塩谷のゴロダの丘に建つ伊藤整文学碑へと上る眺めのいい散策路
塩谷の海を見渡せる、国道5号線沿いのゴロダの丘と呼ばれる高台に、小樽ゆかりの文学者・伊藤整文学碑が建っています。
伊藤整文学碑については、以前「塩谷のゴロダの丘に建つ伊藤整文学碑」で紹介したことがあるのですが、今回は、その高台の文学碑まで上る、ちょっとした散策路についてです。
※今回は4月に塩谷方面を歩いてきた際の様子なのでご了承を(この時期の散策路はどうなっているかな…)。
国道5号線を車で小樽市街地方面から塩谷地区を進むと、左手に伊藤整文学碑の案内標識が立っていて、そこから左に丘に上っていく車道があります。
ただ、徒歩の場合ですと、そのままもう少し国道沿いを進むと、また案内標識があって、丘へと上っていく細い歩行者用の散策路があるんですよね。
せっかくの徒歩なので、その散策路を上っていくと、右下の国道の向こうに、徐々に塩谷の海が見えてききます。
この少しずつ海が見えてくるというのが、なかなかいいですね。
そして、散策路を上り切ったところで、ゴロダの丘の伊藤整文学碑に到着します。
明治38年に松前郡に生まれ、すぐに塩谷村(当時)に移住した伊藤整は、幼少期から青年期までを塩谷で暮らしていたんですよね。
※伊藤整文学碑についてはこちらの記事をどうぞ:塩谷のゴロダの丘に建つ伊藤整文学碑
碑の周りは、ちょっとした休憩場所のような広場になっていて、塩谷の海が見える静かな場所です。
ここは冬のイベント「小樽雪あかりの路」の際には、一帯が「伊藤整ゆかりの地」塩谷会場となって、幻想的でとても素敵な灯りを見せてくれるんですよね。
さて、先ほど上ってきた散策路はというと、丘の上の伊藤整文学碑からは、今度は反対側に丘を国道5号線沿いに下っていくことになります。
その途中で見られる、国道の向こうに広がる塩谷の海の眺めが、これまたとてもいいんですよね。
その先は行き止まりでしたが、そこからの風景がなかなかで、立ち止まって眺めずにはいられませんでした。
訪れたのは4月で、この日は風が強くて波も立っていましたが、いい眺め。
先ほどの道を下りて行き、国道に出て、散策路は終わりです。
ということで、ちょっと撮影時期から時間が経ってしまったのですが、塩谷のゴロダの丘の伊藤整文学碑へ上る、眺めのいい散策路の様子でした。
※Google マップより。伊藤整文学碑を通る緑のルートが今回の散策路(交差点側の下りる位置がちょっと違いますが…)。
※参考:おたる文学散歩 第35話 伊藤整文学賞の歩み | 小樽市
※塩谷といえば、海水浴場でお馴染みの塩谷海岸を思い浮かべる方も多いかと思いますが、その塩谷海水浴場は2021年度は7月10日(土)~8月22日(日)の期間で開設されています。
・海水浴場オープン情報(令和3年度) | 小樽市
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・【小樽雪あかりの路22】「伊藤整ゆかりの地」塩谷会場の様子〜自然の中で揺れるロウソクがなんとも幻想的
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