小樽文学館で2つの企画展『月刊おたる』700号の軌跡/100年前の青春群像が開催してます(11月27日まで)
市立小樽文学館では現在、展示室で2つの企画展、「ふるさとへの想い、手から手へ。-『月刊おたる』700号の軌跡-」と「100年前の青春群像」が同時開催されています。
まず、奥左の展示室の手前に展示しているのが「100年前の青春群像ー文芸誌『群像』で活躍した小樽の文学青年ー」で、こちらは、2022小樽市制100周年記念事業として開催されています。
会期は2022年10月8日(土)〜11月27日(日)までです。
大正期に小樽で刊行された「群像」の生原稿などを中心に、100年前の小樽の文芸文化について紹介する展示ということで、その趣旨について、小樽市HPに記載があるので引用しますね。
小樽市市制100周年を記念した特別展第2弾は、庁立小樽中学校の在校生の同人誌『群像』にはじまる100年前の文学青年たちの活動をご紹介します。
大月源二が表紙絵を描いた『群像』の他、『新樹』、『北方日本』、『クラルテ』など多彩な雑誌も取り上げます。
特別展・企画展のお知らせ | 小樽市
※参考:「2022小樽市制100周年記念事業」について | 小樽市
そして、展示室の奥で開催されているのが、「ふるさとへの想い、手から手へ。-『月刊おたる』700号の軌跡-」です。
会期については、当初は10月8日(土)〜10月30日(日)までの予定だったのですが、好評につき11月27日(日)まで会期が延長になっています。
月刊おたるは、昭和39年(1964年)に創刊され、今年の10月号で通巻700号を迎えたんですよね。で、その歩みを紹介する展示ということで、その趣旨について、こちらも小樽市HPから引用します。
「郷土のために何か始めたい」。小樽の詩人・米谷祐司のそんな情熱から誕生した『月刊おたる』。
昭和39(1964)年7月、出版のことも社員のことも、何もかも手探り状態から始まった小さな郷土誌は、今や、東京の『銀座百点』に次いで全国で2番目に長く続いているタウン雑誌と称されるまでになりました。市民に愛され続け、今年の10月に700号を迎える『月刊おたる』の歩みをご紹介します。
ふるさとへの想い、手から手へ。 | 小樽市
伊藤整の対談記事はあったり、小樽ゆかりの画家が描いてきた、歴代の表紙絵の展示なんかもあります。
※関連ニュース
・2022年10月24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・2022年11月5日付北海道新聞朝刊サタデーどうしん(月刊おたる700号)
ということで、現在、文学館の展示室で同時に開催されている2つの企画展についてでした。どちらも会期は11月27日(日)までの開催です。
※小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料です。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:特別展・企画展のお知らせ | 小樽市 ※文学館の開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)となっています。
※11月の会期中の休館日は、毎週月曜日と11月4日(金)、11月24日(木)となっています。
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