第23回小樽雪あかりの路は全てのイベントを中止に
第23回小樽雪あかりの路が、中止になってしまいました。
ご存知かと思いますが、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が多発して、感染拡大が止まらない小樽市を対象に、2021年1月28日(木)、道は不要不急の外出自粛と、市内外への往来自粛を要請しました。
これを受けて、2月12日(金)〜14日(日)の3日間で開催予定だった、小樽の冬の風物詩「第23回小樽雪あかりの路」は、全面的に中止となりました。中止は1999年の第1回以来初めてのことです。
1月29日(金)に、実行委員会から正式に発表がありました。
※実行委員会からの中止についてのお知らせ:小樽雪あかりの路 » 「第23回小樽雪あかりの路」の中止について
ここで、これまでの経緯をちょっとまとめておきますね。
第23回小樽雪あかりの路が中止になるまでの経緯
そもそもこのコロナ禍で、開催を模索していた実行委は、昨年(2020年)6月に第23回小樽雪あかりの路の日程を2月6日〜13日の8日間として、開催は新型コロナウイルスの感染収束が前提条件という発表をしたんですよね。
※ニュースより/来年(2021年)の第23回小樽雪あかりの路の日程発表〜ただし、開催は感染収束が条件
その後、昨年11月に新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況を見て、2月12日(金)〜14日(日)の3日間の日程という大幅な期間短縮での開催を決定。12月には実行委の初会合が開かれ、期間短縮の確認に加えて、具体的な運営について話し合ったというニュースもありました。
※ニュースより/来年の第23回小樽雪あかりの路は期間短縮で開催(2021年2月12日(金)〜14日(日)の3日間)
※ニュースより/期間短縮開催の第23回小樽雪あかりの路の実行委員会が初会合〜街全体に灯りを
この段階では、密集するイベントを極力避け、家庭などを中心に、市民の手作りで街全体をロウソクの火で灯す“原点”を意識した運営を目指す、とのことでした。
そして、つい先日にはさらに規模縮小にして開催するというニュースがあったばかりだったんですよね(参考:2021年1月27日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄)。
そのニュースでは、旧手宮線会場を中止、運河の散策路の沿いロウソクも中止して運河会場は浮き球キャンドルのみ点灯(中心部から離れた天狗山会場のみ開設予定)、ということで、この段階度では、まだイベントの灯りは途絶えさせない意向でした。
しかし、1月28日(木)に小樽に不要不急の外出自粛と、市内外への往来自粛の要請が出されたことを受けて、実行委が全てのイベントの中止を決定しました。
こればかりは、寂しいですが、やむを得ないですね。
※参考ニュース
2021年1月29日付北海道新聞朝刊第4社会欄
2021年1月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
イベントは中止になったけど…
今年の第23回小樽雪あかりの路は、残念ながら中止になってしまいましたが、例年、イベント期間中にロウソクを灯していた家庭はあちこちで見られました。
私もこれまで“雪あかりの家(うち)”と称して、玄関前にロウソクを灯したことが何度かあるのですが、イベントが中止になったからこそ、といういわけでもないのですが、今年は灯そうと思っています。
また、SNSでは「 #雪あかりの路2021 」「 #きっと特別な灯になる 」、といったハッシュタグをつけて、過去の雪あかりの路の写真を投稿する動きもあるので、私も使わせてもらおうと思っています。
「きっと特別な灯になる」は、今年のポスターのキャッチコピーですね。
イベントとしては中止になりましたが、小樽雪あかりの路の“灯り”はつなげていきたいですね。
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コメント
こんばんは。
雪あかりの路、中止なんですね。
先日、姉から電話がありました。
行ったことは無いけれど、太郎さんの所で美しい御写真を拝見して、ウットリしていました。
一番寒い最中、実行して下さる小樽の方々の気持ちが嬉しい催し物ですね。
残念です。
早く、このコロナが収束することを祈るのみです。
今年の夏は帰りたいのですが・・・
投稿: はは | 2021年2月 1日 (月) 20時30分
ははさん、こんばんは。
そうなんです。今年の雪あかりの路は中止になってしまいました。
毎年、投稿を見ていただき、ありがとうございます。
冬の寒さの厳しい時期の野外イベントなので、ボランティアのみなさんを始め、関係者の方々には、本当に感謝なのですが、今年は中止になってしまい残念です。
早く、コロナが収まってくれるのを願うばかりですね。
今年の夏、安心して帰ってこられるといいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2021年2月 2日 (火) 02時35分