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2021年12月

2021年12月31日 (金)

皆様、よいお年をお迎えください【2021年末のちょっとした風景】

年末に向けて大雪と厳しい寒さに見舞われた小樽ですが、ここにきて、少し天候も落ち着いてきた感じで、できればこのまま年明けまで穏やかに過ごさせてもらいたいものです(つまり、正月早々の雪かきはご勘弁願いたい、ということでして…)。

ちなみに、12月27日(月)に積雪深62cmを記録して以降、31日20時現在は51cmとなっています(ただ、気温は19:30にマイナス9.8℃まで下がっていて、寒いです)。

さて、12月28日(火)に、市場に買い物などでちょっとだけ出かけてきたので、例年のことですが、今年最後に、その他の年末の写真と合わせて、“冬のちょっとした風景”シリーズの特別版“年末のちょっとした風景”として、いくつか写真を掲載しますね。

2021年末のちょっとした風景

こちらは、28日午後に行った南樽市場。
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(許可を得て撮影しました)

相変わらずたくさんのお客さんが買い物に来ていましたが、最後の3日間はさらに混雑していたでしょうね。

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こちらはスーパーの口取り菓子のコーナー。

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(写真は店内撮影OKのコープさっぽろ小樽南店にて)

こちらはツルヤ餅菓子舗。お餅屋さんは大忙しですね。
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都通り側のオーセントホテル小樽前の門松。
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中央市場の横には、正月飾りの露店が。
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なんだか懐かしい風景ですね。

そして、静かに新年を待つ住吉神社です。
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2021年のおわりに

ということで、今年は昨年に引き続いて、新型コロナウイルスの影響が大きかった一年でしたが、このブログでは、これまでと変わらずに、今の小樽の様子を伝えようと、いろんな小樽情報を発信し続けました。

そんなブログ記事が、皆さんの何かお役に立っていたり、喜んでもらえたり、楽しんでもらえたり、懐かしく思っていただいたりしたなら、とても嬉しいです。

2021年(令和3年)の投稿は、これで最後となります(年が明けても、すぐに変わらず投稿が続くんですけどね)。

小梅太郎の「小樽日記」を読んでいただいている皆さん、この一年、本当にどうもありがとうございました。

来年も小樽の様子を変わらずどしどし紹介していこうと思っていますので、ブログ『小梅太郎の「小樽日記」』をどうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

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小梅太郎の「小樽日記」的、2021年度10大ニュース!!

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さて、気がついたら今年もあとわずかですね。というか、もう大晦日です。

皆さん、年末のバタバタと忙しい時を過ごしているでしょうか、それともすっかり年越しの準備を終えて、のんびり過ごしてますでしょうか。

もうそんな時期がやってきたわけですが、はい、今年もやります。

小梅太郎の「小樽日記」的、2021年度10大ニュースです!!

このブログでは、今年も小樽の様々な話題を取り上げ、この一年でこの記事を含めて420記事を投稿しました。

それらの記事の中から、アクセス数だけではなく、記事へのコメントやSNSでの反響など、そして、私個人の思い入れを(かなり)加味した、あくまでこのブログでの2021年度の10大ニュースです(って結局、私・小梅太郎が気分で選んでますのでご了承を)。

第1位 北海製罐小樽工場第3倉庫関連

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2020年秋に解体検討のニュースが流れてからこの一年、保全・活用に向けて検討が進められてきた北海製罐小樽工場第3倉庫は、北海製罐から小樽市に土地・建物を無償譲渡されることが決定して、今後の活用の具体策などの課題はあるものの一区切りとなりました。

ブログ記事としては、直前にこの一年の動きをまとめた記事を書いたばかりですが、その他に関連ニュースや建物の内部見学会の様子を伝える記事など数記事を書いています。

ただ、実は個別の記事のアクセス数としては、それほどでもないんです。けど、やはり小樽でこの一年を通して起こった話題としては、これを第1位としたいです。

北海製罐小樽工場第3倉庫は小樽市に無償譲渡に〜ひとまず解体は回避(この1年の動きを書き留めておきます)
北海製罐小樽工場第3倉庫の建物内部の様子〜第3倉庫見学会&オープン勉強会に参加してきました(3月20日)

第2位 なるとの若鶏半身揚げが自販機で買える/市内に自販機コーナー出現中

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第2位は、若鶏半身揚げでお馴染みの“なると”の冷凍自動販売機が出現したという話題です。

実はアクセス数だけを見ると、この記事が一番読まれた記事なんですよね。みなさん、なるとが好きですね!!

また、なるとの自動販売機の他に、手作り惣菜や焼き鳥などの冷凍自動販売機が一緒に設置される、箱市場と名前のついた自動販売機コーナーが市内各所に出現しているという記事も書いたのですが、そちらもよく読まれました。

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え!?若鶏半身揚げが自販機で買えるの!?〜なるとの自動販売機が設置されてます
市内各所に自動販売機コーナーが出現中!ここは箱市場〜若鶏半身揚げのなるとやタルシェに惣菜!?【情報提供もきてます】【追記あり】

第3位 庶民の中華料理屋「大丸ラーメン」が閉店

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老舗や市民に馴染みの店の閉店のニュースというのは、なんとも寂しく読者も気になるところと思うのですが、残念ながら今年も多かったんですよね。

中でも一番アクセスが多く反響も大きかった、庶民の中華料理屋、花園銀座商店街の大丸ラーメン閉店のニュースが第3位です。

昭和24年(1949年)の開業以来、創業72年の歴史に幕を下ろすことになりました。閉店のお知らせは6月に出ました。

庶民の中華料理屋「大丸ラーメン」が閉店

第4位 老舗の洋菓子店「米華堂」が閉店

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こちらの閉店も驚きました。第4位は、昭和3年(1928年)創業の小樽の老舗洋菓子店・米華堂の閉店のニュースです。

花園銀座商店街の米華堂といえば、古くから小樽ではお馴染みのケーキ屋さんということで、ファンも多かったと思いますが、残念ながら3月いっぱいでの閉店でした。

え!?なんと小樽の老舗の洋菓子店「米華堂」が閉店

第5位 “なると”による中華食堂「なると軒」がオープン

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第5位は、若鶏半身揚げでお馴染みの“なると”による中華食堂「なると軒」が、6月2日にオープンしたという話題です。

といってもすいません、結局、私はお店にまだ行ってないのですが、ブログ記事としては、オープン情報はよく読まれるんですよね(実は、もっと上位に行くくらい読まれているんですが、私が食べに行ってないもので…)。

今度、食べに行ってみないと!!

あの“なると”による中華食堂「なると軒」がオープン(まだ食べに行ってませんが…)

第6位 高級食パン専門店「ダルオベーカリー」オープン

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第6位は、こちらもオープン情報を投稿してよく読まれた、小樽初の高級食パン専門店「ダルオベーカリー」の記事です。高級食パン、人気ありますね。

オープンは6月1日で、こちらの記事も投稿時はまだ食べてなかったのですが、実はダルオベーカリーの食パンは、その後に実際に買って食べたんです。で、実に美味しかったのですが、ブログ記事にしてなくて…(汗)

小樽初の高級食パン専門店「ダルオベーカリー」が日銀通り沿いのホテル1階にオープンしてます(まだ買ってません…)

第7位 小樽に残る渋沢栄一ゆかりの建物

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先日、最終回を迎えたNHKの大河ドラマ「青天を衝け」。その主人公の渋沢栄一は、小樽にもゆかりの建物が残っているなど、少なからず繋がりがある人物なんですよね(すいません、ドラマは見てなくて…)。

その渋沢栄一ゆかりの建物についてを紹介した記事が第7位です。

この10大ニュースの記事を書くにあたって、アクセス数を調べていたんですが、こんな渋い記事が何気にたくさん読まれていて、私がちょっと驚いてます。

小樽に残る渋沢栄一ゆかりの建物〜NHKの大河ドラマや新一万円札で注目の実業家

第8位 北からの贈り物/北のアイスクリーム屋さん閉店

第8位は閉店情報を一緒にさせてもらいました。奥沢のアイスクリーム専門店「北からの贈り物」と、小樽運河近くの「北のアイスクリーム屋さん」の閉店のニュースです。

ちょうどアイスクリームの2店の閉店の記事が、同じくらいにアクセス数があって注目されました。

実は、どちらも気がついたら閉店していて、詳細が分からないのですが、北からの贈り物は、昨年(2020年)4月にオープンしたばかりながら、ものすごい人気だったものの閉店、北のアイスクリーム屋さんは小樽市指定歴史的建造物の旧嶋谷倉庫の建物を活用したアイスクリーム屋さんでしたが閉店してました。

(北からの贈り物があった、さくら食品の入る旧北の誉の酒泉館の建物)
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(北のアイスクリーム屋さんのあった、小樽市指定歴史的建造物の旧嶋谷倉庫)
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あれ?奥沢のアイスクリーム専門店「北からの贈り物」って閉店したの!?
あれ!?「北のアイスクリーム屋さん」は閉店してるの!?〜建物は小樽市指定歴史的建造物の旧嶋谷倉庫

第9位 小町湯が閉店

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現存する道内最古の銭湯とも言われた信香町の小町湯が、10月24日をもって閉店しました。

個人的にはもっと上位にしようと思ったのですが(1位か2位でも…)、残念ながら、一般には認知度は低いのか、あまりアクセス数は伸びてなくて(SNSでの反響の方が大きかった印象です)、第9位としました。

閉店のお知らせと、あらためて閉店後に記事を書いています。
惜しまれつつ閉店した信香町の銭湯・小町湯(2021年10月24日をもって閉店)
現存する道内最古の銭湯とも言われる「小町湯」が10月24日(日)をもって閉店

第10位 妙見市場と南樽駅旧跨線橋解体

第10位は、妙見市場の解体南樽駅旧跨線橋の解体の話題を一緒にさせてもらいました(別々にしようと思ったのですが、10位に収めるためということでご了承を…)。

妙見市場については、昨年(2020年)末の10大ニュースで閉店の話題を第2位にしましたが、川の上に建っていた印象的なカマボコ型の建物も解体されました。

(解体前の妙見市場)
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JR南小樽駅ではバリアフリー化工事に伴う跨線橋の架け替え工事が行われ、7月11日より新しい跨線橋の使用が始まり、それに伴い旧跨線橋は9月頃に解体・撤去されました。

(解体前の南樽駅旧跨線橋)
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どちらも古くからあるもので、思い出のある方も多いと思いますが、形がなくなるというのは、やはり寂しいですね。

・妙見市場についてはカテゴリー「妙見市場」にまとめてます。
南樽駅の旧跨線橋の思い出【動画】〜新跨線橋に切り替わる直前に旧跨線橋を渡ってきました

《次点》 新型コロナウイルス関連

昨年に続き、実際は今年も新型コロナウイルス関連のニュースをもっと上位にしてもいいのですが(昨年は第1位)、今年は次点としておきました。

もちろん、今年も新型コロナウイルス関連では、緊急事態宣言などの大きな話題に限っては、このブログでも取り上げ、たくさん読まれてます。

ニュースを中心とした、コロナ関連の主な話題は、コテゴリー「新型コロナウイルス関連情報(小樽)」にまとめてます。

《番外》 小梅太郎的ニュース

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さて、番外編として、最後は私・小梅太郎の個人的大ニュース、それは、FMおたるに初出演してきたという話題です!!

8月20日に、田口智子さんと渡邉ダイ亮さんによるFMおたるの生放送番組「金曜2時です!坂の町さんぽ」に、ゲスト出演してきたんですよね。とっても緊張しましたが、とっても楽しい時間でした。

それに味をしめた訳ではないのですが、12月2日にはFMおたるの「小樽チャンネルラジオ」にも出演させていただきました!!

私のような一介のブロガーがラジオに出られるなんて、なんだか感慨深いものもあります。

あともうひとつ、個人的なニュースとして、3年間続いた小樽道新文化センターの『「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座』が12月で終了しました。

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最初はどうなるかと思ったこの講座も3年も続いたんですよね。これまで講座を受講してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

FMおたるに初出演してきました!!〜8月20日「金曜2時です!坂の町さんぽ」にゲスト出演
小樽チャンネルマガジン2021年11月号(Vol.72)〜今号は「オタモイ入口から幸入口までバス通りを歩く 【前編】オタモイ町内を歩く」/おまけの話:FMおたるの小樽チャンネルラジオに出演してきた!!
道新文化センター『「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座』が終了しました〜2021年12月11日をもって3年間続けてきた講座が終了

おわりに

ということで、今年も小樽の様々な話題を投稿してきましたが、振り返ってみて、この一年はいかがだったでしょうか。

もちろん、これ以外に皆さんそれぞれに、大きなニュースがあったと思いますし、ブログの記事に関しても、今回の順位に入ったようなよく読まれた記事の他、何気ない街の風景などの投稿もこのブログならではで、そういった記事を楽しみにしている方がたくさんいるのも承知しています。

これからも、そういった記事を大切にしつつ、今の小樽の情報を発信し続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。

とうことで、以上、小梅太郎の「小樽日記」的、2021年度10大ニュースでした。

【関連記事】
小梅太郎の「小樽日記」的、2020年度10大ニュース!!
小梅太郎の「小樽日記」的、2019年度10大ニュース!!
小梅太郎の「小樽日記」的、2018年度10大ニュース
小梅太郎の「小樽日記」的、2017年度10大ニュース
小梅太郎の「小樽日記」的、2016年度の10大ニュース
小梅太郎の「小樽日記」的、2015年度の10大ニュース

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2021年12月29日 (水)

北海製罐小樽工場第3倉庫は小樽市に無償譲渡に〜ひとまず解体は回避(この1年の動きを書き留めておきます)

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老朽化により、2020年秋に解体検討のニュースが流れ、その後、保全・活用に向けて検討が進められていた北海製罐小樽工場第3倉庫は、北海製罐が小樽市に土地・建物を無償譲渡することに決まりました。

さらには、北海製罐から当面の保全費として、市に1,000万円の寄付もあり、その贈呈式が2021年12月22日に行われたというニュースもありました。

所有権はすでに2021年12月17日に市へと移っているとのことで、これでひとまず小樽市指定歴史的建造物でもある北海製罐小樽工場第3倉庫は、解体という事態は回避されました。

このブログでもその動向に注目が大きかったこの件について、昨年秋からのこの一年の動きをここで書き留めておこうと思います。

解体検討のニュースに衝撃が走る(2020年10月)

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北海製罐の第3倉庫は大正13年(1924年)建築の鉄筋コンクリート4階建で、小樽市指定歴史的建造物にも指定されている、北運河入り口のランドマーク的な建物で、運河のこの一帯のシンボル的な建物でもあります。

ただ、激しい老朽化(海側の壁が崩れてきているとのこと)に加えて、コロナ禍による北海製罐の業績悪化もあって、2020年10月に、北海製罐が年度内に解体が検討しているというニュースが流れ、各所に大きな衝撃と動揺が走りました。

すぐに迫市長が北海製罐側と意見交換を行い、解体方針を翌2021年10月まで1年間先送りにすることになりました(まずはこの決定に北海製罐に感謝ですね)。

ここから、保全・活用に向けて検討が進められることになります。

第3倉庫活用ミーティング発足・活動(2021年1月〜)

さっそく保全・活用に向けて、小樽商工会議所と小樽観光協会が主体となった民間組織「第3倉庫活用ミーティング」が、年が明けた2021年1月14日に発足しました。座長は小樽の建築物の権威、北海道職業能力開発大学校・駒木定正特別顧問。

それに先だち、解体のニュース後すぐに、若者有志が「第3倉庫の次世代活用を考える若者ネットワーク Non-.」(ノン)を立ち上げ、倉庫の新たな活用策などをFacebookなどで発信するという市民の動きもありました。

第3倉庫活用ミーティングでは、何度も議論を重ね、周知のための様々なイベントも開催されました。

私もいくつか参加しましたが、多くの参加者があった第3倉庫の見学会、オープン勉強会、ライトアップイベントや関連する絵画の展示会などがありました。最後に延期となっていたシンポジウム「これまでの100年からこれからの100年へ」(10月17日)も開催されました。

(見学会より)
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第3倉庫活用ミーティング最終報告(2021年9月27日)

第3倉庫活用ミーティングから2021年9月27日、市に最終報告がされます(保全・活用策等をまとめた提言書を提出。提言書はA4・28ページ)。活用コンセプトは〜「これまでの100年」から「これからの100年」へ〜。

第3倉庫活用ミーティングが小樽市への提言を行いました | 小樽商工会議所
【提言書概要版】(pdf)
【提言書本書】(pdf)

提言書によると、当面の間、小樽市による土地・建物の所有と、国の登録有形文化財への登録の検討を求めた上で、保全・活用計画を2つのフェーズに分け、4年間程度(2025年度まで)を第1フェーズ「スタート期間」として運営体制づくりや建物補修、ブランディングなどを行い、2026年度からの20年間程度を第2フェーズ「本格的活用期間」としています。

報告では、第3倉庫活用ミーティングが実施した劣化調査で、コンクリートや鉄筋の健全性が確認されています(もちろん、外壁の劣化や外階段の腐食など危険な箇所もあるため、補修・整備は必要です)。

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建物自体もとても価値のあるものですが、それに加えて、小樽のまちづくりにおける第3倉庫の重要性や、市民を中心とする活動の場としての位置づけなどが報告されました。

※参照ニュース
北海製罐小樽工場第3倉庫 活用ミーティング最終報告会(小樽ジャーナル)
・2021年9月24日・28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
事例から学ぶ 小樽第3倉庫保全・活用シンポジウム(小樽ジャーナル)

市が無償譲渡を北海製罐に申し入れ(2021年10月18日)

第3倉庫活用ミーティングからの当面の間、小樽市が土地・建物の所有するべきという提案もあり、市は10月18日、北海製罐株式会社に小樽工場第3倉庫の土地・建物の無償譲渡を申し入れました。同時に維持・補修費の支援も要請しています。

※市が無償譲渡を北海製罐に申し入れる方針は、8月27日にすでに明らかにされていて、北海製罐側も理解を示しているという報道もありました。

“当面の間”という市の所有期間については、迫市長からは、一時的ではなく、市が責任を持って所有する意向も示されています。

※第3倉庫活用ミーティングは、いったん解散となってます。

※参照ニュース
・2021年8月28・29日付北海道新聞朝刊(解体回避へ市が無償譲渡申し入れへ)
・2021年9月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(今後の活用案 所有は市が責任持って)
・2021年10月19日付北海道新聞朝刊総合欄(市が第3倉庫の譲渡申し入れ)
北海製罐小樽第3倉庫 無償譲渡依頼へ(小樽ジャーナル)

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北海製罐が土地・建物を無償譲渡(2021年10月28日)

北海製罐が10月28日に、解体を検討していた第3倉庫について、小樽市からの土地・建物の無償譲渡の申し入れを受け入れることを決めます。

これで、猶予期限の10月末を前に、解体についてはひとまず回避されることになりました。また、保全のための1,000万円を市に寄付することも決定されました。

北海製罐側が、独断で解体してもやむを得ないところを、早い段階で市や小樽商工会議所に打診してくださり、こういった方向に進んでくれたのは、市民としても嬉しい限りで、北海製罐に感謝ですね。

※参照ニュース
北海製罐小樽工場第3倉庫 無償譲渡へ(小樽ジャーナル)
・2021年10月28日付北海道新聞夕刊
・2021年10月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄、第4社会欄

おわりに(2021年12月現在)

そして、冒頭の通り、1,000万円の寄付の贈呈式が2021年12月22日に行われ、すでに北海製罐小樽工場第3倉庫の所有権も小樽市に移りました。今は公共施設です。

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これによって、昨年秋からの解体に関する問題については一区切りとなりますが、現在、第3号ふ頭周辺の再開発も行われようとしていますので、一帯の景観を維持しつつ、この歴史ある大きな建物を具体的にどのように保全・活用していくのかは、これからがスタートで、これからが本番ですね。

※参照ニュース
・2021年12月23・24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
北海製罐小樽第3倉庫 保存活用のための寄附贈呈式(小樽ジャーナル)

第3倉庫活用ミーティング | Facebook
小樽商工会議所 | 小樽商工会議所|公式ホームページ

【関連記事】
北海製罐小樽工場第3倉庫の建物内部の様子〜第3倉庫見学会&オープン勉強会に参加してきました(3月20日)
北海製罐小樽工場第3倉庫4階デッキからの風景(3月20日)【動画あり】
北海製罐小樽工場第3倉庫が5月3日~5日の期間でライトアップを実施
北海製罐小樽工場第3倉庫のVR映像が公開されていて、倉庫内をバーチャル探索できます
UNGA↑2階ギャラリーで「絵画で観る北海製罐第3倉庫」展開催(6月22日~6月26日)
北海製罐株式会社小樽工場(旧北海製罐倉庫)の歴史的建造物4棟について(事務所・工場・旧第2倉庫・第3倉庫)

※以下は解体関連のニュース(古い順から)
ニュースより/北海製罐小樽工場第3倉庫の保全・活用に向けた民間組織「第3倉庫活用ミーティング」が発足
ニュースより/解体が検討されている北海製罐小樽工場第3倉庫の保全・活用に向けて民間組織が発足
ニュースより/北海製罐小樽工場第3倉庫の解体は1年間の猶予・多喜二祭実行委が要望書提出・若者たちも保存活用に動き出す
ニュースより/北海製罐小樽工場第3倉庫が老朽化で解体を検討

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2021年12月28日 (火)

2021年に創立100周年を迎えた小樽都通り商店街の歴史について

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今年(2021年)、小樽市民には買い物でお馴染みのアーケードの都通り商店街創立100周年だったんですよね。もちろん、創立100周年記念として色々とイベントも開催されました。

せっかくなので、この機会にこのブログでも、都通りの歴史について書き留めておこうと思います。

都通りといえば、全長約300mのアーケードのある、小樽の中心部の商店街で、小樽市民が口にする“街に出る”といえば、主にこの辺りのことを指しているのではないでしょうか。

小樽都通り商店街の歴史

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明治28年(1895年)に、今の都通り商店街にあたる通りに電灯が初めて点ったそうです。
※通りに映画館の「電気館」(大正3年開業)ができ、通りは「電気館通り」と呼ばれるようになります。

大正10年(1921年)稲穂電気館通り町内会(稲電会)創立。ここから100年ということですね。

昭和6年(1931年)懸賞金付き公募にて通りの名前が「都通り」となります。

昭和39年(1964年)都通り商店街振興組合が発足。

昭和41年(1966年)札幌の狸小路に次いで、道内2番目の古さとなるアーケードが完成します。

平成5年(1993年)アーケード・リニューアル

平成14年(2002年)新アーケード・オープン


昭和の賑わいを経て、最盛期には80以上の店舗が軒を連ねたそうですが、現在は空き店舗も目立ち、やや寂しい印象は拭えません。とはいえ、今もなお、小樽の中心街であることは間違いないですよね。

※参照
・小冊子「歴史の街 小樽 都通り百年物語」
・小冊子「小樽中心商店街の歴史逸話
・2021年1月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・梁川商店街振興組合公式ガイドブック

小樽都通り商店街と榎本武揚

都通りを歩いていて目にするのが、垂れ幕にもなっている「榎本武揚」の名前です。

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榎本武揚は、まだ未開の地だった今の稲穂と富岡地区一帯を購入し、北辰社という会社を設立して市街地開発を進めていったそうです(都通りの先の梁川通りは、榎本武揚の雅号の梁川(りょうせん)に由来してます)。

そのこともあって、都通りではゆかりの地として、2002年の新アーケード完成以来、榎本武揚をシンボルとして商店街の活性化を進めているとのことです。

※参考
・2021年1月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
【月刊小樽自身2021年12月号】 クローズアップ地域 都通り商店街 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※関連記事:小樽ゆかりの榎本武揚〜龍宮神社と梁川通りとあやかり武揚さん

小樽都通り商店街創立100周年記念ロゴマーク

チラシや垂れ幕などで目にする、こちらは小樽都通り商店街創立100周年の記念のロゴマークです。

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ツイッターと店舗での投票を経て、夏に決まって、あちこちで使用されていますね。

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※その時の 商店街のツイートがこちら。


おわりに

冬のこの時期、都通りはアーケードなのに、あちこちから雪が吹き込んで、道路が真っ白になるんですよね。けど、これもまた愛すべき地元の商店街です。

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ということで、今年(2021年)創立100周年を迎えた小樽都通り商店街の、その歴史について書き止めてみました。

今回は、個別のお店については書いてませんが、老舗のお店からアニメやサンドイッチの専門店などなど、楽しそうで面白そうで美味しそうなお店がたくさんあります。

改めて、アーケード内をゆっくりと歩いてみるのもいいかもしれませんね。

小樽都通り商店街HP 【公式】
※Twitter:小樽都通り商店街(@miyakodori2138)
※Instagram:小樽都通り商店街(@miyakodori2138)
小樽都通りチャンネル - YouTube

【関連記事】
※最近の都通り関連の記事
堺町通りのお店が都通り商店街の会場に大集合!!(11月12日~14日の3日間の開催)
都通り商店街でハロウィンイベント「Go Go ハロウィン 2021」開催中!!(10月31日まで)
小樽都通り商店街創立100周年記念「新春みやこ市」が開催中(1月6日まで)
※都通り自体に関する過去の記事
改めて、都通りを
都通りで顔を上げて建物の2階を見上げてみたら色んな窓が並んでた

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2021年12月27日 (月)

2021年のクリスマスもやっぱりなるとの若鶏半身揚げでした(という毎年の話を今年も)

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みなさん、先日のクリスマスは美味しいものを食べて過ごしましたか!?

クリスマスイブの我が家の食卓には、やっぱり今年もなるとの若鶏半身揚げがのりました(という毎年の話を、今年もさせていただきますね)。

今では観光客にもすっかりお馴染みになった、なるとの若鶏半身揚げですが、もちろん、昔から小樽市民にもお馴染みで、クリスマスのチキンはなるとの若鶏半身揚げ、という家庭も多いのではないでしょうかね。

我が家も子供の頃からクリスマスといえば、なるとの若鶏半身揚げだったんですよね。なので、今もこれがないとクリスマスという感じがしません。

ここ数年、うちは稲穂町の梁川通りにある、本店とも呼ばれる「若鶏時代 なると」で予約をして買っているのですが、店に行くと、若鶏半身揚げの持ち帰り用カウンターが設置され、予約客用に揚がった若鶏半身揚げが、棚にずらりと並んでいるんですよね。

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もちろん、お店でいただく熱々は美味しいですが、持ち帰りも十分に美味しいんですよね(温め方が袋に書いてあるので、参考にしてます)。

って、実はクリスマスに限らずに、ちょくちょくテイクアウトをして買ってきているという、なるとの若鶏半身揚げは、定期的に食べたくなる味なんです。

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ということで、今年のクリスマスも美味しくなるとの若鶏半身揚げをいただきました。ごちそうさまでした。

あっ、ケーキは今年もルタオのケーキを美味しくいただきました!!

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さて、クリスマスが終わると、一気に年末ですね。小樽は厳しい寒さが続いているので、体調に注意ですね。

若鶏時代なると 本店
株式会社なると
TOPページ : チーズケーキの通販、お取り寄せならLeTAO | 小樽洋菓子舗ルタオ

【関連記事】
※昨年の(同じような)記事です。
2020年のクリスマスもやっぱりなるとの若鶏半身揚げ。ケーキはルタオで

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2021年12月26日 (日)

12月25日の小樽は真冬日に〜夜遅くにマイナス9.8℃と今シーズン一番の寒さ

今年のクリスマスは、と〜っても厳しい寒さになりました。

12月25日(土)の小樽は、雪は降らず、時折うっすらと青空ものぞく天気でしたが、日中の最高気温がマイナス5.3℃(12:14)という真冬日で、本当に寒かったです。

結局、そのまま気温が下がって夜遅くにマイナス9.8℃(23:27)という、今シーズン一番の寒さとなってます。寒っ!!

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12月26日(日)もそのまま気温の低い寒い天気予報となっていて、おまけに今度は雪も降る予報となっているんですよね。

これから年末に向けて、大雪は勘弁してもらいたいのですが…

ということで、厳しい寒さとなっている暮れの小樽です。

※参照:気象庁|過去の気象データ検索(小樽 2021年12月詳細)

【関連記事】
【続報】小樽に12月17日から降り続いた大雪は18日昼に最大積雪深59cmを記録〜24時間降雪量は観測史上最多!!

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2021年12月25日 (土)

小樽運河浅草橋街園にランタンツリー!!〜堺町通り商店街による運河クリスマスが12月24日・25日の2日間で開催

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小樽運河では現在、小樽ゆき物語の一環で運河を青いイルミネーションで彩る「青の運河」が開催中ですが、それに加えて、浅草橋街園にはクリスマスに合わせて12月24日(金)・25日(土)の2日間、ランタンのツリーが登場しています。

これ、小樽堺町通り商店街によるイベント「運河クリスマスCanal Christmas)」です。初開催です。

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12月24日(金)・25日(土)の15:00〜20:00頃までの開催で(ランタンツリーの点灯は16:00頃から)、浅草橋街園にはクリスマス屋台も登場して、温かい飲み物や食べ物も提供していて、各日先着300名限定で「小樽産おタテのクリームシチュー」を無料で提供もしています。

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(小樽祝津産ホタテを「おタテ」とネーミングしてブランド化を目指してます!!)

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おタテのクリームシチューは、私は食べなかったのですが、なんだか体も暖まりそうで、美味しそうでしたよ!!

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ランタンツリーの点灯は16:00頃から。

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会場にはたくさんの人が集まっていて、とっても綺麗なランタンツリーと幻想的な青の運河を見ながら、記念撮影をしていましたよ。

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そうそう、行った時には、小樽のご当地ゆるキャラの「おたる運がっぱ」と、北海道日産オリジナルキャラクターの「ほくにっち君」がきていて、こちらも大人気でした。

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追加情報ですが、すぐ近くの小樽芸術村の中庭と旧三井銀行小樽支店の壁面を用いて、プロジェクション・マッピングが行われています(12月17日〜2022年2月14日/16:00〜22:30。計15分の投影の繰り返し)。

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追ってブログでも詳しく紹介しようと思っていますが、とても素敵なので、運河クリスマスと一緒に楽しんみるのもいいかもしれませんね。

ということで、イベント「運河クリスマス」は12月25日(土)も開催しています。小樽はとっても寒いクリスマスを迎えてますので、お出かけの際は暖かな服装でどうぞ。

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小樽堺町通り商店街公式HP | 北海道小樽市の商店街

※Twitter:おたる運がっぱ(@otaruungappa)
北海道|冬のプロモーションイベント|小樽ゆき物語・余市ゆき物語[公式サイト]
小樽芸術村公式サイト 似鳥美術館

※参考
・2021年12月24日北海道新聞朝刊小樽・後志欄
ロマンチックな思い出の小樽 Canal Christmas(小樽ジャーナル)

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【関連記事】
小樽の冬の彩るロングランイベント「小樽ゆき物語」(2021〜2022)が11月1日より始まってます〜青の運河など
小樽祝津産ホタテを「おタテ」とネーミングしブランド化へ〜おタテ飲食店フェア開催中!!

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2021年12月24日 (金)

雪景色の住吉神社【冬のちょっとした風景】

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小樽はすっかり本格的な冬に突入しています。12月17日に大雪が降った後は少し落ち着いたものの、12月21日(火)からまた結構降り出し、連日10cm前後の降雪があって、ここ数日はまた雪かきに追われています。

で、12月23日(木)の午後に雪が止んだのを見計らって、住吉神社に行ってみました。雪の降った後の住吉神社の様子って、なんだか気になるんですよね。

ということで、小樽で目にした“冬のちょっとした風景”シリーズで、雪景色の住吉神社の様子です。

いきなりですが、まず一番上の社殿前からの風景です。

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12月23日の早朝まで雪が降っていたので、住吉神社も結構積もってますね(小樽はこの日、朝の6時の時点で積雪深61cmを記録しました)。

新雪に覆われた境内の様子は、なんとも清々しくて、いい眺めです。

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社殿への階段は雪が積もったままですが、端っこはロードヒーティングが設置されているので、そこから上っていけます。

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これは、平成30年から行われていた、住吉神社の鎮座150年の記念事業による、参道の改修工事の一環だったんですよね。

社殿は初詣の準備ができていました。

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住吉神社では、新型コロナ感染拡大防止の観点から、密を避けるために正月参拝体制を12月19日(日)から1月16日(日)まで取っているとのことで、サイトでは元旦にとらわれず2月3日立春までの間、日時を分散して正月詣でしてくださいと案内しています。

例年ですと、住吉神社は初詣の人であふれるのですが、今年はどうでしょうか。

では、今回はここから降りていきます。

手水舎の水は流れてませんでした。
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こちらは、小樽市指定歴史的建造物にもなってる社務所の前です。

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(灯籠の上に積もった雪がなんだか可愛いです)

社務所前には11月に設置されたデジタルサイネージ(電子看板)があります(こちらの記事をどうぞ:住吉神社の社務所前にデジタルサイネージ(電子看板)が設置されています)。

(振り返って見たところ)
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国道5号線からの参道は、綺麗に除雪されていました。

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普段はそれほど訪れる人はいないので、境内はとても静かで厳かな雰囲気も漂っています。

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そうそう、例年、住吉神社の国道5号線沿いの大鳥居横に掲げられていた大絵馬は、昨年に続いて掲げられていません。昨年の話だと、製作業者がなくなってしまったそうで、受け継いでくれるところがなかったのでしょうかね(※昨年の記事:ニュースより/住吉神社の恒例の大絵馬は今年は中止)。

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ということで、“冬のちょっとした風景”シリーズで、雪景色の住吉神社の様子でした。

小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

※参考:サラサラと煤払い 小樽住吉神社の年末行事(小樽ジャーナル)

【関連記事】
【続報】小樽に12月17日から降り続いた大雪は18日昼に最大積雪深59cmを記録〜24時間降雪量は観測史上最多!!
※昨年の記事です。
本格的に雪が降って雪景色となった住吉神社に行ってきました【冬のちょっとした風景】
※今年の初詣の記事です。
小樽総鎮守・住吉神社に初詣に行ってきました(1月2日の様子)〜2021年小樽初巡り

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2021年12月22日 (水)

桜ヶ丘球場と桜ヶ丘町会、桜ヶ丘会館もありました【小樽の丘のつく地名】

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街歩きをする際、地名というのは何かと気になるのですが(坂や通りの名前や古い町名の痕跡などなど)、その中の一つで個人的に気になっているのが、例えば「○が丘」といった「」がつく地名についてです。

※「丘」についてはこんな記事を書いてます:【雑記】前から「丘」がつく地名が気になってるんです〜カテゴリー「小樽の丘のつく地名」作りました

※写真が雪のない時期のものなのでご了承を。

そんな小樽の「丘」のつく地名について、多くの方が「丘」と聞いてぱっと思い浮かぶのは、小樽公園にある桜ヶ丘球場の「桜ヶ丘」でしょうか。

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残念ながら、地名の由来までははっきりとは分からなかったのですが、やっぱりこの小樽公園の一帯に桜が咲いていたからなのでしょうかね。

この桜ヶ丘という名称ですが、桜ヶ丘町会という町内会の名称にもなっているんですよね。

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ただし、町内会の場所は球場とはちょっと離れていて、小樽公園南側の入船町側で、入船公園(入船5丁目)周辺となるようです。

その辺りの電柱のプレートには「桜ヶ丘」の表記が!! 
天上寺の横から上る入船公園横の坂道にありました)
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電柱のプレートに昔ながらの地名が残されているというのは、ブラタモリなんかでもお馴染みですね(笑)

そして、入船公園の小樽公園側の入り口近くには、桜ヶ丘会館もあります。

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ということで、小樽の丘のつく地名として、「桜ヶ丘」を取り上げてみました。

他にも「○が丘」といった地名があちこちにあるので、追々ブログにも書き留めていこうと思っています(桜ヶ丘の近くには「聖ヶ丘」という地名もあるんですよね。が、その話はまだ別の機会に)。

※参照:町会史/小樽市桜ヶ丘町会(平成5年7月1日発行/市立小樽図書館所蔵)

※参考:支えあおう!みんながつながる町内会 | 小樽市
※町内会については、以前、小樽市生活環境部にても色々と確認させていただきました。どうもありがとうございました。

※丘についての記事は、カテゴリー「小樽の丘のつく地名」にまとめています。

【関連記事】
小樽市営桜ヶ丘球場の改修工事が完了〜リニューアル記念で小樽野球協会の試合開催

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2021年12月21日 (火)

小樽雪花火2021が天狗山で12月19に開催〜天狗山から小樽の冬の夜空に花火が上がりました

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12月19日(日)、天狗山から小樽の冬の夜空に花火が上がりました。

これ、小樽雪花火プロジェクトによる天狗山を会場とした「小樽雪花火」という花火イベントで、花火は18:00から20分ほど上がりました。

もともとの開催日は18日(土)だったのですが、雪のために1日延期となって19日(日)の開催となったんですよね。

花火は天狗山スキー場の中腹から上がったのですが、事前に知っていた方も、急に上がった花火を驚いて見た方も、雪の天狗山を背景に冬の夜空に上がった花火を楽しんだのではないでしょうか

昨年、今年と主な花火大会は軒並み中止となっているので、花火は本当に久しぶりだったですよね。

ちなみに今回のこの小樽雪花火は、チケット制だったんですよね。つまり、会場となった天狗山で間近で花火を見るためには、チケットが必要だったということです。

チケットは早々と完売したようですが、すいません、私はチケットは買ってなかったので、下界からその様子を眺めさせていただきました。

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それでもとても綺麗だったので、会場で見る花火はでっかくて綺麗だったでしょうね。

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チケットは種類を天狗山山麓メイン会場チケットや山頂展望台チケットなどといった具合に分けて(他にも種類あり)、天狗山ロープウエイやリフトの運行時間を変更して、チケットがないと会場となった天狗山には入場でいないようにしていたんですよね。

チケットは小樽駅からの送迎バス付きになっていて、車に関しては花火の車内観覧用の駐車場チケットを限定で販売して、それがないと天狗山の会場には車でも入場できないようにしていたようです。

こういったイベントで、チケット制って珍しい試みかもしれませんね。準備や当日の運営や警備が大変かもしれませんが、それに見合ったイベントであれば、今後イベントを継続していく上でも有料もいいかもしれませんね。

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天狗山の花火であれば、市内の多くの方が、一緒にイベントとして見ることができますし、会場で間近で迫力ある花火を特別感をもって楽しみたい方にはチケットを購入してもらう。私は来年はチケットを購入して見に行こうかな(送迎バス不要の割安チケットが欲しいかな^^;)。

小樽雪花火 -Official Website-

そうそう、小樽雪花火は2019年12月にウイングベイ小樽を会場に初開催され、多くの見物客も集まり大盛況だったんですよね。

その後も冬恒例のイベントとして続けていくということだったのですが、コロナ禍で昨年(2020年)12月に開催予定だった第2回小樽雪花火は、残念がながら中止でした(※その後、2021年1月31日の夜に、上げられなかった花火をサプライズで打ちあげてくれました)。

そして今年、小樽雪花火2021が天狗山で無事開催されました。

久しぶりの花火、とっても綺麗でした。また来年、開催してもらいたいですね。

小樽雪花火 -Official Website-
※Twitter:小樽雪花火プロジェクト(@OTR_yuki_hanabi)

【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場|北海道三大夜景

【関連記事】
1月31日の夜にサプライズで上がった花火の映像が公開されています
「第2回小樽雪花火」は残念ながら開催中止
「小樽雪花火」がウイングベイ小樽を観覧会場に12月21日に開催されました。今年が初開催です

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2021年12月20日 (月)

雪に覆われた勝納川【冬のちょっとした風景】

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12月17日(金)に大雪に見舞われた小樽は、それまで雪はほとんどなかったのが、一気に真冬の雪景色になってしまったんですよね。

冬の雪のある風景って、もちろんこちらでは冬の当たり前の風景ですが、考えてみれば、これって雪がほとんど降らない地域の方にしてみれば、きっと北国ならではの珍しい風景だったりするんでしょうね。

ということで今年も始めます、小樽で目にした“冬のちょっとした風景”シリーズです。

で、今回は雪に覆われた勝納川の様子です。12月17日(金)から降った雪のあとの18日(土)の様子です。

国道5号線の高砂橋からの風景ですが、一気に川の両岸が雪に覆われました。

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右に南樽市場が見えますね。

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左の工事中の建物は、特別養護老人ホームの新築工事とのことです。

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(この工事看板の写真は2021年10月撮影)
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勝納川は、奥沢水源地を通って天神・奥沢方面から小樽の市街地を流れる二級河川ですが、大きな川のない小樽では“川らしい川”ともいえて、比較的自然の姿を残しているので、こうやって雪の合間を川が流れる様子がなんともいい眺めなんですよね。

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ということで、今年も始めた不定期投稿の“冬のちょっとした風景”シリーズ、今回は、一気に雪に覆われた勝納川の様子でした。

いよいよ本格的な冬を迎えた小樽ですが、今シーズンも色々と北国らしい、小樽らしい冬の風景をお届けできればと思っています。

【関連記事】
12月17日の小樽は大雪に!!いよいよ本格的な冬到来!?
【続報】小樽に12月17日から降り続いた大雪は18日昼に最大積雪深59cmを記録〜24時間降雪量は観測史上最多!!

※過去の勝納川の冬のちょっとした風景から。
冬のちょっとした風景〜ようやく雪化粧した勝納川
冬のちょっとした風景〜両岸に綿のような真っ白な雪が積もる勝納川の風景

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2021年12月19日 (日)

【続報】小樽に12月17日から降り続いた大雪は18日昼に最大積雪深59cmを記録〜24時間降雪量は観測史上最多!!

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小樽の大雪の続報です。

12月17日(土)未明から小樽に降り続いた雪は、一日中降り続き、その雪は勢いは弱まったものの、翌18日(日)の昼頃まで降り続きました。

17日の様子はブログでも「12月17日の小樽は大雪に!!いよいよ本格的な冬到来!?」の記事でお伝えしましたが、結局、18日の昼に積雪深が最大59cmを記録しました。

この大雪については、あちことちニュースで取り上げられましたが、なんとこのドカ雪で、小樽市の24時間降雪量が18日午前2時に53cmを記録して、これが1999年の統計開始以降、観測史上最多だったそうです(こちらは積雪深ではなくて降雪量です)。

さらに、48時間降雪量でも午後8時に61cmと最多を更新ていたそうです。
※参照ニュース:2021年12月18日北海道新聞夕刊

また、気温も18日朝にはマイナス8.3℃(7:40)まで下がり、その後1日中寒かったんですよね(日中もマイナス6℃くらいまでしか上がりませんでした)。

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ということで、大雪に見舞われた小樽。いや〜、連日の雪かきでヘロヘロですが、まだ冬は始まったばかりなんですよね。

お手柔らかにお願いしたいですね。

※参照:気象庁|過去の気象データ検索(小樽 2021年12月)

※参考
気象庁|最新の気象データ(今日の全国観測値ランキング(降雪量))
気象庁|過去の気象データ検索(top)
・2021年12月18日北海道新聞朝刊第2社会欄

【関連記事】
12月17日の小樽は大雪に!!いよいよ本格的な冬到来!?
【続報】ついにきました雪の季節〜11月24日も小樽は雪が降り続いています

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2021年12月18日 (土)

創立70周年を迎える小樽中央市場の記念動画がYouTubeで公開されてました〜現在、歳末感謝祭開催中

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現在、年末に向けて歳末感謝祭を開催している中央市場

実は、中央市場は来年で創立70周年ということで、今年の10月13日(水)〜15日(金)の期間には、大創業祭も開催されたんですよね(開催中にブログで紹介できればよかったのですが…)。

で、そんな中央市場の70周年を記念した動画がYouTubeで公開されていました(2021年10月13日公開)。

それがこちら。

貴重な写真が豊富に使われていて、歴史などもとても詳しく紹介されています(ナレーションはFMおたるなどでもお馴染みの村岡啓介さんで、制作はウェブサイト制作などを手掛けるIT関連会社のK2)。

動画内でも解説されていますが、市場自体は昭和21年(1946年)に満洲からの引揚者たちが創設した市場とのことで、当初は木造のバラックで小樽中央マーケットとして発足したそうです。

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その後、小樽中央市場協同組合を昭和27年(1952年)に設立し(それで創立70周年なんですね)、翌昭和28年に鉄筋コンクリートの現在の中央市場の建物に着工したとのことなんですね。完成したのは昭和31年12月とのことです。

※その他以下も参照しています。
中央市場について | 小樽 中央市場 ・2021年10月15日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・小樽チャンネルマガジンVol.17(2017年4月号)小樽れっけん「中央市場」

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中央市場は、かつて「ガンガン部隊」と呼ばれた行商人の仕入先として賑わったことでも知られ、日本遺産「炭鉄港」の構成文化財にも選ばれています。現役の市場で日本遺産の構成文化財になっているのは、全国でもここ中央市場だけなんですよね(参照:ストーリーの概要と構成文化財(炭鉄港(たんてつこう)) | 小樽市)。

そういった歴史も感じながら、中央市場で買い物を楽しんでみるのもいいですね。

中央市場歳末感謝祭は、第1弾が12月11日(土)~18日(土)で、福引き抽選会を開催、第2弾として12月26日(日)~30日(木)で、年越し・お正月用品を揃え、空くじなしの抽選会を開催を開催しています。26日(日)は大売出しも開催するそうですよ。

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※参考:小樽市内市場のお買い得情報 | 小樽市

小樽中央市場 公式HP

※関連ニュース
小樽中央市場創立70周年大創業祭開催…10/13~10/15 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
創立70周年中央市場内・「おたるBook Art Week 2021」開催されていました。 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2021年9月24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(田口智子さんの市場さんぽ3)

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2021年12月17日 (金)

12月17日の小樽は大雪に!!いよいよ本格的な冬到来!?

いや〜、雪降りました。いや、記事を書いている今も降ってます。積もってます!!

ということで、本日は天気の話題ですが、いよいよ本格的に降り出しましたね。

12月17日(金)未明から小樽に降り出した雪は、日中も降り続き、って、日中からのほうが大雪になっていて、結局、17日夜22時の時点で積雪深51cmを記録していて、まだ雪は降り続いています。とんでもないドカ雪になってしまってます。

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(朝から降り積もった雪。12月17日16時頃)

今シーズンの小樽は、ここまで11月24日に積雪深30cmを記録する大雪が降ってからはあまり雪は降ってなくて、12月2日に少しまとまった雪が降ったものの、結局積もっていた雪は溶けてしまい(記録上は積雪深0cmに)、その後、13日(月)にまた少し積もったもののそれも溶けてという状況だったんですよね。

つまり、前日となる12月16日(木)から17日(金)に日付が変わったころは、まだ積雪深0cmだったんです。それが今は51cmを記録して、まだ降っている…

一気に降らないでよ〜って思っていたのですが、やっぱり、一気に降ってきました。

この雪で、17日は朝から雪かきに追われたという方も多かったのではないでしょうかね。私も3回やりました(これから4回目いくかどうか…)。

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この雪は、どか雪は17日までのようですが、雪の予報はこの週末も出ているので、さすがにいよいよ根雪でしょうね。

また、気温も下がってきていて、17日の日中はマイナス1℃くらいで、22時現在でマイナス4℃となってます。寒っ!!

ということで、大雪に見舞われた12月17日の小樽でしたが、明日も朝から雪かきですね。

いよいよ本格的な冬到来です。まあ、もう12月中旬ですからね。

※参照
小樽(オタル)のアメダス実況 - 日本気象協会 tenki.jp
小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁|過去の気象データ検索(小樽 2021年12月)

【関連記事】
【続報】ついにきました雪の季節〜11月24日も小樽は雪が降り続いています

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2021年12月16日 (木)

住吉神社の社務所前にデジタルサイネージ(電子看板)が設置されています

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小樽総鎮守・住吉神社の社務所前に、デジタルサイネージ電子看板)が設置されています。

11月28日に清祓(きよはらい)式が行われたとのことで、この設置を伝えるニュースによると、このようなデジタルサイネージは、すでに全国70カ所以上の神社に設置されているそうです。

※参照ニュース
・2021年11月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
小樽住吉神社“神社ナビ” 利便性と地域振興に(小樽ジャーナル)

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左側上部では、境内の案内、参拝方法などがタッチパネル操作で検索でき、その下には企業広告、右側では協賛企業の店舗を絵馬で紹介していて、表示されている地図で、その場所を確認できるようになっています。

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(一部は英語にも対応しているとのことです)

(住吉神社の公式サイトや、鎮座百五十年祭記念事業サイト「小樽の豪商」へのQRコード)
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参拝者に便利に使ってもらえるといいですね。

そうそう、この日(2021年12月15日)、社殿で作業が行われてました。正月の初詣の準備かな?

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そして、社殿前から振り返って見る風景は、相変わらずいい眺めでした。

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小樽総鎮守住吉神社公式サイトのトップページ

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長崎屋小樽店の閉鎖されていた立体駐車場がどうやら解体されるようです

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閉鎖されて久しい、国道5号線沿いの長崎屋小樽店立体駐車場が、どうやら解体されるようです。

現在、地上の車の出入り口だった部分を含めて覆いがされて、工事を知らせる看板も設置されてました(写真は2021年12月15日撮影)。

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(長崎屋小樽店立体駐車場解体工事の看板)
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長崎屋小樽店のすぐ近くの国道沿いにあるこの大きな立体駐車場は、2020年7月1日から閉鎖されていて、その話題はこのブログでも取り上げたのですが、その後ずっと閉鎖したままで、どうなるのかと思っていたんですよね。

かなり大きな建物なので、解体も大掛かりになりそうですし、解体後は街の風景もずいぶんと変わるでしょうね。

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そして、その後はどうなるのか。それもまた、気になるところです。

※現在、長崎屋の駐車場は、店舗裏の地上駐車場があります。

長崎屋 小樽店の店舗情報・WEBチラシ|長崎屋.

【関連記事】
そういえば、長崎屋の立体駐車場が夏から閉鎖されているんですが、どうなるのかな?

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2021年12月15日 (水)

店舗移転した旧北海道銀行入船支店の建物に覆いが!!解体されるの!?(詳細未確認です)

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バス通りの入船通り沿いにあった北海道銀行入船支店は、2021年5月17日に、稲穂町の小樽支店内に店舗移転してます(入船支店が小樽支店と同一の建物内で営業するという形です)。

移転後の、閉鎖された旧入船支店の建物は、未使用状態が続いていたのですが、先日、前を通ったら、建物に覆いがされていました(写真は2021年12月12日撮影)。

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ん!?これは、ひょっとして解体されるの?

工事をお知らせする看板が見当たらず、まだ工事の詳細(解体されるのか否か)は未確認なのですが、建物の方側はこのような状態で、穴が開いてました。

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やっぱり解体かな?

ちなみに、こちらが営業中の旧北海道銀行入船支店(2021年3月19日撮影)
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【関連記事】
入船通り沿いの北海道銀行入船支店が5月17日より小樽支店内に店舗移転!?
コープさっぽろ小樽南店に北海道銀行のATMが設置されています

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2021年12月14日 (火)

稲穂町の船橋金物店が2021年12月25日をもって閉店

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稲穂町の船橋金物店が、2021年12月25日をもって閉店するとのことです。

場所は中央市場のすぐ横です。

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ツイッターで話題になっているのを目にして、読者さんからも情報が寄せられたのですが、現在、店頭に張り紙が貼ってあり、閉店セールが行われています。

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張り紙によると“創業以来74年間”ということで、ずいぶんと古くからのお店で、老舗ですね。

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すいません、私はお店を利用したことがないのですが、街の金物屋さん、雑貨屋さんとして愛されてきたようですね。

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街に愛されたお店がなくなるのは、やっぱり寂しいですね。けど、長い間、ありがとうございました、ですね。

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2021年12月13日 (月)

道新文化センター『「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座』が終了しました〜2021年12月11日をもって3年間続けてきた講座が終了

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2021年12月11日(土)、3年間続いた小樽道新文化センターの『「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座』の最後の講座を行ってきました。

思えば3年前、道新文化センターの担当の方が、このブログに興味をもってくれて、声をかけてくれたのが始まりでした(その時の記事がこちら→【お知らせ】な、な、なんと!?私・小梅太郎が小樽道新文化センターの講師に!?)。

当時は、ずいぶんと思い切ったものだ、とは思いましたが(笑)、小樽道新文化センターさんには感謝です。

とはいえ、私のような無名ないちブロガーが講座を受け持つことになったのですから、当初はいったいどうなることかと、人は集まるのかと、不安とともに始まったわけですが、それがなんとか3年も続けることができました。

それは何より、これまで受講してくださったみなさんのおかげで、本当に感謝してます(一番最初の緊張して声が上ずっていた講座のことが思い出されます)。

講座では、毎月、違ったテーマで1時間半、お話をさせていただきましたが、受講してくださったみなさんに楽しんでもらえたかどうか、何か小樽の魅力の再発見につながったことがあったのなら嬉しいのですが。

そうだ、3年間でお話しした、講座のカリキュラムをここに列記しておきますね。こんな話をしていたんですよ。なかなかマニアックなテーマもあるでしょ(笑)
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この内容で話をして、受講生のみさんの反応はどうだろうかって、ちょっと不安になるようなテーマもありましたが(笑)、それも含めて、日々の小樽の様子をブログに書き留めている、地域ブロガーの私らしいテーマだったのかな、なんてことも思っています。

(道新文化センターは稲穂町の北海道新聞小樽支社4階)
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我ながら、3年も続いたなんて、なんだかびっくりですが、もう3年も経ったんだ、という感じもしていて、取材や資料作りの準備も含めて、講座は楽しく充実した時間を過ごさせてもらいました。

とても貴重な経験をさせてもらい、これは財産ですよね。間違いなく、今後の活動にも役立ちます。

これで、しばらくは人前に出ることはなくなりそうですが、ブログはこれまで通りに、これまで以上に、小樽情報をどんどん発信していこうと思っています。

ということで、3年間続いた小樽道新文化センターの『「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座』は、この12月で終了しました。

改めて、道新文化センターのスタッフの皆さん、そして何より、これまで講座を受講してくださった皆さんには、本当に感謝です。この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました!!

【関連記事】
【お知らせ】小樽道新文化センターの『「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座』は今年いっぱいで終了します!

※以下は、講座の最初の回が始まるまでの記事です。
【お知らせ】な、な、なんと!?私・小梅太郎が小樽道新文化センターの講師に!?
小梅太郎が講師を務める小樽道新文化センターの講座の案内広告が11月20日の道新朝刊折込紙「カゼル」に掲載されました!!
いよいよ迫った小樽道新文化センターの講座「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座。いや〜緊張してきたけど楽しみ
小樽道新文化センター『「小梅太郎」の小樽の魅力発見講座』第1回目が無事(?)開催の報告

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2021年12月12日 (日)

南樽駅の旧跨線橋の思い出【動画】〜新跨線橋に切り替わる直前に旧跨線橋を渡ってきました

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JR南小樽駅のバリアフリー化工事に伴う、跨線橋の架け替え工事が行われ、2021年7月11日より新しい跨線橋の使用が始まり、それに伴い、元の味わい深い旧跨線橋は9月頃に撤去されました(冒頭の写真が旧跨線橋。2020年9月撮影)。

多くの方の思い出に残る、そして、その趣ある佇まいにファンも多かった旧跨線橋の様子を、新しい跨線橋に切り替わる直前の7月3日に渡って動画に撮影してきました。

それがこちらです。

ということで、もうすでにあの古い跨線橋はありませんが、思い出として、記録として残すことができればと思い、撮影してきた南樽駅の旧跨線橋の様子でした。

(動画を撮影した2021年7月3日の跨線橋の様子)
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(その後の2021年10月19日の様子。もう旧跨線橋は解体されてます)
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【関連記事】
JR南小樽駅の旧跨線橋は解体されてます
JR南小樽駅の新しい跨線橋が7月11日から使用開始になっています

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小樽写真研究会「堂堂展vol.30」が小樽美術館で開催(12月12日まで)〜企画展「Deep 桜・若竹・船浜町・築港」

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市立小樽美術館で、小樽写真研究会による写真展「堂堂展vol.30」が開催されています。

期間は2021年12月8日(水)〜12月12日(日)で、この記事を書いている時点で残すところ最終日の12日(日)のみです。

場所は市立小樽美術館1階の奥にある市民ギャラリーで、開催時間は10:00〜17:00ですが、最終日の12日は16:00までです。入場は無料です。

この写真展、とても楽しみにしていて、見にいってきました。

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小樽写真研究会は、「DEEP」という企画で小樽のある地区をテーマに、会員である著名な写真家さんたちが、各自の視点で撮影した写真を展示していて、今回は企画展「Deep 桜・若竹・船浜町・築港」となっています。

日常の風景を切り取ったその写真たちは、本当に興味深くて面白くて、“ここはあそこだ!!”、“あれ?ここはどこだろう!?”とついつい見入ってしまいます。

さらに、ギャラリーの右の一室では、自由テーマでの写真も展示されていました。

堂堂展vol.30は、残すところ12日(日)の最終日のみです。

気になっている方はお見逃しなく。

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※参考:小樽写真研究会 堂堂展Vol.30&Deep展開催(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※前回の記事です。
小樽写真研究会「堂堂展vol.29」が市立小樽美術館で開催しているので見に行ってきました(11月23日まで)

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2021年12月 9日 (木)

北運河近くの隠れた名店「シロクマ食堂」でカニみそクリームスパゲティと牛トロフレーク丼を食べてきた!!

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ずっと気になっていて、ずっと食べに行きたかった「シロクマ食堂」に、少し前ですが、ようやく行ってきました。

メディアで紹介されることもあり、今や北運河地区の隠れた名店として大人気ですが、お店が目立たなくて、場所がなかなか分かりにくいこともあって、まさに“隠れた”名店ですね(訪れたのは2021年11月9日です)。

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こちらがお店で、普通のお宅のようですが、近づけば、看板も設置されてます(以前はなかった?)。住所は色内3丁目になります。

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店内は、カウンター席(9席)のみの小さなお店で、この日は平日のお昼に行って、タイミングよく入れ替わりですぐに入ることができましたが、普段はどうなのかな。やっぱり待たないといけないんでしょうね。

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メニューはこちら。

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色々と食べたいメニューはあるのですが、今回は2人で行ったので、カニみそクリームスパゲティ牛トロフレーク丼にしました。

まず、こちらがカニみそクリームスパゲティ(1700円。バケット付き)。

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北海道産天然紅ズワイガニを贅沢に使用しているというカニみそクリームスパゲティは、実はハナタレナックス全国特番第4弾「北海道美食めぐりの旅in小樽」で、ナックスのメンバーがここシロクマ食堂にきて、その際に食べていて、これが美味しそうで、どうしても食べてみたかったんです。

思った通りの、いや思った以上のカニ感!!クリームソースとカニみそを合わせてカニの身と一緒に口に運ぶと、もうコクあって抜群!!

醤油が一緒に出されるのですが、途中で垂らすといいそうで、これまた風味が変わり美味しい!!

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そして、バケットがついているのが嬉しいですね。途中でバケットにソースを乗せて食べるのはもちろん、皿に残ったソースを残らずバケットで拭いとって食べてしまいました(笑)

そして、こちらが牛トロフレーク丼(800円)。

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これも以前、テレビで見ていて、食べてみたかったんです。

シンプルな内容ながら、温かいご飯に牛の脂が馴染んできて、これが美味しい!!山わさびがアクセントにいいですね。

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あ〜もっと食べたい!!(笑)

いや〜、なんで今まで来なかったんだろう。あと、ハンバーグとかカレーとかカニチャーハンとか、あれもこれも食べてみたいです。

昼は予約不可で、夜は完全予約制とのことで、予約をとって夜にもきてみたいですね。

基本的に全ての料理を店主一人で作っているので、時間に余裕を持って、出てくる料理を楽しみに待つのがいいですね。

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ということで、 念願のシロクマ食堂でカニみそクリームスパゲティと牛トロフレーク丼を堪能してきました。ごちそうさまでした。

【店舗情報】(お店情報は2021年11月時点のものです)
営業時間
※ランチは予約不可
平 日:11:00~14:30(14:00ラストオーダー)
土日祝:11:00~15:30(15:00ラストオーダー)
※夜の部は完全予約制
17:30~22:00(21:00ラストオーダー)

定休日:第2・第4の水・木曜日 その他不定休あり
※駐車場なし(ただ、店舗前に駐車可)
※お休みなどはInstagramで:シロクマ食堂(@shirokumashitang)

※食べログ情報:シロクマ食堂

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※ブログ:小樽 シロクマ食堂
※こちらは旧ブログかな!?:シロクマ食堂
旧ブログを見ると、もともとシロクマ食堂は朝里川温泉地区(2010年〜11年)にあって、2012年(平成24年)1月に現在地にオープンしてるんですね。

【関連記事】
ハナタレナックス全国特番第4弾「北海道美食めぐりの旅in小樽」の行き先をまとめてみたよ

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2021年12月 7日 (火)

ニュースより/旧色内小学校跡地に道営住宅を新設〜校舎は解体へ

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北海道は、2016年3月で閉校した旧色内小学校の敷地内に、道営住宅を新設する方針を固めたというニュースがありました。2021年12月7日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

これはもともと、小樽市が色内小学校再編後の学校跡地の活用策として、市内中心部への住居ニーズに対応可能で、土地の有効利用も図られることから、北海道に道営住宅の建設候補地として、2014年に要望していた事業なんですね。
※参照:色内小学校再編後の学校跡地の利用方針決定について | 小樽市

ニュースによると、2025年度の入居開始を目指して、2023年度の着工を見込んでいるそうです。

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となると、気になるのは旧色内小学校の校舎ですが、校舎は市が解体することになり、工事は来年度を計画しているとのことです。

事業化が決まり、跡地の活用が決まったのはよかったですが、校舎がなくなってしまうのは、やはり卒業生らの学校関係者は寂しいですよね。

(国道から見える、旧色内小の印象的な青い壁面も見られなくなるんですね)Otaru_20200206-160113

※ここ数年、学校再編が続いてきた小樽で、学校跡地の活用方法は、色々と検討課題があるようですね。小樽市HP内に学校跡利用について | 小樽市といページがあるので参考まで。

※参照ニュース:2021年12月7日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
坂の途中の色内小学校も学校再編の対象で、2016年3月に閉校するんですね
3月で閉校する色内小学校で開催された能楽連続ゼアミナール 「能の楽器について」を見に行ってきました(写真はありません)

※最近の学校跡地の活用については、入船小学校の校舎の解体工事が始まり、水道の低区配水池が建設される予定という話題と、旧天神小学校に市が清掃事業所と職業訓練センターを移転方針という話題がありました。
2018年3月末で閉校した入船小学校の校舎の解体工事が始まってます【情報提供】
ニュースより/2018年春に閉校した旧天神小学校に小樽市が清掃事業所と職業訓練センターを移転の方針

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2021年12月 6日 (月)

小樽市内の3スキー場のオープン情報(2021年12月6日現在)

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小樽も12月に入って気温も低く、冬らしい寒さになっていますが、雪はというと、11月24日にどさっと降って以降、12月入って降ってはいるものの、積もるよりも溶けるのが早く、12月6日(月)現在、市内の積雪深は記録上0cmとなっています。

もちろん周囲の山々は白く雪をかぶっているのですが、この時期、雪の様子が気がかりなのが、スキー場関係者とスキー愛好家ですよね。

先日、2021年12月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に、スキー場オープン情報が掲載されていたので、小樽市内の3スキー場の12月6日現在でのオープン情報を、各スキー場のサイトも参照に、書き留めておきますね。

小樽天狗山スキー場は、12月18日(土)にオープン予定です。なお、観光ロープウエイは、冬期営業が12月4日(土)から土日のみの営業で始まり、12月18日(土)から毎日営業になります。
※詳細はこちら:【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場(冬期営業のご案内 観光12/4(土)~ スキー12/18(土)~)
※公式サイト:【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場

朝里川温泉スキー場は、12月11日(土)にオープン予定です。
※公式サイト:朝里川温泉スキー場オフィシャルサイト

スノークルーズオーンズ(春香町)は、毎年人工雪で早期に営業を開始していて、今年も11月20日にオープンしています。まだコーズ限定のようで、12月17日(金)までは土日は通常営業で平日はナイターのみの営業、以降は通常営業になる予定とのことです。
※詳しくは公式サイトで:スノークルーズオーンズ | 札幌・小樽からアクセス抜群のスキー場

ということで、市内の3スキー場のオープン情報でしたが、今後の天気予報では、まだまとまった雪の予報は出てないようなので、関係者はちょっとヤキモキしますね。

小樽は市内に3つのスキー場があるという、スキーをする環境にはとても恵まれているのですが、私はなかなか行く機会がなくて…。今年はせっかくだから行こうかな。

※参考
気象庁|過去の気象データ検索(小樽2021年12月)
小樽市の3時間天気 - 日本気象協会 tenki.jp

【関連記事】
【続報】ついにきました雪の季節〜11月24日も小樽は雪が降り続いています
※昨年の記事です。
小樽の3スキー場がコース限定ながらオープンしてます【オープン情報続報】(2020年12月20日現在)

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ニュースより/小樽雪あかりの路が2年ぶりに開催。期間は3日間に短縮して規模縮小(2022年2月11日〜13日予定)

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小樽雪あかりの路が2年ぶりに開催されるというニュースがありました。

日程は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2022年2月11日(金)〜13日(日)の3日間に短縮し、規模を縮小して開催されるということです。2021年12月4日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。

もちろん、今後の新型コロナウイルスの感染状況次第ということで、最終確定は来年1月後半になるそうです。

毎年2月に開催される、小樽の冬の風物詩、小樽雪あかりの路ですが、コロナ禍での今年(2021年)2月の第23回小樽雪あかりの路も、当初はやはり期間短縮での開催を目指していたのですが、残念ながら、結局中止になったんですよね(参考記事:第23回小樽雪あかりの路は全てのイベントを中止に)。

中止となったのが第23回なので、次回は第24回という扱いなのかな。

ニュースによると、来年の雪あかりの路は、例年メイン会場となっている、旧手宮線と朝里川温泉は設置せず、小樽運河エリアのみ、主にオンラインのライブ配信用の小規模な会場設置を検討するそうです。

まだ、詳細は未定のようですが、市民を「あかり人」として、市民1万人を上限に「公式ろうそく」を配布し、各自宅や町内会、商店街などでろうそくを灯してもらうという新企画も実施予定とのこと。

そういえば、中止になった今年の雪あかりの路の時期には、ハッシュタグ「#雪あかりの路2021」「#きっと特別な灯になる」をつけて投稿しませんか、といった呼びかけもあり私もツイッターに投稿したりして、また、公式サイトでもSNS上での雪あかりフォトコンテストが開催されたりもしましたね。

来年度は、規模の縮小開催であっても、開催できるといいですね。

小樽雪あかりの路

※参照:2021年12月4日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
※関連ニュース:2/11〜13開催決定 第24回小樽雪あかりの路(小樽ジャーナル)

【関連記事】
※前回の関連記事。
第23回小樽雪あかりの路は中止でしたが、市民それぞれが灯した小樽雪あかりの路、そして雪あかりの家
小樽雪あかりの路「雪あかりフォトコンテスト」がSNS上で開催中〜応募投稿は3月10日まで
※前回の中止記事。
第23回小樽雪あかりの路は全てのイベントを中止に
ニュースより/期間短縮開催の第23回小樽雪あかりの路の実行委員会が初会合〜街全体に灯りを

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2021年12月 4日 (土)

惜しまれつつ閉店した信香町の銭湯・小町湯(2021年10月24日をもって閉店)

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2021年10月24日をもって、惜しまれつつ閉店した信香町の銭湯・小町湯

施設の老朽化が進み、営業継続が困難となったとのことで、その閉店については反響も大きく、このブログでも取り上げました(→現存する道内最古の銭湯とも言われる「小町湯」が10月24日(日)をもって閉店)。

レンガ造りの煙突など、建物自体も印象的な小町湯は、現存する銭湯では小樽はもちろん、道内最古とも言われていたので、その歴史的価値としてもとても貴重で、そういった点でも閉店を惜しむ声が大きかったです。

(写真は過去の営業中のものです)
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その歴史ついては記述がいくつかあって、明治15年(1882年)には、すでに銭湯として開業していたようで、現在の経営者の家族が譲り受けたのが明治33年、という記述もあります。

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かつて昭和の頃には、小樽の銭湯は50件以上あったそうで、多い時はなんと70軒ほどもあったという記述も目にします。

そんな銭湯の街でもあった小樽から、また一つ銭湯の火が消えるというは、とても寂しい話題でありましたが、加えて小町湯に関しては、小樽の街に残る歴史・文化の喪失といっても決して大袈裟でない側面があるのも事実ですね。

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実は閉店前に私も入りに行くことができて、許可をもらって少しだけ脱衣所の写真を撮らせていただいたので、ここでその写真を掲載しますね。

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私は普段は銭湯にはほとんど行かなく、小町湯も行ったことがなくて、残念ながらこれが最初で最後でしたが、そのいいお湯に、あ〜なんでもっと早く来なかったんだろうと後悔です。

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小樽の銭湯は、近年も毎年のように閉店が続いていて、現在は残り5軒となってしまってます。5軒は、朝日湯(緑2丁目)・柳川湯(穂3丁目)・中央湯(奥沢3丁目)・神仏湯温泉(住ノ江1丁目)・大正湯温泉(花園4丁目)です。

銭湯を応援するには、やっぱり銭湯を利用するのが一番ですよね。

“そのうちに”、と言っていると、今回のことにようになりがちです。今後は機会を作って、銭湯を利用するようにしたいです。

※小樽市内の銭湯については、北海道公衆浴場業生活衛生同業組合のサイトで確認することができます(こちらから:銭湯検索 | 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合)。

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※北海道公衆浴場業生活衛生同業組合のサイトは、2021年9月5日よりリニューアルしてます:道浴ホームページ、リニューアルします! | 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合

※参考
朝日新聞デジタル:■湯めぐり編 小町湯温泉 - 北海道 - 地域
小樽に広がる銭湯文化 - 関西学院大学 現代民俗学 島村恭則研究室

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【関連記事】
現存する道内最古の銭湯とも言われる「小町湯」が10月24日(日)をもって閉店
気になる建物/レンガ造りの煙突が目に止まる銭湯「小町湯」の建物と三〼(さんます)河本そば屋の話

※閉店した銭湯の関連記事。
錦町の銭湯「玉の湯」が閉店してます
えっ!?入船町の銭湯「南湯温泉」って廃業したの!?
9月末で閉店した銭湯「京の湯」の建物はすでに解体されてました
入船町の銭湯「京の湯」が9月末をめどに閉店・廃業【情報提供】
錦町の銭湯「富士の湯温泉」が閉まっているというので見に行ってきました
廃業している入船町の銭湯・三富湯の建物
小樽の銭湯「潮ノ湯」が平成27年3月16日をもって廃業
閉店していた銭湯「瀧の湯温泉」の建物が解体されていました
銭湯「瀧の湯温泉」が閉店
花園銀座商店街の廃業した銭湯「だるま湯」の建物内を見学されてもらいました
石山町にあった銭湯・旧「日の出湯」の建物が解体されてます
「日の出湯」の建物が変わらず趣があって目に止まります
再び相生町の踏切にて、銭湯の旧山田湯を確認

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2021年12月 3日 (金)

小樽チャンネルマガジン2021年11月号(Vol.72)〜今号は「オタモイ入口から幸入口までバス通りを歩く 【前編】オタモイ町内を歩く」/おまけの話:FMおたるの小樽チャンネルラジオに出演してきた!!

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ちょっとお知らせが遅れてしまいましたが(もう12月…)、小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている、フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」(編集発行:株式会社K2)2021年11月号(Vol.72)が発行されてます。

今号のタイトルは「オタモイ入口から幸入口までバス通りを歩く 【前編】オタモイ町内を歩く」です。

ちょっとタイトルが長いのですが、今回は幸とオタモイの町内を通るバス通り「おたもい線」を歩いてきたんです。

「おたもい線」は、旧国道の長橋大通りからオタモイの住宅街へと入る交差点のバス停には「おたもい入口」、旧国道から幸町方面へ入っていくところのバス停には「幸入口」という名称がついているんですよね。

そこで、タイトルとしては「オタモイ入口から幸入口までバス通りを歩く」ということで、まずは前編として今号では、オタモイ町内を歩いてきた様子をお伝えしています(前編ということは、後編があるので、次号もお楽しみに)。

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小樽チャンネルマガジンは、観光案内所のほか、美術館・文学館、図書館、博物館、市内の商店街・飲食店・ホテルなどで配布されています。
※小樽チャンネルマガジンの設置場所の詳細はこちら:マガジン設置場所 | 小樽チャンネル

フリーペーパーが入手できなかったり、市外の方などは、小樽チャンネルのサイトで電子版を読むことができるので、そちらを利用していただければと思います。バックナンバーも読むことができます。
※電子版はこちらから:小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

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おまけの話:小樽チャンネルラジオに出演してきた!!

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12月2日(木)のFMおたるの「小樽チャンネルラジオ」に急遽、出演してきました!!

小樽チャンネルラジオは、ウェブやデジタルサイネージ、マガジンなど様々な媒体を通して小樽情報を発信している「小樽チャンネル」によるラジオ番組で、月2回、木曜の第1・3週(再放送土曜)の現在は14:00〜14:30に放送されています。

パーソナリティは、 小樽チャンネルマガジンの中山編集長とFMおたるの馬場さん。

今回は、小樽チャンネルマガジンで連載中とうことで、声をかけていただき、生放送に出させていただきました(当日に連絡いただき、急遽の出演だったので、お知らせできませんでした)。

トークの内容は、これまでに印象に残っている記事ですとか、どんなことに気をつけて記事を書いているかなど、色々とお話しさせていただきました(あれ?他に何を話したっけ!?(^^;)。

FMおたるの出演は、今年8月に田口智子さんと渡邉ダイ亮さんによる生放送番組「金曜2時です!坂の町さんぽ」に、ゲスト出演させていただいて以来、2度目だったのですが、やっぱり緊張して、何を話したかあんまり覚えてないです(笑)

けど、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。中山さん、馬場さん、どうもありがとうございました。

※小樽チャンネルラジオは土曜の16:00〜16:30 に再放送があるようなので、12月4日(土)に聴けるのかな!?気になる方はどうぞ。
小樽チャンネルラジオ - FMおたる

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(FMおたるが入る建物)
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2021年12月 2日 (木)

中央バスが2021年12月1日から冬ダイヤに改正してますので、運行便数・運行時刻の変更に注意です

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毎期のことですが、中央バスは夏と冬にダイヤ改正をしていて、今年も2021年12月1日(水)より冬ダイヤに改正してますので、運行便数・運行時刻に注意です。

中央バスの2021年12月1日からの冬ダイヤ改正の詳細については、こちらから:北海道中央バス

今回は、かなり多くの路線で運行便数の変更などがあるようなので、注意が必要ですね。

いつもなら、小樽管内の主な改正内容を当ブログにも掲載しているのですが、今回は変更が多くて追いかけきれません。

普段からバスを利用されている方はもちろんですが、久しぶりに利用される方も、“確か次のバスは○分頃だったかな”と思っていたら変わっていた…、なんてこともありそうなので、各停留所の時刻表をチェックしておいた方がよさそうです。

北海道中央バス

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小樽美術館で2022年冬に企画展「土肥美帆写真展 北に生きる猫」開催

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来年2022年冬に市立小樽美術館にて、企画展「土肥美帆写真展 北に生きる猫」という、猫好きにはたまらない、写真家・土肥美帆さんの写真展が開催されます。私も楽しみで楽しみで。

会期は2022年(令和4年)1月22日(土)〜5月8日(日)と長期間の開催となっています。
※休館日は毎週月曜日(3月21日を除く)、2月15日、2月24日、3月22日-23日、 5月2日、5月6日の予定です。

※参照:企画展 土肥美帆写真展 北に生きる猫 | 小樽市

ポスターやチラシももうできているようですが、未入手なので、小樽市のTwitterの投稿から掲載しますね。
※チラシを入手したので冒頭に追記しました(2022.1.12)

土肥美帆さんは、北海道生まれ、滋賀県草津市在住。2014年より北海道・小樽で生きる猫たちの姿を撮り続けているんですよね。多くの賞も受賞しています。

そして、小樽の漁港に生きる猫たち、それも雪の中の猫たちの姿を収めた写真集「北に生きる猫」を2018年11月に出版しているのですが、そこに写し出された雪の漁港でたくましく生きる猫たちの姿は、生命力にあふれていて、かわいいを通り越して、感動すら覚えるものでした。

その写真集については、このブログでも取り上げて、もちろん私も購入しました(記事はこちら:小樽の漁港に生きる猫たち、それも雪の中の猫たちの姿を収めた写真集「北に生きる猫」(土肥美帆さん))。

こちらが写真集「北に生きる猫」(河出書房新社)
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さらに最近、土肥美帆さんの写真でSNSなどで話題になっているのが、漁師の猫・ビックフェイスキャット・ケンジ(ボス猫・ケンジ)のなんともほのぼのと癒される写真たちで、今回の写真展では、このボス猫・ケンジの写真にも会えるそうです!!

ちなみに、こちらはケンジのカレンダーです(もう売り切れてるようです)。
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さらに、今回はギャラリートークもあるようです(参加したい!!)。

ということで、小樽美術館で2022年1月22日から開催される企画展「土肥美帆写真展 北に生きる猫」についてでした。

土肥さんの猫写真は、私も大ファンなので、必ず見に行こうと思ってますし、また、近づいたらお知らせしたいと思います。

※詳細は小樽市HP内のちらで(チラシへのリンクもあります):企画展 土肥美帆写真展 北に生きる猫 | 小樽市

市立小樽美術館・文学館
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※観覧料:一般500円、高校生・市内高齢者(70歳以上)250円、中学生以下・障がい者無料。
※団体料金、文学館との共通観覧料など、詳しくは上記リンクから。

※こちらは土肥 美帆さんのInstagram(@big_face_cat_kenji)から。


※Twitter:土肥美帆@ケンジdeゲンキ(@miho885610)

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2021年12月 1日 (水)

小樽市ホームページ掲載の街路樹マップについて

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小樽の並木(街路樹)について、ちょっと調べる機会があったのですが、小樽市のHP内に「街路樹マップについて」といページがあったので、ここでも紹介しますね。

そこには、市内の主要な街路樹(市道)が植栽されている位置図(PDF)へのリンクが掲載されています。
「街路樹マップ1」(幸・長橋・手宮・中心市街地)[PDF:763KB]
「街路樹マップ2」(桜・望洋台・新光・桂岡・銭函)[PDF:617KB]

小樽市の街路樹マップですので、主な市道の街路樹マップで、国道や道道については掲載されてません。

マップには、市道名と、そこに植えられている街路樹の樹種が、分かりやすく色分けして記載されています。

例えば、紅葉の時期に目に止まるイチョウ並木は、ブログにも掲載した長橋旧国道線(長橋大通り)、公園通線(花園公園通り)、住吉線(住吉神社前から小樽市立病院前の道路)の3箇所が掲載されています。

長橋旧国道線(長橋大通り)
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公園通線(花園公園通り)
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住吉線(住吉神社前から小樽市立病院前の道路)
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また、実は読者さんから質問があったのですが、中央通り(市道・中央通線)の街路樹はメタセコイアという樹種が植えられています。

中央通り(市道・中央通線/冒頭の写真も中央通り)
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ちなみに、主要な街路樹の植栽本数としては、ナナカマドが一番多いとのことです。

樹木の名称については、分からないことが多いのですが、例えば紅葉の時期などで、ブログに街路樹の紅葉を掲載する際にきちんと樹種を明記できるので、助かります。

ということで、小樽市HP内に「街路樹マップについて」というページがあったので、紹介してみました。街路樹のある並木道は、四季折々の景観を楽しませてくれるので、いいですよね。

小樽市公式ホームページ|自然と人が紡ぐ笑顔あふれるまち | 小樽市
街路樹マップについて | 小樽市

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