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2022年6月 9日 (木)

ニュースより/閉店した銭湯「小町湯」の建物の活用に向けて小樽民家再生プロジェクトが借り手募集〜このままでは今冬までに解体予定

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2021年10月24日をもって、惜しまれつつ閉店した、道内最古とも言われた信香町の銭湯・小町湯の建物について、とても気になるニュースがありました(写真は閉店後の2022年4月撮影)。

小町湯の築90年になる、あのとっても趣ある建物を保全・活用しようと、小樽のNPO法人小樽民家再生プロジェクトが動き出したとのことです。

2022年6月8日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、明治期から開業していたというこの小町湯ですが、現在の建物は、1932年(昭和7年)頃に建てられたものだそうで、建物の老朽化も進み、建物の所有者が今冬までの取り壊しを決めていたとのことなんですね。

そこで、小樽民家再生プロジェクトが、この歴史ある建物を保全、活用したいと所有者に申し出て、解体回避の可能性を模索しようと、借り手の募集を始めたということなんですね。

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小樽民家再生プロジェクトというと、現在は歴史的建造物の旧寿原邸の利活用を推進・運営していますが、小樽の空き家となった民家、古民家の保護、再生に向けて様々な活動を行なっていて、小樽への移住希望者に対しての情報提供も行っているんですよね。

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すでに、小町湯の建物内部の見学会も実施していて、その際には、銭湯にとても詳しい、まち文化研究所主宰の塚田敏信さんによる案内もあったそうです。

小町湯の建物の歴史や特徴については、小樽民家再生プロジェクトのサイトに、その塚田敏信さんによる詳しい紹介が掲載されています。
小町湯 | NPO法人 小樽民家再生プロジェクト

建物内には、浴槽や番台がそのまま残っているそうですが、どのように活用するか、活用できるか、というのも気になるところですよね。

建物の耐震性の調査や改築に必要な費用などは、やはり借り手の負担になるとのことです。

今冬までに借り手が見つからない場合は、予定通りに解体される見通しとのことなので、なんとか、小樽の文化を伝えてきた、この歴史ある建物を有効に活用してくれる借り手が現れてくれるといいですね。

NPO法人 小樽民家再生プロジェクト | 「小樽民家」を通して「観る・遊ぶ・住む」をサポートします

※参考:Npo法人小樽民家再生プロジェクト | Facebook

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コメント

小樽の銭湯文化を語るうえで「小町湯」の存在はなくてはならないものだと思います。塚田先生は息子が通っていた高校の先生だった方で銭湯文化についての講演会にも参加したことがあります。この運動が実を結ぶことを願っています。

投稿: ままお | 2022年6月 9日 (木) 07時02分

ままおさん、こんばんは。
そうですよね。小樽の銭湯文化を語るうえで、小町湯はあまりに重要ですよね。
塚田先生とは、そういうご縁もあるのですね!!
私も塚田先生のお話を何度か聞きに行きました。
なんとか、いい方向に進むことを祈っています!!

投稿: 小梅太郎 | 2022年6月10日 (金) 02時08分

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