船浜町内と小樽港縦貫線を繋ぐ道路(勾配11%の短い坂道)
東小樽海水浴場は住所は船浜町になるのですが、船浜町の住宅地はというと、海岸沿いを走る線路と山側を走る国道5号線との間に広がっています。
国道5号線を通ると分かるのですが、海側の船浜町とはかなりの高低差があって、海岸と船浜町の住宅街は低い位置で、それに対して国道は壁の上の高い位置を走っているんですよね(ちなみに、国道から山側は桜町になります)。
で、その高い位置の国道側と低い位置の船浜町内との往来は、階段や私が個人的に街歩きで注目している地下歩道「桜地下歩道」といった通路があるのですが(※関連記事:「桜地下歩道」を通って国道5号線を桜町から船浜町に渡る)、車で行くにはどうするの!?
と思ったら、平磯岬の海岸沿いをぐるっと回る道路「小樽港縦貫線」から、船浜町内へと行き来ができるんですね(小樽港縦貫線はその先で国道5号線と合流)。
もちろん、近隣の方にとっては当たり前のことで、地図を見ると分かるのですが、今回初めてその道路を歩いてきました。
その道路は短いのですが、勾配の標識がある坂道になってました。
小樽港縦貫線の国道5号線交差点に向かう車線から船浜町へ
小樽港縦貫線を小樽築港側から平磯岬の海岸沿いをぐるっと回って、その先の国道5号線交差点に向かうと、交差点手前で、船浜町内に降りていく道路がありますね。
勾配11%の標識がありました。
下ると船浜町の住宅街になります。
ちなみに、ここの坂道を下ったところに、桜地下歩道があります。
桜地下歩道は、船浜町側からはただのまっすぐな通路なのですが、その先で上り階段があって、国道の向こう側の桜町側に出るんですよね。なので、桜町側からは地下へ降りていくことになるわけです。
※小樽港縦貫線の国道5号線との交差点の手前を、船浜町に降りていく坂道。
船浜町から小樽港縦貫線の小樽築港方面の車線へ
船浜町内の住宅街の西端から、小樽港縦貫線の下をくぐって、ぐるりと小樽港縦貫線の小樽築港方面(ウイングベイ小樽の海側へ)の車線へ出る坂道もありました。
こちらも勾配は11%ですね。
(振り返ってみたところ。小樽港縦貫線の下をくぐってきてます)
小樽築港方面の車線に出ます。
通りの反対側は、先ほどの船浜町に降りる道路ですね。
※船浜町から小樽港縦貫線の小樽築港方面に向かう車線に出る坂道。
おわりに
ということで、船浜町内と小樽港縦貫線を繋ぐ道路についてでしたが、船浜町は結構特殊な立地になってるんですね。
※この時に海沿いの町・船浜町を歩いて、その様子を連載中の小樽チャンネルマガジン2020年8月号Vol.57に「船浜町を歩く」というタイトルで掲載させていただきました。今回はそのタイアップ記事といったところです。
※船浜町の位置。
※道路名「小樽港縦貫線」については、この道路の管轄が小樽市産業港湾部港湾室ということで、港湾室にて確認させていただきました。どうもありがとうございました。
【関連記事】
・東小樽海水浴場とそのすぐ後ろに線路のある風景(2020年シーズンの東小樽海水浴場の開設は終了してます)
・平磯岬をぐるっと回る道路からの海の見える風景
スポンサーリンク
| 固定リンク
「 小樽の坂」カテゴリの記事
- JR朝里駅から朝里・新光地区の市街地へと上る坂道(2018.11.29)
- 朝里の線路沿いの住宅地をつなぐ「いなりの坂」(2018.11.29)
- 入船町から住ノ江町の高台へと上る急な階段は106段(2018.10.02)
- 長橋5丁目にある勾配20%の急坂。ここは長橋の地獄坂!?(2018.07.14)
- 三本木急坂と坂の途中の歴史的建造物(2013.03.12)
「 小樽の通り」カテゴリの記事
- 国道5号線と道道1号線の朝里十字街(朝里川温泉入口)から(2018.11.30)
- 国道5号線の長橋バイパスと旧国道の合流地点とオタモイ跨線橋(2018.07.10)
- 旧国道のオタモイ入口の交差点から(2018.07.06)
- 旧国道の長橋十字街から(2018.06.12)
- 桜ロータリーから熊碓神社までの坂道から横に入る通りに名前が付いてた(2017.07.24)
コメント