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2021年12月 4日 (土)

惜しまれつつ閉店した信香町の銭湯・小町湯(2021年10月24日をもって閉店)

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2021年10月24日をもって、惜しまれつつ閉店した信香町の銭湯・小町湯

施設の老朽化が進み、営業継続が困難となったとのことで、その閉店については反響も大きく、このブログでも取り上げました(→現存する道内最古の銭湯とも言われる「小町湯」が10月24日(日)をもって閉店)。

レンガ造りの煙突など、建物自体も印象的な小町湯は、現存する銭湯では小樽はもちろん、道内最古とも言われていたので、その歴史的価値としてもとても貴重で、そういった点でも閉店を惜しむ声が大きかったです。

(写真は過去の営業中のものです)
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その歴史ついては記述がいくつかあって、明治15年(1882年)には、すでに銭湯として開業していたようで、現在の経営者の家族が譲り受けたのが明治33年、という記述もあります。

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かつて昭和の頃には、小樽の銭湯は50件以上あったそうで、多い時はなんと70軒ほどもあったという記述も目にします。

そんな銭湯の街でもあった小樽から、また一つ銭湯の火が消えるというは、とても寂しい話題でありましたが、加えて小町湯に関しては、小樽の街に残る歴史・文化の喪失といっても決して大袈裟でない側面があるのも事実ですね。

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実は閉店前に私も入りに行くことができて、許可をもらって少しだけ脱衣所の写真を撮らせていただいたので、ここでその写真を掲載しますね。

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私は普段は銭湯にはほとんど行かなく、小町湯も行ったことがなくて、残念ながらこれが最初で最後でしたが、そのいいお湯に、あ〜なんでもっと早く来なかったんだろうと後悔です。

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小樽の銭湯は、近年も毎年のように閉店が続いていて、現在は残り5軒となってしまってます。5軒は、朝日湯(緑2丁目)・柳川湯(穂3丁目)・中央湯(奥沢3丁目)・神仏湯温泉(住ノ江1丁目)・大正湯温泉(花園4丁目)です。

銭湯を応援するには、やっぱり銭湯を利用するのが一番ですよね。

“そのうちに”、と言っていると、今回のことにようになりがちです。今後は機会を作って、銭湯を利用するようにしたいです。

※小樽市内の銭湯については、北海道公衆浴場業生活衛生同業組合のサイトで確認することができます(こちらから:銭湯検索 | 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合)。

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※北海道公衆浴場業生活衛生同業組合のサイトは、2021年9月5日よりリニューアルしてます:道浴ホームページ、リニューアルします! | 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合

※参考
朝日新聞デジタル:■湯めぐり編 小町湯温泉 - 北海道 - 地域
小樽に広がる銭湯文化 - 関西学院大学 現代民俗学 島村恭則研究室

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「日の出湯」の建物が変わらず趣があって目に止まります
再び相生町の踏切にて、銭湯の旧山田湯を確認

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