小樽運河最後の艀は場所を移動してすっかり解体されています
小樽運河に残る最後の艀(はしけ)が解体されるというニュースがあったのが、7月26日のことでした(2020年7月26日付北海道新聞朝刊第3社会欄)。
その後、8月17日から解体作業が始まるということで、私もその前にと、小樽運河の北側、通称・北運河の端のすぐ手前に残る、艀の最後の姿を見に行きましたが、現在はこんな状況です(2020年9月1日撮影)。
対岸に移動していて、もう底の部分以外は何もありませんね。
解体作業は本当に17日からすぐに始まったようで、そのことはニュースにもなっていて、17日の撤去作業で、艀をロープで引っ張り対岸に移動して、その日のうちに作業員が甲板の木材などを取り除いたそうです(※参照:2020年8月18日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄)。
この艀は、1969年建造の鋼製で、市内の郵船海陸運輸(現ノーススタートランスポート)が1989年に市に寄贈したものだそうで、市が北運河に停泊させていたのですが、近年は継ぎ目や穴から浸水し、一部が水没するなど老朽化が進み、改修も困難との判断で、解体・撤去となってます。
艀が停泊していた元の場所は、主人がいなくなり、案内板だけがまだ残っていました。
解体されるとあっという間ですね。
※関連ニュース
・「小樽最後のハシケ」、市民らに見守られ解体進む - 小樽経済新聞
【関連記事】
・小樽運河に残る最後の艀(はしけ)の様子〜8月17日から解体予定
・ニュースより/小樽運河に残る最後の艀(はしけ)が撤去へ
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