知りませんでした…2021年に閉店した信香町の銭湯・小町湯の解体が決定しているそうです
小樽市総合博物館のSNSの投稿で知ったのですが、昨年(2021年)10月24日をもって、惜しまれつつ閉店した信香町の銭湯・小町湯の解体が決定しているそうです(※冒頭写真は2019年の営業時のもの)。
まずは、小樽市総合博物館の投稿がこちら。Facebookページの10月11日の投稿です。
いや〜、全然知りませんでした…。いや、実はなんとなくですが、最近、ツイッターなどで、そんな雰囲気は感じさせる投稿をいくつか各所で目にしていたので、例えば保存の道を探って活動されていた方々には伝わっていたのでしょうね。
小樽市総合博物館の投稿を読むと、博物館に解体決定の知らせがきたのが先月(9月)半ばということで、決定自体は最近なのですね。
さらに投稿では、小樽市総合博物館と北海道博物館、北海道開拓の村3館が協力して資料調査と保存のための収集作業が行われた、と書かれていて、本当に解体が決まってしまったのですね。
施設の老朽化が進み、営業継続が困難となったとのことで閉店となった小町湯ですが、創業は明治15(1882)年とされ、閉店前は現存する銭湯では小樽はもちろん、道内最古とも言われていた、小樽の街の大衆の歴史を伝えてきた、貴重な銭湯でもあったんですよね。
博物館が資料の収集に乗り出しているということで、歴史の保存ということに関しては、できる限りのことが行われるでしょうか、レンガ造りの煙突など、あの趣ある建物自体は、あの地から姿を消してしまうのですね…
いつから解体されるかなどの情報はまだないのですが、早いうちに、その姿を目に焼き付けてこようと思います。
※こちらは博物館のTwitterの投稿です(スレッドになってます)。
昨年10月に閉店した、信香町の銭湯「小町湯」。その後、様々な方が保存活用に向けて活動をされているという情報が流れ、安心していました。
— 小樽市総合博物館 (@OtaruMuseum) October 10, 2022
明治15(1882)年創業の「現存する道内最古の銭湯」とされた銭湯は途切れても、昭和初期のモダンな浴場の建築は再生されるのであろう、と油断をしていました→ pic.twitter.com/6b3fgdXV6U
【関連記事】
・惜しまれつつ閉店した信香町の銭湯・小町湯(2021年10月24日をもって閉店)
・現存する道内最古の銭湯とも言われる「小町湯」が10月24日(日)をもって閉店
・気になる建物/レンガ造りの煙突が目に止まる銭湯「小町湯」の建物と三〼(さんます)河本そば屋の話
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コメント
本当に残念です。やはり保存は難しいのですね。なんとなく勝手に小町湯は大丈夫だろう、と思っていました。これからあの場所を通るたびに寂しい気持ちになりますね。
投稿: ままお | 2022年10月13日 (木) 06時51分
小梅様 こんにちは。
きのう前を通ったら解体の準備をしてました。
仕方ありませんが残念ですね。
投稿: dialin6700 | 2022年10月13日 (木) 18時06分
ままおさん、こんばんは。
本当に、保存というのは、活用も含めてやはり色々と難しいのでしょうね。
小町湯に関しては、保存に向けての活動もあったようなので、私もいい方向に向かうのでは、と思っていたのですが…
なんとも残念ですね。
dialin6700さん、こんばんは。
なんと、早くも。
もうそういった状況なので、総合博物館も急いで資料の保存に動かれていたのですね。残念ですね…
投稿: 小梅太郎 | 2022年10月15日 (土) 00時20分