小樽運河ターミナルで「小樽運河ターミナル100年の歩み」パネル展開催中(9月30日まで)〜2022小樽市制100周年記念協賛事業
色内大通りと日銀通りの交差点の一角に建つ小樽運河ターミナルは、小樽市指定歴史的建造物「旧三菱銀行小樽支店」の建物で、大正11年(1922年)建築と、その建物はとてもモダンで歴史を感じます。
現在、その小樽運河ターミナルの奥の一室・金庫室内で「小樽運河ターミナル100年の歩み」パネル展が開催されています。
これは「2022小樽市制100周年記念協賛事業」として開催されているもので、実施主体は、小樽運河ターミナル所有の北海道中央バスになります。
開催期間は2022年7月1日(金)~9月30日(金)までで、時間は10:00~18:00となっています。入場は無料で、ふらっと入れる感じです。
旧三菱銀行小樽支店が大正11年(1922年)建築ということは、つまり小樽が市制施行した年と同じで、こちらも竣工して今年で100周年を迎えているんですね。
展示では、パネルで小樽運河ターミナル(旧三菱銀行小樽支店)の建設当時の写真や図面等資料などを展示しています。
室内には、実際に旧三菱銀行で使用されていたという古金庫もあって、ほんの小さな一室での展示なのですが、金庫室ということで、なんだか歴史も感じられて興味深かったので、今回紹介させてもらいました(写真撮影及びブログ掲載の許可をいただきました。ありがとうございました)。
小樽市指定歴史的建造物としての旧三菱銀行小樽支店の建物概要については、小樽市HP内から引用させていただきます。
この建物は、かつて、北のウォール街といわれた地区の中心に位置しています。
建築当初は、外壁に煉瓦色のタイルが張られていましたが、昭和12年に現在の色調に変更されました。
1階正面には、ギリシャ・ローマ建築様式を表すように6本の半円柱が並んでおり、この建築を特徴づけています。
小樽市指定歴史的建造物 第18号 旧三菱銀行小樽支店 | 小樽市
そうそう、小樽運河ターミナル内には、ぱんじゅうの桑田屋や北海道ワインセンターなどが入っていますよね。
以前、あまとう小樽運河店が入っていた場所には、花園だんごでおなじみの新倉屋が入っていて、話を聞くと、この夏限定で営業しているとのことでした。
桑田屋の奥には、以前、オガサワラ写真が入っていたのですが、2022年5月31日で閉店していて、そこが金庫室で、今回の展示場所になっています。
トイレもあって、休憩することもできるので、休憩がてら訪れてみるのもいいかもしれませんね。
ということで、小樽運河ターミナルで開催中の2022小樽市制100周年記念協賛事業「小樽運河ターミナル100年の歩み」パネル展は、9月30日までの開催です。
※「2022小樽市制100周年記念協賛事業」について | 小樽市
※参考:小樽運河ターミナル100年のあゆみパネル展開催(2022.7/1~9/30) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
【関連記事】
・旧三菱銀行小樽支店(現 小樽運河ターミナル)
・ニュースより/小樽運河ターミナルの「あまとう運河店」が2020年5月31日をもって閉店。本店は通常通り営業中
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