ロウソクの灯りが小樽の街を幻想的に照らす「第25回小樽雪あかりの路」が開催中です。
今年の開催期間は2023年2月11日(土)〜18日(土)です。
2021年は全面中止、2022年は縮小開催だったので、今年は3年ぶりの通常開催となるのですが、特徴として、公式の会場としては、運河周辺にある程度集約しているんですよね。もちろん、それに加えて、いつものように市内各所でロウソクが灯っています。
※会場については、公式サイト内のこちらで:会場について – 小樽雪あかりの路
で、初日の2月11日(土)17:00からは、浅草橋街園にてオープニングセレモニーが開催され、私も見に行ってきたのですが(その様子はこちら:第25回小樽雪あかりの路が開幕〜2月11日(土)に浅草橋街園にてオープニングセレモニー)、その後(ちょっと時間が経ってからですが)、運河会場を見てきたので、その様子をお伝えしますね。
ちなみに、今年のメイン会場となっている運河会場は、従来の区間に加えて北側に拡大し、下記の3つに区分けしています。
運河会場A…従来の浅草橋から中央橋のエリア。運河に浮き玉キャンドル、散策路にはスノーキャンドルなどを設置。
運河会場B…新しく中央橋から北側の竜宮橋までにスノーキャンドルやオブジェなどを設置。コンセプトは「運河の森」。
北運河会場…旧北海製罐小樽工場第3倉庫前に新しく会場を設置。第3倉庫をライトアップし、その前で屋台横丁「北運河雪あかり横丁」を開設。
では、区分けされた各会場別に、写真中心に紹介しますね。
運河会場A
こちらはお馴染みの浅草橋街園からの眺めです。
そうそう、ここでは、メッセージキャンドルの受付けをしていて、これは、紙コップに好きなメッセージを書いて、それにロウソクを灯して会場内に飾るのですが、とても人気のようで、浅草橋街園にはメッセージキャンドルの灯りがたくさん飾られてました。
(たくさんのメッセージキャンドル)
それにしても、オープニングセレモニーの時から運河は大混雑だったのですが、本当にたくさんの方が訪れてくれていて、初日で週末、そして、お隣の札幌ではこの日まで「さっぽろ雪まつり」が開催されていたのも大きかったのかもしれませんね。
そして、運河の散策路沿いには、ロウソクが灯る様々なオブジェが作られていて、あちこちにある撮影スポットは、順番待ちの人気でした。
運河の浮き玉キャンドルが綺麗です。
散策路のロウソクの灯り、水面の浮き玉キャンドル、運河と背景の倉庫群と、この光景がとても幻想的で素敵な雰囲気を醸し出していますね。
そして、中央橋に到着ですが、ここからの眺めもお馴染みですね。
運河会場B
さて、中央橋から北側(手宮側)が、今年初めて会場となっているのですが、中央橋から次の竜宮橋までが、運河会場Bとなります。
まず、中央橋の広場・中央橋街園にもロウソクが灯り、ここに記念撮影スポットがあって、ここにも行列ができてました。
(中央橋から北側の運河会場Bの眺め)
散策路に入ってすぐに、上からワックスボウルがぶら下がる棚が組まれていて、これはとっても綺麗でいいですね。
(ガイドブック掲載の光の回廊がこれかな)
散策路には、こちらも様々なスノーキャンドルやオブジェなどが設置されていますが、あっ、フクロウ!!キノコもありますね。
運河会場Bのコンセプトは「運河の森」とのことですが、このフクロウのオブジェは、以前は手宮線会場で「ふくろうの森」として設置されていたものですね。結構お気に入りだったので、見つけて嬉しかったです。
※これまでメイン会場の一つだった手宮線会場は大幅縮小となり、文学館・美術館前のみでの開催となってます。
そして、竜宮橋に到着です。その先にライトアップされた旧北海製罐小樽工場第3倉庫が見えてます。
北運河会場
まずは、ライトアップされた旧北海製罐小樽工場第3倉庫です。
いや〜、なんとも雰囲気ありますね。
そして今回、ここから先の運河を挟んだ北海製罐場第3倉庫を正面に見る散策路が北運河会場となります。
ちょうどここは散策路の幅が広くなっていて、そこをうまく利用して、飲食店の店舗が並ぶ「北運河雪あかり横丁」としているんですよね。
出店は地元の飲食店7店舗ということで、この日はここも本当に大人気で、各お店の前はどこも行列ができてました。
北運河会場でもメッセージキャンドルの受付がありましたよ。
(こちらがメッセージキャンドルですね)
北海製罐場第3倉庫はライトアップに加えて、音(BGM)でも演出していて、皆さん、素敵な空間の中、美味しい食べ物や温かい飲み物を楽しみながら、時間を過ごしているようでした。
実は、結構ここでゆっくり過ごしてきたので、北運河会場の様子ついては、もう少し詳しく別記事で紹介しようと思ってます。
そうそう、昨年夏に開催されたオタルサマーフェス2022の時に、同じようにライトアップした旧北海製罐小樽工場第3倉庫前のこの場所を北運河会場としていて、大変な賑わいだったんですよね。北運河まで賑わいが伸びるのは、なんだか嬉しいですね。
※オタルサマーフェス2022関連記事
・オタルサマーフェス2022〜北運河会場の旧北海製罐小樽工場第3倉庫と周辺の夜のライトアップの様子
・オタルサマーフェス2022が7月30日・31日の2日間で開催〜30日の各会場の夕方から夜の様子
おわりに
雪あかりの路の開催には、ボランティアの力が欠かせず、スノーキャンドルやオブジェの作製、補修、ろうそくの点火やその日の終了後の回収など、活動は多岐にわたるのですが、今年もたくさんの方がボランティアに参加してくれているようで、韓国と台湾からも約70人も参加してくれているとのことです。
そんなボランティアの皆さんのおかげで、この素敵なイベントを楽しむことができるんですよね。感謝です。
ということで、浅草橋から旧北海製罐小樽工場第3倉庫前まで、たくさんの人出で賑わっていた運河の会場の様子でした。
第25回小樽雪あかりの路は2月18日(土)までで、ロウソクの基本点灯時間は1700〜21:00になります(各会場や天候によって変更になります)。
イベント最初の週末は天気は穏やかで、夜でも気温がそんなに下がらず、会場に訪れた皆さんもロウソクの灯りをゆっくり楽しむことができたと思うのですが、それでも冬の夜ですから、お出かけの際は暖かな服装で、そして足元に注意して、イベントを楽しんでください。
※公式サイト:小樽雪あかりの路 – 雪に灯す、静夜の揺らめきに想い耽る
※参考
・2023年2月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄、第2社会欄
・3年ぶりの通常開催で大混雑!! 第25回小樽雪あかりの路(小樽ジャーナル)
【関連記事】
※今年の記事です。
・第25回小樽雪あかりの路が開幕〜2月11日(土)に浅草橋街園にてオープニングセレモニー【小樽雪あかりの路25】
・小樽雪あかりの路公式ろうそく1袋(8本入り)がなんと破格の100円で販売中〜自宅や店先にロウソクを灯してイベントに参加
・第25回小樽雪あかりの路がもうすぐ始まります!!期間は2023年2月11日(土)〜18日(土)
・ニュースより/来年(2023年)の第25回小樽雪あかりの路の会場は小樽運河周辺に集約〜手宮線会場は大幅縮小
※小樽雪あかりの路についての記事は、カテゴリー「小樽雪あかりの路」にまとめてます。
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