ニュースより/小樽市立病院での新型コロナウイルスのクラスターは10月2日に終息宣言
小樽市と小樽市立病院は、10月2日(火)に小樽市立病院での新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の終息宣言をしました。
※小樽市 :小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症集団発生の収束について
小樽市立病院での新型コロナウイルス感染症の発生は、9月17日に陽性者を確認したのを最後に14日間新たな陽性者が確認されなかったということで、終息宣言になってます(その後、小樽市立病院関連以外ので感染者の確認はあります)。
ただ、最初の感染者が確認されたのが8月18日(19日発表)で、そこから封じ込めに結構時間がかかりました。2020年10月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄によると、最終的に感染者は31人でうち1人が死亡してます。
当初、多くの集団感染を確認(20日には16人)したあとは、少し落ち着いてきたものの、ポツリポツリと感染者が確認されて、なかなか終息とならなかったようです。
ニュースで報道されましたが、最初に感染が確認された看護師について、当初はこの看護師が発熱を上司に報告せずに勤務を続けたと病院側が発表していたのが、実は発熱をきちんと報告していて、その上で勤務を許可していたという、病院としての情報共有不足を露呈して、危機管理体制の課題も残す形になりました(看護師さんが気の毒ですね)。
外来は再開していますが、入院と受け入れは、今後数週間かけて通常体制に戻していくということで、小樽市立病院は市民の多くが利用する病院、感染症指定医療機関、後志地域の基幹病院として、大きな役割を担っているので、早く安心してかかれるようになるといいですね。
※参照:小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症 集団発生の収束について | 小樽市立病院
このブログでは、小樽市立病院でのクラスターについては書いてなかったのですが、やはり終息した件については、書き留めておきました。
※主な関連ニュースまとめ
・新規陽性者1名 小樽市立病院入院患者(小樽ジャーナル)
・新型コロナ陽性1名確認 小樽市立病院看護師(小樽ジャーナル)
・小樽市内100名超え 新型コロナ感染者(小樽ジャーナル)
・小樽市立病院クラスター 診療放射線技師も陽性!(小樽ジャーナル)
・小樽市内 さらに新規感染1名・死亡1名確認(小樽ジャーナル)
・2020年9月5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(感染者断続的に発生)
・2020年8月31日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(小樽掖済会病院に転院の入院患者1人コロナ感染)
・2020年8月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄&第3社会欄(職員発熱の情報共有不十分)
・2020年8月28日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(クラスターから一週間)
・2020年8月27日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(新たに2人感染)
・新型コロナ感染者3名確認 小樽市立病院クラスターも増加(小樽ジャーナル)
・2020年8月25 日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(24日コロナ感染3人確認)
・2020年8月23日・24日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・2020.8.22北海道新聞朝刊小樽・後志欄&第1社会欄
・2020.8.21北海道新聞朝刊小樽・後志欄&第2社会欄
・2020.8.20北海道新聞朝刊小樽・後志欄/夕刊(小樽市立病院看護師感染/クラスター認定)
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