消えた妙見小僧について、なんと北海道新聞小樽・後志欄に記事が掲載されていました!!
このブログではお馴染みの妙見小僧ですが、その妙見小僧が妙見川沿いから忽然と姿を消した、という記事を書いたのは夏のことでした(こちら:あれ!?妙見小僧がいない!?あっ!看板もない!!)。
なんと、その妙見小僧の消えた理由について、2020年12月4日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄に掲載されていました。
いや〜、びっくりしました。まさか、道新で取り扱われるとは!!
これは個人的には大ニュースです!!(笑)
掲載されたのは小樽・後志欄の「つれづれ@小樽報道部」というコラムで、タイトルも「消えた妙見小僧」。
記事によると、維持管理していた地元商店街が、高齢化が進み妙見小僧の周りに生茂る草木を刈る人手も足りなくなり、やむなく6月に商店街自ら撤去したのだそうです。
そうだったんですね。
(看板もなくなってました。冒頭とこの写真は2020年8月撮影)
“妙見小僧”とは、於古発川(このあたりからは妙見川とも呼ばれます)が国道5号線の下へと流れ込むところに、その国道を渡るための歩道橋が架かっているのですが、その歩道橋の柱の根元部分に佇んでいる小便小僧のことなんです。
(かつての妙見小僧。この時は寒さ対策なのかビニールを被ってた)
この妙見小僧は、小樽出身の郵政大臣を務めた国会議員、故・箕輪登氏が、政界引退後の1993年に地元商店街の発展のためにと寄贈したものという、しっかりとした由来があるんですよね(参照:「小樽散歩案内」(発行:有限会社ウィルダネス))。
新聞記事によると、寄贈したその商店街は小樽花園北門商店街で、国道の施設用地を無償で使う代わりに、商店街関係者自ら維持管理してきたそうですが、上記の事情で撤去になったんですね。
妙見小僧がいなくなってしまったのはとても残念(というか、なんだか寂しい)ですが、その状況が分かってよかったです(道新に感謝です)。
※妙見小僧については、このブログでも古くから掲載し、とても愛着があって、カテゴリー「妙見小僧」も作ってます。
【関連記事】
あれ!?妙見小僧がいない!?あっ!看板もない!!
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コメント
こんにちは。消えた妙見小僧の謎が思わぬところから解明されましたね。妙見小僧自体はどうなったのかも気にはなるところですが、とりあえずは。博物館の片隅とかぶん公のそばにでも置いてもらえたらいいんですけどね~。
投稿: ままお | 2020年12月 5日 (土) 15時02分
こんにちは。
妙見小僧、どうなったか気になってたんですが、やはり撤去とは悲しいですね。
由緒ある歴史のものですから、総合博物館にぜひ飾って頂きたいですね。
投稿: かな | 2020年12月 5日 (土) 19時14分
ままおさん、こんばんは。
そうなんです。まさか道新で取材されているとは!!でした。
確かに、撤去された妙見小僧が気になるところで、本当にどこかに保存・展示してもらいたいですね。
博物館のぶん公のそば、いいですね
かなさん、こんばんは。
やはり撤去されていました。いなくなってしまうと、ちょっと寂しいですね。
そうですよね。しっかりとした由緒のあるものですし、博物館とかで展示してもらいたいですね。
投稿: 小梅太郎 | 2020年12月 6日 (日) 02時27分