ニュースより/任期満了に伴う小樽市長選挙が8月7日に行われ、現職の迫俊哉氏が2期目の当選
この話題については、やはり掲載しないわけにはいけませんね。
すでにニュースなどでご存知と思いますが、任期満了に伴う小樽市長選挙が2022年8月7日(日)に行われました。
7日に投開票された小樽市長選挙の結果、無所属で現職の迫(はざま)俊哉氏(63)(自民、立憲民主、公明推薦)が、無所属新人で元市保健所長の秋野恵美子氏(70)、共産党新人で同党小樽地区委員長の野呂田博之氏(64)の2人を抑えて再選を果たしました。
各候補者の投票数は次の通りです。
迫俊哉氏:25,875票(67.8%)
秋野恵美子氏:6,513票(17.1%)
野呂田博之氏:5,802票(15.2%)
かつて市の総務部長などを務めた小樽市出身の迫氏は、前回平成30年(2018年)の市長選挙に立候補して初当選し、今回が2期目の当選となります。
小樽の課題は、子育て・教育支援、観光振興などの経済の活性化などと色々とありますが、今回の選挙ではやはり、多くの一般市民も思っている、人口減少対策が大きな争点になっていました。が、残念だったのが投票率の低さです。
当日の有権者数9万6,783人に対して投票者数3万8,658人で、なんと投票率39.94%ということで、これまでで最も低かった前回の選挙を、さらに14.94ポイントも下回り、過去最低だったとのことです。
投票率の低さについては、新型コロナウイルス感染の急拡大や当日の暑さなどもその原因に上げられていますが、それにしても、市民の関心の低さは気になるところですね。
ということで、任期満了に伴う小樽市長選挙の結果、現職の迫俊哉氏の再選となりました。
小樽の一市民として、迫市長のもと小樽市がいい方向に進むことを願っています。
※参照ニュース
・小樽市長選挙 現職・迫俊哉氏2期目の当選(小樽ジャーナル)
・2022年8月8日付北海道新聞夕刊
・2022年8月9日付北海道新聞朝刊総合欄、小樽・後志欄
・小樽市長選挙 現職・迫氏が2回目の当選 新人2人を抑える|NHK 北海道のニュース
・小樽市長選|地方選挙 | NHK選挙WEB
【関連記事】
※前回の市長選挙関連の記事です。
・前市長の辞職に伴う小樽市長選挙が8月26日(日)に行われて、迫(はざま)俊哉氏が初当選しました
・小樽市の出直し市長選挙の投票日は8月26日(日)です
・ニュースより/小樽市の森井秀明市長が辞意を表明。出直し選挙へ
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コメント
国政選挙でも、50%ぐらいで半分しか投票しないのに、39.94%ですか?
それは、選挙の争点がはっきりしないのと、現役優勢で投票に行く気が失せたのと、いろんな要素があると思います。
でも、小樽の人口減少をどう食い止めるか?など、争点を定めると盛り上がったかもしれませんね。深刻な問題ですからね。
投稿: John 1940 | 2022年8月10日 (水) 06時11分
迫市長は元小樽市役所職員であったこともあり、手堅く
調整能力に長けていると思われますが、今必要なことは
大胆、奇想天外な発想、と考えます。
一番の問題は、人口減少。
若い人の意見を大いに取り入れていただきたいと思って
おります。
投稿: 猫見鳥 | 2022年8月10日 (水) 07時53分
小梅太郎様
こんばんは。
問題を克服した市町村、徹底した美観を追及している観光地、日本には手本となる地方自治体があります。小樽も人口減少対策にできることがもっとあるはずだと思います。
市議会議員の方々は党派を超えて協力していただき、小樽が誇る小樽商科大学にアドバイスを仰ぐこともできるはずだと思います。
投稿: know the moon | 2022年8月10日 (水) 19時27分
小梅様。皆さん御指摘の通り、人口減少は想像以上に深刻な、小樽の構造的な問題です。若い世代と言うより、むしろ税収を提供出来る世代と言う視角で、Iターンを呼び込むとかが必要かもですね。私自身も有効な策を出せる訳ではないのですが、他地域から小樽への一時的と永続的な定着策を検討することも必要なのでしょうね。その為には、例えば期間限定での学費の無償化や、灯油代の援助などでしょうか。また小樽にはこれといった企業が少ないので、水質の良さを宣伝して、精密機械工業を誘致するとか出来ないものでしょうか。更には小樽は趣ある景色や街並みがあるので、テレビドラマや映画のロケ地として売り込んで名を高めるとか。同じ人口減少で悩まされた鳥取県は、色んな戦略を立てて実行した結果、UターンはもとよりIターンも増加して人口増に転じつつあるので、鳥取県の取り組みから学べる点はあると思います。そして道外在住小樽出身者が、何か提案する場などを設ける事も有りかな、と感じる次第です。
投稿: 小樽望郷 | 2022年8月10日 (水) 20時01分
John 1940さん、こんばんは。
そうなんですよね。39.94%という低さには、かなり驚きました。
色々な要因はあると思いますが、関心の低さだったり、あきらめだったりすると、心配ですね(現職優勢なのでわざわざ投票に行かなかった、というのはあるかもしれません)。
人口減少対策は、争点になっていたはずなんですが…
猫見鳥さん、こんばんは。
そうですね、やはり人口減少問題は、各候補者もあげていて、今回の選挙でも最大の争点になっていたのですが、投票率には反映されず…
若い人の意見を大きく取り入れていくのは、これからの小樽には大事ですね。
know the moonさん、こんばんは。
確かに、手本にするべき地方自治体は全国にあるのでしょうね。
私は勉強不足ですが、まだまだできることはあるはずですね。
人口減少問題に関しては、確か小樽市と小樽商大とで協力体制はとっていたと思うので、いい対策が生まれるといいですね。
小樽望郷さん、こんばんは。
確かに、人口減少問題は、全国的のものでもありますし、なかなか効果的な対策をすぐに打てるものではなく、難しい問題ではありますね。
小樽へ移住されている方って、少なくはないと思うのですが、そういった方々を増やすための方策、生活環境の充実や企業誘致などの雇用創出などは、必要なのでしょうね。
あっ、今は小樽を離れている小樽出身者からの、小樽応援提案ポストみたいなのがあってもいいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2022年8月11日 (木) 03時27分
小梅太郎様
おはようございます。小樽市と小樽商科大学とが連携していることを知りませんでした。教えてくださりありがとうございます!てっきり疎遠な関係かと思っておりました。私の勘違いでよかったです。
迫市長体制もとでいい結果に結びつくことを願っております!
投稿: know the moon | 2022年8月11日 (木) 08時37分
know the moonさん、こんばんは。
小樽商大も小樽の地域活性のために、色々と頑張ってくださっていて、人口減少対策についても、なにか効果的な方策が見つかるといいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2022年8月12日 (金) 02時24分