市立小樽美術館で特別展「水彩画家 白江正夫からのメッセージ」が開催中。10月11日(日)まで
市立小樽美術館では現在、特別展「水彩画家 白江正夫からのメッセージ」が開催されています。
期間は2020年8月2日(日)~10月11日(日)までで、美術館2階の企画展示室で開催されています。
小樽を拠点に活動した水彩画家・白江正夫さんは、 2014年(平成26年)に87歳で亡くなり、今年で没後6年が経ちます。この特別展は、白江正夫さんの業績をあらためて偲び、展覧するものとのことです。
故白江正夫さんは礼文島生まれで、主に小樽の中学校で美術教師を務めながら風景画中心に描き、退職後の1993年には日本水彩展の最高賞「内閣総理大臣賞」を受賞しているんですね。
私もこの特別展を、先日見に行ったのですが、小樽を中心にかつての街の何気ない風景を切り取って描かれた、なんだか懐かしくも力強い作品に見入ってしまいました。
実は、美術館では7月から正面外壁の修繕工事が行われていて、先日、覆いが取られて、綺麗な外壁が姿を現しています(→工事中だった市立小樽美術館の覆いがとれて綺麗な外壁が姿を現してます)。
この外壁工事については、白江正夫さんの遺族から、白江さんの生前の遺志による寄付もあって(加えて市立小樽美術館協力会やアーティストの支援も合わさって)、行われたものなんですよね(→市立小樽美術館の正面外壁が修繕工事中〜小樽を拠点に活動した水彩画家・故白江正夫さん遺族から寄付)
外壁が綺麗になった市立小樽美術館で、小樽を拠点に活動した水彩画家・白江正夫さんの特別展「水彩画家 白江正夫からのメッセージ」を観に行ってみてはいかがでしょうか。
以下は、展覧会の案内から(小樽市HP内から引用)。
水彩画家・白江正夫は、多くの教え子、作品愛好者に惜しまれながら2014年87歳で世を去りました。
白江が亡くなり早6年が経ち、あらためて道画壇において、その存在の大きさを思い知らされています。
このたび白江正夫先生のご遺志を発端として、当館の外壁改装工事が実現しました。自らの代表作の多くを収蔵する当館の老朽化を憂いて、美観を整えるための資金を遺されていたのです。
白江正夫は、小樽を拠点に活躍し、この街の行く末を見守りながら描き続けました。
本展は、道内水彩画界をリードし、小樽画壇を牽引した白江正夫の業績をあらためて偲び、展覧するものです。彼のメッセージを作品から感じとっていただければ幸いです。
小樽市 :展覧会のご案内
【日時・休館日・入館料について】
会期:8月2日(日)~10月11日(日)
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30まで)
休館日:基本月曜日(9/21は開館。9/23・24・25は休館)
入館料:一般600円、高校生・市内高齢者(70歳以上)300円、中学生以下無料。
※参照:「水彩画家 白江正夫からのメッセージ」 | 市立小樽美術館協力会 ※小樽市 :市立小樽美術館
※関連ニュース
・特別展「水彩画家 白江正夫からのメッセージ」(小樽ジャーナル)
・水彩画家「白江正夫」からのメッセージ(8/2~10/11)市立小樽美術館 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
【関連記事】
・工事中だった市立小樽美術館の覆いがとれて綺麗な外壁が姿を現してます
・市立小樽美術館の正面外壁が修繕工事中〜小樽を拠点に活動した水彩画家・故白江正夫さん遺族から寄付
スポンサーリンク
| 固定リンク
コメント