小樽市総合博物館本館で蒸気機関車アイアンホース号の新しい一等客車がお披露目されました
小樽市総合博物館本館で、蒸気機関車アイアンホース号の新しい「一等客車」のお披露目のセレモニーが、10月30日(土)に開催されるということで見に行ってきました。
※アイアンホース号の今季の運行は終了しています。
新客車のお披露目は10月30日(土)・31日(日)、11月3日(水・祝)の3日間で行われるとのことで、初日の10月30日(土)には、11:00からお披露目セレモニーが、敷地内にある国指定重要文化財旧手宮鉄道施設前で行われたんですよね。
セレモニーでは、最初に機関車庫三号から新客車の一等客車が転車台に出庫してきたのですが、先頭で旗を振っていたのは、なんと迫市長でした。
アイアンホース号のこれまでの3両の客車を改修し、新客車は明治期の客車をイメージしたものにするということで、この新客車は1892年(明治25年)に道内で初めて製造された博物館所蔵の一等客車「い1号」を参考に、車両の基盤部分を残して、上部を手作りしたそうです。
今回お披露目された一等客車の他、三等客車と石炭貨車もこれから改修されて、来春のアイアンホース号運行開始に合わせての公開を目指しているとのことですよ。
その後、転車台で方向転換してお披露目し、敷地内の中央駅に停車中のアイアンホース号がやってきて連結、そして、アイアンホース号に牽引されて中央駅へ移動しました。
※アイアンホース号と連結する演出は、初日30日限定とのことです。
その後、新客車の完成を祝うテープカットがあって、新客車の一等客車の内部公開がありました。
これが明治期の雰囲気なんですね。内部は良い雰囲気ですね。
関係者を含め見学者も多く、子供たちが楽しそうに内部を見学していましたよ。
今回はイベントとして、新客車のお披露目を午前11時00分から11時10分で行い、午前11時20分から午後3時までは、新客車の内部を公開しています
この記事を書いている時点で、残すところ11月3日(水・祝)のみですので、新客車を見学したい方は、要チェックですね。
今回の整備は、文化庁の補助金を活用した「小樽市の文化財を活かした鉄道歴史体感プログラム」におけるアイアンホース号の客車整備事業によるもので、多くの方からの寄附金も活用しているそうです。
※動画も撮ってきました(2021.11.2追記)。
ということで、アイアンホース号の新客車「一等客車」のお披露目イベントについてでした。
※11月3日の文化の日は、小樽市総合博物館本館・運河館、市立小樽美術館・文学館などの市の施設が無料開放されますね(参照:11月3日文化の日…小樽市施設無料開放のご案内 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」)
※蒸気機関車アイアンホース号 | 小樽市
※国指定重要文化財・旧手宮鉄道施設 | 小樽市
※イベント・講座 | 小樽市(小樽市総合博物館)
※関連ニュース
・2021年10月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・小樽総合博物館 アイアンホース号新客車お披露目(小樽ジャーナル)
・歴史体感プログラム「アイアンホース号新客車『一等客車』お披露目…(10/30)綜合博物館本館 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
※小樽市総合博物館のFacebookページより。
※新客車「一等客車」整備動画(小樽市総合博物館YouTubeチャンネルより)。
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