小樽はガラスの街としても知られていますよね。
北一硝子をはじめとする、観光客にも人気のガラス製品を取り扱うお店のほか、市内にはたくさんのガラス工房があります。
そして、多くの工房で吹きガラスやとんぼ玉、ステンドグラスなどの制作体験ができます(ほぼ予約制です)。
中でも、吹きガラスの制作体験は、細長いパイプ(吹き竿)に息を吹き入れる様子がテレビなどで紹介されることも多いですが、先日、その吹きガラスの制作体験に初めて行ってきました!!
お世話になったのは、色内町にあるglass art N+(グラスアートエヌプラス)です。
※制作体験に行ったのは、1月下旬と少し前なのでご了承を。
いや〜、これだけ小樽がガラスの街として、ガラス製品が人気があり、制作体験も小樽観光での体験イベントとしてすっかり定着しているので、一度はやってみたいと思っていたんですよね。
グラスアートエヌプラスの場所は、旧手宮線跡沿いで、中央市場の右横を降りていって、旧手宮線手前を左折すると工房があります。
だいぶ前ですが、2022年7月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄の「発見!コロナ下の元気企業」という特殊記事で、ここglass art N+(グラスアートエヌプラス)が紹介されていたのですが、工房はご夫婦でやられていて、元々ガラス工芸会社の職人として働いていて、2014年に独立したそうです。
グラスアートエヌプラスは、オンライン販売でシマエナガのガラス細工が大人気なので、ご存知の方も多いと思います。そのシマエナガを様々なシリーズで商品化していて、コロナ禍で厳しい状況が続いている中、工房を支える主力に定着しているそうですよ。
グラスアートエヌプラスで吹きガラス制作体験基本情報
まず最初に、吹きガラス制作体験の基本情報を。
※以下、2023年2月時点での情報です。
基本料金は3,300円(税込)です。
予約制(当日予約可)で、体験受付時間は10:00~16:00です。※工房の営業時間は10:00~17:00です。
説明等があるので、予約時間の10分程前にお店に行きます(連絡がなく予約時間より10分過ぎた場合はキャンセルになります)。
所要時間は1人約20分程度で、2人まで同時進行が可能とのことです。
※制作体験の対象は小学3年生(9歳)から。ペット同伴はできません。
※特にこちらから持ち物、服装などで準備するものはありません。
制作したガラスは一晩かけてゆっくり冷まして完成させるので、当日の持ち帰りはできず、翌日11時以降の店頭お渡しか、郵送となります(送料別途)。
グラスアートエヌプラスで吹きガラス制作体験の様子
では、ざっと吹きガラス体験の様子について紹介しますね。ただ、自分が体験してきたので、作業中の写真がないのはご了承を(※店内撮影許可はいただきました)。
はじめに受付用紙に住所氏名などの他、制作希望のガラスの形(タンブラー・ロックグラス・ボウル・ぐいのみ・花器)、色(全14色)、オプション(ヒビ・泡・取っ手など。有料250円〜)の有無などを書きます。
見本が窓際にあって、私はロックグラスで色はスカイブルー、オプションで泡模様(大)を選び、一緒に行った奥さんは、タンブラー、色はオレンジ、オプションでヒビ模様を選びました。
準備してもらったエプロン、軍手、袖カバーを装着して、いざ、作業開始です。
って、すいません、作業中の写真はないのですが、基本、こちらは座ったままで、言われた通りに手などを動かしていれば問題なく作業が進んでいき、教えるのが本当に上手です。
それでも、細長いパイプ(吹き竿)に息を吹き込むのは、最初、加減が分からずちょっと苦戦。それに、グラスの形状を回しながら形作っていく時の、左右の手の動きが、これまた悪戦苦闘(器用な方ならなんてことはないでしょうが…)。
それでも、アドバイスをもらいながら、作業を進めていけば、ちゃ〜んとそれなりに形になっていくんですね。
本当に繊細で重要なところは、やってくれますが、自分の手で作業しているという実感もしっかりあって、グラスの形ができていく過程が、なんとも楽しく嬉しいですね。
そして、グラスが完成です!!先に書きましたが、当日は持ち帰れないので、私は後日受け取りに来ました。
で、どんなのができたかというと…
お〜!!なんだかいい感じ〜!!
制作体験はとっても楽しかったし、こうやって作ったものが手元に残るのもいいですよね。グラスはしっかり使わせてもらいます。
おわりに
ガラスの街・小樽とはいえ、主に観光客向けとなるこういった制作体験なので、小樽市民は行く機会はあまりなく、あってもなかなか行きにくいかもしれず、私もそうだったのですが、ようやく体験することができました。
すごく面白かったですし、いい記念にもなりましたし、機会があれば他の形状も作ってみたいですね。
ということで、グラスアートエヌプラスでの吹きガラス制作体験の様子でした。
【店舗情報】(お店情報は2023年2月時点でのものです)
営業時間:10:00~17:00
(吹きガラス制作体験は10:00~16:00)
工房休業日:不定休
※駐車場はありません。
※glass art N+ ~グラスアート エヌプラス~ 吹きガラス体験、随時受付中!私たちがサポートしますのでオリジナルガラスを作ってみませんか?小樽駅から徒歩6分。お待ちしております!
※glass art N+『グラスアートエヌプラス』(@glass_art_Nplus)/Twitter
※グラスアートエヌプラス 〜glass art N+〜(@glass_art_nplus) • Instagram
※参照:2022年7月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(発見!コロナ下の元気企業)
※参考
・体験施設の紹介 | 小樽市
・ガラス復活の浪漫 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・小樽はなぜガラス工芸が盛んなのか│北海道ファンマガジン
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