ニュースより/⼩樽芸術村「⻄洋美術館」が4月28日オープン〜歴史的建造物の旧浪華倉庫を活用した⼩樽芸術村4館目の施設
小樽市指定歴史的建造物の旧浪華(なにわ)倉庫を、家具・インテリア製造小売り最大手のニトリが取得し、小樽芸術村の4館目の施設として開業する予定というニュースがあったのが、昨年(2021年)10月のことでした。
※ニュースより/小樽市指定歴史的建造物の旧浪華倉庫(小樽運河食堂)をニトリが取得
で、ニトリがその旧浪華倉庫を⼩樽芸術村「西洋美術館」として、2022年4月28日(木)にオープンするというニュースが、2022年4月15日付北海道新聞朝刊第4社会欄に掲載されていました。もうすぐですね。
ニトリは小樽の歴史的建造物を活用して、複合的な芸術空間「小樽芸術村」を2016年に開設。これまでの旧高橋倉庫と旧荒田商会のステンドグラス美術館、旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店の似鳥美術館の3館に加えて、この西洋美術館が4館目となります。
西洋美術館では、19世紀末から20世紀初頭の欧米のステンドグラスや、アールヌーヴォー・アールデコのガラス工芸品、家具などの西洋美術品を展示するそうです。
小樽市指定歴史的建造物に指定されている旧浪華倉庫は、大正14年(1925年)建築で、小樽運河の浅草橋の先すぐ右に建つとても大きな石造倉庫です。
最近まで複数の飲食店が入る施設「小樽運河食堂」として営業していたのですが、コロナ禍でしばらく入口が閉まっていて、どうなったのだろうと気になったいたんですが、閉店していたんですよね。で、ニトリが2021年9月に取得したとのことです。
小樽運河食堂の時は、通りに面して出入り口があったのですが、西洋美術館では、運河側に入り口がありますね。
通り沿いの以前の入り口は、ガラス張りになっていました。
建物の壁面には「西洋美術館」の文字が。
ということで、間もなくオープンの⼩樽芸術村「⻄洋美術館」。小樽市指定歴史的建造物の旧浪華倉庫の活用ということでも、とても楽しみです。
※参照:⼩樽芸術村「⻄洋美術館」オープンのお知らせ | 小樽芸術村
※小樽芸術村公式サイト 似鳥美術館
※小樽市指定歴史的建造物 第77号 旧浪華倉庫 | 小樽市
【関連記事】
・ニュースより/小樽市指定歴史的建造物の旧浪華倉庫(小樽運河食堂)をニトリが取得
・歴史的建造物の大規模な木骨石造倉庫「旧浪華倉庫」(現 小樽運河食堂)
・小樽運河食堂(旧浪華倉庫)には今年も大きなツララができてます
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