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2022年8月19日 (金)

帆船「みらいへ」の小樽港初入港記念の体験航海に参加してきました(8月14日)

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先日、国内唯一の民間練習帆船「みらいへ」が、小樽港勝納ふ頭2番バースに入港し、今回が小樽港初入港ということで、それを記念して、8月13日(土)は船内見学会、14日(日)には体験航海が行われました。

帆船「みらいへ」(230トン)は、一般社団法人グローバル人材育成推進機構(神戸)が運行する帆船です。

一般公開となった13日の船内見学会は、事前申込不要で無料ということで、帆船ファンや家族連れがたくさん訪れたようですが、私はその日は行けずに、それでもその姿が見たくて、14日の午後に勝納ふ頭に行ってきました。

その様子は、すでにこちらの記事で紹介しました。
国内唯一の民間練習帆船「みらいへ」が小樽港に初入港していました

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で、予定外だったのですが、実は急遽、体験航海に参加してきちゃったんです(笑)

※写真が多く長い記事になっているので、トップページでは《続きを読む》という形にしてます。

14日の体験航海は、出港9時、11時、13時、15時からの計4回行って、所要時間は各1時間半で、定員は各便50名。

参加費用は大人2,000円、小学生1,000円(未就学児無料)で、申し込みは現地にて先着順で、定員に達し次第受付終了ということでした。

で、私が勝納ふ頭に着いたのが、最後の体験航海出港15時の10分前だったんです。あっ、駐車場は、勝納ふ頭の船の目の前の岸壁上に、広いスペースが確保されていました。

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体験航海に出港してしまうとその姿を見られないと思い、なんとか15時前に到着して、早速その優雅な船体の写真を撮りつつ、船に近づいていくと、最後の体験航海の最終受付をしていて、定員にはまだ余裕があるとのこと…

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う〜ん、としばし悩んで、こういう機会はそうそうないと思い、急遽参加することに決定!!

ということで、この投稿では、帆船「みらいへ」のその体験航海の様子を写真中心にお伝えしますね。

ちなみに、みらいへは国内唯一の練習帆船/セイルトレーニングシップということですが、“セイルトレーニング”について、帆船「みらいへ」のサイトに記載されています。

セイルトレーニングとは、帆船による航海や集団行動、共同生活を通じて、決断力や責任感、コミュニケーション能力などを養う人間教育プログラムです。
セイルトレーニングとは | 帆船「みらいへ」

とのことです。

帆船「みらいへ」体験航海の様子

もう15時の出港直前だったので、乗船してすぐに注意事項の説明があって、いざ出港です(ここからは、どんどん写真を掲載していきます)。

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小樽港内を進みます。帆は畳んだままで、エンジンで進んでます。

勝納ふ頭に停泊中の新日本海フェリーと、向こうには天狗山が見えますね。Otaru_20220814-151207

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左にはウイングベイ小樽が小さく見えます。
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港の海上からの小樽の街の眺めって、そんなにしょっちゅう見られる風景ではないので、新鮮ですよね。

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白い灯台が見えてきました。
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こちらは、南防波堤から続く、島防波堤と白い灯台。
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そして、赤い灯台です。こちらは、北防波堤ですね。
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「港湾工学の父」とも呼ばれた廣井勇によって明治41年に完成した北防波堤、その後、廣井勇の弟子でもある伊藤長右衛門によって大正10年にできた南防波堤、そして島防波堤と、今なお小樽の港を守る防波堤ですね。
※関連記事:小樽港湾事務所内の「おたるみなと資料館」に行ってきました〜南北防波堤など、小樽港建設の歴史に関する資料が展示

防波堤から外海に出るのですが、この日は波が穏やかでした。

途中で、参加者でロープを引いて帆を張るセイルハンドリング(展帆)が行われました。

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お〜、帆が開きましたね(帆を張った姿を外から見たいですね)。
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船内はあちこち見学できました。

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操舵室も見学できました。
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階段で下りていくと、客室や食事やミーティングなどをする部屋(メスルーム)がありました。

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デッキでは、ヤシの実でゲームも行われていましたよ。
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どうやら、今回の体験航海中、一番沖まで出たとか。

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祝津方面まできました。
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小さく高島岬の鰊御殿と日和山灯台、奥にはおたる水族館とホテルノイシュロス小樽も見えます。

ここから戻ります。

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そして、港内に戻ってきました。

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ここで、セイルハンドリング(畳帆)も行われました。
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キリン(ガントリークレーン)です。
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接岸です。
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ちょっとだけ動画も撮ってきましたので、どうぞ。

 

おわりに

ということで、たっぷり1時間半の小樽港石狩湾クルーズとなった、帆船「みらいへ」体験航海の様子でした。

海が穏やかで、貴重な船内見学に色々と珍しい体験もでき、素敵な風景も見られて、とっても楽しかったです。

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(帆船みらいへの船首像(フィギュアヘッド)は、ヤマトタケルノミコトだそうです)Otaru_20220814-164524_20220819002901

※帆船「みらいへ」は、すでに小樽港を出港しています。

帆船「みらいへ」
帆船みらいへ | Facebook

※関連ニュース
・2022年8月14日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽港初入港記念 帆船「みらいへ」船内見学会(8/13)及び体験航海(8/14)について | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
小樽港初寄港 練習帆船“みらいへ”船内見学会(小樽ジャーナル)
小樽港初入港記念 帆船「みらいへ」船内見学会(8/13)に行ってきました | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※参考
〈小樽港要覧〉小樽港の沿革と自然状況 | 小樽市
小樽外洋防波堤

【関連記事】
国内唯一の民間練習帆船「みらいへ」が小樽港に初入港していました(8月10日〜15日)
※防波堤関連の記事など。
小樽港湾事務所内の「おたるみなと資料館」に行ってきました〜南北防波堤など、小樽港建設の歴史に関する資料が展示
小樽港の南防波堤周辺の様子と巨大なクレーン
運河公園に建つ2つの銅像は、小樽港の近代化に深く関わりのある廣井勇と伊藤長右衛門
「第50回おたる潮まつり」最終日の「潮わたり」に初めて参加しました【補足記事】

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コメント

小梅様。素晴らしいお写真の数々と動画、堪能しました‼一枚目のお写真を始め、素晴らしいアングルと構図の写真、自分が体験航海しているようです。小梅さん、構図をしっかり計算されて撮られているようで、絵心がおありと拝見してます。勝納埠頭から灯台を抜けての風景、確かに簡単には見れませんよね。空も雲も海も街並みも綺麗で最高ですね。灯台を通過する写真を見たとき、中央埠頭から祝津までの曳航船を乗った時を思い出しました。有り難うございました‼

投稿: 小樽望郷 | 2022年8月19日 (金) 09時00分

小樽望郷さん、こんにちは。
楽しんでもらえたようで、よかったです。
私は写真は素人なので、特に技術とかはないのですが、ブログに掲載することを前提に、読んでくれる方に様子が伝わるように、ということは意識しています。
船に乗る機会は、そんなにないので(普段だと、祝津・オタモイ方面の観光船でしょうかね)、海上からの風景は、私も新鮮です。

投稿: 小梅太郎 | 2022年8月19日 (金) 14時45分

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