旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事が本格的に始まっています。工事は令和5年(2023年)6月までの予定
色内大通り沿いの運河公園の正面に建つ、国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事が、本格的に始まっているようです。
先日(10月20日)、建物の前を通ったら、足場が組まれて建物がどんどん囲まれていく状況でした。
昭和59年(1984年)から昭和62年(1987年)に保存修理工事が行われたものの、以来30年以上が経過して、外観・内観ともに老朽化が進んだため、耐震補強を含めた大規模な保存修理工事を実施することになったんですよね。
ただ、実はその工事のためにと、2018年11月4日から長期休館になっているんですが、しばらく工事の業者が決まらなかったんですよね。
で、今年(2020年)6月に業者がようやく決まったというニュースがあって、7月から着工されました。
※関連記事:ニュースより/長期休館中の旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事が落札。7月にも着工予定
小樽市のHP内には、保存修理工事に係る長期休館についてのお知らせが掲載されているのですが、その期間も書かれていました。それによると、工事期間は令和2年(2020年)7月から令和5年(2023年)6月までの予定とのことです。
もちろん、進捗状況によって、変更の可能性はあるとのことですが、まずは先が見えてよかったですね。
工事中は、建物全体に仮設の覆屋をかけるとのことで、外観も見られなくなるようですが、保存修理工事の進捗状況は、市のHPで随時報告がされるようです。
そうそう、旧日本郵船(株)小樽支店の隣の建物も小樽市指定歴史的建造物で、旧日本郵船(株)小樽支店残荷倉庫の建物なのですが、こちらも一時未使用状態だったのですが、どうやら工事の事務所(かな?)として使われているようです。
ということで、歴史的建造物が建ち並ぶ北運河地区のシンボル的な建物で、ひときわ重厚で威厳のある旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事が本格的に始まりました。
長く見学できないのは残念ですが、後世に長く残すためにも工事は大切なことですよね。また、見学できるようになるのを楽しみにしたいと思います。
※参考:お知らせ…旧日本郵船㈱小樽支店保存修理工事に係る長期休館について(~令和5年6月までの予定) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
【関連記事】
・ニュースより/長期休館中の旧日本郵船(株)小樽支店の保存修理工事が落札。7月にも着工予定
・国指定重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店が保存修理工事のため2018年11月4日(日)から長期休館になります
・旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》
・色内大通り沿いの旧丸本水産跡地は更地に。ん?株式会社魁陽亭所有地!
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