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2023年4月12日 (水)

小樽港第3号ふ頭に2023年最初のクルーズ船「ル・ソレアル」が寄港しました(4月10日〜4月11日)

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小樽港第3号ふ頭に2023年最初のクルーズ船ル・ソレアル」(フランス船籍、10,992トン)が寄港しました。

2023年4月10日(月)の朝に入港して、4月11日(火)17時に出港しています。

小樽港へのクルーズ船の寄港は、2020年、2021年と2年連続で新型コロナウイルス感染症の影響で寄港が全て中止となり、運行が再開された2022年は日本船籍に限ってだったのですが(6隻が寄港)、今年から国の外国船籍クルーズ船の受け入れが再開されたということで、2019年以来4年ぶりの外国船籍の寄港となりました。

第3号ふ頭では、クルーズ船は港に向かって右側に停泊することが多いのですが、今回、ル・ソレアルは港に向かって左側に停泊していました。

関連のニュースがあったのですが、実は、岸壁の改修工事が進む第3号ふ頭に、新しく旅客船ターミナル(小樽港クルーズターミナル)が3月に完成し、今回のル・ソレアの寄港から稼働しているのですが、そのターミナルが第3号ふ頭左側にあるので、こちらに接岸しているようです。

この旅客船ターミナルは、税関・出入国審査・検疫(CIQ)機能をもつので、乗船客は下船もスムーズだったようで、その後乗船客らは、大型バスなどで観光に向かったそうですよ。
※関連ニュース:2023年4月11日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

ちなみに、今回第3号ふ頭まで行ってみたところ、旅客船ターミナルの前までは行ってもいいということで、ル・ソレアルも間近で見ることができました。

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小樽港クルーズターミナルは乗船客以外立入禁止です。
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ところで、これまで多かった第3号ふ頭右側に停泊すると、小樽駅前からまっすぐ続く中央通りの先にその巨大な姿を見ることができたのですが、今後はきっと左側に停泊することになるのでしょうから、駅前からのあの風景は見ることができなくなるのかな…

では、第3号ふ頭左側に停泊したクルーズ船は、どこからよく見えるかというと、よく知られているのが船見坂の上からなんですよね。

これまでも、たまに第3号ふ頭左側に停泊した際には、船見坂を上って眺めにいったりしましたが、今回もいってきました。

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船見坂の上からだと、ちょうど坂の向こうに船が見えて、これもまた小樽らしい眺めです。

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船見坂は長橋方面への抜け道になっていて、車の通りがとても多いので、写真撮影の際は要注意です。もちろん、道路に出ての撮影は厳禁です。坂を上っていくと長橋方面へは右折するんですが、その交差点の上からだと、歩道からでも坂道を正面に見ることができます。

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そして、港の近くですと、運河の一本海側の道路(小樽港縦貫線)の月見橋〜旭橋のあたりから、いい感じで眺めることができます。

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ということで、小樽港第3号ふ頭に寄港した2023年最初のクルーズ船ル・ソレアルの様子でした。

今年はこのル・ソレアルから始まり、英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」(5月27日予定)などの初寄港6隻を含むのべ22隻のクルーズ船の寄港が予定されています。

詳しい寄港予定は小樽市HPに掲載されているのですが、天候、運行スケジュールなどの事情によって、予定は急遽変更になることがあるので、見学したい時などは、直前にも小樽市のHPで確認した方がいいですね。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

ちなみに、クルーズ客船が停泊するのは、小樽港の第3号ふ頭(6万トン未満)か、勝納ふ頭(主に6万トン以上)になります(参照:クルーズ船の受入れふ頭について | 小樽市)。

※参考:国際クルーズ船寄港再開 仏船籍ル・ソレアル小樽港へ(小樽ジャーナル)

【関連記事】
ニュースより/2023年の小樽港へのクルーズ船寄港は22隻予定(2023年3月現在)〜外国船籍の国内運航が再開
※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事はカテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

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コメント

小梅様。小樽港の埠頭も、そのほとんどの部分は昔と同じ状態をとどめているのでしょうけど、変わっている部分もあるのでしょうね。第3埠頭は、稲穂小時代の写生の時に行って以来、全く足を入れていません。我ながら驚くばかりです。お写真を拝見する限り、小樽港クルーズターミナルの建物は、既存の倉庫を内部だけ改築して再利用したものなのでしょうか。船見坂からの大型客船の光景、ほんとに綺麗ですね。実家がその近くなので、まるで帰省しているかのようです。そして第3埠頭、船見坂の背景の美しい青空。小樽の音と風、空気の感触が感じられます。有難うございました。

投稿: 小樽望郷 | 2023年4月12日 (水) 13時39分

小樽望郷さん、こんばんは。
そうですね。一見、昔と変わらずの埠頭ですが、変わっている部分もあって、特に第3ふ頭はこれからどんどん変わろうとしています。
おっしゃる通り、小樽港クルーズターミナルは、貨物の一時保管などに使っていた既存の上屋を改修したものだそうです。
船見坂からの大型客船に眺めは、小樽らしくて本当にいいですよね。
風景とともに楽しんでもらえてよかったです。

投稿: 小梅太郎 | 2023年4月13日 (木) 00時30分

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