中央市場横の通り沿いに建っていたウロコのような壁が印象的だった古い建物が解体
中央市場ビル1棟(海側)横の通り沿い、小樽典礼の本館建物の裏手にポツンと一軒建つ、なんとも気になる古い建物があったのですが、ついに解体されました。
壁が何だかウロコのようになっているのが印象的な建物で、以前からとても気になっていて、このブログでも10年ほど前に取り上げたことがあるのですが、当時からかなり老朽化が進んでいて、今にも解体されそうだったんですよね。
ちなみに、こちらが解体前のその建物ですが、気になっていた方も多い建物だったと思います。
建物詳細については、残念ながら私は情報を持ってなくて、直前まで利用されていたのかも分かりませんが、その外観からとにかく気になる、前を通るとついつい立ち止まって見てしまう建物だったのですよね。
今回の建物解体の情報については、まめゆきくん(@chaff_coffee)さん(Coffee House CHAFFの店主)のツイートで知りました。
そのツイートが3月18日(土)のことで、私も3月21日(火)に様子を見に行ったところ、まさにこれから解体されそうなところでした。
で、その後すぐに、建物がもう解体されたという情報があったので、改めて3月24日(金)に見に行ってみると…
確かに、もう建物はすっかりありませんでした。解体が始まると早いですね。
解体前のウロコのような壁の建物
この壁がウロコのようになっている建物の過去に撮った写真が、まだ少しあるので掲載しますね。
周囲は駐車場で、その中にほんとポツンと建っていたんですよね。
ということで、中央市場横の通り沿いに建っていた、ウロコのような壁が印象的だった古い建物が、ついに解体されてしまいました。
この投稿が、こんな建物があったという記録になればと思います。
※今回、知ることができたまめゆきくん(@chaff_coffee)さんのツイートがこちら。ありがとうございました。
ついに解体されちゃうみたいです。 pic.twitter.com/tbtrMJTzV2
— まめゆきくん (@chaff_coffee) March 18, 2023
【関連記事】
※この建物について2013年に書いた記事。
・気になる建物/中央市場の近くで見かけたウロコのような壁の建物【写真の追加あり】
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コメント
小樽の情報いつもありがとうございます。
後志在住者で昭和の時代バスで小樽に行くと買い物は中央市場から丸井さんのあたりまで.このスレート板壁は外国の童話に出てくる家のようで小樽にある数多くの古民家の中でも上位になる位好きでした。写真に残そうと思いながら撮らずじまい載せてくれてありがとう。スレート欲しかったな(笑)チョット寂しいです
投稿: syako | 2023年3月28日 (火) 18時38分
syakoさん、こんばんは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
なるほど、買い物は中央市場から丸井のあたりまでだったのですね。
そして、この建物は小樽の古民家中でもお気に入りだったのですね。
この何とも特徴的な外壁と外観は気になりますね。
数枚ですが写真に残すことができてよかったです。
スレート板というのですね。ちょっと欲しいかも(笑)
投稿: 小梅太郎 | 2023年3月29日 (水) 02時39分
こんにちは この建物も解体されたんですね
今日は用事があって市役所に行ったのですが
市役所の少し下にあった古い家屋も解体されて更地になっていました 老朽化が進むとそのままにしておくと危険なので解体するしかないのは仕方ないですがウロコのような珍しい建物は珍しい建物なので残念ですね
投稿: あゆ | 2023年3月29日 (水) 14時20分
あゆさん、こんばんは。
解体されてしまいました。
市役所の少し下にあった古い家屋、どこかな〜
更地多いですよね。古い建物がいつの間にか解体されていたりして…
このウロコのような壁の建物は、特に目に止まっていた建物でしたし、やはり気になっていた方も多かったようなので、解体は残念ですね。
投稿: 小梅太郎 | 2023年3月30日 (木) 01時50分
初めまして。いつも興味深く拝見させていただいております。
この建物の家主様と旧知の間柄の者です。
こちら様の記事で家屋が解体されたことを知り、心配になり電話でご本人に連絡を取りました。
以下個人情報を含みますが、許可をいただいた箇所に関して記させて頂きます。
この度、家主様がご高齢になり体調を崩されたこともあって、老朽化著しいご自宅を処分され、
施設に引っ越されたとのことでした。
建物はお父上が中古で購入なされた物で、現在80歳代と思われる家主様が生まれる前後の事のようですから、
80年から90年位前、昭和の初期の頃からご家族でこちらにお住まいになられていたようです。
それ以前の建物は、前の所有者様が店舗兼住宅のような形で何かの商売に使われていたようですが、
詳しくはわからないとのことでした。
Kのマークやウロコに関しても物心ついた時にはすでにあったそうで、意味合いもわからないとのことでした。
お父上は自営業をされていたらしく、1階部分の大半が仕事場で2階から上が住居だったようです。
家主様は勤め人として各地を転々と暮らされていたそうですが、退職後ご実家である当該住宅にお戻りになられ、
ごく最近までお住まいになられていたようです。
自分もここ数年は家主様とお会いする機会もなく、どうされてるのか気になっていたのですが、
こうして記事に取り上げていただいたお陰で連絡を取る機会に恵まれ、ご無事を確かめることができたことを
心より感謝申し上げます。
肝心の建物に関する情報がほとんど無くて申し訳ないです。
なにぶんご高齢の方との電話でのやり取りだったもので、上手く意思疎通できないところもありました。
こうして古い建物が失われてしまうと、家主様がお元気だったころに、無理をお願いしてでも一度中を見せてもらい、
昔話を聞かせてもらえばよかったなぁ…と後悔しております。
投稿: T2 | 2023年4月 5日 (水) 14時58分
T2さん、こんばんは。はじめまして。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
お〜!!この建物の家主様とお知り合いなのですね。
そうでしたか、家主様がご高齢で体調を崩され、こちらの自宅の建物を手放し処分されたのですね。
なるほど、だいたい昭和初期の頃から住まわれていて、1階部分は仕事場で、2階から上が住居ですか。
それ以前は、前の所有者様が店舗兼住宅のような形で使われていたのですね。
ごく最近まで家主様が住まわれていたのですか!!それは分かりませんでした。
この記事がお知り合いの家主様と久しぶりに連絡を取る機会になったのならば、よかったです。
とても印象的な建物でしたから、なくなってしまったのはやはり残念ですね。
せめてこうやって記録として、ブログに書き留めておくことができてよかったです。
加えて、さらにはなんとも貴重で興味深いお話も聞くことができて、どうもありがとうございます!!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 小梅太郎 | 2023年4月 6日 (木) 01時42分