青葉ヶ丘〜小樽公園の高台に向かう斜面一帯の花園5丁目の静かな住宅街【小樽の丘のつく地名】
街歩きをする際に個人的に気になり、最近たまに話題にしている、「○が丘」といった「丘」がつく地名についてですが、今回は「青葉ヶ丘」という地名についてです。
この青葉ヶ丘という地名については、小樽市HP内の広報おたる連載「おたる坂まち散歩」HTML版の団子坂の紹介で出てくるんです。
(前略)菁園中学校は、その昔、セーラー服の女学生が通っていた伝統ある庁立高等女学校でした。このグラウンドのわきから、小樽公園の「東山」に向かって狭くとても急な「団子坂」があります。
このあたり一帯は「青葉が丘」と呼ばれ、にぎやかな市街地に近くはありますが、とても静かな住宅地です。(後略)
おたる坂まち散歩 その名もゆかしい団子坂 | 小樽市
団子坂というのは、菁園中学校の横から小樽公園に向かって上る、細く急な坂道ですが、坂の下から見て右手が菁園中学校で、左手一帯が青葉ヶ丘になるんですね。
住所でいうと、花園5丁目になります(小樽公園も花園5丁目になります)。
実際に現地に行ってみると、和菓子処「つくし牧田」のすぐ先の向かいに小さなお堂「精周寺三角堂」があり、さらにそのすぐ先の向かいに、菁園中学校の横に入っていく上り道があるので、そこを入っていきます。
この道に入るとすぐに左に看板が立っているのですが、この看板のタイトルがまさに「青葉ヶ丘案内図」なんですね。
※小樽市HP内の団子坂の紹介文の中では「青葉が丘」と表示されてますが、現地の看板では「青葉ヶ丘」と表示されています。なので、ここでは「青葉ヶ丘」と表示します。
住所名として青葉ヶ丘という名称はないのですが、こうやって看板でも表示されているということは、今も一般に使われている名称なんですね。
看板のところから進むと、まっすぐの坂道が小樽公園に続く団子坂で、右が菁園中学校、左に入っていくと青葉ヶ丘の住宅街になります。
ちなみに、この地域内には「茶寮 青葉ヶ丘」という完全予約制の日本料理店があって、店名に青葉ヶ丘がついてますね。
この日は、実際に青葉ヶ丘を歩いてきたのですが、青葉ヶ丘は小樽公園の高台に向かう斜面一帯の花園5丁目の静かな住宅街、と言い表すことができそうで、地図の道路を見ると、先ほどの看板のあったところを出入り口とした地域になっているんですね。
小樽公園に向かっては、やはりかなり急な坂道でした。
(青葉ヶ丘の住宅街の坂道)
ただ、もちろん、振り返るといい眺めでした。
ということで、今回の「丘」がつく地名は「青葉ヶ丘」でしたが、もうちょっと、名前の由来とかも調べてみたいですね。
※おたる坂まち散歩 その名もゆかしい団子坂 | 小樽市
※茶寮 青葉ヶ丘 - 小樽市花園 - まいぷれ[小樽市]
【関連記事】
・団子坂に行ってみたら草が茂っていて通れなかった…/団子坂は菁園中学校横から小樽公園へと上る急な坂道
・花園町のこんなところに小さなお堂「精周寺三角堂」
※「丘」についてはこんな記事を書いてます:【雑記】前から「丘」がつく地名が気になってるんです
※丘についての記事はカテゴリー「小樽の丘のつく地名」にまとめてます。
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コメント
小梅様。青葉ヶ丘の静かな佇まいを取り上げて下さって、有り難うございます。青葉ヶ丘には、小樽公園の見晴亭から子供の国を抜けて下って、例の三角堂に出た事が数回あります。CoCoを下ると何処に出るんだろう?と言う素朴な気持ちからでした。結構な高台なので、入船方面の一部も視界に入り、楽しい想い出です。和菓子の牧田が健在なのは喜ばしい限りです。在住時に御節の口取りを買っていたからです。小樽公園入口近くのテニスコートの脇を抜けて三角堂から入船大通りまでの道筋は、静かで落ち着きがあって良いですよね‼30年ぶりに歩いてみたいです‼
投稿: 小樽望郷 | 2022年7月22日 (金) 19時21分
小樽望郷さん、こんばんは。
青葉ヶ丘も歩かれたことがありましたか!
坂を上ると、結構な高台で、眺めも良かったです。
和菓子処「つくし牧田」は人気もあり、健在です!!利用されていたのですね。
小樽公園の海側から、花園小学校前を通り、三角堂、そして、入船のバス通りへと続く道ですね!思いのほか静かな通りでいいですよね!
投稿: 小梅太郎 | 2022年7月23日 (土) 02時17分