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2020年9月23日 (水)

今年も小樽運河から於古発川下流に鮭がきてます〜見ていてちょっと切なくなる

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今年も小樽運河から於古発川(おこばちがわ)の下流(このあたりは妙見川とも呼ばれます)に、が上がってきてます。

今年は結構その数が多いようで、SNSなどでも話題になっていて、堺町通り入り口の堺橋周辺では、たくさんの観光客が川を覗き込む姿が見られます。

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例年、この時期には、数の多い少ないはあれ、鮭の姿が見られる小樽運河から於古発川下流にかけてですが、街中で鮭の遡上の様子を見られるというのは驚きの光景で、とても興味深くはあるものの、正直、この話題は扱いが難しいです。

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というのも、鮭が小樽運河の浅草橋から於古発川に入るには、段があって柵もあるところを越えて入っていくようなのですが、於古発川は川底も整備されているとても浅く人工的な川なので、その先の堺橋もほぼ越えられず、そこで力尽きてしまうんです。見ていてちょっと切ないです。

(堺橋を越えた鮭が数匹いました)
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実は、2012年に小樽運河に数百匹という、異例の数の鮭の遡上があり、全国ニュースでも流れたことがあって、その時は、この辺り一帯に増え続ける鮭の死骸が問題にもなりました。
※その時の記事がこちら:今もまだ遡上が続く小樽運河のサケ

当時のニュースでは、これらは故郷の川を間違えた“迷いザケ”と思われ、鮭の出生地は不明という報道もありました(非公式に放流されたものである可能性につていも言及していました)。
※その時の記事がこちら:昨秋の小樽運河のサケは出生地は不明

けど、なぜ、こんなに迷い込んでくるのでしょうかね。

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なかなかこうなると、感動的だと喜んでばかりもいられず、ちょっと複雑な思いなのが、正直なところです。

※参考:小樽運河に鮭が戻ってきました。 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

【関連記事】
今年も小樽運河から妙見川下流にサケ(鮭)が遡上してます(2016年の記事)
※今年の勝納川の鮭の記事。
今年も勝納川に鮭が上ってくる季節になりました

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