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2021年8月 1日 (日)

北海製罐小樽工場第3倉庫のVR映像が公開されていて、倉庫内をバーチャル探索できます

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老朽化により解体方針が示され、現在は保全・活用に向けての検討が進められている北海製罐小樽工場第3倉庫ですが、なんと倉庫内をバーチャル探索できるVR(仮想現実)映像が公開されています。

保全・活用に向けて発足した民間組織「第3倉庫活用ミーティング」によるもので、同組織のFacebookページと小樽商工会議所のHPで公開され、こちらのリンクからそのVR(仮想現実)映像を見ることができます。

北海製罐第3倉庫VR

今年の3月と4月に、同組織が開催した第3倉庫の見学会が好評だっため、コロナ禍でもより多くの人に倉庫内を見てもらおうと制作したそうです。

これがとても詳しく倉庫の1階〜4階を3Dで再現していて、行きたい(見たい)場所にはすぐ行けるし、フロアの移動も簡単。

仕掛けも色々あって、例えば、映像内の主なスポットにある丸印にカーソル(PCの場合)を合わせると、説明が表示されます。緑の丸は通常の解説、赤の丸は動画付きの説明、オレンジの丸は移動のための案内といった具合です。

画面左下にあったメジャーのアイコンをクリックしたら、柱の幅なんかの測定もできました。

3月の見学会には私も参加したのですが、それ以上の場所をあちこち詳しく見られますね。

これはすごいですね!!後世に残す記録・資料としてもとても貴重なものとなってますね。

(写真は2021年3月の見学会時のものです)
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北海製罐の第3倉庫は、大正13年(1924年)建築の小樽市指定歴史的建造物にも指定されている、北運河入り口のランドマーク的な建物ですが、老朽化などのため、北海製罐が解体の方針を示しました。

その後、市が話し合いの上、結論を今年(2021年)秋まで先送りにするという猶予をもらい、現在「第3倉庫活用ミーティング」を中心に保全・活用に向けて検討が進められているんですよね。

このようなVR映像を見てもらい、保全・活用に向けて、より多くに方に北海製罐の第3倉庫について興味を持ってもらい、その魅力を再確認してもらえるといいですね。

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※北海製罐第3倉庫VR映像:北海製罐第3倉庫VR

第3倉庫活用ミーティング | Facebook
北海製罐第3倉庫のVRを公開しました | 小樽商工会議所

※参照ニュース:2021年7月27日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

※第3倉庫活用ミーティングFacebookページより。

【関連記事】
北海製罐小樽工場第3倉庫の建物内部の様子〜第3倉庫見学会&オープン勉強会に参加してきました(3月20日)
北海製罐小樽工場第3倉庫が5月3日~5日の期間でライトアップを実施
※こちらのイベントで、このVR映像が公開されていました。
UNGA↑2階ギャラリーで「絵画で観る北海製罐第3倉庫」展開催(6月22日~6月26日)

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