ニュースより/小樽市の2022年度(令和4年度)上期の観光客数は207万3,500人で前年度から回復傾向
小樽市から11月30日(水)、2022年度(令和4年度)上期(4~9月)の観光客数が、前年度同期比52.2%増の207万3,500人だったとの発表がありました。
※小樽市からの発表は、小樽市HP内の「令和4年度【上期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市」に詳細が掲載されています。
※関連ニュース:2022年12月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽市の2022年度(令和4年度)【上期】観光客数概要
2022年度(令和4年度)上期(4~9月)の観光客数207万3,500人は、前年度比71万1,400人増(152.2%)になります。
大幅な増加に見えますが、そもそもここ数年はコロナ禍で観光客数が激減し続けて、それに対してになります。
ちなみに、コロナ禍以前の2019年度上期に比べると、まだほぼ半分ほどににとどまっていて、さらなる回復に期待がかかっているとのことです(2019年度上期は396万9,700人)。
とはいえ、行動制限が緩和され、ここにきてようやく少し観光客数が回復してきたということですね。
特に修学旅行宿泊客数が、前年度から7倍近くの8,161人と激増していて、こればコロナ禍以前と比べても、かなり多いそうです。
ニュースによると、修学旅行が増えた背景には、白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」を訪問する学校が、小樽市内の宿泊とセットでツアーを組む事例が多かったそうです。なるほど。
道内・道外客数別に見ると、道内客は前年度比119.6%の104万2,700人、道外客は210.2%の103万800人となり、道外客を中心に回復傾向が顕著となっています。
宿泊客は前年度比208.4%の37万1,500人と増加していて、コロナ禍以前の2019年度上期と比べても80.3%と回復してきているようです。
外国人宿泊客数は前年度比266.7%の1,195人となってますが、当然、コロナ禍前の2019年度上期と比べて1.3%と、こちらは全然まだまだなのは、しょうがないですね。
この発表には、海水浴客数もあるのですが、前年度比90.4%と少し減少してはいるのですが、コロナ禍前の2019年度上期と比べると140.8%という多さで、まだコロナ禍ということもあって、依然として屋外で密を避けるレジャーが人気の傾向なんですね。
小樽市の上期の観光客数は、コロナ禍前の2019年度までは、例年400万人前後で推移していたのですが、ご存知の通りコロナ禍で激減。それが、ここにきて、ようやく回復傾向になってきたようです。
ただ、まだまだ小樽市内も新型コロナウイル感染者数は多いので、油断はできないといったところでしょうか。
ということで、小樽市の2022年度(令和4年度)上期の観光客数についてでした。
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