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2023年1月10日 (火)

冬の見晴らし坂を東雲町側から堺町通りへと下ってきました(1月2日の様子)【冬のちょっとした風景】

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先日、水天宮へ初詣に行った際に、そこから東雲町方面に下っていき、見晴らし坂を下ってきました(写真は1月2日撮影)。

ということで、冬の見晴らし坂の様子なのですが、堺町通りへと通じる見晴らし坂は、冬の間は車輌通行止めとなり、人だけが行き交うことのできる坂道になるんですよね。

ちなみに、冬期車輌通行止めは、昨年11月16日から今年5年4月6日までの予定になっています。

今回は、坂道を下っていったのですが、まずは向かった坂の上あたりは、道が凍って滑っておっかなびっくりです。

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この坂の上の左手に古い門があるのですが、奥には海運業などで財をなした板谷宮吉の邸宅跡があるんですよね(小樽市指定歴史的建造物の旧板谷邸。現在は一部のみ残存)。

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門の表示の海宝樓は、これまで商業施設などから宿泊施設などと形態を変えつつ続いていきた、ここの施設の名称です。

坂道は、この先から車輌通行止めです。

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坂道はここから右に曲がりながら下っていくのですが、曲がりか角に勾配20%の標識が立っています。

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そして、ここからの風景が、なるほど“見晴らし坂”といった眺めで、それほど高い位置からではないのですが、小樽港を眺めることができます。

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この日はそれほど雪は積もってなくて、結構人も往来しているようで、歩道は確保されていて、歩くのには全然問題ありませんでした(大雪が降ったあとなどは、ここを通る人たちが踏み固めた一本道だけの時もあったりして、それはそれで趣があります)。

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(坂の下から振り返った風景)
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(坂の下にも通行止めと勾配20%の標識)
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下った先は、堺町通りの小樽たけの寿司の趣のある建物の横に出ます。

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ちなみに、堺町通りの途中から、東雲町の高台へと上っていく道は、ここだけなんですよね。

見晴らし坂の上った先には、かつて先ほどの板谷宮吉の邸宅や、金物商の名取高三郎の邸宅(現在はありません)が建つなど、事業に成功した経済人の屋敷が建っていたことから、この坂を「出世坂」と呼ぶ人もいるとか。

ということで、今回は冬の見晴らし坂の様子でした。

※参考
小樽市指定歴史的建造物 第71号 旧板谷邸 | 小樽市
おたる坂まち散歩 見晴らし坂 前編 旧板谷邸と「坂の上の雲」 | 小樽市
おたる坂まち散歩 見晴らし坂 後編 旧板谷邸と出世坂 | 小樽市

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冬のちょっとした風景」カテゴリの記事

コメント

小梅様。今回の見晴坂、じつは私も大好きなところの一つなのです。冬場の見晴坂も上り下りしたことがあります。一部分、凍っていて危ないですけど、夏場と違って余り人も見かけず、じっくりと堪能できますよね。そして雪のない季節の見晴坂も大好きです。記事にも取り上げられていた風景、いいですよね!お写真の数々を拝見していいるうちに、見晴坂から小樽港を眺めている自分の姿が見えたような気がしました。

投稿: 小樽望郷 | 2023年1月11日 (水) 06時29分

小樽望郷さん、こんばんは。
見晴らし坂、小樽望郷さんもお気に入りでしたか!!
そうそう、冬は冬の良さってありますよね。
結局、坂ひとつとっても、季節によって、その時その時の表情があって、やはりいつ歩いても、眺めを楽しむことができるんですよね(^^)

投稿: 小梅太郎 | 2023年1月12日 (木) 01時23分

小梅太郎様、はじめまして
小樽を離れ数十年…ふとした検索結果からこちらを知り、いつもこっそり拝読させていただいておりました
とても懐かしい写真を見ては昔を思い出しています
今回は見晴らし坂ということで、勇気を出して初めてのコメントです(^-^)
わたしはこの坂を上ったところの、今は廃校になった小学校の出身でして、毎日見晴らし坂を上り下りしていました
特に冬のスキー授業の日…当時まだ重かったスキーを担いで上るのが苦痛で苦痛で…
お陰様で立派な足腰に成長しました^^;
これからも時々お邪魔させてくださいね
とてもとても楽しみにしています

投稿: りこぽん | 2023年1月21日 (土) 07時08分

りこぽんさん、こんばんは。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
勇気を出してのコメント、ありがとうございます!!
坂を上ったところのあの小学校出身なんですね。なんとこの見晴らし坂を毎日上り下りして通ってらしたんですか!?それはまさに馴染みの坂道ですね。
あ〜、スキーを担いでは大変…
もう小樽を離れて数十年経たれるんですね。当ブログで懐かしんでもらえて、嬉しいです。
これからもぜひ、よろしくお願いいたします!!

投稿: 小梅太郎 | 2023年1月21日 (土) 23時49分

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