カトリック小樽教会富岡聖堂(初参加)の「おたるBook Art Week 2022」(10月23日まで)〜久しぶりに富岡聖堂の素敵な様子も
この時期恒例のイベント「おたるBook Art Week(ブックアートウィーク)2022」が、今年は市内14会場で開催中で、イベント公式開催期間が10月10日(月・祝)〜10月23日(日)ということで、もう終盤ですね。
そんな中、今年初参加のカトリック小樽教会富岡聖堂に行ってきました。
カトリック小樽教会富岡聖堂といえば、小樽商大に向かう地獄坂(商大通り)の途中右手にある、その異国情緒あふれる外観がとても素敵な、小樽市指定歴史的建造物(旧名称「カトリック富岡教会」として登録)にも指定されている教会ですね。
会場によって、開催期間が若干異なっているのですが、富岡聖堂では公式開催期間と同じ、10月23日(日)までの開催となっています。
期間中の平日は1日中開館していますが、日曜日はミサがあるので12時からの開館とのことです。
展示は教会に入って正面の一室で行われていて、カトリックに関する本や、聖書の場面を掛け軸にしたもの、聖画などを展示しています。
パネルに記載されていたのですが、司祭館が今年(2022年)6月に解体されたとのこと…。知りませんでした。写真も持ってませんでした…。残念…
今年も各会場を巡るスタンプラリーが行われていて、全会場のスタンプを集めると、今回のフライヤーを制作した、小樽在住のイラストレーター、SARU1さんデザインのオリジナルステッカーがもらえるのですが、カトリック小樽教会富岡聖堂ではスタンプラリーのプレゼントを配布いてないので、最終場所にならないように注意とのことです。
展示は1階ですが、富岡聖堂では、ステンドグラスが美しい2階の聖堂も終日開放していて、ミサ以外の時であれば、自由に見学してよいとのことで、写真撮影もOKです(ただし、建物に入る際はマスク着用、手指消毒、沈黙を)。
ということで、訪れた際には時々2階の聖堂も見学させてもらっているのですが、今回も見学してきました。
カトリック小樽教会富岡聖堂について
小樽市指定歴史的建造物でもあるカトリック小樽教会富岡聖堂(旧名称:カトリック富岡教会)は、昭和4年(1929年)建築です。
地獄坂から右を見ると、通りの先にその素敵な教会が見えるのですが、ゴシック様式を取り入れているというその姿は、絵に描いたように本当に美しいです。
小樽市HPから建物概要について引用します。
小樽におけるカトリックの布教は明治15年に始まり、数度の聖堂建設を経て昭和3年現在地に起工し、翌年6月30日に献堂式を挙げました。
正面玄関部の尖塔アーチから十字架を掲げた八角小塔にいたる上昇感を強調した建物で、外観は主にゴシック様式を取り入れています。2階にある礼拝堂には、色ガラスを組み合わせたアーチ窓から柔らかな光が入り、神聖な空間となっています。
小樽市指定歴史的建造物 第70号 カトリック富岡教会 | 小樽市
ということで、今年初参加のカトリック小樽教会富岡聖堂の「おたるBook Art Week 2022」の様子でした。
「おたるBook Art Week 2022」は、会場によって若干期間が違い、定休日や時間も異なるので、事前にフライヤーなどで、各会場の開催日時を確認してから行ったほうがいいですね。
※イベントサイトはこちら:おたるBookArtWeek
※おたるBookArtWeek | Facebook
※おたるBook Art Week公式(@bookartOtaru)/Twitter
※関連ニュース
・おたるBook Art Week 2022… ⑤カトリック小樽教会富岡聖堂 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
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※カトリック小樽教会富岡聖堂関連の最近の主な記事
・天気の良い日の「カトリック小樽教会富岡聖堂」(旧 カトリック富岡教会)【冬のちょっとした風景】
・カトリック小樽教会富岡聖堂の外部補修工事が終わってます
・歴史的建造物の「カトリック小樽教会富岡聖堂」(旧 カトリック富岡教会)を背後から眺める
・冬のちょっとした風景〜異国情緒あふれる雪の「カトリック小樽教会富岡聖堂」(旧 カトリック富岡教会)
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コメント
小梅様。富岡聖堂の記事とお写真、有難うございます!。小生の卒園した幼稚園で、すっごく懐かしいです!司祭館が今年の6月に解体されたとは、今の今まで全く知りませんでした。足が弱く5歳までろくに歩けなかったの私を受け入れてくれた幼稚園でして、運動会の時には見学していましたが、教会でのミサや神父さんのお話の時には、車椅子で隣接の教会に連れて行って下さいました。クリスマスの時には聖書の一場面に関する劇をしたり、シスターがキリスト教にまつわる色んなお話をして下さったことを覚えています。「おたるBook Art 2022」の会場となっているんですものね。ミサなどで使う典礼道具も写真では確認できますし、聖書なんかも各国語版のものも展示されていたのでしょうか。教会の内部は、ほぼ昔のままですね。ステンドグラスも綺麗なままなんですね。20年前に名古屋にいる友人と一緒に教会の内部を見学しました。この聖堂はフランシスコ会の教派の筈ですよね。秋の透明感ある青空に映える教会のファサードがきれいですよね。どうも有難うございました。
投稿: 小樽望郷 | 2022年10月21日 (金) 20時08分
小樽望郷さん、こんばんは。
そうでしたか、ここの幼稚園でしたか。
幼少の頃は、そういった事情があったのですね。
それを受け入れてくださった幼稚園ということで、思い出もいっぱいあるのですね。
今回、おたるBook Art Week初参加ということで、教会の見学を兼ねて展示を見てきました。
う〜ん、すいません、聖書の展示の様子などは注視してませんでした。
教会についての詳しいことは知らないのですが、ここは本当に美しい教会ですね。
投稿: 小梅太郎 | 2022年10月23日 (日) 03時03分