小樽美術館特別展「北前船の華 北海道に渡った九谷焼(小樽・後志編)」開催中(12月27日まで)
市立小樽美術館では現在、特別展「北前船の華 北海道に渡った九谷焼(小樽・後志編)」が、2階企画展示室で開催されています。
2020年10月24日(土)から始まっていて、12月27日(日)までとなっています。
小樽市は、2018年(平成30年)に日本遺産ストーリー「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間-北前船寄港地・船主集落-」に追加認定されました。
小樽には、その北前船主たちが建てた倉庫が、歴史的建造物として数多く残っていますよね。
北前船主たちの多くが居住した石川県加賀市は、御用窯として九谷焼が発祥した地ということで、石川県九谷焼美術館(石川県加賀市)が、平成29年から30年にかけて、北前船寄港地である北海道ゆかりの地に、九谷焼が運ばれた可能性を探って調査したそうです。
この展示は、その調査結果をベースに、小樽を含めた後志地域に絞って幕末から明治期の優れた九谷焼を展覧するもので、あわせて北前船がもたらした海岸地方独特の文化ならびに、加賀市出身の北前船主たちの業績を紹介しています(以上、パンフレット参照)。
小樽以外の地域は、寿都・岩内・泊・積丹・余市で、各地の資料館や歴史的建造物で保存されるなどして見つかった品が展示されています。
九谷焼のことはよく分からないのですが、その絵付けが本当に色鮮やかで美しいです。
こういうところにも、北前船が残していったものがあるのですね。
特別展「北前船の華 北海道に渡った九谷焼(小樽・後志編)」は2020年12月27日(日)までです。
開館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
残りの開催期間中の休館日:月曜日
入館料:一般800円、高校生・市内高齢者(70歳以上)400円、中学生以下無料。
※団体料金、文学館との共通観覧料などくわしくはこちら:小樽市 :展覧会のご案内
※参考
・市立小樽美術館特別展「北前船の華北海道に渡った九谷焼(小樽・後志編)」10/24~12/27 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・小樽美術館特別展「北海道に渡った九谷焼」(小樽ジャーナル)
・小樽市 :北前船
スポンサーリンク
| 固定リンク
コメント