めの時に見に行ったのですが、その後、ちょっと見に行く機会がなかったんですよね。

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満開は過ぎていましたが、はやり南樽駅の桜は綺麗ですね。

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この時もたくさんの方が写真をとっていました。

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南樽駅はバリアフリー化の工事の一環で、2021年に跨線橋が新しく架け替えられているんですが、架け替えに際してはこの桜を保存するよう配慮されたんですよね。

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ところで、南樽駅と道路を挟んだ反対側の小樽市立病院横の土手にも、毎年見事な桜が咲いて、いつも南樽駅の桜とセットで楽しんでいるのですが、土手からこぼれるように咲いていた線路側の枝が切られていて、ちょっと寂しくなっていました。

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※関連記事
【小樽桜巡り2023】ジャズ喫茶フリーランス前と二段公園の上(見頃)・JR南小樽駅(咲き始め)・総合福祉センター(見頃)など(4月22日の様子)
南樽駅旧跨線橋の思い出【写真】〜新跨線橋に切り替わる前に渡ってきた旧跨線橋の様子
【小樽桜巡り2022】JR南小樽駅・小樽市立病院・住吉神社・奥沢記念公園の桜(5月3日の様子)(昨年の記事です)

奥沢記念公園の桜

奥沢十字街から奥沢・天神方面に向かって途中右手にある奥沢記念公園は、桜スポットとして紹介されることはあまりないのですが、毎年見にいっているお気に入りの場所なんですよね。

まずは公園内のエゾヤマザクラが先に咲いて、その様子はブログでもお伝えしたのですが、ここはそのエゾヤマザクラに続いて公園入口道路沿いに大きなソメイヨシノが咲くんですよね。

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これがまたなかなか見事なんです。

(公園内から見たところ)
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こちらも満開は過ぎたようで、少し散り始めてましたが、まだまだ綺麗でした。

公園内の奥にもソメイヨシノが咲いてました。
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※関連記事:【小樽桜巡り2023】奥沢記念公園内のエゾヤマザクラがもう見頃!!(4月22日の様子)

天満宮の桜

天神十字街から少し上ったところにある天神町の天満宮は、桜スポットとしてはあまり知られていないですが、道路沿いの鳥居から社殿へと続く上り坂の参道脇に、桜が咲いているんですよね。

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天満宮の桜は今シーズン初めて見に行ったのですが、やはりピークは過ぎていたもののまだエゾヤマザクラやソメイヨシノの花が残っていて、静かな参道沿いがとてもいい雰囲気でした。

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(こちらは参道横からの眺め)
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※関連記事:八重桜も散って小樽の桜の季節も終わりですね〜これまで未掲載の桜の写真をまとめて

おわりに

これらの桜を見に行った4月29日(土)は曇りだったのですが、翌日4月30日(日)の小樽は晴れ間が広がったので、30日に桜を見に行かれた皆さんは、青空の下で素敵な桜を見られたのではないでしょうかね。

ということで、JR南小樽駅、奥沢記念公園、そして天満宮の桜の様子でした。ピークを過ぎた桜もまだまだ素敵ですね。

【関連記事】
※桜関連の記事は、カテゴリー「小樽の桜」にまとめてます。

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