ニュースより/小樽市の2020年度(令和2年度)観光入込数は259万5,400人(対前年度比37.1%)と激減
小樽市から、5月28日に2020年度(令和2年度)の観光客数の発表がありました。
毎年、小樽にどのくらいの数の観光客の方々が訪れてくれているのかというのは、小樽の地域ブログを書いている私も気になるところですが、さすがに現在はコロナ禍のこの状況下ですからね、その結果はとても厳しいものになっています。
小樽市の2020年度(令和2年度)【全期】の観光入込客数
発表によると、2020年度(令和2年度)の観光入込客数は、259万5,400人で新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、対前年度比439万6,400人減の37.1%と大幅な減少となっています。
300万人を割り込んだのは、1987年度以来33年ぶりだそうで、減少幅は統計が残る1960年度以降最大だそうです。
ちなみに、前年の2019年度(令和元年度)も後半(2・3月)に、新型コロナウイルス感染拡大の影響があって、観光客数699万1,800人とその前の年より10%以上減少して、7年ぶりに700万人を割ったんですよね。
で、今年度はその数値から、さらに大幅な減少ですからね。
今回の発表を月別に見ると、緊急事態宣言が発令された昨年4月が対前年度比21.9%、5月が12.6%とガクッと減っていて、その後にやや回復傾向はあったものの、10月下旬から道内に感染者が拡大して、再び減少していきました。
内訳を見ていくと、道内・道外客数ともに大きく減少し、とりわけ道外客数が減少。外国人宿泊客数は対前年度比0.4%の858人という数値が出ていますが、まあ、この状況ですからね…
詳しい数値は小樽市のHPに掲載されていますので、興味のある方は見てみてください。
※令和2年度【全期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市
ということで、小樽市の2020年度(令和2年度)の観光入込客数についてでしたが、観光の街・小樽にとっては、本当に厳し状況が続いています。
※関連ニュース
・2021年5月29日付北海道新聞朝刊経済欄、小樽・後志欄
・コロナ禍で観光客激減 小樽市長定例記者会見(小樽ジャーナル)
【関連記事】
・ニュースより/小樽市の2020年度(令和2年度)上期の観光客数が発表になりました。激減です…
・ニュースより/小樽市の2019年度(令和元年度)の観光入込客数は699万1,800人〜新型コロナの影響で7年ぶりの700万人割れ
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