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2022年3月

2022年3月31日 (木)

住吉神社横の坂道・社ヶ丘の坂は昔「パレスの坂」とも呼ばれていた!?【情報提供】

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住吉神社前から国道5号線を奥沢十字街方面(札幌側)に下ると、すぐ右手に勾配16%の標識が立つ、急坂が上っています。

住吉神社と並行するように上っていくこの急坂は、「社ヶ丘の坂(やしろがおかのさか)」とも呼ばれているんですよね。

この坂のあるあたりは、昔から社ヶ丘と呼ばれているそうで、それが坂の名前の由来ということなんですね。“社”は住吉神社からですね。
※参照:おたる坂まち散歩 社ヶ丘の坂 住吉神社と船上山 | 小樽市

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で、ここから本題なんですが、以前、この社ヶ丘の坂について触れた記事を投稿したところ、読者さんから情報をいただいたんです。

それは、この坂を昔「パレスの坂」と呼んでいた、というものでした。

その名前の由来は、坂の入り口に“パレス”という映画館があったということなんです。地元の方々の呼び方って、とても興味があるんですよね。

で、それからちょっと時間が経ってしまったのですが、先日、その映画館について、市立小樽図書館で少し調べてきたんです。

すると、ありました映画館。名称は「シネマパレス」です。

場所はまさに社ヶ丘の坂の入り口の左で、地図でここになります(住所は奥沢1-1-1)。

1961年(昭和36年)発行の小樽市住宅明細地図でも確認したところ、この位置にシネマパレスがあったので、間違いないです。

(坂の左の駐車スペースのところかな)
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かつて小樽には、たくさんの映画館があったのは、よく知られていますが、昭和30年代(昭和31〜36年)には23館にまで増えているんですね。

この奥沢のシネマパレスもその頃に営業していた映画館ですが、営業していたのは昭和31年から昭和40年(廃業)と、その期間は短かったようです(写真はみつけられませんでした)。

※参照:「市民の楽しみ〜映画界の盛衰〜小樽史談会例会(平成21年9月16日)/中田貞蔵(市立小樽図書館所蔵)

ということで、読者さんから情報をいただいた、住吉神社横の坂道・社ヶ丘の坂はパレスの坂とも呼ばれていた、という件について、その名前の由来になっていた映画館について、少し調べてみました。

※情報提供をありがとうございました。
※市立小樽図書館の対応してくださった方、どうもありがとうございました。
※参考書籍:「ほっかいどう映画館グラフィティー」和田 由美、北の映像ミュージアム/著・浦田 久/画(亜璃西社)

【関連記事】
【石垣のある風景】住吉神社横の社ヶ丘の坂の上の道路脇に続く長い石垣
住吉神社横の坂道は「社ヶ丘の坂(やしろがおかのさか)」〜坂の上からの眺めが変わりました
住吉神社横の急な坂「社ヶ丘の坂(やしろがおかのさか)」

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2022年3月30日 (水)

小樽市消防署機動課についてのPR動画が公開されています

小樽市消防署機動課についてのPR動画が作成され、一般に公開されています。

機動課は平成31年4月1日に新設され、「機動消火隊」及び「救助隊」の2隊編成で、小樽市内全域の火災、救助、特殊災害等に対応しているとのことです。

PR動画は3分弱で、小樽市消防本部総務課公式のYouTubeチャンネルで、2022年3月28日(月)に公開されています。

その動画がこちらなんですが、なんだかドキュメンタリー映画のような始まりでびっくりしました。

いや〜すごいですね。

危険の伴う大変な仕事だと思いますが、市民の安全のために、どうぞよろしくお願いします。

小樽市消防署機動課PR動画を作成しました。 | 小樽市

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2022年3月28日 (月)

雪解けの進む住吉神社に行ってきました

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気温が上がってきて、雪解けがどんどん進んでいるこちら小樽ですが、先日3月26日(土)に、雪解けの進む住吉神社に行ってきました。

住吉神社に行くのは久しぶりで、1月7日のどんど焼き以来でしょうか。

国道5号線沿いの大鳥居から続く参道には、もうすっかり雪はありませんでした。

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って、参道脇を見ると、まだまだ雪が高く積もってますけどね。

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(社務所)
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社務所横から手水舎前までの階段を迂回する、33基の鳥居が並ぶ副参道(2020年にできました)も、雪深い間は通れませんでしたが、通ることができますね。

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(手水舎前から振り返って見たところ)
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社殿に到着です。
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そして、社殿前からの眺め。
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この眺めを見るのが好きなんですよね。

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まっすぐ続く参道、そして、鳥居の向こうにさらにまっすぐ続く道路。さらにその先には、海も見ることができるんですよね。

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この時期は、実は木々の葉がないので、より見通しがいいかもしれません。

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実はこの日の翌日は晴天だったので、この日の曇り空がちょっと残念でしたが、久しぶりに住吉神社を訪れて、いつもの素敵な眺めを楽しむことができました。

小樽市内はここ数日、一気に雪解けが進み、積雪深は3月28日(月)の23時で41cmまで減っています。春も近いですね。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※参考
小樽(オタル)のアメダス実況 - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁|過去の気象データ検索(小樽2022年3月)

【関連記事】
雪景色の住吉神社【冬のちょっとした風景】

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2022年3月27日 (日)

ウイングベイ小樽に入るイオン小樽店の鮮魚売り場の対面コーナーが閉まってました

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ウイングベイ小樽1階に入る、イオン小樽店の食料品フロアーの鮮魚売り場には、対面コーナーがあったのですが、そこがなくなってました。

ちょうど買い物に行った際に知ったので、書き留めておきますね。

その対面コーナーには、ヤマダイ能登水産小樽店というお店が入っていたようですが、3月24日(木)をもって閉店したとのことです。

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もちろん、セルフで買う鮮魚売り場は、そのまま変わらずあります。

ただ、色々とお店の方に訪ねながら対面で購入する機会がなくなるのは、ちょっと寂しいかな(と思う消費者は、少ないのかもしれませんね)。

イオン小樽店 | イオン北海道株式会社
ウイングベイ小樽TOP

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そうだった!!丸亀製麺ウイングベイ小樽店は2022年2月28日(月)をもって閉店してます

そうでした!!丸亀製麺ウイングベイ小樽店は、2022年2月28日(月)をもって閉店してるんです。

閉店の情報はもらっていたものの、すっかり忘れしまっていたのですが、そうしたら、読者さんが閉店してますよって、教えてくれました。

慌てて様子を見に行ったのですが、現在は店舗があったスペースは囲いがされていて、このようなお知らせが掲示されていました。

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お店は、ウイングベイ小樽1番街2Fのフードコートに入っていたんですよね。

オープンしたのは、2012年6月20日のことで、私もウイングベイ小樽に行った際には、時々利用していて、お店は人気はあったと思うのですが…

(写真が小さいですがオープン当初の様子です)
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(フードコートの様子。2017年1月)
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丸亀製麺は、ウイングベイ小樽から比較的近くの臨港線沿いに、丸亀製麺小樽店があるので、小樽で食べることはできるのですが、家族連れなどがウイングベイ小樽のフードコートでお昼を楽しむ、というのとはちょっと違うので、やっぱりウイングベイ小樽店の閉店は残念ですね。

※情報提供をありがとうございました。

丸亀製麺ウイングベイ小樽 | 北海道 小樽市 | 店舗詳細 | 店舗検索 | 讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺公式
讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺

【関連記事】
ウイングベイ小樽1番街2Fのフードコートは小樽なると屋も入って充実してきてます(今回は買ってませんが…)
ウイングベイ小樽に「スーパービバホーム」オープン
小樽に讃岐うどんの丸亀製麺がオープン

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2022年3月26日 (土)

中央バスの手宮ターミナルが2022年3月31日で廃止になり施設はその後解体予定【情報提供】【追記あり】

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中央バスの「手宮ターミナル」が、2022年3月31日(木)をもって、施設の老朽化に伴い廃止になるそうです。

廃止の情報は読者さんからいただき、私も見に行ってみました。

手宮ターミナルは、道道454号小樽海岸公園線で手宮方面へ向かうと、小樽市総合博物館やマックスバリュへと道路が分かれる交差点の先に、その施設となる建物が建っています。

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そして、こちらが廃止をお知らせする張り紙です。

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施設には待合所があるのですが、このターミナル待合室の利用は「施設解体まで」と書かれていて、解体の時期は書かれてなくて、すぐに使えなくなるわけではないようですが、いずれは解体されるんですね。

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ターミナルとしての施設を廃止するということで、バス停としては、そのまま残るのでしょうね。

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ここのバス停留所名は「手宮」になります。

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建物がなくなってしまうとうことで、以前もここ手宮ターミナルについては、ブログに取り上げたことがあるのですが、解体前にと改めて建物と待合室の写真も撮ってきました。

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とうことで、手宮ターミナルが2022年3月31日(木)をもって廃止ということで、確かに建物もだいぶ古くなっていましたが、建物自体がなくなってしまうと、ちょっと寂しいかもしれませんね。

※情報提供をありがとうございました。

《追記 2022.4.4》 
手宮ターミナルは、1965年(昭和40年)12月に手宮ターミナル営業所として、現在の場所に開設されたそうです。
解体時期は現在のところ未定で、解体までは建物は待合室として利用できるそうですが(6:30〜18:00)、トイレの使用にバス券の販売窓口は終了しています。
※参照:北海道中央バス 小樽手宮ターミナル3/31廃止(小樽ジャーナル)

北海道中央バス

※参考:北海道中央バスおたもい営業所 - Wikipedia

【関連記事】
※過去の記事です。
中央バスの手宮ターミナル

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2022年3月25日 (金)

ニュースより/老朽化で建替え計画中の小樽市総合体育館にプール併設決定

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以前から、小樽市総合体育館(1974年建設)は、老朽化による建て替えが計画されているんですが、その焦点となっていたのが、プールの併設についてだったんですよね。

で、先日2022年3月15日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄で、小樽市がプールを併設することを正式に決めたというニュースがありました。小樽市が、3月14日の定例市議会公共施設再編特別委員会で報告したとのことです。

ニュースによると、プール併設を盛り込んだ計画について、1月19日までの30日間で募集したパブリックコメントでは、プールについては賛否が分かれたそうですが、担当する市教委では、市の施設として新たに整備した方が、“より市民の健康増進に寄与できる”としているとのことです。

パブリックコメントの意見では、日本水泳連盟の公式大会を開催できる「公認プール」にすることや、歩行用・幼児用の設置など、機能や設備についての要望が多かったそうです。

もちろん、併設そのものに反対する声もあったそうで、やはり維持費を含めた財政負担については、心配されるところですからね。

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ちなみに、旧市民プールが廃止されたのが2007年とのことで、市民プールの代替施設となっていたのが、高島小学校温水プールだったので、そちらの今後の活用方法というのも課題になるようです。

新しいプールを併設した体育館は、旧緑小跡地に建設する方針で、2027年度の完成を目指し、4月から基本構想の策定に入るとのことです。

(旧緑小跡地)
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市の施設としては、この他に市役所庁舎別館の建て替えも計画していて、小樽の施設はどこも老朽化が目立ち、お金のかかることですから、色々と難しそうですが、安全面の問題もありますし、いい方向に向かってくれるといいですね。

※関連ニュース
・2022年3月15日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・2021年12月22日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(パブリックコメント開始)
・2021年12月16日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(体育館と市役所別館建て替え方針正式表明)
・2020年12月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(体育館・プール、市庁舎建て替え結論1年先送り)
・2020年3月11日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(市の公共施設再編計画案報告)
・2019年12月5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(検証・施設再編/小樽市総合体育館)

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2022年3月24日 (木)

2019年に閉院した緑町の城小児科クリニックの建物が解体されていました

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2019年9月に閉院した、緑町の城小児科クリニックの建物が解体されていました。

バス通りの緑町第一大通り沿いにあった城小児科クリニックは、閉院時には、SNSなどで閉院を惜しむ声に加えて、感謝の気持ちを伝える投稿が多くあったんですよね。

院長は多くの公職も務め、長年に渡って地域医療を支えてきた方で、お世話になった市民も多いと聞きます。

こちらは 2月28日の様子。解体が始まってました。
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その後、3月23日には、建物はすっかり解体されてました。
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※その後は更地になっています(2022年8月15日撮影/8月17日追記)。
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※閉院時の記事はこちら。
ニュースより/緑町のバス通り沿いにあった「城小児科クリニック」が閉院しています〜長年に渡る貢献に小樽市から感謝状

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いよいよ春に向かって雪解けの季節〜けど小樽公園の花園グラウンドはまだまだ真っ白でした

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小樽も3月下旬に入り気温も上がってきて、いよいよ春に向かって雪解けの季節になってます。

市街地の車道には、もう雪はすっかりなくなっています。

(ここは図書館前)
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ただ、道路脇を見ると、あちこち雪が高く残っているところもあり、ちょっと脇道や家の影なんかを見ると、まだまだ雪がどっさり残っていて、今年の雪の多さを実感しますね。

3月23日23時の時点で、小樽の積雪深は69cmと、まだまだ記録上も雪は残っているんですよね。

もちろん、今後の天気予報をみると、寒さが厳しくなることはないようなので、この積雪深はどんどん減っていくとは思いますけど。

で、先日、小樽公園にいったんですが、花園グラウンドは、まだまだ真っ白で、ここだけ見ると、まだ冬〜って感じです(とはいえ、雪はザックザクの雪解け時の雪質でした)。

(2022年3月23日の様子)
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ここ花園グラウンドでは、そのうち雪割り作業が行われたりもするんですが、毎年結構遅くまで雪が残るんですよね。

ということで、まだまだ雪の残る小樽ですが、長い冬もそろそろ終わりですね。

(こちらは小樽公園南側の白樺林)
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※参考
小樽(オタル)のアメダス実況 - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁|過去の気象データ検索(小樽2022年3月)
小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

【関連記事】
3月9日(水)の小樽は青空の広がるいい天気!!このまま春に向かって雪解けが進んでもらいたいです

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2022年3月22日 (火)

南樽駅旧跨線橋の思い出【写真】〜新跨線橋に切り替わる前に渡ってきた旧跨線橋の様子

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JR南小樽駅跨線橋は、バリアフリー化工事に伴い架け替え工事が行われ、昨年(2021年)7月11日から新しい跨線橋の使用が始まりました。

これにより、その趣ある佇まいにファンも多かった旧跨線橋は9月頃に撤去されています。

こちらがその渋い旧跨線橋です(2020年2月撮影)。
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(ちなみに、冒頭の写真は2018年9月撮影です)

こちらが新しい跨線橋です(2022年1月撮影)。
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で、新しい跨線橋に切り替わる前の2021年7月3日に、旧跨線橋を渡ってきて、その様子を写真に収めていたので、だいぶ時間が経ってしまいましたが、ここでそれらを“南樽駅旧跨線橋の思い出”として掲載したいと思います。

南樽駅旧跨線橋の思い出

ここからは改札口からの写真を続けて掲載していきますね。

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(跨線橋の窓からの眺め)
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(振り返って見たところ)
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(振り返って見たところ)
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(ミツウマ)
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(この時はホームもまだ工事中でした)
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実は、この時に動画も撮影していて、その様子はすでに「南樽駅の旧跨線橋の思い出【動画】〜新跨線橋に切り替わる直前に旧跨線橋を渡ってきました」の記事にて紹介したんですよね。

改めて、その時の動画がこちらです。

ということで、あの趣ある跨線橋はもうありませんが、思い出の記録・記憶として、ブログに残すことができました。

【関連記事】
JR南小樽駅の旧跨線橋は解体されてます
JR南小樽駅の新しい跨線橋が7月11日から使用開始になっています

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2022年3月21日 (月)

竜宮通り沿いにあった北進製器の趣ある古い建物がなくなっていました【情報提供】〜北進製器と建物について

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2012年4月撮影

小樽の街を散策していると、あちこちに気になる古い建物が残っているのが目に止まります。

その多くは、建物の歴史や背景などは分からないのですが、民家ではない、店舗や社屋などの建物については、その建物の様子だけでもこのブログで掲載したりもしています。

そんな建物うちの一つが、竜宮通りを海側に向かって、色内大通りとの交差点を過ぎた先の左手に、以前から気になっていて、ブログにも取り上げたことのある、北進製器株式会社の建物、だったのですが…
気になる建物/北進製器株式会社のなんだか可愛くて味わい深い建物

もうありません…

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実は、少し前なんですが、読者さんから、ここの北進製器の建物が取り壊されていますと情報をもらったんです。

で、見に行くと、確かに北進製器の建物はもうすっかりなくなってました(写真は2022年1月19日撮影)。

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どうやら昨年(2021年)3月で、会社は無くなっているみたいなんですよね(登記簿が閉鎖)。なので、建物も解体されてしまったのでしょうかね。

木造の歴史を感じさせる建物で、2階の窓枠などが洋風でとても印象的な趣ある建物だったので、なくなってしまったのは、ちょっと残念ですね。

2015年12月撮影
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ところで、この北進製器の建物については、以前ブログに掲載した時は詳細が分からなかったのですが、実は小樽チャンネルマガジン2018年1月号Vol.26の小樽れっけんのコーナーで取り上げられていて、とても詳しく紹介されているんです(さすがです!!)。

そこで、当ブログでもその内容を引用させていただき、かつてあった北進製器の建物の記録として、ここに書き留めておきたいと思います。

北進製器と建物について

※参照:小樽チャンネルマガジン2018年1月号Vol.26「小樽れっけん」

まず、北進製器株式会社ですが、北海製罐の子会社・昭和製器の関連会社で、ここはその工場、北進製器株式会社第二工場だったそうです。缶製造の会社だったんですね。

木造2階建ての建物の建築年は、明らかではないけど、明治期と言われています。

2012年1月撮影
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昭和38年(1963年)4月から、北海製罐の関連会社である小樽錻力工業有限会社がこの建物を使用しはじめ、昭和44年(1969年)9月に小樽錻力工業と小樽プレスが統合して、同和器工有限会社に社名を変更。そして、平成17年(2005年)に北進製器に社名を変更しています。

この建物の2階は、かつては事務所としても使われていたとのことですが、平成29年1月に近くに移転していたそうです。

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洋風の窓枠の緑と屋根の赤色が印象的ですね。

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2012年1月撮影
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ちなみに、ここの北進製器株式会社第二工場では、六花亭の缶や小樽の銘菓・澤の露本舗の水晶あめ玉「澤の露」のお馴染みの黒い缶もここで製造していたそうですよ。

おわりに

古く趣ある建物が、人知れず姿を消してしまうのは、なんとも寂しいですが、わずかですがブログに書き残すことができました。

2016年1月撮影
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ということで、解体されていた、北進製器の建物についてでした。

※情報提供をありがとうございました。

※参考:ホッカンホールディングス株式会社

(左手に北進製器。2016年1月撮影)
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【関連記事】
気になる建物/北進製器株式会社のなんだか可愛くて味わい深い建物
竜宮通りの気になる建物
色内大通り/道道820号小樽港稲穂線〜竜宮通り

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2022年3月20日 (日)

小樽チャンネルマガジン2022年3月号(Vol.76)〜冬企画 小樽の冬の坂道を歩く!!〜潮見台の五百羅漢の坂

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いつもの宣伝です!!
小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)の2022年3月号(Vol.76)が発行されています。

季節はもう3月下旬に入り、そろそろ冬の終わりが見えてきた頃なんですが、今号までは“冬企画”となっています(現地を歩いて原稿を書いていた時は、まだまだ雪深かったんですよね)。

で、今号のタイトルは、こちら。

冬企画
小樽の冬の坂道を歩く!!
潮見台の五百羅漢の坂

前回の薬師神社の坂に続いて、今回も雪の坂道を歩いてきました。場所は潮見台の「五百羅漢の坂」です。

潮見台の急な坂道を上っていった先に、宗圓寺というお寺が建っていて、そこには北海道指定有形文化財にもなっている、貴重な木像群「木造五百羅漢像」が安置されているんですよね。

で、その五百羅漢像を安置している宗圓寺へと上っていく坂道が、五百羅漢の坂と呼ばれているんですね(あっ、五百羅漢像の拝観期間は、例年4月〜10月(毎月1日と15日)で、冬の間は拝観できず、さらに撮影禁止のために五百羅漢像の写真はないのでご了承を)。

五百羅漢の坂はなかなか急で、宗圓寺前から振り返って見た小樽の街と港の眺めは、これまた小樽らしい眺めなんですよね。ということで、その様子は小樽チャンネルマガジン2022年3月号(Vol.76)で。

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小樽チャンネルマガジンは、観光案内所のほか、美術館・文学館、図書館、博物館、市内の商店街・飲食店・ホテルなどで配布されています。
※小樽チャンネルマガジンの設置場所の詳細はこちら:マガジン設置場所 | 小樽チャンネル

フリーペーパーが入手できなかったり、市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができるので、そちらを利用していただければと思います。バックナンバーも読むことができます。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

そうそう、今号の他の掲載記事で、小樽商科大学による「小樽れっけん」コーナーでは、このブログでも取り上げた、解体される見通しとなっている、住ノ江の火の見やぐらについて、詳しく紹介しているんですよね。私も勉強になります。

また、この小樽チャンネルマガジン編集長で、株式会社K2社長の中山仁史さんの撮影と文による「ニシン曇りに群来る小樽」という特集が、今号に掲載されています。今年見られた、朝里沿岸の群来を捉えた見事な空撮写真などが掲載されていますよ。

ということで、今号も読み応えたっぷりの小樽チャンネルマガジン2022年3月号(Vol.76)の宣伝でした。

【関連記事】
小樽チャンネルマガジン2022年2月号(Vol.75)〜冬企画 小樽の冬の坂道を歩く!?歩かない!?〜薬師神社の坂
ニュースより/住ノ江の火の見やぐらが老朽化で解体へ!?
ニュースより/今年も小樽の沿岸にニシンの群来(くき)がきています(見には行けていませんが…)
※五百羅漢の坂関連の主な記事です。
潮見台の急な坂道「五百羅漢の坂」を上る
宗圓寺の木造五百羅漢像は北海道指定有形文化財(撮影禁止のため写真はありません)
北運河市民セミナー「小樽の宝 五百羅漢を紐解く」に参加してきました(10月3日開催)

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2022年3月18日 (金)

ニュースより/小樽の人気のご当地グルメ「小樽あんかけ焼そば」が文化庁の「100年フード」に認定

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小樽の人気のご当地グルメとして、すっかり定着した「小樽あんかけ焼そば」、私も大好きですが、その小樽あんかけ焼そばが3月3日、文化庁の「100年フード」に認定されたというニュースがありました。

ちなみに、この文化庁の100年フードとは、本年度から始まったもので、地域で受け継がれ愛されている食文化を掘り起こし、100年続く食文化として継承することを目指す「100年フード宣言」に基づいて認定するものなんですね。

小樽あんかけ焼そばをPRしながら、小樽の活性化を目指してまちおこしに取り組んでいる市民団体「小樽あんかけ焼そば親衛隊」が、行政からの応援を受けて応募していたそうで、「伝統」「近代」「未来」の3部門があって、「未来100年フード部門」(全28件)で認定されたとのことです。

※参照
全国各地の100年フード
「100年フード」及び「食文化ミュージアム」の認定について | 文化庁

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小樽のあんかけ焼そばは、小樽では昭和30年代に市民に普及して以来、本当に、意識するまでもなく、あちこちの中華食堂、ラーメン屋、はたまた喫茶店などにも、普通に存在していたメニューなんですよね。

それを、地域ブランド化を目指して2011年に「小樽あんかけ焼きそばPR委員会」が設立され、翌年2012年9月に「小樽あんかけ焼そば親衛隊」が発足しました。

その後は熱心なPR活動を展開して、小樽あんかけ焼そば親衛隊はB-1グランプリにも加盟して、最高4位入賞も果たしてます(2019年のB-1グランプリin明石)。

そういった活動もあって、小樽の食文化として、ご当地グルメとして、すっかり認知され、今に至っているんですよね。

現在はコロナ禍で、イベントなどは行われてませんが、それまでは、イベントやお祭りなどで、小樽あんかけ焼そば親衛隊によって、小樽あんかけ焼そばもよく出店していました。

最近はそれもなくちょっと寂しいですが、コロナ禍が落ち着いて、イベントが再開すれば、今回、公的機関からのお墨付きももらったので、PRにも力が入りそうです。

もちろん、小樽あんかけ焼そば親衛隊の協力店舗数は25店(2022年3月現在)ありますし、小樽市内で見ると100店舗以上の飲食店があんかけ焼そばを提供しているそうですので、多くの方にお店で食べてもらいたいですね。

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あ〜、記事を書いていて、食べたくなりました。

小樽あんかけ焼そば親衛隊 – あんかけ焼そばで小樽のまちおこし
小樽あんかけ焼そば親衛隊 | Facebook

※関連ニュース
文化庁「100年フード」に認定されました – 小樽あんかけ焼そば親衛隊
・2022年3月17日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
文化庁100年フード認定! 小樽あんかけ焼そば(小樽ジャーナル)

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2022年3月17日 (木)

小樽文学館にてゲームの雑誌・攻略本・同人誌などの本に焦点を当てた企画展「ゲームの本」開催中(4月24日まで)

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市立小樽文学館では現在、企画展「~ザッシ・コウリャクボン・ドウジンシ~ゲームの本」が開催されています。

会期は2022年3月5日(土)〜4月24日(日)で、開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)です。
※期間中の休館日は3/7(月)・14(月) ・22(火)・23(水)・28(月) 、4/4(月) ・11(月) ・18(月)

この企画展「ゲームの本」は、ビデオゲームそのものではなく、ゲーム文化を陰で支えた雑誌・攻略本・同人誌などの“ゲームの本”に焦点を当てて、それらの変遷や、つながりを紹介するという、なかなか珍しい視点からの展示なんですよね(チラシより)。

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会場には、それは数多くの“ゲームの本”が展示されています。

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ゲームセンターで一部のプレイヤーがゲームを楽しんでいたころに作成されていたという、プレイヤー同士の情報共有を目的とした同人誌、そして、家庭用ゲームの普及と共に次々と刊行されたゲーム雑誌や攻略本の数々。中でもずらりと並んだ多種多様な雑誌の多さにはちょっと驚きます。

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きっと多くの方が目にしたことがありそうな雑誌などもあって、懐かしさを感じるかもしれませんね。

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展示は4章で構成されいます。
第1章:誕生!ゲームの本
第2章:最新情報はまかせろ!ゲーム雑誌
第3章:プレイヤーをサポートした攻略本の数々!
第4章:キーワード展示(「高橋名人」など)

一部の資料は、下記の日程で展示替えをするとのことです。
第1期:3月5日(土)~3月25日(金)
第2期:3月26日(土)~4月8日(金)
第3期:4月9日(土)~4月24(日)

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奥には1996年の部屋を再現したというスペースがありましたよ。

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チラシなどにも書かれているのですが、文学館としてはゲーム展第五弾となるそうで、いや〜、今回も力をいれてますね。

ということで、小樽文学館で開催中の企画展「雑誌・攻略本・同人誌 ゲームの本展」についてでした。

※小樽文学館の入館料は、一般300円・高校生・市内高齢者(70歳以上)150円、中学生以下無料。
※その他、美術館との共通入館券や団体料金など、詳しくはこちら:特別展・企画展のお知らせ | 小樽市

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※関連ニュース
・2022年3月7日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽文学館企画展“ゲームの本” 雑誌・攻略本・同人誌(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※過去の投稿から。
小樽文学館の無料展示スペースにてミニ企画展「ゲーセン物語展2」開催中(10月3日まで)
小樽文学館にてミニ企画展「ゲーセン物語展」が開催中です(3月28日まで)

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2022年3月16日 (水)

雪解け時期限定「御膳水の滝」が今年(2022年)も小樽市総合博物館本館近くの崖に出現してます

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春が近づいてきたことを知らせる、この時期限定の「御膳水の滝」が、今年も小樽市総合博物館本館近くの、手宮公園下の崖に出現したということで、3月13日(日)に見に行ってきました。

春に向かって気温が上がってきて、雪解けが始まると、滝のような流れが現れるこの「御膳水の滝」。

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滝の水は崖の上から、高島・祝津方面に抜ける道道454号小樽海岸公園線の道路脇に、勢いよく流れ落ちています。

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この御膳水の滝は、例年3月中旬頃から4月上旬にかけて出現して、もちろん、雪解けが終わると滝はなくなります。

なので、この時期限定の風物詩のようなものなんです。

出現については、例年3月に入るとそろそろかな、と思うのですが、いつも小樽市総合博物館がTwitterやFacebookで、その出現を知らせてくれるんですよね。

今年は3月12日の朝に確認したそうで、その投稿を目にして、私も早速見に行ってきた、というわけです。

※こちらが小樽市総合博物館Facebookページの投稿です。

こちらが博物館前から見たところ。
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少し窪んで見えるここに滝が流れてます。
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この御膳水の滝についてですが、勢いよく水が流れ落ちてくるその上流部には、“御膳水”と呼ばれる泉があって、そこからあふれた水が流れ落ちているそうで、御膳水という名は、明治14年(1881年)8月に明治天皇が小樽を訪れた際、この水を献上したことに由来する、と伝えられています(参考:書籍「小樽散歩案内」発行:有限会社ウィルダネス)。

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※少しだけ動画も撮ってきました。

ということで、今年も春の訪れを告げる御膳水の滝が現れてます。

雪解け時期はこれからが本番なので、今年は雪が多いですし、いつもより水量の多い滝が見られるかもしれませんね。

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【関連記事】
※昨年の記事です。
雪解け時期限定「御膳水の滝」が手宮公園下の崖に今年(2021年)も出現してます

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2022年3月15日 (火)

小樽市総合博物館本館で開催中の企画展「Cord Marked Pottery 小樽・余市の縄文文化」は3月31日まで

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小樽市総合博物館本館では現在、企画展「Cord Marked Pottery 小樽・余市の縄文文化」が開催中です。

開催期間は、令和4年1月8日(土)〜3月31日(木)ということで、もう期間終盤なんですが、先日、ようやく見に行ってきました。開催時間は9:30〜17:00です。

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場所は、本館2階奥の企画展示室です。

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小樽・余市にまたがり広がっていた縄文文化を、土器を中心に紹介しているこの企画展ですが、小樽・余市から縄文時代の土器などが、こんなにたくさん発掘されているのかと、あらためて驚きます(90個ほどの土器が並んでいるそうです)。

土器などに詳しくなくても、眺めているだけでも、楽しめます。土偶もありました。

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縄文時代といえば、北海道・北東北の縄文遺跡群が2021年(令和3年)7月に世界遺産に登録されましたが、小樽周辺の遺跡はそこに入ってないんですよね。

それでも、小樽周辺にはたくさんの縄文時代の遺跡があって、こんなに土器が発掘されているんですね。

忍路環状列石(ストーンサークル)とかは、市民にも馴染みがある遺跡ですよね。

今回、展示室内の床には、忍路のストーンサークルの実寸大の石の配置を黒い紙で示しているのですが、展示室内には全体の4分の1しか収まってないそうで、実際がいかに大きいがうかがわれます。

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小樽の遺跡については、小樽市総合博物館運河館第二展示室奥に遺跡の展示があって、忍路の発掘資料なども展示されているので、興味のある方は、併せて見にいくといいかもしれませんね、

ということで、小樽市総合博物館本館で開催中の企画展「Cord Marked Pottery 小樽・余市の縄文文化」は、3月31日までの開催ですので、興味のある方はお忘れなく。

【入館料・休館日について】
※見学には入館料が必要です(本館は現在は冬期料金)。
一般300円、高校生・市在住の70歳以上の方150円、中学生以下無料。
※その他、運河館との共通入館料や団体割引などの詳細は、小樽市HP内の「開館時間・休館日・入館料 | 小樽市」で確認してください。
※本館休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)

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本館企画展 | 小樽市
小樽市総合博物館 | 小樽市

※こちらは、小樽市総合博物館Facebookページから。

※参考
冊子「小樽の文化財」を発行しました | 小樽市
【公式】世界遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群

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2022年3月14日 (月)

奥沢の梅園菓子店が2022年1月31日をもって閉店しています【情報提供】

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奥沢の梅園菓子店が閉店しているという情報を、読者さんからいただきました。

奥沢十字街から、奥沢・天神方面に入っていく道路(国道393号線)の途中にあった洋菓子の梅園は、小さなお店ですが、ここのケーキはファンも多かったようです。

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お店の前に行ってみたら、閉まったシャッターに貼り紙があって、令和4年1月31日をもって閉店したいたのですね。

読者さんから情報をもらうまで、全然知りませんでした…

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残念ながら、私はあまり利用したことがなかったのですが、以前、一度だけこのブログで取り上げたことがありました。
奥沢の菓子屋「梅園」のケーキは気取らない素朴な美味しさでした

そのケーキは素朴で気取らず、価格設定も庶民にうれしく、お店は普段使いのご近所のケーキ屋さんといった感じで親しみがあり、実際に地域にとても愛されていたお店のようでした。

梅園について、詳しい歴史とか今回の閉店の事情などは知らないのですが、地域に長く愛されていたお店がなくなるのは、残念で寂しいですね。

※情報提供、ありがとうございました。

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【関連記事】
奥沢の菓子屋「梅園」のケーキは気取らない素朴な美味しさでした

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2022年3月13日 (日)

天気の良い日の「カトリック小樽教会富岡聖堂」(旧 カトリック富岡教会)【冬のちょっとした風景】

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先日、天気の良い日に小樽市指定歴史的建造物でもある、カトリック小樽教会富岡聖堂(旧 カトリック富岡教会)を見に行ってきました。

場所は、緑第一大通りから小樽商大へ向かう地獄坂(商大通り)を上ってすぐ右手に看板があります(2022年3月9日撮影)。

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そして、ここから右を見ると、通りの先に異国情緒あふれる素敵な教会が見えるんです。

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ゴシック様式を取り入れているというその姿は、絵に描いたように美しいんですよね。

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昭和4年(1929年)建築で、小樽市指定歴史的建造物でもあります。

(小樽市指定歴史的建造物の案内看板)
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2020年秋には、鐘楼などの外部補修工事が行われ、建築当時の美しい色合いが再現されたということで、鐘楼部の色がクリアになっています。

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この青空を背景にした様子が見たくて、晴天の日に来たんですよね。

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2階の聖堂(礼拝堂)はステンドガラスに囲まれているんですよね。
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いつきても、本当に素敵な教会です。

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※以前はカトリック富岡教会と呼んでいたここカトリック小樽教会富岡聖堂ですが、カトリック住ノ江教会とカトリック富岡教会が統合してカトリック小樽教会となり、それぞれ、カトリック小樽教会住ノ江聖堂と富岡聖堂に名前が変わってます。

※この日は外観だけを見てきたのですが、実はここ富岡聖堂は、聖堂は開放されていて、信者でない一般の方でも入って、お祈りや見学できるんですよね(ミサには一般の方や他の教会の方は参加できません)。しかも、写真撮影も自由とのことです(サイトより)。

※カトリック小樽教会のHPが、札幌司教区ホームページ内「カトリック小樽教会(公式)」に移動してます。
・旧サイト:カトリック小樽教会 - ホームページ移動
・移動後サイト:小樽教会-公式

※参照:小樽市指定歴史的建造物 第70号 カトリック富岡教会 | 小樽市

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【関連記事】
※カトリック小樽教会富岡聖堂関連の主な記事
カトリック小樽教会富岡聖堂の外部補修工事が終わってます
歴史的建造物の「カトリック小樽教会富岡聖堂」(旧 カトリック富岡教会)を背後から眺める
冬のちょっとした風景〜異国情緒あふれる雪の「カトリック小樽教会富岡聖堂」(旧 カトリック富岡教会)
【小樽雪あかりの路22】カトリック小樽教会富岡聖堂(2月10日の様子)〜ロウソクの灯りに浮かび上がる異国情緒溢れる教会は美しく幻想的
【小樽雪あかりの路21】カトリック小樽教会富岡聖堂の幻想的な雪あかりの路
歴史的建造物でもある異国情緒あふれる「カトリック富岡教会」が一般公開中です

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2022年3月12日 (土)

都通りの西川のぱんじゅうは昔ながらの小樽の庶民の味

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西川のぱんじゅうをお土産で買ってきてもらいました。

都通りになんとも渋いお店を構える西川のぱんじゅう店は、市民にも昔からお馴染みのお店ですよね。

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西川のぱんじゅうといえば、白い上着と蝶ネクタイがトレードマークのちょっと気難しそうなご主人が焼いている、ということでも知られていますが、勢いに押されながらも会話を楽しみつつぱんじゅうを購入する、というのも含めての、西川のぱんじゅうでしょうか(笑)

ちなみに、ぱんじゅうとは、小樽名物とも言える昔から小樽ではお馴染みの食べ物で、今川焼を丸く(釣鐘状に)した形で、大きさはたこ焼きを一回り大きくしたくらい。中に餡などの具材が入ってます。

ここ西川のぱんじゅうは、粒あん一択で、1個80円。今回は、お土産で10個購入でした。

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外の皮が薄いのですが、表面はカリっとそして底がちょっともちっと、中にびっしり入っている粒あんは甘すぎず、外の皮とのバランスがいいんですよね。

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今回は持ち帰りで家で美味しく食べたのですが、焼き立てを買ってすぐは、薄い皮の表面はパリッと感がすごくて、中の熱々の粒あんが本当に美味しいんですよね。

熱々を頂く時には、丸い方を下にして、器のようにして食べると上手に食べられるとか。買ってすぐに一気にガブッと食べると口の中を火傷します。

小樽の庶民の味ともいえるぱんじゅう。小樽では、ここの他、中央通りの正福屋や小樽運河ターミナルに入っている桑田屋がありますね。

ということで、今回は久しぶりの小樽の老舗の西川のぱんじゅうをいただきました。ごちそうさまでした。

【店舗情報】(お店情報は2022年3月時点でのものです)
営業時間は10:00~18:00のようですが、なくなり次第閉店とのことで、早く閉まっていることも多いようです。
定休日は水曜・木曜日
※食べログ情報:西川のぱんじゅう

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【関連記事】
西川のぱんじゅう
都通りをぷらぷらと《後編》
新しくオープンしたぱんじゅう店「正福屋」は巡り巡る不思議な縁

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2022年3月11日 (金)

冷凍自動販売機の箱市場!?〜稲北十字街近くの業務スーパー下の交差点角の建物内にも【情報提供】【追記あり】

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※この場所の箱市場は撤退していました。他の場所でも撤退や変化があるのでご了承を(追記 2022.11.14)。

昨年から、小樽市内各所で一風変わった冷凍自動販売機が、数台まとまって設置されているのを目にします。

このブログでも、以前紹介したこともあるのですが、この冷凍自動販売機コーナーには「箱市場」という名前がついているんですよね(こちらの記事:市内各所に自動販売機コーナーが出現中!ここは箱市場〜若鶏半身揚げのなるとやタルシェに惣菜!?)。

で、読者さんから情報をいただいたのですが、稲北十字街から海側に向かった、業務スーパー下の交差点の角の建物内にも、箱市場があるんですね。

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ここは知りませんでした。

24時間営業で、建物内に4台設置されていました。

箱市場って!?

この箱市場は、THE BOXという会社が手がけていて、この会社は若鶏半身揚げでおなじみの「なると」とも関連するFBC Holdingsのグループ会社とのことなんですね。
THE BOX
(株)FBC Holdings

箱市場のサイトもあって、実はこちらにサイトには市内にある箱市場の場所が掲載されているんですよね。
箱市場|トップ

箱市場には、各場所それぞれに名前がついていて、ちなみに、先ほどの業務スーパー横の箱市場は「稲北ステーション」という名称になっています。

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こちらは、中央通りの小樽グリーンホテル(THE GREEN OTARU)別館1階の大きな箱市場「稲穂ステーション」。Otaru_20220309-151526

で、この箱市場の冷凍自動販売機の商品は、その場所によってラインナップは変わっているんですが、なるとの若鶏半身揚げやザンギ、手作り惣菜、チーズケーキ、駅なかマートタルシェの冷凍商品なんかが販売されています。

あっ、先ほどのいなきたステーションには、なるとの商品は入っていませんでした(2022年3月現在)。

2021年6月1日の食品衛生法の改正以来、次々に設置されている冷凍自動販売機ですが、「ど冷えもん」という名前の冷凍自動販売機が使われているようですね(参考:【月刊小樽自身2021年12月号】 お肉の自動販売機 増殖中! | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」)。

時間も人の混雑も気にせず、自動販売機でこういった商品が買えるというのは、とても便利ですし、コロナ禍のこういう状況の世の中ならではでしょうかね。

※情報提供、ありがとうございました。

《追記 2022.11.14》
この場所の箱市場は撤退していました(撤退時期は未確認です)。
(写真は2022年10月9日撮影)
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【関連記事】
市内各所に自動販売機コーナーが出現中!ここは箱市場〜若鶏半身揚げのなるとやタルシェに惣菜!?【情報提供もきてます】【追記あり】
え!?若鶏半身揚げが自販機で買えるの!?〜なるとの自動販売機が設置されてます
ん!?小樽グリーンホテル別館1階のスペースにずらりと自動販売機並んでる!?

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2022年3月10日 (木)

青空の広がる天気の良い日の船見坂から【冬のちょっとした風景】

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小樽に青空の広がった3月9日(水)に、坂の街・小樽の中でも特に知られている船見坂に行ってきました。

船見坂の上からの眺めといえば、あちこちでその風景写真が紹介されていて、お馴染みではあるのですが、やっぱり坂の先に港が見える風景は小樽らしくて、いい眺めなんですよね。

なので、私も時々ですが、船見坂に行って坂の上からの眺めを楽しんでいます。

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坂の上には、名前の表示と勾配15%の標識が立っています(坂の下にもありますね)。

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上るのも大変な急な坂道ですが、冬はちゃんとロードヒーティングが効いているので、車も人も通行は大丈夫です。

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ただ、この船見坂は、中心街から長橋方面への抜け道として、車の通りがかなり多いので、歩行者は注意が必要です。

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観光客の一部の方が、車道に出て記念写真を撮るのが問題になって、こんな看板も設置されています。車道に出ての写真撮影はダメですね(→撮影スポットとしてすっかり人気の「船見坂」に車道に出て撮影しないように注意書きが貼られてます)。

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で、坂を正面に見た先ほどからの写真はというと、実は船見坂を上っていって長橋方面に右折すところの交差点の上からだと、車道に出ずに正面に坂を見ることができるので、車を気にせず坂道の写真が撮れます。

(正面の電柱を背に撮ってます)
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※ここからです。

いずれにしても、写真を撮る時は周囲に注意ですね。車はもちろん、他の歩行者にも迷惑がかからないように。

(写真はこうなります)
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ということで、青空の広がる船見坂からの風景は、やっぱりいい眺めでした。

【関連記事】
※船見坂関連の主な記事。
お馴染みの船見坂から〜あっ、冬はロードヒーティングが効いてます【冬のちょっとした風景】
久しぶりに船見坂から〜お馴染みの風景はやっぱり小樽らしくていい眺め
小樽港第3号ふ頭にクルーズ船2隻、バイキング・オリオンとにっぽん丸が同時に寄港(9月2日)〜船見坂・小樽駅前・第3号ふ頭で眺めてきました
第3号ふ頭に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」を船見坂から眺める
船見坂の途中の船見橋と平行して線路に架かる「船見線歩道橋」から

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2022年3月 9日 (水)

3月9日(水)の小樽は青空の広がるいい天気!!このまま春に向かって雪解けが進んでもらいたいです

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3月9日(水)の小樽は、青空の広がるいい天気でした。

ということで、天気の話題です。

9日の最高気温は4.1℃(9:52)と、思ったほどは上がらなかったのですが、何より太陽が出ていたので、陽の光によって雪が解けるのを見ると、少しずつですが、ようやく春が近づいてきているのを感じることができます。

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ただ、今シーズンの冬は、雪が連日降り続いた印象で、積雪深が減らなくて、9日も陽気で雪解けが進んだかと思いきや、23時の段階でまだ積雪深102cmと、ほとんど減ってないんですよね(前日深夜で104cmなので)。

3月に入って天候は穏やかで、日中の最高気温はプラスで推移し、市街地の幹線道路の雪は、もうすっかりないんですが、中心街でも道路脇に積まれた雪が、まだまだなかなかの高さで残っていて、今年の雪の多さがうかがえます。

歩道から車道の様子が見えないところも結構あります。
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また、幹線道路の雪はないですが、ちょっと住宅街の道路に入ると、まだまだ雪が道路に厚く残っていて、それがこの気温でゆるんでくるもんだから、車で深い轍ができるのと、あと、雪がジャリジャリになってくるので、歩くのに足が取られて、とっても歩きにくいんですよね。

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まあ、これも春に向かう例年の光景ではあるんですが、今年は残っている雪が多いまま気温が上がってきたので、しばらくは、より深い轍とジャリジャリ雪に悩まされそうです。

それと、気温が上がってくると、屋根からの落雪に注意ですね。

(街の温度計は5℃でした)
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今後の天気予報を見ると、3月10日(木)も晴天の予報で、その後も日中はそこそこ気温も上がりそうです。

もう3月中旬ですからね。このまま春に向かって雪解けが進んでもらいたいですね。

(そろそろ雪割り、氷割りの音が聞こえてきました)
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※参考
気象庁|過去の気象データ検索(小樽2022年3月)
小樽(オタル)のアメダス実況 - 日本気象協会 tenki.jp
小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

【関連記事】
2月21日(月)の小樽の天気は大荒れの暴風雪
いや〜まいりました。こんなに降るって聞いてないですけど〜小樽は2月5日(土)に夜の大雪で積雪深130cm記録
あれ!?小樽の積雪深が1月22日夜中に100cmに到達していた!?(現在は少し減っています)
ニュースより/小樽市内は先日の大雪の影響で除排雪が追い付かず市民生活に影響が

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2022年3月 8日 (火)

フリットくんのびっくりハウスは南樽市場近くにあるお祭りみたいなお店!!〜フライドポテトを買いました

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南樽市場の海側から小樽市立病院方面に向かう通り沿いに、なんだか楽しげなお店があります。住所は若松町になります。

ここは「フリットくんのびっくりハウス」というお店なんですよね。

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店頭にはのぼりや商品パネル、ポスターなどが賑やかに飾られていて、そこに書かれているお店の販売商品は、大きな幕のつぼ焼きいもの他には、ソフトにシェイクにかき氷、スピン、フライドポテトなどと、なんだかお祭りみたいなラインナップ。

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というのも、ここはもともと、イベントや祭りで20年以上、フライドポテトやかき氷などの販売で実績があるお店が、満を辞して実店舗を持った、というお店なんですね

私もここの「フリットくんのフライドポテト」が好きで、お祭りで時々買っていたんですよね。で、この日も久しぶりに、ここのフライドポテトが食べたくて、買いにいったんです(Lサイズ400円)。

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色々あるメニューから、お祭り気分でどれにしようかな〜って考えるのも楽しいかもしれませんね(スピンはメーカー終売でなくなるとのこと。あとポテトもやはり材料が流通不足のようです)。

夏場になれば、それこそ祭りの雰囲気そのままに、かき氷などが気軽に食べられていいですよね。

ちなみに、ここはもともと遊道場というカードショップで、その中に併設するように、2018年8月にかき氷販売を開始したんですよね。

ちょうどその頃にお店に行って、書いた記事がこちら:若松町のカードショップ「遊道場」内にかき氷屋さんができていた

で、どうやらその後の2019年7月に「フリットくんのびっくりハウス」としてオープンしたようですね。そのあたりは、私もいつも参考にさせてもらっている、小樽の地域情報サイト「まいぷれ」にて紹介されていました。
フリットくんのびっくりハウス | 【新店特集】小樽・後志の新店情報| まいぷれ[小樽市]

TwitterやInstagramで、メニュー情報を発信していることが多いようなので、チェックしてみるといいかもしれません。
フリットくん (@fritto_kun)/Twitter
フリットくん(@huritsutokun) • Instagram

お店情報は不確定情報があるのですが、営業時間は12時から夜7時までで、定休日は基本は木曜日のようです。
※食べログ情報:フリットくんのびっくりハウス
※お店情報は2022年3月時点でのものです。

(この写真は2020年6月撮影)
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【関連記事】
若松町のカードショップ「遊道場」内にかき氷屋さんができていた

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2022年3月 7日 (月)

小樽の人気のお餅屋さん「みなともち」の中央市場支店で大福やしんこ餅などをお土産でいただいた!!

小樽の人気の老舗のお餅屋さん「みなともち」の大福など、色々とお土産でいただきました!!

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これはいっぱい!うれしい!!

みなともちは、花園町の入船町と接するあたりに、趣ある店構えの本店があるのですが、小樽駅近くの中央市場内にこじんまりと売り場を構える中央市場支店もあって、今回はそちらで買ってきてくれました。

小樽には昔からお餅屋さんが多くて、数は減ったものの、今も市内には老舗で専門の餅菓子屋さんが何軒かあり、どこも美味しくて、皆さんそれぞれにお気に入りのお店があるんですよね。

どのお店も人気で、だいたい午前中で主だった商品が売れてしまうところが多いんですが、こちらのみなともちの中央市場支店も、結構すぐに売り切れてしまうんですよね。

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今回買ってきていただいたのは、大福が豆大福(粒あん)と白(こしあん)・赤(白あん)・草(粒あん)、それと、しんこ餅(草の粒あん)と饅頭です。

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大福、しんこの価格は税込140円、饅頭が120円です(令和4年4月1日から大福、しんこ160円、饅頭140円に値上がりするようです。※参照:みなともち【公式HP】|小樽市|人気の和菓子|小樽餅屋|

このうち、いくつかですが、もちろん美味しくいただきました。

小樽のお餅屋さんの餅菓子は本当に美味しいですね(ごめんなさい、中のあんこの写真を撮り忘れました…)。

(後日、桜餅も!!)
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中央市場支店の営業時間は10:00〜14:00(無くなり次第終了)で、中央市場の休業日は基本は日・祝日ですが、みなともちは臨時休業することもあります。
みなともち【公式HP】|小樽市|人気の和菓子|小樽餅屋|
みなともち 中央市場店 | 小樽 中央市場
小樽中央市場 公式HP

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(中央市場支店。過去写真からです)
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※こちらが花園町のみなともち本店です。
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※お店情報は2022年3月時点でのものです。

【関連記事】
小樽の人気のお餅屋さん「みなともち」の大福餅を久しぶりに
小樽の老舗のお餅屋「みなともち」の豆大福と草大福
小樽のお餅屋さん/みなともち

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2022年3月 6日 (日)

小樽市消防本部、ツイッターはじめてます

小樽市消防本部が3月からツイッターを始めてます。

ユーザー名は「小樽市消防本部」で、アカウントは@OtaruFireDeptとなっています。

以下は小樽市HPでのお知らせの引用です。

小樽市消防本部では、災害情報や火災予防情報など、安心・安全に関する様々な情報を
 皆さまにお伝えするため、ツイッターを活用した情報提供をはじめました。
 インターネットを利用できる環境があれば、どなたでも閲覧することができます。
 ※リプライやダイレクトメールの対応はいたしません。
 ※火災や救急、救助事故などの災害に関する通報は受け付けていません。
  緊急の場合は119番通報をしてください。
ツイッターはじめました | 小樽市

ということで、リプライやダイレクトメールの対応はしてなくて、通報を受け付けるところでもないので、そこは注意ですね。

私は結構Twitterを使っているので、すぐにフォローしました。

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アカウント開設から、どこどこの地区に出動している、といったツイートがよくされていて、状況詳細については記載されてませんが、例えば、先日の私設博物館「我楽古多」(老松会館)の建物倒壊の際には、次のようなツイートがあって、活動の様子が分かります。

※関連記事:ニュースより/奥沢の私設博物館「我楽古多」(老松会館)の建物が雪で倒壊(3月4日午後)【情報提供】

今後、どのように運用されていくかは分かりませんが、安心・安全のための色んな情報提供を期待してます(生活に役立つ防災情報とかもいいかもしれませんね)。
小樽市消防本部さん (@OtaruFireDept) / Twitter

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ニュースより/ミスおたるから小樽コンシェルジュへ名前も新たに、初代2022小樽コンシェルジュの2名が決定

「ミスおたる」から「小樽コンシェルジュ」と名前も新たに募集していた、初代となる「2022小樽コンシェルジュ」の2名が決定したというニュースがありました。

審査会が3月1日(火)に運河プラザ三番庫で行われて、ミスおたる運営協議会が3月4日(金)に発表しています。

初代の小樽コンシェルジュに決まったのは、言語聴覚士の山本奏美(やまもと かなみ)さん(34)と、相談支援専門員の髙橋彩華(たかはし あやか)さん(31)のお二人です。おめでとうございます!!

※当ブログでは、お二人の写真はありませんので、小樽観光協会のFacebookページの投稿を埋め込み機能により掲載させてもらいますね。

小樽コンシェルジュという名称についてですが、近年は応募者も少なく、多くの方に広く応募、活動してもらおうと、今回から未婚・既婚を問わないことにし、名称も「小樽コンシェルジュ」に変更したそうです。

そのあたりのことは募集中の記事の中でも書かせていただきました。
「ミスおたる」の名称が「小樽コンシェルジュ」に変わって2022年度の募集中

応募要件の変更は、これまで18歳以上の未婚女性だったのが、18歳以上の女性(未婚・既婚問わず)になったんですよね(男性は!?という意見もあるようですね)。

ただ、今回は残念ながら応募は6名と少なく、期間を6日間延長し、最終的に7名の応募があったそうです(審査会には6名が出席)。

ということで、初代小樽コンシェルジュに決まったお二人ですが、正式の任期は2022年(令和4)年4月1日から1年間となりますが、3月4日(金)に初仕事となる小樽市役所に表敬訪問をされたそうです。

ミスおたるは、ここ2年はコロナ禍で思うような活動はできませんでしたが、もともと市内の各イベントや道内外の物産展、観光キャンペーンなどで、小樽の魅力のPRに大活躍されてきました。

小樽コンシェルジュに名称が変わって、どのような活動になるのかは分かりませんが、新しく決まったお二人には、たくさんの活躍の機会があるといいですね。

そして、観光の街・小樽のPRに頑張ってもらいたいです。もちろん、応援しています!!

※参照ニュース
『2022小樽コンシェルジュ』決定しました。 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
初代小樽コンシェルジュ 30歳代2名に決定(小樽ジャーナル)
・2022年3月5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
「ミスおたる」の名称が「小樽コンシェルジュ」に変わって2022年度の募集中
※昨年の2021ミスおたる決定時の記事です。
ニュースより/小樽の魅力をPRする「2021ミスおたる」の2名が決定

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2022年3月 4日 (金)

ニュースより/奥沢の私設博物館「我楽古多」(老松会館)の建物が雪で倒壊(3月4日午後)【情報提供】

奥沢十字街近くにある、私設博物館「我楽古多(がらくた)」(老松会館)の建物が3月4日(金)午後、雪で倒壊したそうです。

実は、いち早く読者さんからその情報をいただきました。ありがとうございました。

で、すぐにニュースを確認したところ、各テレビ局でそのニュースが続々流れました。

ニュースよると、4日午後2時すぎに、倒壊の通報が付近に住む人からあったとのことで、木造2階建ての店舗兼住宅内には、当時4人が中にいて一時閉じ込められたそうですが、その後救助され、2階にいた80代の男性2人が病院に運ばれたようですが、命に別状はないとのことです。

警察と消防は雪の重みにより老朽化していた建物が倒壊したとみているそうですが、ニュースの映像を見ると、かなり激しく倒壊しています。

小樽市の午後3時の積雪深112cmということで、今年は雪が多いと言われていますが、ずっと積もったままなんですよね。

私は倒壊現場を見てないのですが、私設博物館「我楽古多」(老松会館)はこういう建物でした(2015年11月撮影)。

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ちなみに、ここ奥沢の「我楽古多」は、様々な骨董品などの懐かしい品々を展示する私設博物館で、その佇まいや雰囲気がなんとも気になるところだったんですが、私は結局、入る機会がなくて…

※過去の記事です:奥沢町の私設博物館「我楽古多(がらくた)」が何とも気になります(入ったことはありませんが…)

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現場写真などがないので、状況が気になる方は、各ニュースへのリンクを貼っておきますので、すいませんがそちらを見てください。
※関連ニュース
市民や観光客に人気の「私設博物館」が倒壊 屋根の雪の重みが原因か 北海道小樽市(HBC北海道放送)
速報 2階建ての店舗兼住宅が倒壊、閉じ込めの4人救助…命に別状なし、原因は雪の重みと老朽化か 北海道小樽市(HBC北海道放送)
北海道ニュース UHB | UHB 北海道文化放送
大雪の北海道・小樽で建物倒壊 一時4人取り残される 雪の重みか 連日倒壊事故相次ぐ | 北海道 | ニュース | STV札幌テレビ
小樽市で住宅倒壊 中にいた4人無事救出 雪の重み原因か|NHK 北海道のニュース
雪の重みで2階建ての建物が倒壊 一時4人が崩れた中に閉じ込められたか 北海道・小樽市 | HTB北海道ニュース

※HTB北海道ニュースのYouTubeからです。

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※情報提供、ありがとうございました。

※積雪深の参考:小樽(オタル)のアメダス実況 - 日本気象協会 tenki.jp

【関連記事】
奥沢町の私設博物館「我楽古多(がらくた)」が何とも気になります(入ったことはありませんが…)
奥沢の老松会館(私設博物館 我楽古多)の前から続く坂道とカムヰツルの文字が残る建物と白方酒造について

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2022年3月 3日 (木)

街で見かけた「小樽ツララコレクション2022【第2弾】」【冬のちょっとした風景】

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このブログで毎年お届けしているツララコレクション。1ヶ月前に今シーズンのツララコレクションを掲載したのですが(こちら:街で見かけた「小樽ツララコレクション2022」【冬のちょっとした風景】)、その後も、街で気になるツララを見つけたら写真を撮っています。

ただ、ここにきて、もうあまり目立ったツララも見られなくなってきたので、ここでそれらのツララ写真も掲載してしまおうと思います。

小樽ツララコレクション2022【第2弾】ですね。

ツララって、こちらでは冬のよくある風景ですが、雪のない地域の方から見れば、かなり珍しい雪国ならではの光景ですよね。なんてったって、屋根からギザギザに氷の柱がぶら下がっているんですからね。

小樽ツララコレクション2022【第2弾】

では、ツララの写真をどんどん掲載していきますね。

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小樽によくある石造倉庫はツララをよくみかけますね。

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これはツララというか、氷の塊ですね。
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尖ってますね〜!
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夜は氷が光って、また雰囲気が違いますね。
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木からツララが…
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ずらりとギザギザのツララが並びましたね。
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おわりに

ということで、小樽ツララコレクション2022の第2弾でした。

今年は例年よりツララが多かった(大きく育っていた)ような気がしますが、3月に入りましたし、さすがに第3弾はないかな、

※ツララは氷の塊で、しかも尖って危ないので、ツララの下などにはむやみに近づかないようにして、もちろん立ち入り禁止になっていたら、絶対に入らないようにしましょう。

【関連記事】
街で見かけた「小樽ツララコレクション2022」【冬のちょっとした風景】
※昨年の記事です。
街で見かけた「小樽ツララコレクション2021」【冬のちょっとした風景】

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2022年3月 2日 (水)

【注意】小樽市の令和3年度版ごみ収集カレンダー(令和3年4月〜令和4年3月)には誤記があるので3月分に注意!!新たに令和4年版が出てます

そういえば、小樽市では、ごみの収集曜日については、市からの「ごみ収集カレンダー」が地区ごとに配布されていますが、昨年からの令和3年度版のごみ収集カレンダーには誤記があるので、そのまま使っている方は注意です。

令和3年度版は、令和3年4月〜令和4年3月までのカレンダーなんですが、誤記内容は令和4年2月に、今年はない2月29日の記載があって、そのため令和4年3月1日が火曜のところ水曜となり、以降が全体的にずれて記載されているんですね。

小樽市公式ホームページ内のスクリーンショットから(現在当該ページなし)Otaru_20220302-113954t

つまり3月分が間違っていて、もし、現在見ているのが、令和3年4月からのもので、2月29日があるごみ収集カレンダーだったら、それは誤記載版なので注意です。

そのために、新たに令和4年版が出てます。

新しい修正版については、これまでは“年度”という区切りで、4月から翌年3月までのカレンダーだったのを、これを機会に、見慣れた令和4年1月から12月までのカレンダーに改訂して、すでに発行されているんですよね。

で、発行されているはずなのですが、実は我が家にはそれがなくて、う〜ん、町内会の回覧にあったのを見逃したか…

そこで、新しい令和4年1月からのごみ収集カレンダーが手元にない場合は、小樽市HP内に地区別に収集カレンダーのPDFファイルが置かれてますので、そちらからダウンロードや印刷することができます。
※こちらです:家庭ごみ・資源物の収集カレンダー令和4年版(2022年)1月~12月 | 小樽市

お住まいの地区によって、収集曜日が異なり、ごみ収集カレンダーの内容が違うので、印刷時に注意ですね。

使用している、ごみ収集カレンダーの左上に番号があって、それが自分の地区の番号になるので、それでチェックもできます。

ちなみに、この誤記載のお詫びとお知らせについては、以前は小樽市HP内に記載されていたのですが、ちょっと現在はそのページが見当たりませんでした。

次の画像はその時のスクリーンショットからですが、誤記内容はこういったことですね(上の画像も同じスクリーンショットからです)。
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※もちろん、上記内容は一例で、地区によって収集曜日の内容が違うので注意してください。

ということで、昨年配布された令和3年度版のごみ収集カレンダーの誤記について、注意喚起もかねて、ブログに書いておきました。

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色々と雪に埋まってます【冬のちょっとした風景】

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今シーズンの冬はなんだか雪が休みなく降っている感じで、2月は積雪深が100cmより少なくなることがなかったようで、今シーズン最大の積雪深は2月23日に132cmを記録してます。

そんな中、先日(2月26日)は最高気温が7.7℃まで上がって、雪解けが進んだようにも見えたのですが、周囲はまだまだ雪深くて、その上3月1日(火)には、また雪が結構降ったりして、3月に入ったとはいえ、やっぱりまだしばらくは冬が続きますね。

さて、本日はそんな雪が多い今シーズンの冬で、街歩きの最中に見かけた、雪に埋まったものたちの写真をまとめて掲載しようと思います。

こういうのもまた、雪国ならではですよね。

色々と雪に埋まってます

では、まずはこちら、郵便ポストです。
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まあ、私が見る時は、いつもすでに掘り起こされた後ですが、後ろの雪の積り具合を見ると、一時は全部埋まったのでしょうね。

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こちらは旧手宮線の散策路ですが、表示板もかなり埋まってますね。
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こちらは先日の気温が高かった後の様子。だいぶ表示が顔を出してました。Otaru_20220228-144141

こちらは小樽公園内の案内標識。
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小樽公園の見晴台では、冬の間はほぼ人が立ち入らないので、色々埋まってます。Otaru_20220208-140937_20220302011301

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これは自動販売機ですが、ここは最初からカバーがかかってました。Otaru_20220208-130355

電話ボックスも埋まってます(かけられない…)。
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消火栓は、さすがに埋まってもすぐに掘り出されますが、それも大変な作業ですよね。Otaru_20220208-130904

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入船公園の看板。だいぶ埋まってます(読者提供写真)。
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このバス停は、下の部分が埋まってますが、歩道がこの高さなので、バスの乗り降りがかなり大変そう。Otaru_20220223-154102

これはロードヒーティングの設備ですね。埋まってますね。
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滑り止めの砂の入った入れ物。まずこれを掘り起こさないと。
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ということで、今シーズンは本当に雪が多いですが、雪国ならではの風景として、雪に埋まっていたものを集めてみました。

※参考:気象庁|過去の気象データ検索(小樽2022年2月)

【関連記事】
2月26日(土)の小樽はなんと最高気温が7.7℃まで上がりました
※過去記事から。
冬のちょっとした風景〜雪に埋まる電話ボックスなど

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2022年3月 1日 (火)

ニュースより/今年も小樽の沿岸にニシンの群来(くき)がきています(見には行けていませんが…)

2月に入って、今年(2022年)も小樽の沿岸でニシン群来(くき)が確認されていて、ニュースになっていますね。

ニュースなどによると、小樽沿岸の群来は、2月12日(土)に小樽市銭函海岸で確認され、その後、2月27日(日)には塩谷海岸で、また、お隣の余市町でも確認されたとのことです。

※関連ニュース
小樽に群来が来た!塩谷海岸で乳白色確認(小樽ジャーナル)
春の訪れを告げるニシンの「群来」 余市町の海岸で確認 例年よりやや遅め | 北海道 | ニュース | STV札幌テレビ

「群来」は、産卵期を迎えた雌ニシンが大群で沿岸に押し寄せて産卵し、それに合わせて来た雄ニシンの精子によって、海面が乳白色に染まる現象のことですね。

という私は、残念ながら実際の群来の様子を見たことがなんです。ある日突然発生する群来は、なかなか見ることができないんですよね。

ところで先日(2022年2月27日)、NHKの番組「ダーウィンが来た!」で、群来についての特集「ニシン復活!伝説の白い海」が放送されたんです。とても興味深くて面白い特集でした。
「ニシン復活!伝説の白い海」 - ダーウィンが来た! - NHK

番組内では小樽の海での群来の様子が流れていたのですが、小樽のIT関連会社の株式会社K2が映像協力していたんですよね。すごいですね。

こちらは、K2代表取締役社長の中山さんのTwitterの投稿からで、撮影は中山さんが行っているんですよね。

こちらはSTV札幌テレビ報道部【公式】のTwitterの投稿から。余市町の群来について。

ということで、今年も小樽沿岸に群来がやってきてますね。今年も新鮮な地物のニシンが味わえるかな。

【関連記事】
※昨年の記事です。
ニュースより/2月に入り小樽沿岸でニシンの群来(くき)の確認が立て続けに報告されています

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