団子坂に行ってみたら草が茂っていて通れなかった…/団子坂は菁園中学校横から小樽公園へと上る急な坂道
花園5丁目にある菁園中学校の横から小樽公園に向かって上る、細く急な坂道があります。
団子坂です。
この団子坂を上っていくと、小樽公園の桜ヶ丘球場裏手の道路に出るんですが、先日、小樽公園にはよく行くものの団子坂には久しく行ってないと思い、久しぶりに行ってみたんです。
その日は、まず坂の上に向かったのですが、小樽公園内の花園グラウンド脇の道路を上っていくと、桜ケ丘球場横を通って道路は下りになり、左手のこどもの国ゾーン(旧こどもの国)を過ぎたところに左に脇道があります。
そこを入っていくと、団子坂の下り口となる、坂の上に出るのですが、夏のこの時期は、かなり雑草が生い茂っていて、こんなところに坂道があるの!?といった場所です。
で、かろうじてある道を進み、坂の上に行くと、そこから急な坂道が鬱蒼と茂っている木々の間に現れます。
が、あれ!?坂道は現れましたが、少し下ると、その先に坂道がない…
というか、途中から周囲の草が生い茂って坂道を覆ってしまい、道がなくなってしまってるんですね。
坂の下の様子も見えません。
いや〜、もともと急なこの坂道は、舗装された道ではなく、土の坂道に木で階段が作られている細い坂道で、人もほとんど通ってない感じでしたが、まさかこんな状態とは…
これではしょうがないと、坂道を下るのは断念して、そうだと思い、後日、団子坂の下から上って様子を見てみることにしました。
で、後日7月13日(水)、すぐ近くに和菓子処「つくし牧田」のある通りから、菁園中学校の横の坂道に入っていき、坂道を上ってきました。
ちなみに、団子坂は途中から下は舗装道路になっていますが、ここもすでに団子坂になるのかな。
菁園中学校を右手に坂道を上っていくと、道幅が狭くなり、勾配もかなり急になります。
そして、その先で舗装道路が終わって、細い土の坂道になるのですが…
う〜ん、下はこの辺りから、草ボーボーですね。
団子坂は、ここから先ほどの坂の上からの道に通じていて、そこまでそんなに距離はないと思うのですが、この日は強行突破するのはやめておきました。
それにしても、この辺りはかなりの急勾配で、引き返すのに下っていく際に、舗装道路に砂利がのっていて、滑って転びそうになるくらいです。
ということで、久しぶりの団子坂は草が茂っていて通れませんでしたが、せっかくなので、ここで団子坂についてもう少し詳しく説明を。
団子坂
団子坂については、小樽市HP内の「おたる坂まち散歩 その名もゆかしい団子坂 | 小樽市」に掲載されているんですよね。
その由来については、小樽公園はかつて行楽地としてとても賑わっていたようで、大正〜昭和初めには坂の上に茶店があって、そこには名物の団子が売っていたそうです。
坂の上に団子屋があったので、団子坂なんですね。
その団子を買い求めてこの坂を上ったかどうかは分かりませんが、現在の菁園中学校の場所は、かつては庁立小樽高等女学校(明治39年創立。小樽桜陽高校の前身)で、坂の下には女学校の寄宿舎があったそうですよ。
以下は、小樽市HPからの引用です。
(前略)小樽公園は昔から、春はお花見、夏は運動会や野球、秋は会社・団体の観楓会、そして冬はスキーと市民の憩いの場所でした。茶店も数軒あって、どこもにぎわっていたのです。「東山」にも、大正〜昭和初めには茶店があって、そこの名物に「桃太郎団子」がありました。2センチほどの団子にみつをつけ、きな粉をまぶしたその味を今も知っている方はいるでしょうか。
この団子をお目当てにした人々にとってのひどく急な近道は、いつの頃からか「団子坂」と呼ばれるようになったのでした。
おたる坂まち散歩 その名もゆかしい団子坂 | 小樽市
そうそう、団子坂を上った小樽公園の高台を「東山」というんですね。すぐ近くにはかつて東山中学校(2002年に閉校)がありましたが、関連あるのでしょうね。
以前、団子坂を歩いた時の写真を掲載しますね。
ということで、久しぶりに行ってみたものの、草ボーボーで歩けなかった団子坂ですが、ひょっとして草が枯れた晩秋とかなら歩けるかもしれませんね。
ん?冬はどうなっているかって!?行ってみようかな(笑)
※参考:小樽散歩案内(発行:有限会社ウィルダネス)
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コメント
小梅様。団子坂の現状にとても驚きました。私は西陵中学の卒業なので、菁園中学界隈にしょっちゅう足を運ぶ機会はなかったのですが、それでもロータリーの杜を散歩してグラウンドの脇からこどもの国に出て、団子坂を下るというコースも好きで、愛犬と一緒に幾度かは通りました。静かな環境で好きな散歩コースの一つなんです。お写真を拝見すると、草の生えるにまかせたままで、ブヨ蚊も大量に発生していそうですよね。団子坂は市の管理なのでしょうか。もしそうならば市の土木課あたりに現状を報告して、生い茂った草の伐採をしてもらうしか手がないのでは、と考えました。団子坂を下る際の右手に見える風情も好きなので残念です。
投稿: 小樽望郷 | 2022年7月21日 (木) 10時51分
小梅太郎さん、こんにちは。
こちらは梅雨が続いているような天候です(梅雨は明けていなかったのかな?)
団子坂、、、え〜っ‼️と言う感じです。
2020年の10月に帰った時には通れました。
利用する人が少ないと、この様な状態になるのでしょうか。
帰省した時にトライしてみます(^^)
冬はスキーで滑り降りることもありました。
投稿: EKO | 2022年7月21日 (木) 13時31分
小樽望郷さん、こんばんは。
団子坂も散歩の際に通られていたのですね。
私も久しぶりに行ったのですが、おっしゃる通り、草が生い茂っていて、まさか通れないとは思ってなかったので、ちょっと驚きました。
そういえば、この坂道が市道なのか私道なのか、それにもよりますね。
なにより、通る人もほとんどいない、ということなのでしょうね(それも寂しいですが…)。
EKOさん、こんばんは。
団子坂がこんな感じになってました。
きっと、今はこの坂道を通る人が、ほとんどいないのでしょうね。
2020年の10月の時には通れたのですね。
季節にもよるかもしれませんね。草の下には道はあるようなので、草が枯れれば通れるようになるのかも。
私も秋にまた行ってみます!!
なんとスキーでも滑り降りましたか!!
投稿: 小梅太郎 | 2022年7月22日 (金) 01時33分
こんにちは。団子坂っていうんですね!知らなかったです。実は私は6月かな、スカートでしたがあの坂の上から降りまして(笑)草がひどかったけど引き返す時間に余裕がなかったので草まみれになりながら下りました。転ばないようゆっくり背丈ほどの草掻き分けて(笑)毎年綺麗に草狩りしてくれてる時期もありますがすぐ草が茂ってしまうようです。道を知ってる地元の方はやはり通っているみたいです。数年前に道があるのを知ったばかりなので、人知れない坂だと思っていたので団子坂とは勉強になりました。今後も色々教えてくださいお願いします😄
投稿: 小樽っ子 | 2022年9月19日 (月) 15時25分
小樽っ子さん、こんばんは。
この坂は、団子坂という名前で呼ばれているということです。
お〜!!6月にここを上から降りたんですか!!ちょうど私が投稿した写真の時期ですね。
それは確かに草が大変だったのではないでしょうか。草を掻き分けてですものね。
やはり、草刈りはされているいて、地元の方々は通っているのですね。
ただ、すぐに茂ってしまうんですね。なるほど。
ブログに何かお役に立ち情報があれば嬉しいです。これからもよろしくお願いします!!
投稿: 小梅太郎 | 2022年9月20日 (火) 01時08分