手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」
手宮公園の入口に「小樽八名所 手宮観光地ライン」という石碑が建っています。
手宮公園は斜面にありますが、公園に向かって上る坂道(励ましの坂とも呼ばれますね)の途中を右折して、公園斜面下から公園内に入っていく道路脇に、静かに建っています。
表に「小樽八名所 手宮観光地ライン」、裏には「昭和二十七年九月四日 選定 小樽市 北海タイムス社」と書かれています。
この「小樽八名所 手宮観光地ライン」という石碑については、だいぶ前なんですが、小樽市総合博物館運河館で開催されたトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」で紹介されていて、初めて知ったんです。
※そのトピック展についてはこちらの記事で:小樽市総合博物館運河館でトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」開催中!!
その後、小樽観光協会の観光案内所ブログ記事「小樽八名所手宮観光地ライン認定記念碑(昭和27年)をみつけました | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」」でも紹介されていて、気になっていたのですが、先日、ようやく実際に見に行ってきたというわけです。
トピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」は、主に1950年代の小樽の名所について紹介する企画展で、「小樽八名所」は昭和27年9月の北海タイムスに掲載されていたもので、その中で3位が「手宮観光地ライン」だったんですね。
で、その選定記念の石碑が、手宮公園の入口に建つ、今回の石碑なんですね。
ちなみに、小樽八名所は、天狗山金比羅、オタモイ、手宮観光地ライン、五百羅漢、銀鱗荘、豊楽荘、小樽公園、松山逍遥道路の順となっているのですが、う〜ん、他にも記念碑が存在するのかな!?あっ、確か小樽公園にもあった!!今度改めて見てきますね。
トピック展でのもう一つの「小樽八景」は、昭和27年に観光パンフレット「港おたる」(小樽観光協会)に掲載されたもので、そこでも手宮観光地ラインは選ばれているので、よほど人気の名所だったのでしょうね。
では、手宮観光地ラインとは、どういったラインなのか!?と、実は肝心のところがよく分からなくて、トピック展の時にも「手宮観光地ライン」は“手宮公園一帯の通称か!?”という表現で、明確な範囲は分からないようです。
ということで、手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」についてでした。
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コメント
こんにちは!
石碑の裏の北海タイムスに目が行ってしまって。。
無くなった新聞社だけでなく、お世話になった新聞販売店や色々な想い出がよみがえりました。
石碑って、結構見逃しますよね。
この後も、紹介楽しみにしています。
投稿: オヤジ | 2022年6月14日 (火) 17時02分
オヤジさん、こんばんは。
そうでしたか、北海タイムスから、そのつながりで色々と想い出がよみがえったのですね。
石碑は結構見逃しますよね。小さかったり、たまになぜか目立たないところにあったりして。
そんな石碑がどういった由来のものか、というのを知るのも、なかなか面白いです。
投稿: 小梅太郎 | 2022年6月14日 (火) 23時44分