終了してしまったのですが「海図(小樽港)誕生150周年記念パネル展」が小樽市総合博物館本館で開催してたんです~2022小樽市制100周年記念協賛事業~
すいません、もう終了してしまったのですが、「海図(小樽港)誕生150周年記念パネル展」が小樽市総合博物館本館エントランスホール(入ってすぐのところ)で、開催されていました。
展示期間は2022年9月12日(月)~9月21日(水)ということで、開催中にお知らせも兼ねて投稿できたらよかったのですが、終了してからの投稿になってしまいました(終了日を勘違いしてまして…)。
このパネル展は「2022小樽市制100周年記念協賛事業」として開催されているもので、主催は第一管区海上保安本部です。
まず、9月12日が日本における海図を製作する機関(兵部省海軍部水路局)が設立された日で、「水路記念日」としているんですね(なので、今回は「水路記念日企画展示」という扱いでもあるようです)。
で、小樽港の海図が誕生したのが明治5年(1872年)だそうで、それから150周年、そして、小樽市は大正11年(1922年)に市制を施行してから100周年、という節目なんですね。
以下は、小樽市HPから内容についてです。
明治5(1872)年に小樽港最初の海図が発行され、今年で150周年を迎えました。これを記念して「海図(小樽港)誕生150周年記念パネル展」を実施。海図で見る小樽港の変遷を示すパネル展示・海洋情報業務150年の歴史を示すパネル展示など。
「2022小樽市制100周年記念協賛事業」について | 小樽市
ちなみに“「海図」とは、船を進めるときに使う、海の深さをあらわす「水深」や位置確認の目印となる灯台等を記した地図”とのことです(展示パネルより)。
150年前の小樽港の海図のほか、いくつかの時代の海図が展示されてましたが、当時の関連地図や写真などもあって、なんとも興味深い内容でした(映像も流れてました)。
その他、海上保安庁海洋情報部の業務を紹介したパネルなど、かなりのボリュームの展示でした。
いや〜、こういうとっても興味深い展示は、できればネット上で各パネルの内容を閲覧できるといいのですが、それはちょっとわがままですかね。
ということで、すいません、展示はもう終了してしまったのですが、「海図(小樽港)誕生150周年記念パネル展」についてでした。
※「海図(小樽港)誕生 150 周年記念パネル展」を実施(PDF)
※北海道の海(海上保安庁 第一管区海上保安本部海洋情報部)
※「2022小樽市制100周年記念協賛事業」について | 小樽市
※小樽市総合博物館本館…水路記念日パネル展(9/12~21) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
※以下は海上保安庁のツイートから。
令和4年は小樽港の海図が誕生してから150周年となります。第一管区海上保安本部海洋情報部では水路記念日(9/12)の記念展示として、小樽市総合博物館(9/12~21)と余市宇宙記念館(9/9)にて「海図(小樽港)誕生150周年パネル展」を実施します。
— 海上保安庁 (@JCG_koho) September 6, 2022
#第一管区海上保安本部 #小樽港 #小樽市制100周年 pic.twitter.com/YEgqPgRHGO
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コメント
小梅様。非常に興味深い内容のパネル展だったのですね。是非、デジタルアーカイブ化されて、WEB上でも閲覧できるようにして欲しいと思います。海図は一部の好事家を別とすれば、余り関心を向けられる対象ではないので、このような事をきっかけに大勢の人に注目を浴びて欲しいと思いました。私は地図を眺めてあれこれ想像しては「行ったつもりになる」のが好きなので、海図も大航海時代のものも含めて関心があります。お写真には150年前、100年前の小樽港の海図がありますが、今と違ってドローンやGPAのない時代に、どのようにそうした精緻な海図を完成させられたのか、技術面でも興味が惹かれます。特に150年前の海図を拝見すると、江戸時代の伊能図を髣髴とさせるような出来で、素晴らしいですよね。期間も10日ほどと短かったことも残念ですよね。小樽にいたら、絶対に足を運んでいました。
投稿: 小樽望郷 | 2022年9月22日 (木) 07時41分
小樽望郷さん、こんばんは。
そうですね、海図といわれても、普段はあまり身近なものではなくてピンとこないのですが、こうやって紹介してもらうと、とても興味深いです。
小樽望郷さんは、海図にも興味があるのですね。
確かに、150年前にどのようにこのような地図を完成したのか、といった面も興味深いですね。
ウェブ上で閲覧できるようになるといいですよね。
投稿: 小梅太郎 | 2022年9月23日 (金) 02時02分