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2021年11月16日 (火)

手宮方面へのバス停「色内川下」から通りに入ってすぐの石垣跡がなんだか気になったので【追記あり】

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手宮方面へのバス通り(道道454号小樽海岸公園線)に「色内川下」というバス停があるのですが、ここからすぐ横の通りに入っていくと、すぐ右手になんだか気になる石垣があります。

(バス停「色内川下」のすぐ先を左に入る。写真は2021年9月17日撮影)
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(まず大きな石垣が右に)
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(気になるのは、その先のこちらの石垣の様子です)
Otaru_20210917-140301

上の建物は解体されたのか、もうなくて石垣のみが残っている状態なのですが、こういう街の風景というのは、ここに何があったのか、というのも含めて、なんとも気になるんですよね。

Otaru_20210917-140310

といいつつ、何があったのかははっきりとは分からなかったのですが、Googleマップのストリートビューで2008年5月の画像を見ることができましたので、埋め込みで掲載しますね。

建物の看板に「ら・るる」という表示がかろうじて読み取れます。

この「ら・るる」というのは宿泊施設だったようで、さらに古い地図を見ると、ここには医院があったようですね。

(今は空き地になっています)
Otaru_20210917-140345

ちなみに、すぐ横のお寺「光明院」の佇まいも、なんとも気になります。

Otaru_20210917-140418

Otaru_20210917-140400

ということで、なにがあったというわけではないのですが、気になった街の石垣の風景ということで、書き留めておきました。

場所はここです。


【補足】
実は9月に塩谷街道を歩いてきて、小樽の街歩きで連載を持たせてもらっている小樽チャンネルマガジンの2021年10月号(Vol.71)で、「塩谷街道を歩く」という記事を書きました。

今回の通りも塩谷街道になると思いますが、石垣については小樽チャンネルマガジンには書いていません。

塩谷街道がどこからどこまでかというのは、厳密にはよく分からないのですが、一般には旧色内小学校の下を通って長橋方面に向かい、長橋大通り(旧国道)と並行して高台の途中を通ってオタモイまで続く道路を指し、市道の名称としては「塩谷線」になります。

【情報提供】《追記 2021.11.21》
読者さんから、いくつか情報が寄せられたので、追記しますね。

ここは民宿ら・るるの跡で、その前が民宿ぽんぽん船、さらに前が民宿くれよん舎と、民宿が続いていたそうで、その前は、古い地図を見ると吉田医院で、情報によりますと、小児科・内科の大きな建物だったそうです。

石垣のへこみは車庫(駐車場)の跡で、左には別の古い家が建っていたとのことです。

また、横の光明院では、毎年夏のお祭りが行われていたそうですね。

今回は、色々と情報提供をありがとうございました。おかげで、この石垣について、その歴史の一部を知ることができました。

【関連記事】
フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」2021年10月号(Vol.71)〜今号は「塩谷街道を歩く」

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コメント

小梅太郎様

小樽には石垣が結構ありますね。水天宮神社界隈にもあったような…。石垣に関してもっと教えて下さい。

投稿: know the moon | 2021年11月17日 (水) 12時39分

小梅太郎様

昔、紹介のあった石垣の近所に住んでいたことがあり、懐かしく、詳しいのでコメントです。
◎色内川下バス停から塩谷街道に入る角には「直江薬局」があった。
◎「ら・るる」という標示のあった場所は昔は「吉田病院という内科医院」ですね。石垣内に吉田病院の駐車場があり、シャッターがそれでした。
◎写真の光明院 湯殿山は、毎年7/7頃お祭りで、夜店も出ていたかと。
◎現在「北村整骨院」の場所が昔は天理教のお宅の建物でした。
◎この返の子供たちは色内小学校、その後は石山中学が通学先。
懐かしいので、おもわずコメント。

投稿: kazuya_mizuki | 2021年11月17日 (水) 14時16分

know the moonさん、こんばんは。
小樽は本当に石垣が多いですよね。高台の水天宮を下った周囲にも多いですね。
ブログに「小樽の石垣のある風景」というカテゴリーを作って、石垣について書いた記事をまとめていますので、参考まで。
http://koume-taro.cocolog-nifty.com/otaru/cat24277517/index.html


kazuya_mizukiさん、こんばんは。
お〜!!詳しい情報をありがとうございます!!
この近くに住まわれていたのですね。
なるほど、なるほど、角に直江薬局があって、ら・るるの前は吉田病院で、シャッター部分が駐車場。
光明院では7月7日頃にお祭りがあったんですね。
色々と本当にありがとうございます。
実際に近所に住んでいた方の、こういう詳しい情報は本当に嬉しく助かります。
いくつか、ブログに反映させていただきたいと思います。
そして、記事で懐かしんでもらえてよかったです。

投稿: 小梅太郎 | 2021年11月17日 (水) 23時18分

小梅太郎様

URLを教えて下さりありがとうございます!今日の階段も面白いですね。

投稿: know the moon | 2021年11月19日 (金) 12時01分

know the moonさん、こんばんは。
階段も街歩きの注目ポイントですね。

投稿: 小梅太郎 | 2021年11月20日 (土) 01時51分

偶然ここを見つけて懐かしく思いました
2006年にラルルに一泊した時の
外観と内部の画像があります
よろしかったらどこかに固めて揚げます
当時の管理人さんから産婦人科だったこともあると聞きました

投稿: K.M. | 2022年6月 3日 (金) 20時20分

K.M.さん、こんばんは。
宿泊施設の時に、泊まられたのですね!!
なるほど、その前の病院だった時は、産婦人科だったこともあったんですね。
画像があるのですね。
どこかまとめて見られる場所がありますか?

投稿: 小梅太郎 | 2022年6月 4日 (土) 02時49分

K.M.です
早速のご返事ありがとうございます
https://dotup.org/uploda/dotup.org2820629.zip.htmlにZipでUpしました
ダウンロード後、解凍してご覧になってください
パスワードはかけていません
画像で天井にへんなものが映っていますが
ボートじゃないでしょうか
宿主さんや撮影者の映っているものは除きました

投稿: | 2022年6月 4日 (土) 13時48分

K.M.さん、こんばんは。
ダウンロードして、拝見させていただきました!!
貴重な写真をありがとうございます。
なるほど、こういった宿泊施設だったのですね!!
ちょっと懐かしいところもありますし、あっ、病院ぽいところもありますね。
天井にボートみたいなの、不思議ですね。
外観の石垣部分が、確かに一緒なのが、なんとも感慨深いです。
小樽に残っていた石垣跡から、かつてそこにあった建物を知る(見る)ことができるとは、今回は、貴重な写真を見せていただき、本当にありがとうございます。

投稿: 小梅太郎 | 2022年6月 6日 (月) 03時12分

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