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2022年6月

2022年6月30日 (木)

夏の住吉神社の花手水が早くも7月2日から始まるそうです〜今年も夏は連続開催

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今年も大人気の住吉神社の花手水(冒頭写真は6月の花手水)。

6月18日(土)から始まっていた、今年2回目の6月の花手水は、6月28日(火)で終了したのですが、毎回、素敵な花を飾ってくれる、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlower)から、7月の日程のお知らせがありました。

6月の花手水が終わったばかりなのですが、今年第3回目となる7月の花手水は、なんと7月2日(土)スタートとのことです。

って、今週末ですね!!

昨年、一昨年もそうなのですが、夏の花手水は連続して行っていて、今年もここから連続で行う予定だそうで、まずは7月2日(土)〜7月12日(火)の開催となるとのことです。

で、現在の予定では、だいたい10日ぐらいごとに花を取り替えて、8月22日(月)まで続く予定だそうで(メンテナンスで花のない時間帯もあるそうです)、しばらくは、素敵な花手水を楽しませてもらえそうですね。どんな花が飾られるのかも、楽しみです。

小樽フラワーさん、よろしくお願いします!!

小樽フラワー(@OtaruFlower)/Twitter
小樽フラワー | Facebook

※こちらは小樽フラワーのツイートより。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

(こちらは今年5月の花手水)
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【関連記事】
住吉神社の6月の花手水が始まってます〜ヒマワリとデルフィニウムを中心に黄色と青色で(6月18日〜28日)
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2022年第1回目はガーベラ(5月13日〜5月23日)

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2022年6月29日 (水)

今年(令和4年度)の夏の「小樽がらす市」は3年連続で開催中止

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そういえば、先日、おたる潮まつりが3年ぶりに通常開催されるという話題をこのブログでも取り上げましたが、例年、旧手宮線跡地にて、おたる潮まつりと同時開催される「小樽がらす市」については、今年(令和4年度)も中止が発表されています。

だいぶ前なんですが、小樽市から中止のお知らせが出ていたんですよね。

例年、会場となる旧手宮線跡地には、小樽市内のガラス工房を中心に、道内外から多くの工房が出店して、そこにたくさんのお客さんが訪れるんですよね。

※写真は2019年の様子。
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なので、楽しみにしている方も多いかと思うのですが、残念ながら、小樽がらす市については、3年連続の中止となっています。

令和4年度小樽がらす市開催中止について | 小樽市(発表は4月にありました)

※こちらはTwitterから。

【関連記事】
3年ぶりに潮まつりが戻ってきます〜第56回おたる潮まつりが通常開催(7/22〜24)〜街にはおなじみのピンクの提灯が飾られ、祭りを知らせるポスターも
※前回2019年の小樽がらす市開催時の記事です。
「第11回小樽がらす市」が旧手宮線跡地にて開催中!!(おたる潮まつり同時開催で7月28日まで)

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2022年6月28日 (火)

三角市場の食堂「さんかく亭」で海鮮丼を食べてきました!!〜人気の市場内の食堂には一度行ってみたかったんです

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少し前なんですが、ようやく、初めて三角市場食堂に行ってきました。

行った食事処は「さんかく亭」です。

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JR小樽駅近くの三角市場は、観光スポットとしてとても大人気ですが、中でも特に人気なのが、市場内の食堂ですよね。

いつの間にか食事処も増えていて、食事ができる市場としてメディアなどにもたくさん取り上げられているんですよね。

三角市場は、どちらかというと観光客向けに特化していて、おそらく普段の買い物に行く市民は、多くはないと思います。というのも多くの観光客で混雑していて、私も様子を見に時々行くのですが、その度に観光客と間違われて、ちょっと行きにくかったりするんですよね^^;

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けど、小樽観光で大人気の食事スポットということで、やっぱり市場内の食堂には、一度は行ってみたかったんです。

ということで、今回行ったさんかく亭は、坂になっている市場内の、下の方にお店を構える、気になっていたお店のうちの一つです。

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行ったのは日曜日のお昼12時半くらいで、以前であれば、本当に市場内のどの食堂も常に大混雑なんですが、現在のはコロナ禍で、外国人観光客もいませんので、日曜日ながら20分ほどの待ち時間で入れました(並ばないと入れないというのも、地元民には行きにくいかも…)。

中は結構ゆったりとテーブル席が配置してあって、座席は40席あるそうです。

メインの海鮮丼の他、焼物・刺身、定食などもあるようですが、この日はもちろん、お目当ては海鮮丼です。

メニューが色々あって悩むんですが、この日は店名を冠した「さんかく丼」(2800円)をいただきました。

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やっぱり海鮮丼はビジュアルがいいですね〜!!

三角市場から仕入れた海鮮を使用しているということで、ネタはサーモンにイクラ、ウニはオレンジ色の濃いエゾバフンウニ(ガンゼ)とキタムラサキウニ(ノナ)の2種、そして、ほぐしたカニに玉子焼きです。

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ネタにもよりますが、新鮮な海の幸は、ある程度の値段がかかるのは、やむを得ないんですよね。

何より、ネタの下のご飯もたっぷり入っていてボリュームがあり、なるほど人気のお店で、これは満足の海鮮丼です。

お店を出ると、まだ待っているお客さんが並んでましたが、小樽に観光にきてくれて、小樽ならではの市場で小樽ならではの海の幸を味わってもらえるのは、なんだか嬉しいですね。

機会があれば、他の食堂にも行ってみたいです。

さんかく亭の海鮮丼、ごちそうさまでした。

小樽の美味しい海鮮丼をどうぞ|さんかく亭

【店舗情報】(お店情報は2022年6月時点でのものです)
営業時間:8:00~17:00
定休日:不定休
※さんかく亭食べログ情報:さんかく亭

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【補足】
三角市場自体は、現在はコロナ禍の影響もあって、以前に比べると随分と人出が減りましたが、それでも最近は、少しずつ人出も戻ってきているようで、この日もかなりの混雑ぶりでした。早く元のように賑わうといいですね。

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三角市場の営業時間は、お店によって異なるようで、市場が基本朝6時〜夕方5時で、食事処が朝7時〜夕方5時となっています。年内無休とのことです。
トップページ | 小樽三角市場(サイトは更新が止まっていますね)
小樽三角市場 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
小樽駅のすぐ近く!三角市場は観光客にも大人気!

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2022年6月26日 (日)

小樽市ではこの夏も6つの海水浴場が開設します(2022年)(小樽市HPより)

日本全国で記録的な暑さに見舞われた6月25日(土)・26日(日)の2日間、こちら小樽も暑くて、暑くて、なんと2日連続で真夏日となりました(25日が30.5℃、26日が30.3℃でした)。

6月27日(月)以降は、また一旦気温が下がるようですが、こうやって暑い日がくると、小樽もいよいよ夏の訪れといった感じかします。

そして、北海道の短い夏にも海水浴シーズンがやってきます。

小樽市海水浴場情報は、小樽市HP内の「海水浴場オープン情報(令和4年度) | 小樽市」に掲載されています。

今年(令和4年度)も6箇所の海水浴場が開設される予定ですが、銭函のおたるドリームビーチは、6月24日(金)にすでにオープンしてます。

サイトでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、咳エチケットを徹底し、大人数でバーベキューを囲むなどの多くの人と密接になる状況を避ける、などといった配慮を心がけるよう呼び掛けています。

海水浴場の開設のニュースは、先日の2022年6月25日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄にも掲載されていましたが、ニュースによると、来場者に対して、マスクの着用は求めない方針で、状況に応じてマスクをするようにと呼びかけることにしたそうです。

(写真は2020年の東小樽海水浴場)
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小樽市内で、令和4年度(2022年)に開設される、6か所の海水浴場と開設期間は下記のようになっています。
おたるドリームビーチ:6月24日(金)~8月31日(水)
銭函海水浴場:7月2日(土)~8月24日(水)
朝里海水浴場:7月9日(土)~8月21日(日)
東小樽海水浴場:7月9日(土)~8月21日(木)
塩谷海水浴場:7月9日(土)~8月17日(水)
蘭島海水浴場:7月8日(金)~8月21日(日)

※おたるドリームビーチ、銭函海水浴場、蘭島海水浴場は、水上バイク等のプレジャーボート等の進入を規制する「水域利用調整区域」に指定されています。
※詳しくはこちら:海水浴場オープン情報(令和4年度) | 小樽市

なお、今年も豊井浜、張碓、オタモイなどの海岸は、海水浴場ではないので注意です。

小樽は海岸があちこちにありますが、小樽市HPにも書かれているのですが、海水浴場として開設していない海岸では、監視・救護の設備が整っていないため、万が一の事故の場合も対応ができないので、海水浴は海水浴場で安全に楽しみましょう。

小樽市HP内には、海水浴場利用者の心得などの注意事項も掲載されているので、参考までに。
海水浴場オープン情報(令和4年度) | 小樽市

ということで、いや〜、小樽もいよいよ夏ですね(天気予報を見ると、しばらく気温が下りそうですけど…)。

※関連ニュース:2022年6月24日付北海道新聞夕刊(銭函のおたるドリームビーチ海開き)
※参考:気象庁|過去の気象データ検索(小樽 2022年6月)

【関連記事】
小樽も6月25日は暑かったです〜最高気温30.5℃で今シーズン初の真夏日
※昨年の記事です。
小樽市はこの夏、6つの海水浴場が開設します(2021年)

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小樽も6月25日は暑かったです〜最高気温30.5℃で今シーズン初の真夏日

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6月25日(土)は、日本全国で記録的な暑さに見舞われ、6月としては異例の高い気温を記録したところが多かったようですが、こちら小樽も暑かったんです。

小樽の6月25日(土)の最高気温30.5℃(12:50)と、小樽も今シーズン初の真夏日となりました。

道内では30℃超えの地域が多く、本当に暑い1日でしたね。

天気予報では、6月26日(日)も予想最高気温が30℃を超えるようで、いきなりこう暑くなると、身体がついていきませんね。

熱中症に気をつけようと思います。

※参照
気象庁|過去の気象データ検索(小樽 2022年6月)
小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

※関連ニュース:最高気温30.5℃ 小樽で今シーズン初の真夏日(小樽ジャーナル)

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2022年6月25日 (土)

小樽チャンネルマガジン2022年6月号(Vol.79)〜前号に続いてマニアックに「小樽の地下歩道を歩く【後編】」

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小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2022年6月号(Vol.79)が発行されています。ということで、いつもの宣伝です!!

今号は、前号に続いて小樽を歩く特別編として、小樽の地下歩道について書いてます。後編ですね。タイトルは…

小樽を歩く特別編
小樽の地下歩道を歩く【後編】

地下歩道は、個人的に街歩きの際の気になるポイントの一つで、このブログでもカテゴリー「小樽の地下歩道」に、小樽市内の地下歩道を歩いてきた様子の記事をまとめてます。

私が確認できているところで、国道5号線を渡る(くぐる)地下歩道を中心に、市内に10箇所の地下歩道があって、前編ではそのうち国道を渡る地下歩道を4箇所紹介しました。

で、後編の今号は残り6箇所になるのですが、後編はよりマニアックに、国道を渡る以外のこんなところに地下歩道!?なんてところも登場してますので、興味のある方は、読んでみてください。

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小樽チャンネルマガジンは、観光案内所のほか、美術館・文学館、図書館、博物館、市内の商店街・飲食店・ホテルなどで配布されています。
※小樽チャンネルマガジンの設置場所の詳細はこちら:マガジン設置場所 | 小樽チャンネル

フリーペーパーが入手できなかったり、市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができるので、そちらを利用していただければと思います。バックナンバーも読むことができます。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

ということで、小樽チャンネルマガジン2022年6月号(Vol.79)の宣伝でした。

【関連記事】
小樽チャンネルマガジン2022年5月号(Vol.78)〜今号はちょっとマニアックに「小樽の地下歩道を歩く【前編】」

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2022年6月24日 (金)

3年ぶりに潮まつりが戻ってきます〜第56回おたる潮まつりが通常開催(7/22〜24)〜街にはおなじみのピンクの提灯が飾られ、祭りを知らせるポスターも

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今年は、3年ぶりに小樽に熱く盛り上がる夏が戻ってきそうですね。

第56回おたる潮まつりが、7月22日(金)〜24日(日)の3日間の日程で、3年ぶりに通常開催されます。

一昨年(2020年)は潮まつり初の中止、昨年(2021年)の第55回おたる潮まつりは、ウェブによる1日のみの縮小開催だったんですよね。

夏の風物詩として、小樽には夏に潮まつりがあるのが当たり前だったのが、この2年、その当たり前がなくなってしまうという、なんとも寂しい夏でしたからね。今年の通常開催を楽しみにしている市民、喜んでいる関係者は、本当に多いと思います。

すでに、街にはおなじみのピンクの提灯が飾られ、祭りを知らせるポスターもあちこちに貼られてます。

キャッチコピーに“やっぱり夏は潮だね”。いいですね〜
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もちろん、今年の開催にあたっては、まだ色々と感染対策の徹底が必要とされている中なので、一部縮小となっています。

潮わたり・潮ねりこみコンテスト・潮ねりこみのとび入りDE踊り隊・神輿宮入り・うちわコンテストは中止で、恒例の花火大会は、例年は初日と最終日の2回開催していましたが、今年は最終日のみの開催とのこと。

初日の潮ふれこみでは、従来のスタート地点の梁川通り商店街から都通り商店街に変更して距離を短縮。

祭りのメインイベントでもある、2日目の潮ねりこみは、集合場所を例年の花園グリーンロードからサンモール一番街に変更し、北洋銀行小樽中央支店前からの出発にして、コースを短縮するとのことです。

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けど、一部縮小とはいえ、3年ぶりに小樽にいつもの潮まつりが戻ってきます。やっぱり、楽しみですね。

※公式サイト:おたる潮まつり公式サイト

※関連ニュース
「第56回 おたる潮まつり」2022年7月22日(金)~24日(日)開催決定 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
2022年第56回おたる潮まつり 発会式開催(小樽ジャーナル)
・2022年6月10日北海道新聞朝刊第4社会欄
・2022年4月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄、4月29日付北海道新聞朝刊第4社会欄

【関連記事】
ニュースより/来年(2022年)のおたる潮まつりの日程は7月22日〜24日の3日間
「第55回おたる潮まつり」はウェブ開催〜7月24日(土)開催の公式イベントはYouTube公式チャンネルで生配信!!
※おたる潮まつり関連の記事は、カテゴリー「おたる潮まつり」にまとめてます。

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2022年6月23日 (木)

住吉神社に今年も茅の輪が設置されています〜住吉神社の茅の輪と夏詣と花手水

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住吉神社に、今年も茅の輪(ちのわ)が設置されてます。

場所は社殿前と社務所前の2箇所で、6月15日(水)~6月30日(木)午後まで設置されるようです。

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この茅の輪というのは、くぐって(茅の輪くぐり)心身を清め、無病息災や厄除け、家内安全を願うもので、もともと茅の輪くぐりは夏越の祓(なごしのはらえ)に行われる神事でもあるんですね。

住吉神社でも、6月30日の行事、夏越大祓で茅の輪くぐりが神事として行われています(以下はサイトからの引用です)。

大祓式(夏越大祓)【6月30日】
半年間の罪穢れがあれば大神様のお力により御祓い申し上げ、残り半年間が家族共々健康で安泰で有ることを祈る祭事 。この大祓式で茅の輪くぐり神事を執り行います。
小樽総鎮守住吉神社公式サイトの行事・例祭のご案内

※茅の輪くぐりの方法などについて、関連ブログにまとめてますので、参考にどうぞ。
今さら聞けない、茅の輪くぐりってなに!?どうするの!?〜住吉神社の茅の輪をくぐってきました | ローカルブロガーのメモ帳

私もくぐってから、拝殿にお参りにいってきました。

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そして、現在、住吉神社では、国道5号線沿いの大鳥居横と、社務所前の茅の輪の横に「夏詣」という看板が出ています。

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最近、この時期に目にするこの夏詣について、看板の説明書きを引用しますね(書き起こしです)。

我が国では、大晦日の「年越しの大祓」にて一年間の罪穢れを祓い清め、そして除夜の鐘を聞きながら新しき年を迎え、その年の平穏を願う「初詣」を行います。
それから半年後、季節は本格的な“夏”を迎えます。
祖先供養を迎えるこの時期、同じく半年間の罪穢れを祓い清める「夏越しの大祓」を経て、一年半ば、過ぎし半年への感謝と来たる半年への祈りを込めて、お近くの神社やお寺を詣でてみませんか。
住吉神社

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初詣に対して、その半年後の夏を迎えて、6月30日に夏越大祓式が行われます。そこで、神社やお寺にお参りに行く、というものなんですね。この夏詣は、数年前に浅草神社から提唱されたそうです。

※関連ブログの夏詣の記事。
今さら聞けない、夏詣ってなに?〜小樽総鎮守の住吉神社に夏詣に行ってきた | ローカルブロガーのメモ帳

さらに、住吉神社では、現在、今年2回目となる6月の花手水が開催中です。

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開催期間は6月18日(土)〜6月28日(火)までで、ヒマワリとデルフィニウムを中心に、黄色と青色を半分ずつ、鮮やかに飾られてます。

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こちらは本当に大人気で、皆さん見学に訪れて、写真撮影をしてます。

※関連記事:住吉神社の6月の花手水が始まってます〜ヒマワリとデルフィニウムを中心に黄色と青色で(6月18日〜28日)

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(手水舎の奥から新たに副参道ができ鳥居16基が並んでます。写真右)
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(この日は晴れて、いつもの社殿前からの眺めがとてもよかったです)
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花手水に癒されつつ、茅の輪をくぐってお参りしてくるのもいいかもしれませんね。

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小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※参考:住吉神社・茅の輪 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」:北海道小樽へようこそ!

浅草神社 夏詣 – 新しい日本の風習

【関連記事】
住吉神社に茅の輪が昨年に続いて設置されてます
小樽総鎮守の住吉神社に夏詣に行ってきました
住吉神社の6月の花手水が始まってます〜ヒマワリとデルフィニウムを中心に黄色と青色で(6月18日〜28日)
住吉神社の手水舎の奥から新たに副参道ができ鳥居16基が並びました

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梁川通りの古い空き店舗で裏小樽バザールが開催していました(6月21日)

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龍宮神社のお祭りが6月20日(月)〜22日(水)の3日間の日程で開催され、3年ぶりに梁川通りに店が並び、お祭りの賑わいが戻りましたが、期間中の6月21日(火)に、裏小樽バザールなるイベントが梁川通りの古い空き店舗で開催されていました。

緊急開催だったようで、あまり告知などはなかったようですが、たまたまTwitterで目にして、行ってきました(会場内の写真はありません)。

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子供たちが書いたと思われる、チョーク絵の案内がとっても可愛いいんです。

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で、目印のマネキンがインパクト大!!

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場所は梁川通りの以前、美容室が入っていた、築90年以上の古い建物で、ここでは昨年も“ウラオタルバザール”が開催され、昨夏には建物前でウラオタルBaza-Art(バザート)と建物内では奈良美智さんの作品展示会が開催され、その後も秋には闇小樽バザールなんてのも開催されたんですよね。

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建物内の写真はないのですが、古本、中古レコード、ハンドメイド小物などが出店され、似顔絵もありました。

個人的に、出店者の方とちょっと懐かしいお話もさせていただき、楽しい時間でした。

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そうそう、現在は、梁川通り沿いにある古い建物の保存と再生を目指すプロジェクトを「裏小樽モンパルナス」と名付けて、今回の建物もそう呼んでいるんですね。

その裏小樽モンパルナスとして初めて行うイベント「裏小樽映画祭」が、2022年7月29日(金)〜31日(日), 8月5日(金)〜7日(日)で開催されるとのことです。

裏小樽映画祭 in北海道 - パスマーケット
裏小樽映画祭(@uraotarueiga) • Instagram
オタルデエイガ(@otaru_de_eiga)/Twitter

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※参考:裏小樽映画祭のお知らせ(7/29~31.8/5~7 小樽梁川通り・裏小樽モンパルナス) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

いや〜、梁川通りでは、色々と面白そうなことが企画されてます。

※私が目にした、JeansShop LOKKIによる裏小樽バザール緊急開催のツイートがこちら。

【関連記事】
開催中のウラオタルBaza-Art(バザート)で8月21日・22日の2日間、梁川通りの路上にてイベント開催
ウラオタルBaza-Art(バザート)が梁川通りを中心に開催〜空き店舗で奈良美智さんの作品展示会開催中(8月11日〜8月29日)
ん!?今度はひっそりと「闇小樽バザール」が開催されていた!?
ゴールデンウィークのウラオタルバザールが5月1日・2日で開催!!〜梁川通りの空き店舗を活用したバザール第2弾
梁川通りの古い建物でウラオタルバザール開催!!〜3月13日・14日の2日間

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2022年6月22日 (水)

ニュースより/閉店していたクリハラベーカリーが破産手続き開始決定

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クリハラベーカリーの店名で、小樽市民にはお馴染みのベーカリーショップクリハラが、2022年6月13日(月)に札幌地裁小樽支部から破産手続き開始決定を受けたというニュースがありました。

2022年6月21日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていて、お店が閉まっていた入船十字街の本店にも、その旨を伝える告示書が貼られていました(これは読者さんから連絡いただきました)。

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残念ながら、やはりこういうことだったのですね…

クリハラベーカリーについては、このブログでも店舗が全て閉店してしまっている状況を確認して、詳細は分からなかったのですが、いったいどうなったの!?と記事に取り上げたんですよね。
※それがこちら:クリハラベーカリーはどうなったの!?【状況詳細未確認】

この記事は反響も大きく、その後、情報もたくさん寄せられました。情報を寄せてくださった皆さん、どうもありがとうございました。

ブログへの掲載は、公にアナウンスがあるのを待ってからと思っていたので、今回、新聞報道と閉店した店舗への告示書の掲示を受けて記事にしました(この点、情報をくださった皆さん、ご了承願います)。

ベーカリーショップクリハラは1978年創業とのことで、店名となっているクリハラベーカリーは、小樽市民にとってはとても親しみがあるパン屋さんですよね。

ニュースによると、近年は同業他社との競争激化などから業績が低迷し、加えて小麦などの原材料価格の高騰から採算が悪化していたそうです。

私が把握しているクリハラベーカリーの店舗としては、入船十字街の本店の他、新南樽市場と長崎屋地下1階にお店があったと思いますが、もちろん、いずれも閉店しています。

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残念ながら、どうなったのか気になっていたクリハラベーカリーは破産とのことで、寂しいですし、厳しいですね。

【関連記事】
クリハラベーカリーはどうなったの!?【状況詳細未確認】

【補足】
クリハラベーカリーと業務提携をしていた平野パンは営業していますが、タイミング的に一部店舗の閉店が重なり、ちょっと紛らわしい状況ですね。平野パンの店舗は現在、南樽市場内の南樽店、第1ビル店、長橋店があるのですが、改めて訪れてみようと思います。
ん?ベーカリーショップクリハラと平野パンが業務提携!?
あれ!?平野パン奥沢店が6月11日をもって閉店している!!

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龍宮神社のお祭り(例大祭)が6月20日〜22日の3日間で開催〜3年ぶりに賑わいが戻ってきました

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令和4年度の龍宮神社の例大祭が、6月20日(月)〜22日(水)の3日間の日程で開催されています。

久しぶりですね〜。今年は小樽に3年ぶりに、お祭りの季節が戻ってきてるんですよね。

小樽は例年、6月〜7月中旬にかけて毎週のようにどこかの神社で例大祭が行われるのですが、ここ2年はコロナ禍でお神輿や露店は軒並み中止となり、各神社では神事のみが執り行われるといった状況だったんです。

今年は感染対策に規模を縮小するなどしながらも露店を出す予定の神社も多く、龍宮神社でも今年は露店を出店しての開催となりました。お神輿も担がれ、距離を縮めて商店街を練り歩いたようです。

私も21日(火)の午後に、お祭りの雰囲気を味わいに行ってきました。

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龍宮神社のお祭りは、梁川通りにずらりと露店が並ぶんですよね。

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街中で行われるお祭りということもあって、いつもたくさんの人出があります。

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梁川通りにあるお店の屋台もあったりして、それもまた、商店街がお祭り会場になる、龍宮神社のお祭りならではなんですよね。

(あ〜、夜も楽しいだろうな〜)
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露店で賑わう梁川通りの途中から曲がって、龍宮神社に向かう竜宮通り沿いにも露店が少し並んでいます。

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そして、竜宮通りを上って、国道5号線沿いの鳥居をくぐり、さらに先にある階段を上って境内に向かいます。

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下からは神社の社殿は見えないんですよね。

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階段を上った先が境内で、右手に堂々とした社殿が建っています。

(階段を上ったら、ついつい振り返って見てしまいます)
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で、この時はちょうど社殿内で、国の重要無形民俗文化財に指定されている、松前神楽の奉納が執り行われる時間で、社殿前にはたくさんの人が集まっていました。

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龍宮神社は、幕末・明治に活躍し、ここ稲穂町一帯の土地を所有していた榎本武揚(えのもと たけあき)が建立したことでも知られる神社で、露店が並ぶ梁川通りは、榎本武揚の雅号の梁川(りょうせん)を訓読みにしたのが、名前の由来となってます。

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市民にとても馴染みがある龍宮神社の例大祭は、水天宮、住吉神社の例大祭と合わせて、小樽の三大祭りと呼んだりもします。

その龍宮神社のお祭りの賑わいが、3年ぶりに戻ってきました。残すは最終日のみです。天気が良いといいですね。

龍宮神社公式ウェブサイト

【関連記事】
※露店が並んだ前回、賑やかな2019年の様子です。
小樽はお祭りの季節!!〜龍宮神社のお祭り(例大祭)に行ってきました(2019年度)〜神輿の宮入は今年もすごい熱気
先日行われた龍宮神社例大祭の神輿宮入の様子をちょっとだけ(2019年)【動画】
※昨年(2021年)の静かな例大祭の記事です。
龍宮神社に行ってきました。6月20日〜22日の例大祭は今年(2021年)も神輿や露店は中止で神事のみ
※2020年は例大祭に合わせて、霊剣「流星刀」が一般公開されました、
龍宮神社で霊剣「流星刀」を観てきました〜6月21日の一般公開に長蛇の列(撮影禁止のため写真はありません)

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2022年6月20日 (月)

小樽築港駅前の国道5号線から水産高校前へとまっすぐと上る若竹町の勾配12%の坂道

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小樽は坂の街なので、街歩きをするといったら、それは坂道を歩く、といった感じで、とにかくあちこち坂ばかりなわけですが、そんな坂道の中 でも、ふと目に止まる坂道ってあるんですよね。

今回は、小樽築港駅前の国道5号線から、水産高校前へとまっすぐと上っていく坂道です。住所は若竹町です。

※写真は撮影年がばらばらなのでご了承を。

(坂の上から)
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こういう、まっすぐ続く坂道というのも、なんだか目に止まります。

この坂道は何度か歩いていて、先日も近くの潮見ヶ岡神社のお祭りの時に歩いたのですが、まだブログ未掲載だったんですよね。

水産高校前へとまっすぐと上る若竹町の坂道

上り始めに勾配12%の標識があります。
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上ります。
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振り返ってみたところ。
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(途中にも勾配12%の標識)
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途中、右手に小樽若竹郵便局のある通りがあります。この通りに入って向こう端に潮見ヶ岡神社があって、お祭りの時にはこの通り沿いに露店が並びます。

(坂の途中から右手に入る若竹郵便局のある通り)
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さて、坂を上っていくと、右手に小樽水産高等学校の校舎が見えてきます。

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立派ですね。

(途中でまた振り返ってみました)
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そして、途中に標識がありますが、この坂を上り切ったところでT字路にぶつかるので(ややY字ですね)、今回の坂道はここまでとなりますね。

T字路左手は平磯公園方面に向かう坂道で、右手は高架下を通る潮見台方面への抜け道に通じてます。

そして、T字路から振り返った風景がこちら。

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ウイングベイ小樽のスーパービバホームの看板と、その向こうの海も眺めることができますね。いい眺めです。

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ということで、小樽築港駅前の国道5号線から水産高校前へとまっすぐと上る、若竹町の勾配12%の坂道の様子でした。

【関連記事】
潮見ヶ岡神社のお祭り(例大祭)が6月4日・5日の2日間で開催〜小樽にお祭りの季節が戻ってきました

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2022年6月19日 (日)

あれ!?平野パン奥沢店が6月11日をもって閉店している!!

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先日、平野パン奥沢店の前を通ったら、閉まっている店舗に脚立をかけて、なにやら看板周りで作業をしている方を見かけたので、なんだろうとお店に近づいてみると…

なんと平野パン奥沢店は、2022年6月11日(土)をもって閉店していました。

閉店のお知らせの張り紙がありました(2022年6月18日撮影)。

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作業の方も閉店したことを教えてくれたのですが、いや〜全然、知りませんでした。

(看板を外していたのかな!?)
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平野パンといえば、あちこちにパンを卸している、小樽市民にはお馴染みのパン屋さんで、もともとシェルブールという直営のお店があったのですが、近年、店舗名も「平野パン」として、店舗名変更や新規店舗をオープンして、店舗展開をしていたんですよね。

ここ平野パン奥沢店は、その“平野パン”という店名の第1号として、2018年10月6日に新規オープンしていたのですが、残念ながら閉店となってしまったようです。
※オープン時の記事がこちら:新しいパン屋さんが奥沢町にできてる!!平野パン奥沢店が10月6日にオープンしてます

ちなみに、平野パン花園店は、建物の老朽化のため、今年の4月9日をもって閉店していますが、南樽市場内の南樽店は営業しています(あと、長橋店もありますね)。

平野パン|創業70年、小樽の老舗パン屋

【関連記事】
平野パン花園店が建物の老朽化のため4月9日をもって閉店【情報提供】
ん?ベーカリーショップクリハラと平野パンが業務提携!?
国道5号線沿いに新しいパン屋さん「平野パン花園店」がオープン!!ここはもとシェルブール。平野パンは奥沢店・長橋店に続き3店舗目

※補足
先日から、平野パンと業務提携をしていた、こちらも市民にお馴染みのクリハラベーカリー名義の店舗が全て閉店しています。色々と情報はいただいていますが(情報ありがとうございます)、まだ、公のアナウンスがないので、なにかしらの報道などが公にあったら、このブログでも取り上げたいと思っています、
クリハラベーカリーはどうなったの!?【状況詳細未確認】

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住吉神社の6月の花手水が始まってます〜ヒマワリとデルフィニウムを中心に黄色と青色で(6月18日〜28日)

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住吉神社6月の花手水が始まってます。

今年2回目となる2022年6月の開催期間は、6月18日(土)〜6月28日(火)までとなっています。

毎年、毎回素敵な花の飾り付けをしてくれているのは、松ヶ枝町のバス停前の小樽フラワー(@OtaruFlowerr)です。

今回は初夏の花手水として、ヒマワリとデルフィニウムを中心に、黄色と青色を半分ずつ、爽やかに、鮮やかに飾られてますね。元気が出ます。

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そういえば、昨年も6月はデルフィニウムをメインに、初夏のぴったりの爽やかなイメージでしたが、今年も素敵ですね。

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あっ、中心部分はハートだ!!

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それにしても、この住吉神社の花手水は、本当にすっかり大人気です。

実は、この日も花手水の周りには、たくさんの見学者が訪れていて、皆さん素敵な花手水の撮影をしていました。

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ということで、6月の花手水が始まってます。6月28日(火)までの開催なので、近くにお出かけの際は、見に行ってみてはいかがでしょうか。癒されます。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ
小樽フラワー(@OtaruFlower)/Twitter
小樽フラワー | Facebook

※小樽フラワーのツイートから。

【関連記事】
住吉神社の花手水が今年も始まりました〜2022年第1回目はガーベラ(5月13日〜5月23日)

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2022年6月18日 (土)

歴史的建造物の小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中(9月4日まで)

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小樽市公会堂に隣接して建つ、小樽市指定歴史的建造物でもある小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中です。

期間は2022年5月29日(日)~9月4日(日) までで、公開時間は9:00〜17:30となっています(夜間催事が開催される日もあります)。

小樽市能楽堂の見学は、公開期間中は基本無料です(有料や申込みが必要な催事もあります)。
※催事については、こちらを参考に。
小樽市能楽堂 夏季公開|お知らせ|小樽市民会館

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夏季限定の一般公開は、近年は恒例で行われていたのですが、確かコロナ禍でここ2年は公開していなかったので、3年ぶりの公開ではないでしょうか。

公会堂の外からは、能舞台は見ることができず、公会堂に入ってすぐ左に下への階段があるので、そこを下りて行くと、その先に能舞台があります(能舞台には上がれません)。

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旧岡崎家能舞台は、小樽の商人・岡崎謙が大正15年(1926年)に入船町の自宅中庭に建てたもので、後に舞台部分を切り離して市に寄贈、昭和36年(1961年)に小樽公園内の公会堂隣接の現在地に移築されています。

旧小樽区公会堂(現小樽市公会堂)も小樽市指定歴史的建造物ですが、もともと公会堂は現在の市民会館の場所に建っていて、昭和35年(1960年)に市民会館の建設に伴い、現在地に移築され、昭和36年の公会堂の移築拡張工事完成時に伴い、能舞台がここに移されたんですね。

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※小樽市能楽堂については、小樽市の公会堂のサイト内に説明が記載されていて、今回も参照させていただいています(サイトがリニューアルされてます)。
施設案内|小樽市公会堂

以前伺った話では、この能舞台を移築する際に、後ろの控え室(楽屋)がない状態で移築されてしまい、その点で正式な能楽堂とは呼べないそうで、そういう意味で“能舞台”ということになるそうです。

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以下は、小樽市HP内掲載の小樽市指定歴史的建造物建物概要からの引用です。

荒物雑貨商として財をなした岡崎謙が、大正15年、入船町の自宅中庭に建てたもので、後に市に寄贈され、昭和36年、公会堂隣接の現在地に移されました。
檜の舞台をはじめ、要所には佐渡産神代杉(じんだいすぎ)が用いられ、格式にのっとった能舞台で東北以北唯一のものといわれています。
鏡板の老松、唐獅子、若竹は狩野派17代秉信(もちのぶ)が描いたものです。
大正15年1月舞台開きを皮切りに、芸道研さんのため中央から再三家元を招いて能楽を開催したといわれます。
小樽市指定歴史的建造物 第12号 旧小樽区公会堂・旧岡崎家能舞台 | 小樽市

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ということで、とても歴史のある小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が、現在公開中ですので、興味のある方は、見にいってみてはいかがでしょうか。

そうそう、現在、市立小樽美術館では、特別展「小樽の能楽~旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界」が、2階企画展示室で開催されているので(こちらは7月10日まで)、併せて見るといいかもしれませんね。
※記事はこちら:小樽美術館で特別展「小樽の能楽~旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界」が開催中(7月10日まで)

小樽市公会堂

※参考:令和4年度小樽市能楽堂夏季公開(5/29~9/4)のお知らせ | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※コロナ禍で中止になる前の2019年とその前年の2018年の記事です。
小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中です。2019年度は9月1日まで
小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が2018年度の今年も夏季公開中です(9月9日まで)
※過去の公会堂に関する記事です。
小樽市公会堂(旧小樽区公会堂)と紅葉

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2022年6月17日 (金)

小樽美術館で特別展「小樽の能楽~旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界」が開催中(7月10日まで)

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市立小樽美術館では現在、特別展「小樽の能楽~旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界」が、2階企画展示室で開催されています。

会期は2022年5月14日(土)~7月10日(日)までで、開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)です(休館日は毎週月曜日)。

(展示の写真はありません)
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小樽には現在、小樽市指定歴史的建造物でもある旧岡崎家能舞台が、小樽市公会堂に隣接して建っています。

旧岡崎家能舞台は、小樽の商人・岡崎謙が大正15年(1926年)に入船町の自宅中庭に建てたもので、後に舞台部分を切り離して市に寄贈、昭和36年(1961年)に旧小樽区公会堂とともに小樽公園内の現在地に移築されています。格式にのっとったこの能舞台は、東北以北唯一のものといわれているそうです。
※参照:小樽市指定歴史的建造物 第12号 旧小樽区公会堂・旧岡崎家能舞台 | 小樽市

※現在、小樽市公会堂に隣接する小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中です(9月4日まで)。併せて見に行くといいかもしれませんね。

(公会堂に隣接する旧岡崎家能舞台)
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で、小樽の能楽文化を紹介するこの特別展では、岡崎家ゆかりの品々として多彩な装束・謡本・扇子類、駒木定正氏による能舞台の建築模型・設計図、さらには能面作家の外沢照章氏制作の様々な能面などを展示しています。

また、旧岡崎家能舞台の再建を目指し、小樽の能楽文化を広めるために様々な活動をしている、この特別展を共催する「旧岡崎家能舞台を生かす会」を立ち上げた、前会長の故三ツ江匡弘氏の活動も紹介しています。

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以下小樽市HP掲載の開催趣旨からの引用です。

小樽はもとより北海道に能楽文化を根付かせる原動力となった歴史的能舞台「旧岡崎家能舞台」にちなみ岡崎家ゆかりの品々、多彩な装束、謡本、扇子類と、駒木定正氏による能舞台の建築模型・設計図、外沢照章氏制作の能面の数々を展覧。
あわせて、小樽に能楽を根付かせた岡崎謙氏の業績とその心を現代に伝えようとした三ツ江匡弘氏の活動を紹介いたします。
特別展 小樽の能楽~旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界 | 小樽市

ということで、小樽美術館で開催中の特別展「小樽の能楽~旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界」についてでした。小樽にはこういう文化も根付いていたんですよね。

※当特別展の見学には入館料が必要です。
観覧料:一般700円、高校生・市内高齢者(70歳以上)350円、中学生以下・障がい者無料。
※団体料金、文学館との共通観覧料など、詳しくはこちら:特別展 小樽の能楽~旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界 | 小樽市 ※当特別展の講演会などの関連事業は終了しています。

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※参考
小樽の能楽―旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界開催(小樽ジャーナル)
・2022年5月23日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
市立小樽美術館…「小樽の能楽~旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界」に行ってきました(6/5) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※その他の関連ニュース
小樽の能楽関連事業 能面展示替え解説会開催(小樽ジャーナル)
市立小樽美術館…「能面作家・外沢照章 公開展示替え・解説会」に行ってきました(6/11) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2022年6月7日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(旧岡崎家能舞台を生かす会会長・遠藤友紀雄さん)

【関連記事】
小樽市能楽堂(旧岡崎家能舞台)が夏季公開中です。2019年度は9月1日まで

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2022年6月16日 (木)

小樽公園の見晴台に建つ「小樽八名所」の石碑

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小樽公園の見晴台に「小樽八名所 小樽公園」と書かれた石碑が建っています。

場所は見晴台のベンチの向こう側で、眺めのいいところです。

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この小樽八名所の石碑については、先日の記事手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」で紹介したんですよね。

小樽八名所については、以前、小樽市総合博物館運河館で開催された、1950年代の小樽の名所について紹介するトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」で紹介されていて、初めて知りました(その記事はこちら:小樽市総合博物館運河館でトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」開催中!!)。

で、小樽八名所は、昭和27年9月の北海タイムスに掲載された、景勝地投票として一般からの投票によって選ばれた小樽の名所なんですね。

その中で7位だったのが小樽公園で、どうやらその選定記念の石碑のようです。

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石碑の裏には「昭和二十七年九月四日 選定 小樽市 北海タイムス社」と、手宮公園の石碑と同じ文言が書かれています。

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実はこの小樽公園の石碑については、以前からなんなのかな!?と思っていたんですよね。

今回、手宮公園に建つ石碑の記事を書いていて、“あれ!?そうえいば小樽公園にも同じような石碑があったな!!”と、この石碑がなんなのかが繋がったわけです(建った年月日は表記されてませんね。そもそも昔からここにあったのかな?)。

ちなみに、小樽八名所は手宮観光地ラインと小樽公園の他、天狗山金比羅、オタモイ、五百羅漢、銀鱗荘、豊楽荘、松山逍遥道路が選ばれているのですが、古い石碑ですが、他にもまだ残っているところがあるのかな!?

(トピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」より)
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(石碑は一部欠けてます)
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ということで、小樽公園の見晴台にも建っていた、小樽八名所の石碑についてでした。

【関連記事】
小樽市総合博物館運河館でトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」開催中!!
手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」

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水天宮のお祭り(例大祭)が6月14日〜16日の3日間で開催〜久しぶりに賑わいが戻ってます

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水天宮のお祭りの賑わいが、3年ぶりに戻ってきています。

令和4年度の水天宮の例大祭が、6月14日(火)〜16日(木)の3日間の日程で開催され、今年は3年ぶりに露店が並んでます。

小樽は6月〜7月中旬にかけて、例年、毎週のようにどこかの神社で例大祭が行われるのですが、ここ2年はコロナ禍でお神輿や露店は軒並み中止となり、各神社では神事のみが執り行われるといった状況だったんですよね。

今年は感染対策に規模を縮小するなどしながらも露店を出す予定の神社も多く、水天宮でも今年は露店を出店しての開催となりました。

露店は花園公園通りの花園銀座商店街との交差点から、水天宮に向かって鳥居の先まで続いています。

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私は2日目の15日午後に行ってきましたが、平日の昼間ということもあって、まだ人出はそれほどでもなかったのですが、時間と共に徐々に子供たちが集まってきていましたよ。

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(露店の出店数は例年より少ないようです)
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露店が途切れ、いつもの急な階段を上って境内へ向かいます。

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階段を上ったら、やはり振り返らずにはいられませんね、この風景。

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そして、境内です。
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境内でも3年ぶりに、ステージが組まれて久しぶりのカラオケ大会も開催されたようで(14日と15日のみの開催)、例年のようにビアガーデンのようになってます。

(まだ、時間が早かったようですね)
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水天宮の趣ある社殿は、大正8年(1919年)建築で、本殿、拝殿が小樽市指定歴史的建造物となっています。

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そうそう、水天宮のお祭りに合わせて、近くの花園銀座商店街では、おなじみの水天市が開かれています。

お祭りの3日間は、通りを14時から歩行者天国にして、ビアガーデンや路上パフォーマンスが行われています。

(花園銀座商店街)
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(夜になったら賑わうんでしょうね〜)
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花銀加盟店で500円以上の買い物でスタンプがもらえる、花銀水天市スタンプラリーも開催されていて、花銀共通商品券が当たるそうですよ。スタンプラリーは6月30日(木)までの開催となっています。

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ということで、久しぶりに賑わいが戻った、水天宮のお祭りの様子でしたが、小樽の市街地で開催される水天宮のお祭りは、市民にとても馴染みがあり、小樽のお祭りの中でも、龍宮神社、住吉神社の例大祭と合わせて、小樽の三大祭りと呼んだりもします。

で、この水天宮のお祭りが、その中で最初に開催されるんですよね。

水天宮のお祭りは、最終日を残すだけとなりましたが、ちょっと天気が心配です。晴れるといいですね。

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小樽にお祭りの季節が戻ってきました。

※参考
小樽三大祭り水天宮例大祭スタート! 花銀商店街も水天市(小樽ジャーナル)
水天宮例大祭、露店も出て賑わっていました(6/14) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※露店が並んだ前回、賑やかな2019年の様子です。
小樽はお祭りの季節!!〜水天宮のお祭り(例大祭)に行ってきました〜鳳輦の様子も(2019年度)
※昨年(2021年)の静かな例大祭の記事です。
水天宮のお祭り(例大祭)は今年(2021年)も神輿や露店は中止で神事のみ

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2022年6月15日 (水)

ニュースより/クルーズ船の小樽港への寄港が再開へ

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新型コロナウイルス感染症の影響によって、2019年(平成31年/令和元年)を最後に、昨年、一昨年と2年連続で小樽港へのクルーズ船寄港はありませんでした。

その小樽港へのクルーズ船の寄港が再開するというニュースが、2022年6月14日北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、7月から再開するということで、2年10ヶ月ぶりの復活ということになるんですね。

現在の予定では、7月9日(土)の「ぱしふぃっくびいなす」が最初で、その後9月上旬までに「にっぽん丸」が5回予定していて、合計6回の寄港が予定されています。停泊ふ頭はいずれも第3号ふ頭の予定です(冒頭の写真は2018年のぱしふぃっくびいなす)。

全て日本の船で、外国船の寄港については、まだめどが立っていないとのことです。

クルーズ船の寄港は、地域経済の活性化にもつながるということで、地元関係も期待を寄せているのですが、2019年には延べ29回の寄港があったのですが、それが0(ゼロ)になってしまいましたからね。

一般市民にとっても、小樽港に巨大で豪華なクルーズ船が停泊している光景は、なかなか見応えがあって、楽しめるものです。あっ、ただし、今年は感染対策として、岸壁への立ち入りは禁止になるそうです。

今回の停泊は第3号ふ頭とのことですが、であれば、きっと小樽駅前からまっすぐ続く中央通りの先にその巨大な姿を見ることができますし、市内あちこちの高台からも見られたりして、そんな光景もなかなかいい眺めです。

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まずは、再開が決定したクルーズ船の小樽港への寄港ですが、このまま予定通りに来てもらえるといいですね。

小樽港クルーズ寄港情報は、小樽市HP内に詳しく掲載されていますので、2022年寄港予定の詳細を確認したい方は、こちらから。
小樽港クルーズ寄港情報 | 小樽市

※少し前の新聞報道(2022年3月8日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄)では、当初は外国船の打診もあったとのことでしたが、なくなったのですね。
※参照:2019年小樽港クルーズ船寄港実績 | 小樽市

【関連記事】
小樽港クルーズ船寄港中止が相次ぎ、小樽市HPの寄港予定の掲載も休止に
※小樽港に寄港したクルーズ船の様子を紹介した記事は、カテゴリー「クルーズ船の風景」にまとめてます。

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2022年6月14日 (火)

手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」

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手宮公園の入口に「小樽八名所 手宮観光地ライン」という石碑が建っています。

手宮公園は斜面にありますが、公園に向かって上る坂道(励ましの坂とも呼ばれますね)の途中を右折して、公園斜面下から公園内に入っていく道路脇に、静かに建っています。

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表に「小樽八名所 手宮観光地ライン」、裏には「昭和二十七年九月四日 選定 小樽市 北海タイムス社」と書かれています。

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この「小樽八名所 手宮観光地ライン」という石碑については、だいぶ前なんですが、小樽市総合博物館運河館で開催されたトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」で紹介されていて、初めて知ったんです。
※そのトピック展についてはこちらの記事で:小樽市総合博物館運河館でトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」開催中!!

その後、小樽観光協会の観光案内所ブログ記事「小樽八名所手宮観光地ライン認定記念碑(昭和27年)をみつけました | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」」でも紹介されていて、気になっていたのですが、先日、ようやく実際に見に行ってきたというわけです。

トピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」は、主に1950年代の小樽の名所について紹介する企画展で、「小樽八名所」は昭和27年9月の北海タイムスに掲載されていたもので、その中で3位が「手宮観光地ライン」だったんですね。

(トピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」より)
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で、その選定記念の石碑が、手宮公園の入口に建つ、今回の石碑なんですね。

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ちなみに、小樽八名所は、天狗山金比羅、オタモイ、手宮観光地ライン、五百羅漢、銀鱗荘、豊楽荘、小樽公園、松山逍遥道路の順となっているのですが、う〜ん、他にも記念碑が存在するのかな!?あっ、確か小樽公園にもあった!!今度改めて見てきますね。

トピック展でのもう一つの「小樽八景」は、昭和27年に観光パンフレット「港おたる」(小樽観光協会)に掲載されたもので、そこでも手宮観光地ラインは選ばれているので、よほど人気の名所だったのでしょうね。

では、手宮観光地ラインとは、どういったラインなのか!?と、実は肝心のところがよく分からなくて、トピック展の時にも「手宮観光地ライン」は“手宮公園一帯の通称か!?”という表現で、明確な範囲は分からないようです。

(トピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」より)
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ということで、手宮公園の入口に建つ石碑「小樽八名所 手宮観光地ライン」についてでした。

【関連記事】
小樽市総合博物館運河館でトピック展「魅力再発見!小樽八景・八名所」開催中!!

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2022年6月13日 (月)

小樽市総合博物館運河館でトピック展「日本鉄道150年 鉄道模型に見る蒸気機関車の発展」(7月28日まで)

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小樽市総合博物館運河館で、トピック展「日本鉄道150年 鉄道模型に見る蒸気機関車の発展」が開催中です。

開催期間は2022年4月2日(土)から始まっていて、7月28日(木) までとなっています。運河館の開館時間は9:30〜17:00です。

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1872年(明治5年)に日本最初の鉄道、新橋〜横浜間が開通してから、今年で150年になるということで、日本の蒸気機関車のあゆみを、小樽出身の鉄道愛好家・木村恒興(きむらつねおき)氏が製作した、OJゲージ(縮尺45分の1)の精巧な鉄道模型で紹介しています。

展示は運河館の第一展示室の途中にあるウインドウ内で、そこに北海道最初の機関車「義経号」や、博物館本館に展示のC12形などを含めた鉄道模型18両が展示されています。

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本当に精巧にできていて、特に鉄道ファンでなくても、蒸気機関車に詳しくなくても、見入ってしまいますし、見ていて楽しいですね。

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ということで、小樽市総合博物館運河館で開催中のトピック展「日本鉄道150年鉄道模型に見る蒸気機関車の発展」についてでした。運河館のトピック展は、小規模ながら毎回とても興味深い企画展を開催しているんですよね。

運河館トピック展 | 小樽市
小樽市総合博物館 | Facebook

【入館料について】
※見学には入館料が必要です。
運河館の入館料は、一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
その他、本館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※運河館は無休です。

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※関連ニュース
総合博物館運河館トピック展 蒸気機関車のあゆみ(小樽ジャーナル)
・2022年4月4日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽市総合博物館運河館…トピック展「日本鉄道150年鉄道模型に見る蒸気機関車の発展」(4/2~7/28)に行ってきました | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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祝津の日和山灯台と周辺の眺め〜日和山灯台の敷地が開放されています

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祝津の高台に建つ日和山灯台といえば、すぐ近くにある小樽市鰊御殿と共に、祝津のシンボル的な建物ですよね。

日和山灯台は内部は公開されていませんが、現在、敷地が一般開放されていて、周囲を歩くことができます。

ということで、先日、行ってきました。

(小樽市鰊御殿と共に高台に建つ日和山灯台)
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日和山灯台の建つ場所は高島岬になるのですが、高台にあるため、周囲の眺めもいいんですよね。

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日和山灯台の初点灯は明治16年(1883年)10月15日と古く、北海道では納沙布岬灯台に次いで2番目に初点灯された灯台とのことなんですね。

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最初は白色の木造六角形の灯台だったそうで、昭和28年(1953年)に木造から、現在のコンクリート造に建替えられ、昭和43年(1968年)に、今と同じ赤白のツートンカラーになったそうです。

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日和山灯台は、日本遺産「北前船寄港地・船主集落」において、小樽市の構成文化財のひとつに認定されているんですよね。2019年には、33年ぶりに大改修及び敷地整備を行っています。
※参照
ストーリーの概要と構成文化財(北前船) | 小樽市
荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 | 日本遺産ポータルサイト

今年(2022年)の日和山灯台敷地構内の開放期間は、11月30日(水)までとのことです(現在の管理は小樽海上保安部)。
※参照:2022年度 日和山灯台の敷地構内常時開放のお知らせ(3.31~11.30) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

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そして、こちらが日和山灯台周辺からの眺めです。

(おたる水族館側)
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(左はトト岩)
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(祝津の前浜側)
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(灯台近くにちょっとした展望場所があります)
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(少し手前の離れたところにも、展望場所があります)
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(展望場所は、右手にちょっとだけ灯台の先端が見え位置です)
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(迫力ありますが、ちょっと怖い…)
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ということで、久しぶりに上ってきた、高台に建つ日和山灯台の様子と、その周辺からの眺めでした(いい眺めですが、高いところはちょっと足がすくみます…)。

※参考
日和山灯台 | おたる祝津たなげ会
日和山灯台 - Wikipedia
日和山灯台 (小樽海上保安部)
海の安全情報(沿岸域情報提供システム)(海上保安庁)

【関連記事】
※以前、一般公開された時の記事がこちら。内部の写真もあります。
祝津の日和山灯台が6月1日・2日に一般公開されていたので見に行ってきました
※過去の日和山灯台関連記事。
日和山灯台
小樽海上保安部から日和山灯台の空撮動画が公開されています。日和山灯台VRツアーも
祝津パノラマ展望台から眺める祝津の海はやっぱり青くて綺麗でした
祝津の海に波が打ち寄せる風景と祝津の高台の建物があったと思われる空き地
※今回の祝津関連記事。
祝津のニシン漁場建築を巡ってきました〜小樽市鰊御殿・旧近江家番屋・旧白鳥家番屋・旧茨木家中出張番屋・恵美須神社
「第12回おたる祝津にしん群来祭り」が祝津の前浜で3年ぶりに6月4日・5日の2日間で開催

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2022年6月12日 (日)

小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)が6月10日(金)〜12日(日)の3日間で開催

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今年は小樽に、3年ぶりにお祭りの季節が戻ってきています。

6月10日(金)〜12日(日)の3日間は、令和4年度の小樽稲荷神社例大祭手宮まつり)が行われています。

例年、小樽は6月から7月中旬にかけて、毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われるのですが、ここ2年はコロナ禍で、お神輿や露店は軒並み中止となり、各神社では神事のみが執り行われるといった状況だったんですよね。

そんな中、今年は感染対策に規模を縮小するなどしながらも露店を出す予定の神社も多いようです。

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小樽稲荷神社の例大祭(手宮まつり)も、露店の数を減らしているそうで、かつぎ神輿やカラオケ等のイベントは中止となっています。

ちなみに、小樽稲荷神社の場所は、手宮公園への急な坂道(励ましの坂とも呼ばれますね)を上り切ったところに建つ神社で、例大祭の神事はそちらで執り行われていますが、手宮まつりの露店などが並ぶのは、十間通りとその先の能島通りにかけてです。

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すいません、今回は小樽稲荷神社までは行きませんでした(汗)

(この先の坂道を上り切ったところに小樽稲荷神社)
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いや〜、賑やかにお祭りが行われていました。

久しぶりのお祭りに、地元の子供たちや親子連れなど皆さん、楽しそうにしていました。

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※関連ニュース
小樽稲荷神社例大祭 3年ぶりに露店出店(小樽ジャーナル)
令和4年度小樽稲荷神社例大祭(てみやまつり)に行ってきました(6/10) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
※過去記事から。
小樽はお祭りの季節!!てみや祭(小樽稲荷神社の例大祭)に行ってきました(2018年度)
※小樽稲荷神社関連の記事から。
手宮緑化植物園・手宮公園・小樽稲荷神社の紅葉(10月24日の様子)【小樽の紅葉2021】
趣きある小樽稲荷神社の林は小樽市指定保全樹林〜紅葉にはもうちょっとでした

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2022年6月11日 (土)

祝津のニシン漁場建築を巡ってきました〜小樽市鰊御殿・旧近江家番屋・旧白鳥家番屋・旧茨木家中出張番屋・恵美須神社

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祝津はかつてニシン漁でとても栄えた地区で、現在も当時の繁栄を今に伝えるニシン漁場建築を多数見ることができます。

先日の6月4日・5日に、3年ぶりに祝津前浜で「第12回おたる祝津にしん群来祭り」が開催されたのですが、このイベント期間中、例年のことですが、今年も祝津の北海道有形文化財の小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)と、小樽市都市景観賞受賞建築物の旧茨木家中出張番屋が入館無料となっていたのでいってきました。

どちらも、以前に何度かブログに掲載しているのですが、久しぶりだったので、その際に立ち寄った、恵美須神社などと併せてその様子を紹介しますね。

小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)

祝津の高台に建つ祝津のシンボルのような建物が、北海道指定有形文化財の「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)です。

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もともとこの高台にあったわけではなくて、明治30年(1897年)に西積丹の古宇郡泊村に建てられ、昭和33年(1958年)に当時創立70周年を迎えた、北海道炭鉱汽船株式会社が現在地に移築復元し、移築後に小樽市に寄贈したものなんですね。

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建物内では、ニシン漁やニシン加工に使われた道具類、ニシン番屋で生活していた人々の生活用具や写真なども展示されています。

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令和4年度の開館期間は、4月9日(土)〜11月23日(水・祝)の午前9時〜午後5時(10月17日からは午後4時閉館)で、入館料は一般300円です。
※参照
小樽市鰊(にしん)御殿(北海道有形文化財) | 小樽市
小樽市 鰊御殿(にしん ごてん) | おたる水族館

※関連記事:小樽・祝津の高台に建つ北海道有形文化財「小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)

旧近江家番屋

小樽市鰊御殿の建つ高台への上り口に建つ、かなり老朽化が目立つ番屋建築が建っているのですが、ここは旧近江家番屋です。

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祝津でよく知られたニシン漁場建築といえば、御三家とも呼ばれる三大網元の青山家、茨木家、白鳥家に関する建物、そして小樽市鰊御殿ですが、それらに比べて、旧近江家番屋については、一般に紹介されることがほとんどなく、内部も公開されていません。

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祝津で最も古い番屋の形を伝えているそうです。
※参考:歴史的建造物 | おたる祝津たなげ会

数年前に屋根が塗り直されたのですが、またすっかり錆びてしまってますね。

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※関連記事:小樽・祝津の古い番屋の形を伝える「旧近江家番屋」

旧白鳥家番屋

こちらは、祝津の三大網元のひとつ、白鳥家の小樽市指定歴史的建造物でもある「旧白鳥家番屋」です。

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おたる水族館の駐車場手前の道路沿いに建っていて、以前は「群来陣(くきじん)」という郷土料理店として活用もされていました。

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閉店後もイベント時に一般公開されていたこともあるのですが、現在は公開されていないんですよね。

ここは、今後どうなるのか、ちょっと気になりますね。

※参考:小樽市指定歴史的建造物 第62号 旧白鳥家番屋 | 小樽市

建物内の様子などは、以前の一般公開時に訪れた際のこちらの記事に掲載してますので、参考まで。
※関連記事:小樽・祝津を代表するニシン漁場建築の「旧白鳥家番屋」は小樽市指定歴史的建造物

旧茨木家中出張番屋

こちらは、祝津の三大網元のひとつ、茨木家の旧茨木家中出張番屋(いばらぎけなかでばりばんや)です。

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明治後期に建てられたというこの木造平屋建ての建物は、茨木家が漁夫の住宅として建てた建物で、2010年(平成22年)6月に修復工事を完了して、現在、一般公開されています。

第19回(平成23年度)小樽市都市景観賞を受賞しています。

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建物内に入って左手には、広い部屋の壁際に添って、漁夫が寝泊りする"ネダイ(寝台)"というのが設けられてます。

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2022年度の今後の一般公開日程は、祝津たなげ会のサイト「茨木家中出張番屋の一般公開は4月29日から | おたる祝津たなげ会」に掲載されています(基本は金・土・日と祝日のようですが、土・日に変更になることもあるようなので注意です)。

開館時間は11:00~15:30までで、見学寄付金(番屋維持管理費)として、入場料200円(中学生以下無料)となっています。

※参照:茨木家中出張番屋 | おたる祝津たなげ会

近くには、ひときわ立派で歴史を感じさせる、その茨木家の住宅(旧茨木輿八郎番屋)もあるのですが、現在も個人所有の住宅ということもあって、もちろん公開などはされてなく、今回も立ち寄りませんでした。

※参考:歴史的建造物 | おたる祝津たなげ会

※関連記事
小樽市都市景観賞受賞の祝津のニシン漁場建築「茨木家中出張番屋」
小樽・祝津の三大網元のひとつ茨木家の住宅〜茨木宅(旧茨木輿八郎番屋)

恵美須神社

旧茨木家中出張番屋の建物の横には鳥居が建っているのですが、これは恵美須神社の鳥居で、覆堂に収められている恵美須神社の本殿は、文久3年(1863年)建立とのことで、小樽市指定歴史的建造物です。

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ここからジグザグに細い坂道を上り、小高い山の上までいくと、恵美須神社の小さな社殿が建っています。

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境内には、小樽市の保存樹木に指定されているクワとイチイとがあります。

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※参照
小樽市指定歴史的建造物 第58号 恵美須神社本殿 | 小樽市
保存樹木等の指定一覧 | 小樽市

※関連記事:恵美須神社

おわりに

ということで、久しぶりに祝津の歴史あるニシン漁場建築などを巡ってきました。

やっぱり祝津は面白いですね。

おたる祝津たなげ会

【関連記事】
祝津のニシン漁場の建築物「番屋」と恵美須神社
「第12回おたる祝津にしん群来祭り」が祝津の前浜で3年ぶりに6月4日・5日の2日間で開催

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2022年6月10日 (金)

平磯公園に向かう道路沿いに気になるお店が並んでる(すいません、まだ入ってませんが…)〜古着屋STORAGE/Storage Cafe/花論珈琲茶房【情報提供】

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若竹町平磯公園に向かう坂道の道路沿いに、何やら気になるお店が3軒並んでいます。

すいません、まだどのお店にも入ったことはないのですが、実は複数の読者さんから、ここに新しく面白そうなお店ができていると情報をいただいていたんです。

で、先日、この道路の前を通る機会があって、そのお店を見てきたので、せっかくだから、お店の紹介だけでもしようと思います。

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古着屋STORAGE(ストレージ)とStorage Cafe(ストレージ・カフェ)

まず、手前のお店が「古着屋STORAGE(ストレージ)」という、ストリートスタイルに特化した古着屋さんとのことで、2020年8月7日にオープンしているようです。

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で、同じ建物の2階にもう1軒お店が入っているようで(反対側に入り口がありました)、こちらが「Storage Cafe(ストレージ・カフェ)」ということですが、ん?古着屋と同じ“ストレージ”という店名ですね。

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どうやら、1階の古着屋STORAGEと同じ、レッドスターカンパニーという会社が運営するお店で、こちらは2022年4月29日オープンしたばかりですね。

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ストレージ・カフェは、アメリカン雑貨とカフェが融合したスペースとなっているということで、カフェのメインメニューは”Sloppy Joe(スラッピージョー)”というアメリカ生まれの一見変わったハンバーガー、ということだそうですが、どんなのかな。

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※お店情報は2022年6月時点でのものです。
【古着屋STORAGE店舗情報】
営業時間:13:00〜19:00
定休日:毎週月曜・木曜(祝日除く)
※参照:STORAGE | 株式会社レッドスターカンパニー

【Storage Cafe店舗情報】
営業時間:11:30〜19:00(フードLO 18:30)
定休日:毎週月曜・木曜(祝日除く)
※参照:Storage Cafe | 株式会社レッドスターカンパニー
※食べログ情報:ストレージ カフェ

株式会社レッドスターカンパニー

花論珈琲茶房 小樽築港店

さて、坂道の少し先にもう一軒、シンプルな外観のお店があります。

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こちらは、2022年4月29日にオープンした「花論珈琲茶房 小樽築港店」です。

花論(カロン)珈琲茶房は、札幌にあるカフェなんですね。

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まだ、行ったことがないので、雰囲気は分かりませんが、サイトを見ると、とてもおしゃれお店のようですね。
4/29(金) 花論珈琲茶房 小樽築港店 New Open | 花論珈琲茶房 贅沢な時の流れと癒し…

ちなみに、読者さんから教えてもらったのですが、以前、ここにはLARGE(ラルジュ)というカフェが入っていたそうですね。

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【店舗情報】(お店情報は2022年6月時点でのものです)
営業時間:14:00~22:00(LO 21:30)
定休日:水曜日定休(2022年6月1日~)
※参照:Shop | 花論珈琲茶房 贅沢な時の流れと癒し…
※食べログ情報:花論珈琲茶房 小樽築港店

花論珈琲茶房 贅沢な時の流れと癒し…

おわりに

ということで、まだ行ってはいないのですが、平磯公園に向かう若竹町の道路沿いに、なんとも気になるお店が並んでいます。カフェは両店ともに、4月29日にオープンなんですね。

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ここはかなり高台を走っている道路なので、道路脇からでも、小樽築港の先に広がる小樽港の眺めがいいんですよね。なので、きっと各店内からの眺めは抜群でしょうね。

(近くの道路沿いから眺められる小樽港)
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各お店には、機会があったら、行ってみたいですね。

※情報提供をありがとうございました。

【関連記事】
小樽市重要眺望地点の平磯公園から小樽の街と港を眺める

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2022年6月 9日 (木)

ニュースより/閉店した銭湯「小町湯」の建物の活用に向けて小樽民家再生プロジェクトが借り手募集〜このままでは今冬までに解体予定

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2021年10月24日をもって、惜しまれつつ閉店した、道内最古とも言われた信香町の銭湯・小町湯の建物について、とても気になるニュースがありました(写真は閉店後の2022年4月撮影)。

小町湯の築90年になる、あのとっても趣ある建物を保全・活用しようと、小樽のNPO法人小樽民家再生プロジェクトが動き出したとのことです。

2022年6月8日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

ニュースによると、明治期から開業していたというこの小町湯ですが、現在の建物は、1932年(昭和7年)頃に建てられたものだそうで、建物の老朽化も進み、建物の所有者が今冬までの取り壊しを決めていたとのことなんですね。

そこで、小樽民家再生プロジェクトが、この歴史ある建物を保全、活用したいと所有者に申し出て、解体回避の可能性を模索しようと、借り手の募集を始めたということなんですね。

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小樽民家再生プロジェクトというと、現在は歴史的建造物の旧寿原邸の利活用を推進・運営していますが、小樽の空き家となった民家、古民家の保護、再生に向けて様々な活動を行なっていて、小樽への移住希望者に対しての情報提供も行っているんですよね。

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すでに、小町湯の建物内部の見学会も実施していて、その際には、銭湯にとても詳しい、まち文化研究所主宰の塚田敏信さんによる案内もあったそうです。

小町湯の建物の歴史や特徴については、小樽民家再生プロジェクトのサイトに、その塚田敏信さんによる詳しい紹介が掲載されています。
小町湯 | NPO法人 小樽民家再生プロジェクト

建物内には、浴槽や番台がそのまま残っているそうですが、どのように活用するか、活用できるか、というのも気になるところですよね。

建物の耐震性の調査や改築に必要な費用などは、やはり借り手の負担になるとのことです。

今冬までに借り手が見つからない場合は、予定通りに解体される見通しとのことなので、なんとか、小樽の文化を伝えてきた、この歴史ある建物を有効に活用してくれる借り手が現れてくれるといいですね。

NPO法人 小樽民家再生プロジェクト | 「小樽民家」を通して「観る・遊ぶ・住む」をサポートします

※参考:Npo法人小樽民家再生プロジェクト | Facebook

【関連記事】
惜しまれつつ閉店した信香町の銭湯・小町湯(2021年10月24日をもって閉店)
現存する道内最古の銭湯とも言われる「小町湯」が10月24日(日)をもって閉店
気になる建物/レンガ造りの煙突が目に止まる銭湯「小町湯」の建物と三〼(さんます)河本そば屋の話

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2022年6月 7日 (火)

若竹郵便局が冬に移転していた

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小樽若竹郵便局(若竹町)が、冬に新築移転しているんですよね。

実は以前、読者さんにいち早く、若竹郵便局の移転情報を教えてもらっていたのですが、先日、やっと新しい郵便局を見てきました。

日本郵便のサイトをみると、2022年2月14日から、新しい店舗で営業しています。
移転:小樽若竹郵便局(北海道) - 日本郵便

移転前の場所からは、通りを挟んですぐ近くです(約50m先)。

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(ここの少し後ろに以前の店舗がありました)

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ちなみに、今回撮ってきた、移転前の建物がこちらです。

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移転前の営業時の写真がなかったので、Googleマップのストリートビュー(2019年6月)からです。

現在、旧店舗には張り紙があって、どうやら解体されるようですね。

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ということで、遅ればせながら、若竹郵便局の移転について書き留めておきました。

郵便局も移転するんですね。

※移転についてのプレスリリースがありました。
小樽若竹郵便局(北海道)の新築移転(pdf)

※情報提供をありがとうございました(掲載遅れてすいませんでした)。

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※現在の場所はここ。

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2022年6月 6日 (月)

住ノ江の坂の上の熊野十二社大神の石柱が建っていた場所が更地に

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 住ノ江2丁目の坂を上っていったとある場所に、熊野十二社大神の石柱が建ち、灯籠や手水舎が残っていたスポットがあったのですが…

すっかり更地になっていて、何もなくなっています。

実は、このことはTwitterでホープ・ワン おたるさん(@Otaru_Hope_One)がツイートしていて知りました。

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(階段を上った先は更地に。いつ工事があったのかは分かりません)
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では、ここがどのような場所だったのか、過去の写真で紹介しますね。

その前にまず場所ですが、入船十字街近くの住之江会館の前を緩やかに上る、途中に地域の目印にもなっている火の見やぐらの建つ坂道があって、ここを上っていくと、まっすぐ続く坂道は急勾配になって、その先で左に曲がっています。

※以下の写真は2016年10月に現地に訪れた時の写真です。

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この坂道を道なりに左に曲がった先に、右手に階段が見えてきて、ここがその場所です。

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今も階段は残っていましたが、以前は、この階段の横に熊野十二社大神と書かれた石柱が建ち、階段を上った先に、かつて境内だったと思われるスペースが少しあって、以前見に行った時には、ここに灯籠や手水舎があったんですよね(使用はされてないようでした)。

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石柱には、真ん中に熊野十二社大神、小さく右に赤岩白龍大神、左に猿田彦大神と書かれていました。

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階段を上ると、灯籠や手水舎があったんです。
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ただ、以前見に行った時も、社殿や拝殿と思われる建物はなく、一般の住宅のような建物があったために、それ以上立ち入るのは控えました。

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ちなみに、2016年に上記写真を取った際の熊野十二社大神について書いた記事がこちらです。
住ノ江町の坂を上って左折した先にあった熊野十二社大神

こちらは、その後の2019年7月に訪れた時の写真ですが、なんだか草木が茂って荒れていました。Otaru_20190718-135744

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で、今回、石柱含めて、神社の痕跡はすっかり何もなくなり、結局、ここの熊野十二社大神については神社としての詳細は分かりませんでした。
※参考
熊野神社 - Wikipedia
十二所神社 - Wikipedia

そういえば、5月19日にこの前の道路の一本上の、住吉神社から続く道を歩いたのです、その際、ちょうどこの場所の工事を行っていたんですよね。上から見ると、ここが熊野十二社大神のスポットだとは気づかなかったのですが、解体工事だったのかな。

ちなみに、今回、更地の様子を、上からも見てきたのですが、こんな感じでした。Otaru_20220601-154521

ということで、熊野十二社大神の跡地が更地になっていましたが、かつてここにこのようなスポットがあったと、記録としては残すことはできたかな。

※今回、知ることができたホープ・ワン おたるさんのツイートがこちら。教えていただきありがとうございました。

※場所はここ。

【関連記事】
住ノ江町の坂を上って左折した先にあった熊野十二社大神
住之江会館前の坂道を上った先の左に曲がる急坂が気になって
ニュースより/住ノ江の火の見やぐらが保存されることに

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潮見ヶ岡神社のお祭り(例大祭)が6月4日・5日の2日間で開催〜小樽にお祭りの季節が戻ってきました

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いや〜、小樽にお祭りの季節が戻ってきました。

潮見ヶ岡神社若竹町)の令和4年度の例大祭が、6月4日(土)・5日(日)の2日間の日程で開催されました。

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例年、小樽は6月に入るとお祭りの季節で、7月中旬まで、毎週のように市内のどこかの神社で例大祭が行われるのですが、ご存知の通り、ここ2年はコロナ禍で、お祭りのお神輿や露店は軒並み中止で、各神社では神事のみが執り行われるといった状況だったんですよね。

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小樽で一番早いお祭りとして知られている招魂祭は、5月15日に今年も開催されましたが、現在は行事色が強く、この潮見ヶ岡神社の例大祭が、実質、小樽で今期最初のお祭りといっていいかもしれませんね。

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で、6月の先陣を切って開催された、潮見ヶ岡神社のお祭りですが、4日が宵宮祭で、5日が本祭ということで、私も5日の午後にちょっとだけ見に行って、久しぶりに、本当に久しぶりに、お祭りの雰囲気を味わってきました。

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感染症対策により、露店の出店は縮小して、例年の7割程度の約50店舗に抑えているそうですが、この日は天気も良くて、とてもたくさんの人出で、子供たちや親子連れの楽しそう様子があちこちで見られました。

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5日の本祭では、トラックでの御輿渡御、感染対策を考慮して境内での短時間での担ぎ御輿、本殿内での松前神楽奉奏などが行われたようです。ただ、カラオケ大会や子供相撲は中止となっていました。

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私が境内に訪れた時は、ちょうど国の重要無形民俗文化財に指定されている、松前神楽が本殿内で行われていました。

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お祭りの様子は、潮見ヶ岡神社のツイッターなどのSNSでも報告されていました。
潮見ヶ岡神社(@siomigaokajinja)Twitter
潮見ヶ岡神社【公式】(@siomigaokajinja) • Instagram
潮見ヶ岡神社 | Facebook

ということで、小樽にもお祭りの季節が戻ってきました。

やっぱり、いいですね!!お祭り。

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潮見ヶ岡神社【公式】| 国の重要無形文化財「松前神楽」を伝承しています | 厄払い | 小樽市 | 神葬祭 | 神社 | ホーム | 北海道

※関連ニュース
・2022年6月4日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
小樽にお祭りの季節がやってきた〜潮見ヶ岡神社のお祭りに行ってきました
小樽の若竹町にある「潮見ヶ岡神社」

※お祭りの中止関連の記事です。
ニュースより/小樽市内の例大祭は2年連続でほとんどが神事のみで神輿や露店は中止(2021年の記事)
ニュースより/例年の小樽は6月から本格的なお祭りの季節ですが、今年の例大祭はほとんどが神事のみで神輿や露店は中止(2020年の記事)

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2022年6月 5日 (日)

「第12回おたる祝津にしん群来祭り」が祝津の前浜で3年ぶりに6月4日・5日の2日間で開催

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3年ぶりに「第12回おたる祝津にしん群来祭り」が、6月4日(土)・5日(日)の2日間の日程で開催されるということで、初日の4日に少しだけ様子を見に行ってきました。

いつもの祝津の前浜がメイン会場で、開催時間は各日午前10時~午後4時頃までです。

2020、21年と新型コロナウイルス感染防止のために中止となっていたので、3年ぶりの開催となったおたる祝津にしん群来祭りですが、毎年大盛況となっていたイベントなので、開催を楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか。

今回もイベント開催中は、おたる水族館の広い駐車場が無料で利用できるとのことで、これがとっても便利なんですよね。

会場の祝津の前浜には午後2時頃に着いたのですが、この日は天気が曇りで、気温が結構低くかったものの、会場はたくさんの人でとても賑わっていて、会場内にいい匂いが漂っていました。

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おたる祝津にしん群来祭りといえば、お馴染みの目玉イベントの「チャリティー鰊1000尾焼」(各日500尾無料提供。寄付金を募ってます)が、今年も行われています。

ニシンは用意された焼台で自分で焼くんですよね(あっ、私は今回食べてません)。にしん無料引換整理券が、午前11時、午後0時30分、午後2時からの3回配布されます。

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その他、ホタテなどの海鮮焼きに、カレイ(解凍)やベビーホタテの詰め放題、祝津産魚貝類の直売、しりべしコトリアード実演販売なども行われています。

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にしんの揚げ物を使った、お馴染みのプチ小樽群来太郎丼(300円。各日200食限定)も販売してますが、私が行った時は売り切れていました。

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4日(土)限定で祝津ニシン放流式や浜の石投げ選手権といったイベントが開催され、5日(日)には小学生以下の親子でイソガニ釣り体験、などといったイベントが行われるようです。

(こちらは大人気の浜の石投げ選手権)
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イベント詳細については、おたる祝津たなげの会のサイト内に掲載されています。
※参照:「おたる祝津にしん群来祭り」の詳細です | おたる祝津たなげ会

また、こちらも毎回のことでしたが、高台の上に建つ、北海道有形文化財の小樽市鰊御殿」(旧田中家住宅)が、イベント期間の6月4日・5日は入館無料になっていて(午前9時〜午後5時)、中では日本遺産「北前船寄港地・船主集落」のパネル展も開催されてます。

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また、近くの小樽市都市景観賞受賞建築物の茨木家中出張番屋もイベント期間は無料公開されていて(午前10時~午後4時)、同じくパネル展などが開催されています。

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ということで、3年ぶりに開催の「第12回おたる祝津にしん群来祭り」の様子でしたが、皆さん、久しぶりのこの祝津の美味しいイベントを満喫しているようでした。

またイベントは5日(日)もありますが、ここ数日は気温が低くて、5日も気温はあまり上がらないようです。海沿いは寒いくらいなので、お出かけの際は、暖かめの服装がいいかもしれませんね。

おたる祝津たなげ会

(これはニシンのぼり)
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(メイン会場入り口には、感染対策に消毒液がありました)
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【関連記事】
※前回開催時(2019年)の記事です。
「第11回おたる祝津にしん群来祭り」に行ってきました。6月1日・2日の2日間で開催(2019年の様子)

※2020、21年の中止のお知らせ記事。
ニュースより/「おたる祝津にしん群来祭り」は昨年に続き今年(2021年)も中止に
第12回の予定だった6月の「おたる祝津にしん群来祭り」はやはり中止に(2020年)

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2022年6月 3日 (金)

住吉神社の手水舎の奥から新たに副参道ができ鳥居16基が並びました

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小樽総鎮守の住吉神社に、手水舎の奥から社殿への階段(第三階段)途中まで、新しく鳥居16基が並ぶ副参道ができてます。

先日から工事を行なっていましたが、完成したのですね。
※工事中の様子はこちらの記事で:小樽総鎮守・住吉神社の手水舎の奥で工事中〜新しい副参道できて鳥居が並ぶようです

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現在、参拝順路は、手水舎側から社殿に向かう、上りの一方通行となっています。

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新しい鳥居の朱色が、鮮やかですね。

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鳥居16基が新たに建立したことに際し、5月30日には、副参道奉賛鳥居渡り初め祭、というものが執り行われたそうです。

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副参道の鳥居というと、2020年(令和2年)4月に、社務所横から手水舎前まで階段を迂回する副参道に、33基の鳥居を建立しています。

住吉神社は2018年(平成30年)に鎮座150年を迎えて、その記念事業として参道の改修工事などが行われ、その一環でした。

(こちらが、2020年4月にできた社務所から手水舎にかけての副参道にかかる33基の鳥居)Otaru_20220601-155457

(階段を上った先に、今回の16基の鳥居の建つ副参道)
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その後も鳥居を奉納したいと希望者が相次いだということで、今回、新たに鳥居16基が奉納されたとのことです。

ということで、手水舎の奥から社殿への階段途中までに、新たに副参道ができ、鳥居16基が建立されました。参拝の際に、歩いてみてはいかがでしょうか。

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小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※関連ニュース:小樽総鎮守住吉神社 鳥居渡り初め祭で新たに16基建立(小樽ジャーナル)

【関連記事】
小樽総鎮守・住吉神社の手水舎の奥で工事中〜新しい副参道できて鳥居が並ぶようです
住吉神社の副参道に33基の鳥居が並びました〜鎮座150年の最後の記念事業
住吉神社の境内がすっかり綺麗になってます〜鎮座150年の記念事業による参道の改修工事などが終了

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2022年6月 2日 (木)

ニュースより/住ノ江の火の見やぐらが保存されることに

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少し前のニュースからですが、一旦、解体方針が決まったものの、住民有志が保存に向けて動きだしていた住ノ江火の見やぐらが、解体を免れ、保存されることになった、というニュースがありました。

2022年5月21日付北海道新聞夕刊に大きく掲載されていました。

その経緯ですが、老朽化が進んで、倒壊の恐れも心配されているこの火の見やぐらは、近年は利用はされておらず、所有する市消防団第6分団では、費用負担の面からも保存・維持は困難と判断して、7月頃にも解体する方針を一旦決めたんですよね。
※関連記事:ニュースより/住ノ江の火の見やぐらが老朽化で解体へ!?

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これを受けて、市民ら有志8人が3月下旬に保存に向けて「小樽住ノ江の火の見櫓をまもる会」を設立しました。
※関連記事:ニュースより/解体方針の住ノ江の火の見やぐらを住民有志が保存に向けて動きだす

歴史的にも火の見やぐら自体が現在では珍しく、さらにこの住ノ江の火の見やぐらは戦前に完成し、戦時中の金属供出を免れた鋼鉄製という点でも珍しく、見張り台に残る半鐘も貴重とのことなんですね。

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そして今回、ニュースによると、会が無償で譲り受け、管理することになったそうで、将来的には、地域遺産として守り伝えようと、国の有形文化財登録を目指す動きも始まったそうです。

この火の見やぐらは、鋼鉄製で高さ14mで、地域の目印にもなっていて、ブログでも何度か取り上げているんですよね。

1927年(昭和2年)建設(2009年発行の小樽市住ノ江町会創立100周年記念誌に記載とのこと)で、1986年に住之江会館の建て替えに伴い、約10m移動して現在の場所となったそうです。

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もちろん、保存費用の捻出などの課題はあり、補助金やクラウドファンディングによる資金調達につなげようと、国の登録有形文化財に申請するよう、市に働きかけたい考えとのこと。

ニュースによると、実際に、登録有形文化財となった火の見やぐらは、全国に7基あるそうです。

具体的な保存費用の確保などはこれからですが、まずは保存の方向で決まったということで、順調に活動が進むといいですね。

※関連ニュース:2022年5月21日付北海道新聞夕刊一面

【関連記事】
ニュースより/解体方針の住ノ江の火の見やぐらを住民有志が保存に向けて動きだす
ニュースより/住ノ江の火の見やぐらが老朽化で解体へ!?

住ノ江町の坂と火の見やぐら
住之江会館前の坂道を上った先の左に曲がる急坂が気になって

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2022年6月 1日 (水)

小樽の新しい市場マップ「OTARU MAP 02 ICHIBA」ができてました

小樽の新しい市場マップができてました。

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ICHIBA
Ichiba Sanpo

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現在、小樽市場連合会の市場は、鱗友朝市、三角市場、中央卸市場、中央市場、南樽市場、新南樽市場の6つがあります。

実は小樽の市場は近年、入船市場(2017春閉店)に手宮市場(2018年3月閉店)、そして、妙見市場(2020年3月閉店)と閉店が相次ぎ、ちょっと寂しい状況なのですが、小樽の街の特徴の一つであり、文化でもある市場は、私も応援したいんですよね。

今回のとてもオシャレなデザインのこの市場マップ、制作は運河近くの臨港線沿いに建つ旧小樽倉庫に入るセレクトショップ「小樽百貨 UNGA↑」(うんがぷらす)を展開する「うんがぷらす株式会社」で、発行は小樽市場連合会。今年3月に作られてます。

そして、ライティングはフリーライターで、FMおたるでもおなじみの田口智子さんなんですね。

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小樽の市場の魅力を多くの方の、とりわけ今回は若い方に手にとってもらいたいという思いもあって、スタイリッシュなデザインを採用したそうです。

この市場マップについては、フリーペーパーの「カゼル(Kazeru.)」(北海道新聞小樽支社営業部発行)5月20日発行2022年6月号(Vol.175)の、田口智子さんによる「小樽たべものがたりVol.55 市場さんぽを楽しんで」でも紹介されていました。

実際、市場って面白くて楽しいんですよね。

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そうそう、余談ですが、このマップのタイトル部分を見ると「OTARU MAP 02」となってます。

“02”!?ということは、これ、“01”があるんですね。

01は「KITA UNGA」ということで、北運河マップでした。
小樽運河の北側の北運河地区周辺にあるお店や観光施設などを紹介する観光マップができてます

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そして、今回、第2弾となる市場マップができたんですね。

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市場のお店の方々も、一見とっつきにくそうですが(笑)、実はかなりフレンドリーで、色々尋ねたりしながら買い物をすると、本当に楽しいんです。

そういった体験を、みなさんにしてもらいたいな〜って思うので、このマップを手に、市場に行ってみるのもいいかもしれませんね(あっ、私は関係者ではありません 笑)。

ということで、新しい市場マップ「"OTARU MAP 02 ICHIBA」についてでした。

※参考:商店街・市場 | 小樽市

【関連記事】
フリーペーパーのカゼル(Kazeru.)が2022年7月20日発行号をもって休刊するそうです
UNGA↑2階ギャラリーで「絵画で観る北海製罐第3倉庫」展開催(6月22日~6月26日)

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